イヤリングは付け方で痛みや落下を防止できる
耳にピアスの穴をあけることに抵抗のある方や、以前はピアスホールがあったけど、しばらく付けていない間に穴がふさがってしまったという方にも、気軽に耳元を華やかに飾れるイヤリング。
今では素材からデザインまで種類が豊富で、色んなシーンで楽しむことができます。ですが、イヤリングはピアスと違って、痛みを伴ったり、知らない間に落としてしまったりと難点もあります。
そんな難点を回避してイヤリングを、難なく楽しめる方法があります。痛くない付け方や、落ちにくいコツを伝授しますので、あなたもイヤリングデビューをしてイヤリングの選び方を知りましょう。
イヤリングのデザインの種類
イヤリングは付けれる場所も、デザインも種類が豊富です。ピアスのように気軽に楽しめるイヤリングのデザインは、種類が本当にたくさんあるので、まずは自分に合ったものを探して試してみてください。選び方が分かればきっとお気に入りのイヤリングが見つかります。
種類によってデザインや、留め具も変わってきます。ピアスと違って簡単に取り付けることもできないイヤリングですが、イヤリングだから楽しめるデザインもたくさんあります。
ピアスホールがないからといって諦めていた耳元のおしゃれもこれを機会に挑戦してみてはいかがしょうか。きっとおしゃれがもっと楽しくなります。
最近はピアスだけではなく、イヤリングのハンドメイドを楽しむ方も増えているのをご存じでしょうか。自分で楽しむだけではなく、フリマアプリなどを使ってハンドメイドのイヤリングが数多く出品されています。
留め具も色々選べたりもできるうえにお値段もお手頃で、可愛いデザインやシンプルなものもたくさんあります。気になるかたは、ハンドメイドのイヤリングもぜひチェックしてみてください。クオリティが高くとても可愛いくておしゃれなイヤリングがたくさんあります。
デザインの種類①フープ
フープイヤリングは耳からぶら下がっていて、さりげなく揺れるシンプルなデザインです。それほど派手さはなく、色んな洋服の系統にも合わせやすいので、ひとつ持っているととても重宝します。シンプルですがデザインや種類も豊富にあるのでお気に入りのフープイヤリングを探してみましょう。
ピアスっぽく見えるのもフープイヤリングのおすすめポイントです。最近は大きさやデザインもたくさんありますので選び方にも迷ってしまいますが、あまり大きいものは落ちやすいかもしれません。
デザインの種類②ボタン・スタッズ
フープのような動きはないタイプのボタンイヤリングは、耳たぶにピタっと張り付いたような種類のデザインです。動きはありませんが、存在感があって耳元を可愛くしてくれます。色や柄もたくさん種類があるので洋服に合わせて、可愛く楽しめることができるイヤリングです。
スタッズイヤリングとは、鋲やボルトを意味しています。ロックっぽく、見た目もかっこいいタイプのイヤリングで、ロックフェスなどに行くときにおすすめのイヤリングです。ただあまり暴れると、取れる可能性があるので気を付けましょう。
デザインの種類③ドロップ・スイング
フープタイプよりももっと動きのあるドロップイヤリングは、とても存在感があって耳元を一層華やかにしてくれます。ですからパーティードレスにも合いますし、もちろんシンプルな服装にもアクセントとして普段使いにも大活躍する種類のイヤリングです豊。
スイングイヤリングも、ドロップイヤリング同様にゆらゆらと揺れて動きのある種類のイヤリングです。揺れるたびにきらきらと目立ち存在感があるので、デートやパーティーにも使えるおすすめ必須アイテムです。
デザインの種類④一粒タイプ
小ぶりなデザインの一粒タイプのイヤリングは、ピタっと耳たぶにフィットして見た目もピアスっぽく見える種類のおすすめのイヤリングです。シンプルで普段使いから、仕事の日までいつでも使えるのもおすすめポイント。
色の種類や形もたくさんあるので、ついついたくさん揃えたくなります。持っていて損のないイヤリングです。軽いので痛みや落ちやすさといったことも少ないです。
デザインの種類⑤イヤーカフ
イヤーカフの特徴はなんといっても、耳たぶ以外の軟骨部分に取り付けできるということです。そのためとてもかっこよくなり、男性でも楽しめるデザインが多くカップルでお揃いのイヤリングなんてこともできます。
イヤーカフは種類もたくさんありますし、付けていてもあまり痛くないと評判が良いイヤリングなんです。イヤリング初心者さんはイヤーカフから始める人も多いです。
