結婚式ではネクタイピンが必要?
ネクタイピンには、男性のスーツスタイルのVゾーンをおしゃれに飾る役割があります。日常使いとして、ネクタイピンを使うかどうかは人によって変わってきますが、結婚式の場合、ネクタイピンは必要なのでしょうか。結論から言うと、結婚式の場合のネクタイピンは、マナーとして必ずつけないといけないわけではありません。
しかし、結婚式では飲食をすることも多く、ネクタイを固定していないと汚れてしまうことがあります。このようなトラブルを避けるために、ネクタイピンを使ってネクタイとシャツを固定する人もいます。このひかにも、男性の結婚式のスタイルはスーツが多いです。
他の人と差をつけて、おしゃれなスタイルに仕上げるために、ネクタイピンを使用する人も中にはいます。
結婚式のネクタイピンの正しい付け方
では、結婚式でおしゃれなスタイルにするためにネクタイピンを使う場合、どのようにつければいいのでしょうか。特に、初めてネクタイピンを使用する人は、ネクタイピンのつけ方がわからないという人も多いです。ネクタイピンのつけ方は、ジャケットを着用している場合と着用していない場合で変わってきます。
位置は第4ボタンと第5ボタンの間
ネクタイピンの正しい付け方は、厳密には決まっていません。ですが、ネクタイピンの付け方として、ジャケットの有無で付け方を変える人が多いです。結婚式でジャケットを着用している場合は、第1ボタンの少し上あたりにつけるのがおすすめです。この付け方であれば、ジャケットを着用していてもネクタイピンをちらっと見せることができます。
結婚式でジャケットを着用していない場合は、第4ボタンと第5ボタンの間につけるのがおすすめです。この付け方であれば、ネクタイがちょうどいい位置でとまるためバランスが良く、おしゃれなスタイルになります。
ワニロ式のネクタイピンの付け方
ネクタイピンの中には、ワニロ式と呼ばれるものがあります。この場合は、シャツとネクタイを挟んだ状態でつけます。この時に、男性のワイシャツは左側が上になることから、右から左に向けてつけたい位置にネクタイピンをつけるようにしましょう。正しい位置でシャツとネクタイをしっかりととめることで、ネクタイの揺れや乱れを防止できます。
ネクタイピンのチェーンの付け方
ネクタイピンの中には、チェーンがついているものもあります。この場合は、まずチェーンの先端にあるボタン掛けをつけたい位置にあるシャツのボタンに掛けます。次に、チェーンがたるまないピンと張る位置までネクタイピンを持っていき、しっかりととめます。チェーンをしっかりと張ることで、ネクタイピンがずれてしまうのを防ぐことができます。
基本的には、チェーンがついたネクタイピンがおすすめです。しかし、ネクタイピンの位置を変える頻度が多い人の場合は、ワニロ式のネクタイピンのほうがつけやすいです。そのため、使い方によってネクタイピンを選ぶようにしましょう。
また、中にはチェーンが外れ、2通りの使い方ができるネクタイピンも販売されているので、選ぶ際にはチェックしておきましょう。
結婚式のネクタイピンのマナーとは
結婚式にネクタイピンを使用する場合、マナーはあるのでしょうか。中には、マナーがあるのかどうかわからないという人もいます。結婚式でネクタイピンを使用する場合、特に決まったマナーはありません。ですが、マナーがないとしても結婚式の場合は、結婚式にふさわしい服装をする必要があります。
ゴールドやシルバーがおすすめ
結婚式にネクタイピンを使用する場合は、ネクタイピンの色に気を配りましょう。結婚式のマナーとしては、ゴールドやシルバーといった華やかさをプラスできる色を選ぶのがおすすめです。結婚式はあくまでも新郎新婦をお祝いする場であるので、普段使いするようなネクタイピンでは、マナー違反ともとらえられてしまうので注意が必要です。
色を統一するとおしゃれ度がアップ
結婚式にネクタイピンを使用するなら、マナーとして華やかさをプラスしなければいけません。その際に、ネクタイ、ネクタイピン、ポケットチーフなどを色を統一すると、結婚式らしいおしゃれなコーディネートになります。例えば、ネクタイがピンクなのに対してネクタイピンがシルバー、ポケットチーフがゴールドの場合、全体的にまとまりがありません。
