絡まったネックレスに困っていませんか?
保管しているうちにネックレスがいつの間にか団子状に絡まったり、複数本絡まった経験がある方は少なくないでしょう。
出かける前の準備段階で気づいたときには、時間に余裕がなく慌ててしまいがちですが、絡まったネックレスに焦りは禁物です。かえって取り返しがつかないことになってしまうリスクがあるので、まずは落ち着いて行動しましょう。
ここからは絡まったネックレスの簡単な解き方ををご紹介します。身近なものでできる方法なので、ぜひ実践してみてください。
ネックレスが絡まったときにやってはダメなこと
ネックレスはチェーンは華奢なものが多く、絡まった時の対処方法を間違ってしまうと案外簡単に壊れてしまいます。そのため正しいネックレスの解き方を知っておくことが大切なのです。
絡まったネックレスをほどくのは裏ワザを知らないと簡単ではありませんが、まずは冷静に取り組むのが何よりも重要なポイントでしょう。
それでは間違った解き方とは何なのか、そしてどんなリスクがあるのかをご紹介します。大事なネックレスを壊さないためにも気をつけましょう。
無理に絡まりをほどく
ネックレスの絡まりを無理にほどこうとすると、チェーンの表面が傷つき、時には切れてしまうこともあります。ネックレスのチェーンは金属製であることが多いので、間違った解き方は大きなリスクにつながるので注意してください。
また、躍起になっているうちにネックレスの絡まりがひどくなってしまった、という経験談も多くありました。焦ったりイライラする気持ちになりがちですが、いい結果にはならないことを理解しておきましょう。
変色やサビの原因にも
間違った解き方をしてしまうと、表面のコーティングが剥がれ、変色やサビの原因になります。絡まりが解けたもののネックレスをつけたときに首に違和感を感じ、ショックを受けた方もいました。
一度ついてしまった変色やサビを落とすには、どうしてもひと手間かかります。もし出かける前の慌ただしい時間だったら、とてもそんな余裕はないでしょう。せっかく選んだネックレスは、あきらめざるを得なくなってしまいます。
絡まったネックレスの簡単な解き方・裏ワザ
困った時のために、絡まったネックレスの簡単な解き方・裏ワザをいくつかご紹介します。どの方法でも使用するのはすぐ手に入るものなので、余計なコストはかかりません。
絡まったネックレスに気づくタイミングは予測できないので、使う裏ワザはひとつに絞るのではなく、他のもので代用できるよういくつか覚えておくと安心です。
ちなみにどの方法を試しても絡まりが溶けない場合は、ネックレスの購入店舗へ持っていって相談してみましょう。ネックレスを無理やりほどこうとするのは危険です。
つまようじで絡まりを解く
つまようじを使った裏ワザは、特にネックレスが複数本絡まった時に有効な方法です。つまようじは2本使うとより簡単にできますが、1本でも解くことは十分可能でした。
まず、絡まったネックレスを平らな場所に、引輪とアジャスターを外した状態で置きます。そして絡まった部分の中心につまようじの先を入れ、優しく上下左右に引っ張ってください。
上手くいかないようだったら、別の絡まった部分に移して再挑戦してみましょう。やっていくうちに、どこかですっとネックレスが絡まりが解ける手ごたえを感じられます。
ベビーパウダーで絡まりを解く
絡まったネックレスの解き方でつまようじの次に人気の裏ワザが、ベビーパウダーを使った方法です。簡単にできるので、手間も時間もかかりません。
まず、作業する場所が汚れないよう、トレーや新聞紙などの上に絡まったネックレスを置きます。そして絡まった部分にベビーパウダーを振りかけ、手で軽く揺らしながら結び目をほぐしましょう。
ベビーパウダーは絡まった部分の隙間に入って滑らせる効果があるので、簡単にほぐすことができます。ネックレスの絡まりが解けたらパウダーを軽く振り落とし、傷がつかないよう柔らかい布で拭きましょう。
小麦粉や重曹でも代用OK
絡まったネックレスを解くときにベビーパウダーがない場合は、小麦粉や重曹でも代用可能です。特に決まった条件はなく、片栗粉を使ったという例も出ていました。
ネックレスの絡まりをほぐすには、粉の利点を活かして滑らせながらほどいていくのがチェーンを傷つけないポイントです。焦らず少しずつ取り組むことが、結局は時間短縮になります。
ネックレスの結び目がゆるくなればどこを通せば解けるのかが自然と見えてくるので、あとは優しく引っ張るだけです。それほど固くなっていない絡まりなら、トレーごと揺するだけで取れる場合もありました。
針を使って絡まりを解く
絡まったネックレスを解くには針を使った方法もあります。針はつまようじよりも細いので絡まりの隙間に通しやすい反面、金属のためネックレスのチェーンを傷つけてしまうリスクがあり、慎重に取り扱う必要があるでしょう。