イヤーカフはまずは定番のリング型を選ぶのがおすすめです。イヤーカフとピアスを一緒に付けている人も増えていて、とても人気のイヤリングです。
デザインの種類⑥イヤーフック
イヤーフックのイヤリングは、耳全体を華やかに飾ってくれるのでイヤリングの中でもとくに存在感のあるイヤリングです。付け心地に慣れるまでちょっと時間がかかるかもしれませんが、慣れるととてもおしゃれの幅が広がりますのでおすすめです。
イヤーフックは基本的には、両耳に付けるものではなく、右耳に付けるのが主流となっています。右耳用が多いようで、付けている方の耳は髪の毛で隠れないようにしてイヤーフックを見せるように工夫すると一層可愛くなります。
イヤリングの留め具・金具の選び方
イヤリングには金具や留め具にも色んな種類があるって知っていましたか?アレルギーにも対応したタイプのものがあるので、どんな方でも楽しめるイヤリングはとてもおすすめです。
それぞれ付け心地も違ってきますので、選び方は色々試して自分に合ったものを探してみましょう。耳の形も人それぞれで選び方も変わってきます。
一概にこれがいいとは言えませんので、まずは試して痛くないイヤリングや、落ちないイヤリングを探してみることがポイントです。
留め具の種類①ノンホール金具・ノンホール樹脂
ノンホール金具は軽くて痛みが少なく、一見ピアスのように見えるのが特徴です。ただ落ちても気付きにくく、何度も使っていると金具が開いてきてしまうこともあるので落ちないように工夫が必要です。
ノンホール樹脂は痛みも少なく、樹脂製なのでお肌が弱い方にも優しく使いやすいです。落ちにくく、透明なので留め具が目立たないのが良いです。ですが、幅の調整ができないので、無理に開こうとすると折れてしまうこともありますので注意が必要です。
耳たぶが厚めの方にはちょっと痛みが伴うこともあるので、気になる方はまずは一つ試してみる方がおすすめです。それとは反対に耳たぶが薄い方には、留め具が安定しにくいと感じることもあります。
留め具の種類②ループフィット
落ちにくさで選ぶならループフィットがおすすめです。ホールド感が強くしっかり耳に付いていてくれます。個人差はありますが痛くないと評判で、長時間の使用でも気にならないのがポイントです。
ですが、ループフィットは調整がきかないのが難点で、何度も使用していると金具が開いてくることもあります。
ループフィットの中でもクリスタルループフィットという種類のものは、ガラスのように透明でとにかく目立ちません。とても耳にフィットするのでズレにくく落ちにくいというメリットがあります。
留め具の種類③ネジバネ
昔からある種類のネジバネのイヤリングは、自分で調整ができてとても使いやすいのがポイントです。ちょっときついなと思ったら、少し緩めることも簡単にできて使いやすいです。
金具が他の種類の留め具よりも、大きめなので痛みが伴いやすく、目立ちやすいという点や、ちょっと重さもあるので落ちやすいというデメリットもあります。ですが、落ちたときは気付きやすく、調節もしやすいというメリットもあります。
耳たぶの厚い方はほかの留め具は痛くて使えないということもありますが、ネジバネ式だと耳たぶの厚い方でも調節して使うことができます。
留め具の種類④クリップ
その名のとおりクリップのような金具を耳に挟むだけの留め具で、付けたり取ったりと装着も簡単で使いやすいイヤリングの留め具です。
ホールド感が強く比較的取れにくい特徴があり、個人差もありますが装着時は少し痛みが伴います。ですが徐々に痛みはなくなっていきますので、装着も簡単で初心者の方にはおすすめの留め具のイヤリングです。
留め具の種類⑤ソフトクリップ金具・樹脂
ソフトクリップの留め具の種類は、金属製と樹脂製があります。金属製の方はニッケルオフでお肌にやさしく、しっかりと耳を挟むので落ちにくいです。でも比較的痛くないので、付けてる感覚が少なくとても使い心地が良い種類の留め具です。
お肌が弱い方には樹脂製がおすすめです。こちらも比較的付けてる感覚が少なく、調整もできるので耳たぶが厚い方にもおすすめです。ただちょっと留め具部分が目立つ印象がありますので目立たせたくない方には向いていません。
留め具の種類⑥パイプ
パイプの留め具は、金具をスイングして挟むタイプの留め具です。落ちないと評判ですが、接着面が少ない分耳たぶに負荷がかかりやすく、痛みを伴いやすいという難点もあります。
