カヌラニードルについて徹底解説!
耳にピアスホールを開ける時に使用するのは、ピアッサーやニードルが多いです。しかし、ピアスホールを開けるための道具はほかにもあります。
今回はカヌラニードルを使ったピアスホールの開けかたから、ニードルとの違い、ピアスホールを開ける時の痛みについて徹底的に解説していきます。使い方をマスターして、上手に穴をあけてください。また、使用者の口コミなども見ていきましょう。
カヌラニードルとは?
カヌラニードルという器具を、聞いたことはあっても、具体的には知らないという人もいます。しかし、知らないのはもったいないほどに便利な道具です。
カヌラニードルは、ピアスホールを開けるための道具です。通販などで規制もかかっています。そのため、通販を利用していても、あまり目にすることはないかもしれません。しかし、耳にピアスホールを開けたいならおすすめです。
ピアッサーやニードルよりも傷みが少なく、簡単にピアスホールを開けるのが、カヌラニードルです。誰にでも使えて、特別使い方も難しくはありません。カヌラニードルで楽に穴をあけて、ピアスでおしゃれを楽しみましょう。
ニードルが改良
カヌラニードル以外にも、似たような道具があります。その中には、カヌラニードルに似たニードルという商品もあります。
似ていると感じるのも当然で、カヌラニードルは、より簡単にピアスがつけられるようにニードルを改良したものです。ニードルとは違い、上部分にチューブが付属しています。見た目での違いは、チューブがあるか、ないかです。
また、カヌラニードルとニードルには、針の先端も違います。ニードルの部分も鋭く、よりダメージが少なくて済むように作られているからです。ファーストピアスの装着が簡単で、ピアスホールの定着が早いのが、カヌラニードルの利点です。
使い方に注意
カヌラニードルの使い方には、注意が必要です。体に傷をつけるわけですから、全く痛みがないということはありません。
また、傷をつけるわけですから、気を付けなくてはばい菌が入って炎症を起こすこともあります。もちろん化膿したり腫れたりといったこともあります。カヌラニードルを使った後は、ケアすることをおすすめします。
おしゃれを楽しむためにも、傷や痛みは最小限に抑えることが大切です。耳以外の部分を傷つけないように気を付けて、使い方を間違えないようにしましょう。できるだけ痛みの少ない方法で、耳に穴を開けてください。
耳以外にも穴を開けられる
カヌラニードで穴をあけられるのは、耳だけではありません。唇や舌、おへそ回りなど、鋭い分、さまざまな部分に穴をあけられます。
しかし、カヌラニードルを使っても、すべての場所に穴をあけられるわけではありません。使用前には、使い方をよく理解しておきましょう。使える場所と使えない場所は、把握して、なるべく余分な傷を作らないようにすることが大切です。
とはいえ、耳以外の場所にも開けたいなら、ぜひ使ってみてください。せっかくカヌラニードルがあるのだから、耳だけではもったいないです。鋭い針先があるため、注意が必要です。使い方次第でいろいろなおしゃれを可能にしてくれるのが、カヌラニードルです。
ピアッサーより痛みが少ない
耳にピアスホールを開ける時、もっとも気になるのは痛みです。いくらいいといわれても、痛みが強いなら使いたくはありません。
ピアスホールを開ける器具として、有名なのはピアッサーです。しかし、ピアッサーはその性質上、それなりの痛みを伴います。そのため、ピアスホールは開けたくても開けられないと、ためらう人も多くいます。
その点、カヌラニードルはピアッサーより痛みが少ないです。誰にでき、痛みも少ないならとカヌラニードルを使う人も多くいます。ぜひ、カヌラニードルを使ってほかの器具よりも簡単にピアスホールを開けましょう。
カヌラニードル・ニードルの違い
耳に穴を開ける道具としては、ピアッサーのほかにニードルという器具もあります。ニードルもまた、通販で購入できます。
具体的に、カヌラニードルとニードルでは何が違うのでしょうか。ニードルもカヌラニードルも鋭い針が付いていて、耳にピアスホールを開けるという点は、共通しています。しかし、その違いは一目瞭然です。