統一感がないことでおしゃれ度も下がり、結婚式のマナーとしてもよくありません。この場合、ネクタイをゴールド、ネクタイピンをシャンパンゴールドなどにすると、より華やかさとおしゃれ度が上がり、マナーの守られたコーディネートになります。
結婚式用のおしゃれなデザインのネクタイピン
結婚式で初めてネクタイピンをする人の場合、どのネクタイピンを選べばマナー違反にならないか迷う人も多いのではないでしょうか。結婚式で使用するおしゃれなネクタイピンの選び方に迷ったら、好きなデザインから選ぶのもおすすめです。ネクタイピンのデザインは様々で、多くのブランドから販売されています。
サイモンカーター・ネクタイピン
サイモンカーターというブランドは、1985年から販売が開始されたイギリスのブランドです。おしゃれなアイテムを多く取り扱っていて、モダンな雰囲気があるのも特徴です。そのサイモンカーターのネクタイピンは、立体的な翼の装飾がおしゃれなロジウムコーティングのワニロ式です。
ボリュームがあるネクタイピンですが、結婚式でどうしても他の人とコーディネートが同じになったり、シンプルになりやすいコーディネートに個性をプラスしてくれるおしゃれなネクタイピンです。
ルイファグラン・ネクタイピン
ルイファグランというブランドは、1988年に開始したメンズ向けのフランスのブランドです。ルイファグランは、おしゃれで高品質なネクタイピンが特徴です。おしゃれなゴールドの18Kメッキのワニロ式ネクタイピンで、華やかさがあります。シャープなフレームとブラックの宝石が、結婚式でのコーディネートに華やかさをプラスします。
タテオシアン・ネクタイピン
タテオシアンというブランドは、1990年に開始したイギリスのブランドです。今までのネクタイピンとは全く違う斬新なデザインが特徴で、結婚式で個性を出したい人に人気があります。中でも、シルバー925製ネクタイピンは、クリップデザインが特徴です。また、ネクタイピンの下部にはブランドロゴが入っているのも特徴です。
トンプソン・ネクタイピン
トンプソンというブランドは、イギリスとロンドンを拠点としているメンズ向けのブランドです。ラグジュアリー感のあるデザインが特徴で、ネクタイピン以外にもカフスボタンや名刺入れの人気も高いです。シンプルなシルエットのネクタイピンが多く、らせん状の細かいデザインが特徴です。
ネクタイピンに中心部分には、ネイビーのモンタナスワロフスキーが輝いています。スクエア型にカットされているため、結婚式にふさわしい華やかさも引き出してくれます。
エリザベスパーカー・ネクタイピン
エリザベスパーカーというブランドは、1995年に開始したイギリスのメンズ向けのブランドです。ネクタイピン以外にも取り扱っているメンズ商品は豊富で、どれも洗練されたデザインです。シンプルなデザインのネクタイピンですが、先端部分が緩やかな曲線になっているため、上品さも感じられるネクタイピンです。
サロメ・ネクタイピン
サロメというブランドは、1940年から開始したブランドで、主にライターやシガーカットなどを取り扱っているブランドです。もちろんネクタイピンの取り扱いも行っていて、少し丸みのあるデザインが特徴です。ガンメタルの本体をローズゴールドで両サイドを挟むようにデザインされていて、結婚式でとてもおしゃれなファッションになります。
トムブラウン・ネクタイピン
トムブラウンというブランドは、2001年に開始したアメリカのブランドです。メンズ向けのブランドで、ネクタイピンはもちろんのこと、ジャケットやパンツなどのファッションアイテムや、財布なども取り扱っています。ネクタイピンに中でも、細かいチェック柄がデザインされたスターリングシルバー製のネクタイピンがおすすめです。
トリコロールデザインを取り入れているネクタイピンで、ラグジュアリー感と個性をプラスしてくれるので、結婚式で他の人とは違うコーディネートが楽しめます。また、チェック柄の部分には溝があり、立体的に見せてくれるのも特徴です。
結婚式はネクタイピンでビシッと決めよう!
ここまで、ネクタイピンの付け方やマナーについて紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。ネクタイピンは使わない人も多く、必要性を感じない人もいることも事実です。しかし、ネクタイピンを取り入れることで、結婚式という場にふさわしいビシッとしたコーディネートが完成します。ぜひ、ネクタイピンを取り入れて結婚式を楽しみましょう。