お肌の弱い方には樹脂製のものがおすすめです。一見フープピアスにも見え、イヤリングには見えませんので、ピアスのように見せたい方にはこの種類がとてもおすすめです。
留め具の種類⑦マグネット
マグネットの留め具は、磁力で挟むタイプなのでピアスに見えるのがポイントです。磁石でくっついているので取れにくく、比較的落ちないイヤリングです。
ただ強弱を調整することができないので、個人差はありますが痛みがある場合もあります。そして磁石なので他の物とくっついてしまったり、髪をかきわけた時にひっかけて落としてしまうなんていうこともありますので紛失には注意が必要です。
留め具の種類⑧スプリング
スプリングはネジバネ式に見えるけど、バネを引いて装着するだけの簡単な留め具です。ネジバネより小ぶりなので見た目もすっきりしていて重さもありません。
ただネジバネのような調整機能はないのが難点で、痛みを伴うこともあります。お肌が弱い方には樹脂製のものもあるので、自分に合ったものを探してみましょう。
イヤリングの落ちにくい位置と付け方
ピアスと違って、落ちやすいことが難点のイヤリングですが、付ける位置によって落ちることを防止する方法があります。イヤリングを試してみたいけどせっかくお気に入りを見つけても、落としてなくしてしまったら大変ショックです。
また、落としたことも気付かずに帰宅してから気付いてショックを受けたという話はよく聞きます。そんな方のためにイヤリングを落としにくくする方法を、ご紹介します。
イヤリングの種類や付ける場所や、注意点などありますのでしっかりと覚えておいて落ちないイヤリングをたくさん楽しんでください。付け方の選び方は金具製でも樹脂製でも基本同じですが、そのイヤリングの癖もありますので色々試してみることが大切です。
耳のキワから差し込む
イヤリングを落ちにくくするには、まずは場所が大切です。イヤリングの種類にもよりますが、耳のキワから差し込むように付けると落ちにくくなります。
耳たぶの下側に付けてしまうと、イヤリングの揺れが大きくなり歩く振動でどんどん下がってしまい、結果落ちてしまうということになりかねません。イヤリングを挟むときは、なるべくキワのほうから差し込む感じで付けることを意識してみましょう。
髪はかきあげてからつける
耳の周辺には髪の毛がありますので、どうしても髪の毛を巻きこんでしまうことがあります。そうすると耳と留め具に髪の毛が挟まり、結果すき間ができてしまいイヤリングが外れやすくなってしまいます。
イヤリングを付けるときは髪の毛が挟まらないように、髪の毛をしっかりとかきわけたり、ピンなどで髪の毛を留めてからイヤリングを付けてみるようにしてみると髪の毛を挟んでしまう心配はありません。
耳たぶの中心につける
耳たぶにイヤリングを付けるときは、耳たぶの中心に付けるようにしましょう。最初は耳たぶの中心より上の方の薄い部分に付けることを意識し、中心に向かって下げていくのが正しい付け方です。
中心よりも下がってしまうと、落ちやすくなってしまうので注意しましょう。種類によっても変わってきますが、基本は耳たぶの中心より上の薄い部分に取り付けて、中心まで下げるというのが基本の付け方になります。
イヤーカフは上からつけるのがおすすめ
イヤーカフにも種類が色々ありますが、リング型のイヤーカフは耳の上から付けておけば落ちにくくなります。下の方に付けてしまうと、振動で徐々に落ちてしまうことがありますので、なるべく耳の上のほうから付けて落ちないように注意しましょう。
イヤーカフは2つ重ねて付けたりもできておしゃれの幅が広がるアイテムですので、落ちないように工夫をしてみましょう。
ネジをしめてからつける
ネジ式のイヤリングの落ちない付け方は、耳たぶの中心部に気持ち少しきつく金具を締めるように付けます。そして付ける場所が決まったら、少しだけ金具を緩めます。
その時に、緩めすぎてしまうと落ちやすくなって逆効果になってしまうので、ほんの少しだけ金具を緩めることを意識して落ちないように気を付けましょう。
イヤリングを落ちないようにするアイテム
イヤリングには落ちないようにする付け方のほかにも、落ちないようにするアイテムもあります。落ちない場所に付けて、アイテムも一緒に使えば落ちにくいイヤリングを楽しめます。
このアイテムを使えば落ちにくくなるうえに、痛みの軽減にも効果がありますので、イヤリングを使うときはちょっとした工夫をするだけで心地よく使うことができます。