カヌラニードルはニードルとは違いチューブが付いているために、ピアスが通りやすくなっている点が、一番の違いです。チューブがあることで、ファーストピアスが簡単に装着できます。また針の切れ味もより鋭く、痛みが少ない点も違いといえるでしょう。
ニードルとは
ニードルとは、先端部分が斜めに切られている特殊な針のことです。耳の組織をつぶすようにして穴をあけるピアッサーとは、穴の開け方が異なります。
剃刀のように研磨された鋭利な刃物で、組織を切りながら穴をあけます。無理を通さないために、直りが早いという利点があります。通販などで手軽に購入できますが、きちんと滅菌されたものでなくては危険を伴います。
本来は医療用器具
ニードルは、実は耳にピアスホールを開けるために作られたものではありません。もともとは医療用器具です。しかしその形状から、ピアスホールを開けるのに便利だということで、よく使用されています。
そのため、真ん中には血液や薬剤を通すための穴も開いています。とはいえ、ピアスホールを開けるのには、必要のない穴です。また、ニードルはきちんと消毒や滅菌をしていなくては、穴を開けた後に化膿することもあるため、注意が必要です。
カヌラニードルを使う前の消毒方法
カヌラニードルは、ピアスホールを開けるのに便利ですが、使い方を間違うととても危険です。また、使う前にきちんと消毒しておくことも大切です。まずは、使い方を知る前に適切な消毒方法を覚えておきましょう。何を用意するのかの確認も必要です。
用意するもの
カヌラニードルを消毒するために用意するものは、消毒用のアルコールや消毒液です。あとは、ティッシュを忘れずに用意しておきましょう。
また、カヌラニードルで穴をあける時に、受け止めるものが必要になるため、コルクなどを用意しておくといいでしょう。消しゴムなどでも構いませんが、消毒のできるものにします。何も用意していなければ、ほかの部分が傷つく恐れがあります。
一番忘れてはならないものが、ファーストピアスです。軸の太さなどを考慮し、ファーストピアスにふさわしいものを選んで用意しておきましょう。また、ファーストピアスは、金属アレルギーの出にくいものがおすすめです。
水性マジックや軟膏も便利
カヌラニードルで穴を開ける時は、必ずしも必要というわけではありませんが、水性マジックや軟膏を用意しておくと便利です。
水性マジックはカヌラニードルで穴をあけたい位置を、耳に印をつけておくときに使います。印をつけることで、穴の位置がずれることなく、途中で間違えて引き抜くという事態を避けられます。必ずつけなくてはならないというわけではありませんが、あると助かります。
軟膏やジェルは、カヌラニードルに塗ることで滑りを良くして痛みを少なくできます。そのため、すこしでも痛みを少なくしたいなら、用意しておくといいでしょう。また、殺菌作用のある軟膏やジェルを塗ることで、より安全に耳に穴をあけることができます。
ファーストピアスの洗浄・消毒
消毒液のほかには、ファーストピアスを用意する必要があります。ピアッサーにはファーストピアスが付いていますが、カヌラニードルにはありません。
そのため、ピアッサーと違いカヌラニードルを使うと、好きなピアスを選べるという利点があります。とはいえ、ファーストピアスにふさわしい、シンプルなものがおすすめです。好きなファーストピアスを用意しましょう。
ファーストピアスを用意したら、先に洗浄と消毒を行います。エタノールなどの消毒液に、30分程度付けておくといいでしょう。ファーストピアスを消毒をせずに使うと、病気の原因になるので気を付けてください。
ファーストピアスの選び方
穴をあけてから安定するまで、1か月以上かかります。その間外すことができないため、ファーストピアスは慎重に選びましょう。
できるだけ引っ掛かりの少ないシンプルなデザインがおすすめです。引っかかったり重かったりすると、邪魔にもなります。生活の邪魔にならず、違和感の少ないものにしましょう。素材はステンレス製などがおすすめです。
カヌラニードルの使い方
カヌラニードルを使用する前の消毒が終わったら、使い方をしっかり覚えておきましょう。使い方がよくわかっていないと、とても危険です。