使い方は、絡まった部分の真ん中に針をそっと差し入れ、少しずつほどいていきます。使いやすさを考えるとマチ針がおすすめです。絡まった部分が固くなっているときは針の使用を避け、できればつまようじを使った方がいいでしょう。
それほど固くなっていない絡まりや、もう少しで解けそうなぐらいの絡まりであれば針を使うのは有効なので、ネックレスの絡まりの程度に合わせて使い分けてみてください。
軽く叩いて絡まりを解く
手元に何も使える道具がない場合は、ネックレスを置いた台を軽く叩くことで、絡まったネックレスの絡まりをゆるくする方法もあります。ただしある程度時間がかかることは覚悟しておいた方がいいでしょう。
絡まったネックレスの絡まりを叩いて解く方法としては、つまようじを使うのが有効です。つまようじの尖っていない後ろ側で絡まった部分を軽く叩くと、ネックレスのチェーンを傷つけずにできます。
絡まった部分が少しゆるくなったら、今度はつまようじの先端を使って解いていきましょう。つまようじの部分を使い分けることで、さらに効率が上がります。
絡まったネックレスに困らないようにする方法
絡まったネックレスに困らないためには、チェーン同士が触れ合わないよう考慮して保管することがポイントです。ネックレスを1本ずつ個別に収納すれば絡まったりせず、選ぶ時も探す手間が省けます。
絡まった時のイライラするリスクは、ちょっとした工夫で簡単に予防できるので、自分に合った保管方法を考えてみましょう。ここではおすすめの方法を紹介しているので、参考にしてみてください。
ジュエリースタンドやケースに収納
ジュエリースタンドを使うとネックレスを吊るすことになるので、いつの間にか絡まった、というようなトラブルを防止できます。ジュエリースタンドはおしゃれなデザインが多く、部屋のインテリアにもなるでしょう。
また、ジュエリーケースを使うのも有効です。1本ずつ間隔をおいて収納しましょう。ショップにあるようなディスプレイを参考にすると、ネックレスを選ぶ際にも比較しやすいので便利です。
自分の好みに合ったジュエリースタンドやケースを用意して、おしゃれを楽しみながら効率よく収納しましょう。
コルクボードなどにディスプレイ風に収納
コルクボードと画鋲を使ってネックレスを掛けるやり方は、多くの実践例が紹介されている人気の収納方法です。コルクボードにネックレスの色が映え、掛けているだけでおしゃれに見えます。
画鋲をカラフルなものにしていたり、デザイン性の高いものにしたり、敢えてネックレスを目立たせるためにシンプルなものを使ったりと、様々なアレンジ方法がありました。
コルクボードは壁に掛ければ余計なスペースを取らないので、部屋に置き場所がないと悩んでいる方におすすめです。また、机や台に立て掛けたとしても、それほどスペースを占有しません。
個別に紙などに巻き付けて収納
ネックレスのチェーンを伸ばした状態で紙や布に巻き付ける収納方法もあります。個別に巻き付けるだけで絡まりを防止できるので、簡単かつ便利です。
旅行に行くときなど荷物を増やしたくないときは、この方法を使ってからさらに袋に入れると、余分なスペースを取ることなく絡まることも傷つく心配もせずにネックレスを持ち歩けます。
ジッパー付きの袋で収納
ネックレスをジッパー付きの袋で収納する方法は、旅行など荷物に入れたいときに便利です。なかにはネックレス用のチャック付き袋も販売されていますが、普通のジッパー付き袋でも充分使えます。
袋のサイズはハガキサイズ程度のものがちょうどいいとのことでした。絡まるのを防止するために、使わないハガキなどの台紙を入れるのが有効です。台紙の上に2つ切れ目を入れて、金具を留めた状態でネックレスを挟みましょう。
これだけで絡まる心配をせずに持ち歩くことができます。見た目にもわかりやすいので、選ぶ際に便利です。傷つくのを防止するためにも、袋には個別に入れるようにしましょう。
持ち歩く時はストローを利用すると◎
旅行などのお出かけで持ち歩く際には、ストローを使った方法が簡単で便利です。使い方は、ストローの筒にネックレスのチェーンを片側だけ通して、チェーンの出てきた筒の外で金具を留めます。
こうすればネックレスが絡まる心配は不要です。ストローが長い場合は、切って調節してみてください。この方法であれば、同じ袋やポーチにまとめて入れても問題ありません。
また、持ち歩くときだけではなく普段の収納でも使えます。ジュエリーケースのようなものがなくても、普通のケースや引き出しに入れておけるので、収納の幅が一気に広がるでしょう。
ネックレスが絡まった時は裏ワザを試してみよう!
ネックレスが絡まった時には、ベビーパウダーやつまようじを使った裏ワザを使えば素早く簡単に解くことができます。他のものでも代用可能なので、身近にあるものを使って焦らずに挑戦してみましょう。
また、絡まりを防止するために普段から収納方法に気をつけておくことも大切です。自分の好みにあったやり方で、収納のちょっとしたひと工夫でおしゃれを楽しみましょう。