アイテムはお肌に直接つけるので、お肌の弱い方はパッチテストなどしてから試してみると安心して使えます。アイテムを併用して落ちないイヤリングを目指しましょう。
つけま接着剤・アイプチを使う
イヤリングを落とさないようにする一つの目のアイテムは、なんとつけまつげの接着剤なんです。つけまつげの接着剤がないという方には、アイプチでも同じ効果がありますので、まずはおうちにあるものでやってみると良いでしょう。
イヤリングの種類にもよりますが、基本的には留め具の金具の耳に密着する部分に、つけまつげの接着剤を付けて、耳たぶに挟むだけです。これだけで接着剤がクッションとなり、ズレにくく、落ちにくいイヤリングになります。
両面テープを使う
耳の前の部分に両面テープを付けて、いつものようにイヤリングを付けるだけです。両面テープがクッションになり、ズレにくく落ちにくくなり、快適な付け心地になります。
痛みも軽減されるのでおすすめの方法ですが、両面テープが目立ってしまうとちょっと恥ずかしいので、目立たないように両面テープを付けることがコツとなります。
シリコンカバーをつける
とくにおすすめなのが、シリコンカバーを付けることです。シリコンが耳を保護してくれるのですべり止めにもなりますし、痛くないのでとてもおすすめです。
シリコンカバーは、アクセサリー店やインターネットでも安価で売っていますので試しやすいですし、シリコンなのでお肌が弱い方でも使いやすいです。
イヤリングが痛くないようにするコツ
イヤリングを落ちにくくする方法やイヤリングの選び方はご紹介しましたが、最後にイヤリング最大の敵の痛みを軽減する方法をご紹介します。せっかく可愛いお気に入りのイヤリングを手に入れても、付けていて痛いのは嫌なものです。
そもそもなぜ痛くなるのか。イヤリングには種類がありますが、ネジバネ式やバネクリップはとくに耳が痛くなる留め具です。どうしても痛みが気になる方は、イヤリングの選び方を知っておきましょう。
痛くないイヤリングの付け方を知っていれば、色んなイヤリングを試すことができて、イヤリングの選び方の幅も広がります。
マメに位置を変える
イヤリングを痛くないように付けるには、面倒でもこまめにイヤリングの留め具の位置を変えることが簡単な痛みの軽減方法です。
種類によっては、ずらしてしまうと落ちやすくなってしまうイヤリングもありますが、ずっと同じ場所を圧迫していると、やはり痛くなってくるので、可能であれば少しづつ位置をずらして痛くないように調節してみましょう。
金具を調整する
実は昔からあるタイプのネジバネ式のイヤリングは、痛くなりやすいのが難点と言われているイヤリングです。
ですが、痛いときには調節のしやすさもあります。痛いときには無理をせず、ネジを少し緩めて痛くないようにしましょう。緩めすぎは落ちてしまうので注意が必要ですが、多少緩めるだけでも痛みは軽減されます。
ネジバネ式は耳たぶの厚い人でも使えるのでいいところもありますが、痛くて長時間付けているのがつらいという方は緩めながら様子をみるようにしてみましょう。
自分に合った金具に変える
そもそも耳の厚さや、形は人それぞれ個性があります。なので、一概に痛くない方法はこれで、落ちない方法はこれ!と言ったところで自分の耳に合っていなかったら意味がありません。
まずは自分に合った金具の選び方から考えましょう。肌の弱い方は樹脂製のものを選び、耳たぶが厚い方は調整のきくものを選ぶことがポイントです。
イヤリング自体が大きすぎるとその分耳にも負担がかかってしまうので、どうしても痛くない方法は難しくなります。まずは小ぶりなイヤリングから試してみるのがおすすめです。
イヤリングは安定した位置につけると落ちにくい&痛くない
イヤリングの種類や、選び方などご紹介しましたが自分に合った留め具や痛くない方法など試してみるといいでしょう。色々と試してみると、自分に合ったものが分かってくるので、使いやすい留め具の物でお気に入りのイヤリングを見つけましょう。
どうしても落ちやすい場合は、ご紹介したアイテムを使ってみるのもおすすめです。痛くないイヤリングの取り付け方法も、まずは自分に合った方法を見つけるために色んなタイプのイヤリングを使ってみるのも良いでしょう。
ピアスホールがなくても耳元を華やかにおしゃれを楽しめることができるイヤリング。色んな種類のタイプがあるので選び方をしっかりとして、自分に合ったイヤリングを探してみましょう。