そのため、手順をきちんと覚えて、間違いのない使い方をすることが大切です。もしも、使い方をきちんと理解できていない場合は、中止してください。間違った使い方をすると、重大な事故につながることがあるため、気を付けなくてはなりません。
手順①開ける場所を決めて消毒
ピアスやカヌラニードルの消毒が終わったら、いよいよ穴をあける場所も消毒します。ただし、穴をあける場所がずれると大変です。
そのため、穴をあける場所は、事前に水性マジックなどで、わかりやすく印をつけておくのがおすすめです。穴をあける場所が決まったら、しっかりと消毒をしましょう。ここで消毒を怠ると、よくありません。
衛生面には徹底的に注意
衛生面には徹底的に気を配りましょう。消毒を終えたカヌラニードルに、消毒用のジェルや軟膏を塗るのもおすすめです。
体に穴をあけるのですから、やりすぎということはありません。傷ができてからでは、遅いのです。殺菌作用のあるジェルを塗ることで衛生面では安心でき、穴をあける時にもぬめりがあってよりスムーズに進められます。
手順②穴を開ける
穴をあける時には、まずカヌラニードルを穴をあけたい位置に持っていきます。先端を軽く押し当て、穴をあける後ろにコルクなどを用意します。
位置をきちんと確認したら、一気に押し込んで穴をあけます。穴が貫通したのを確認し、耳の後ろに当てていたコルクなどに押し込んだ針を刺します。貫通しないままに、無理にピアスを通そうとすると危険です。
手順③ピアスをはめる
きちんと貫通したら、後ろにあるコルクなどと皮膚に、隙間ができるように少し奥まで刺します。この隙間が大切です。
隙間を確認したら、針の先端に刺さっている、コルクなどを取り外し、チューブはそのままでニードルの部分のみ、引き抜いてください。そのあとは、残ったチューブに、ファーストピアスをセットします。
後ろ側からピアスをセットすることで、チューブを引き抜いたときに、ピアスがうまくはまってくれます。ピアスの針の部分が穴から出てきたら穴を傷つけないように慎重に、チューブを取り、ピアスにキャッチを付けます。
穴をあける際の注意点
カヌラニードルは、途中で引き抜くと出血が多くなります。そのため、途中で引き抜くことのないように、穴をあける場所は間違いのないようにしましょう。
また、鋭い針でほかの部分を傷つけることのないよう、コルクや消しゴムなどが必要です。針を受け止めるものを、忘れずに用意して備えておきましょう。耳に穴をあける以外の部分を、怪我をしないようにすることが大切です。
カヌラニードルに対する使用者の口コミ
カヌラニードルを使用することで、痛みが少ないというのは本当でしょうか。カヌラニードルを使う時に一番気になるのは、痛みがあるかないかという部分です。
実際に使用した人は、痛みについてどのような感想を持ったのか、口コミを参考にしてみてください。口コミを見ることで、カヌラニードルがどのようなものか、知ることができます。また、痛みだけでなく、使い勝手なども使う前に知っておきたいポイントです。
口コミ①
「カヌラニードルはニードルに比べて、鋭さはないですね。そのため、痛みについて不安だったのですが、軟膏を塗ると痛みはそんなになかったです。」
「やっぱり軟膏のおかげだと思います。昔ピアスホールを開けた時には、もっと痛みがあった気がします。とはいっても準備不足は危険です。」と言った口コミがあります。カヌラニードルを使う時には、きちんと準備するのがおすすめです。
口コミ②
「カヌラニードルって、思ったより全然痛みがないです。ピアスもすごく入れやすくておすすめです。耳たぶは柔らかすぎて少し難しいですが、もし軟骨に開けるなら、断然カヌラニードルです。かなり楽々で、開けることができます。」などのような口コミもあります。
口コミ③
「カヌラニードルは、しっかり滅菌されていて個別包装なのがいいです。ニードルは安物もあれば高いものもあるけど、安いのはやっぱり少し怖いです。」
「感染症とかばい菌が入って炎症とか、できるだけ避けたいです。ニードルやピアッサーとも迷ったのですが、化膿するのも嫌なので、衛生的なカヌラニードルを使いました。」と言った口コミもあるようです。カヌラニードルは価格もそこそこしますが、その分安心です。
カヌラニードルで開けた後はケアも大切!
カヌラニードルで穴をあけた後には、きちんとしたケアが大切です、ケアができていなければ、後々炎症を起こすなどのリスクがあります。
ピアスホールを開けたことを後悔しないためにも、ケアの仕方をきちんと理解して、適切なケアをしましょう。もしも穴をあけた後に痛みが出てくる場合は、危険なことになる場合もあります。その場合は、すぐに受診することをおすすめします。
ファーストピアスは付け替えない
穴が安定するまでは、ファーストピアスは付け替えないようにしましょう。特に初めに1か月は、付け替えるのはよくありません。
穴をあけて。きちんと安定していないのに付け替えると、化膿する可能性が高いからです。ばい菌が入って耳たぶが腫れてしまうこともあります。長くつけておく分には問題がないため、できる限り外さないようにしてください。
どうしても付け替えたい場合
どうしてもファーストピアスを付け替えたい場合は、できるだけ、ファーストピアスと同じ太さの軸のものを選びましょう。
ファーストピアスとセカンドピアスの軸の太さが違い、今までより細いものにしてしまうと、穴が閉じて小さくなってしまいます。穴が細くなってもいいのであれば、細いものもいいでしょう。そのほか、装飾過多のものや、重たすぎるものも避けます。
化膿してしまった場合
ピアスホールがひどく化膿してしまった場合は、病院へ行きましょう。化膿したまま放置するのは、よくありません。
皮膚科を受診することで、化膿止めの軟膏などを処方してもらえます。自分で判断できない時には、医者を頼ってください。まずは、信頼できる病院を受診して、状況を詳しく伝えましょう。その後、医師の診断の下、適切な処置を行ってください。
化膿するのはなぜか
化膿するのは、カヌラニードルの使い方に間違いがあるか、ピアスを付けた後にいじってしまったというのが考えられます。
また、もともと肌が弱いと炎症を起こしやすいこともあります。そのほか、セカンドピアスに付け替えた際、ピアスホールを傷つけて化膿してしまった、ということもあります。また金属アレルギーの場合もあるため、気を付けてください。
ピアスホールが臭う場合
カヌラニードルで念願のピアスホールを開けてみたら、臭いがするということがあります。いい香りならいいですが、通常は悪臭です。
ピアスホールが臭う場合、どうすればいいのでしょうか。そもそも臭いの原因が何なのかが、問題です。原因によって対処が分かれます。ピアスホールが匂うのは、カヌラニードルが原因というわけではありません。
まずは臭いの原因が何なのかを突き止め、それぞれの原因に合った対処が必要です。また、普段からお手入れをすることで、ピアスホールが臭うのを防ぐことができます。ぜひ、異臭を放つ前に適切なケアを行いましょう。
臭いの原因
臭いの原因には、さまざまなものがあります。しかし、原因がわかれば対処ができます。そのため、原因をつかむことが急務です。
まずは臭いの原因を突き止め、なくすことが大切です。ピアスホールから異臭がしては、お気に入りのピアスを付けても、喜びも少なくなってしまいます。なぜ異臭がするのかを、きちんと突き止めなくてはなりません。
ピアスホールの拡張
臭いの原因の一つは、ピアスホールの拡張です。無理な拡張は、耳に負担をかけることもある、とても危険な行為です。
せっかくカヌラニードルで上手に穴をあけても、安定を待たずに無理に拡張しようとすると、穴が傷つき臭いの原因になります。ただでさえ、穴の拡張は不可が大きいため、注意しましょう。
ピアスホールを拡張するときは、カヌラニードルで開けた穴が定着しているのを確認してから行ってください。必要なら、医師に相談するのもいいでしょう。無理なく、適度な大きさの拡張器を選んでゆっくり拡張しましょう。
汁が出ている
耳を触って、汁が出ている場合は、その汁が臭いの原因です。汁が出るならピアスホールが化膿している場合があります。
汁が出るほど化膿しているのなら、病院へ行って処置してもらうことをおすすめします、下手にいじって、余計に悪化させることになっては、大変です。特に穴を開けたばかりで汁が出るなら、すぐに病院へ行ってきてください。
また、皮膚の下にアテロームと呼ばれる、赤などがたまってできた塊がある場合も受診が必要です。汁が出るのは、その塊が傷ついているからです。下手に汁を何度もふき取ると、余計に傷がつく恐れがあります。ときには手術も必要です。
皮脂が原因
カヌラニードルの穴も安定して、ファーストピアスからセカンドピアスに付け替える時など、ピアスに白いカスが付くことがあります。
それは、垢やシャンプー、石鹸の残りが皮脂とまじりあったことでできるカスで、臭いの原因にもなります。通常なら洗い流せる程度のものです。しかし、ピアスホールの中は洗うのが難しく、垢や石鹸の残りが洗い落としにくいです。
お手入れの方法
ピアスホールの臭いが気になるなら、専用のケア用品が市販されているため、試してみてください。試して合わないなら、すぐに使用を中止しましょう。
また、通常であれば石鹸をやさしくピアスホールの上に置きやさしくなじませて、しっかり洗い流せばきれいになります。ただし、石鹸が残らないよう、きちんと洗い流すことが大切です。これで洗い残しがあると、ピアスホールの異臭の原因になります。
ピアス穴を開ける時にはカヌラニードルを使ってみよう!
耳に穴をあけるための道具は、カヌラニードル以外にもピアッサーやニードルが存在します。中には縫い針で穴をあける人もいます。
使い方はどれも似たようなもので、特に難しい使い方をする道具はありません。しかし、カヌラニードルが衛生面では特におすすめです。ほかの道具と違い、痛みが少なく回復も早いです。耳に穴をあけたいなら、ぜひ一度使ってみてください。