ジョイントマットとは?
ジョイントマットとは赤ちゃんの居る家庭などで、フローリングの床の上に敷いて使うマットですが、小さなピース状のマットをジグソーパズルのようにつなぎ合わせて使うので、ジョイントマットという名前がついています。
必要な大きさで使える家庭用マット
フローリングの床は固いので、よちよち歩きの赤ちゃんが滑って転んだりすると危険です。この点ジョイントマットはふかふかした素材を使っているマットなので安心できます。
また、赤ちゃんがジュースなどをこぼしてもマットが敷いてあれば床や畳を汚さずにすみます。しかしこのためには大きな部屋全体にマットを敷く必要はありません。
ジョイントマットなら小さなピース状のマットをつなげて使えるので、適当な大きさに調節できます。この点がジョイントマットの大きな利点です。
ジョイントマットの厚みとサイズ
さてジョイントマットの厚みとサイズはどのくらいでしょおうか?先ず厚みについて言うと大体1cmくらいあります。素材がフカフカですから、このくらいの厚みがあれば赤ちゃんが倒れた時も十分にガードしてくれます。
次にサイズについて言うと、普通サイズなら1ピースのサイズは大体1辺が30cmの正方形をしています。大判サイズのものは1辺が約60cmの正方形です。
一般的なジョイントマットの値段
一般に売り出されているジョイントマットの値段はどのくらいでしょうか?店によって多少の違いはありますが、1ピースの1辺が30cmの普通サイズだと36枚のセットが大体2500円くらいで売り出されています。1枚当たりの値段は約69円ということになります。
1ピースの1辺が60cmの大判サイズの方は、32枚のセットが大体4700円で売り出されています。1枚当たりの値段は約146円ということになります。
ダイソーのジョイントマットの中身
ジョイントマットはあの有名な100円ショップ、ダイソーでも売られています。100円ショップの商品は確かに格安ですが、一般に品質は劣り勝ちな点が気に懸かります。ダイソーのジョイントマットについてはどうでしょうか?その中身をチェックしてみましょう。
ダイソーのジョイントマットは格安!
ダイソーのジョイントマットは1辺が30cmの正方形のピースのマットがが9枚のセットで税抜で400円、税込みだと440円で売り出されています。1枚当たりの値段は約49円ということになります。これを先ほどご紹介した一般の店で売り出されているジョイントマットの値段と比べてみみましょう。
一般の店の場合は、1辺が30cmのピースのマットが36枚のセットで約2500円、1枚あたりに換算すると約70円ということになります。ダイソーなら1枚当たりが49円ですから一般の店の値段の70%に当り、確かにダイソーのジョイントマットは格安と言えます。
ダイソーのジョイントマットの厚みとサイズ
ダイソーのジョイントマットの厚みは約1cmあり、一般の店で売られているのと同じです。しかもダイソーのマットの素材もEVA樹脂で、この点も一般の店で売られているものと変わりありません。
厚みも素材もダイソーのマットと一般の店のマットは同じなので、性能の点でもダイソーは一般の店に引けを取りません。
サイズは1辺が30cmの正方形のピースのマットが9枚のセットで売られています。一般の店の場合は同じく1辺が30cmのマットが32枚や36枚のセットでなっているので、少し補充したいという場合にはダイソーの方が有難いと言えます。
ジョイントマットは種類が豊富?
一口にジョイントマットと言っても実はジョイントマットにはいろいろな種類があります。スペースの広さ、使う場所の温度や湿度などの条件、見た目の良さ、赤ちゃんの行動に配慮した工夫など様々に使われる場面を考慮して違う種類のマットが作られています。
5つの種類がある
ジョイントマットには以下の5つの種類を挙げることができます。先ずサイズが大判(1辺が60cmの正方形)のマット、次に6畳用に作られたマットのセット、また見た目がとてもお洒落なマット、床暖房に対応して高温に耐えられるマット、最後に赤ちゃんが滑りにくく工夫されたマットなどです。
種類①大判ジョイントマット
ジョイントマットを広めのスペースに敷き詰めたいと言う時にはピースのマットの1辺が約30cmの普通サイズでは、必要な枚数が多くなり、それをつなぎ合わせるには手間がかかります。そういう時のために1辺が約60cmの大判サイズのマットが売り出されています。
種類②6畳ジョイントマット
6畳のスペースにジョイントマットを敷き詰めたいという需要がたいへん多いので、大判(1辺が60cmの正方形)のマットを32枚のセットにして6畳用のジョイントマットとして売り出されています。6畳というスペースは1辺が約270cmの正方形です。
ここに正方形のマットを敷き詰めるには、先ず1辺が約50cmの正方形のマットを5×5=25枚敷き、その正方形の隣り合う2辺にハーフサイズのマットを5枚ずつ敷きます。
最後に残ったコーナーに1/4サイズのマットを1枚敷けばよいのです。1辺が50cmと言っても、ジョイント部分を加えると1辺が約60cmの正方形のマットになります。
種類③おしゃれジョイントマット
ジョイントマットと言えばブラウン1色とか、アイボリー1色などのピースが定番です。しかしこれでは単調なのでもっとしゃれたデザインの物を使いたいという場合もあるでしょう。そういう要望に応えていろいろ変わったデザインのおしゃれなマットも売り出されています。
種類④床暖房に対応したジョイントマット
ダイソーのジョイントマットには床暖房対応という表示はないので床暖房に対応していないようです。しかしダイソーではなく、一般の店で売られているジョイントマットには、床暖房対応のものもたくさんあります。
一般の床暖房の場合、表面温度は20℃~30℃ですが、耐熱温度が80℃というものも売り出されています。これなら安心です。
種類⑤滑りにくいジョイントマット
ダイソーのジョイントマットには「注意!滑りますのでご注意下さい」と書かれています。しかしダイソーではなく一般の店で売られているジョイントマットの中には靴下をはいても滑りにくいように工夫されたものがありますので、小さなお子様のいるご家庭には特におすすめします。
ダイソーのジョイントマットの便利な使い方を紹介!
ダイソーのジョイントマットには上にもご紹介したように、ダイソーならではの値段の安さという大きな利点と共に床暖対応でない、滑りやすいなどの欠点もあります。しかしダイソーのジョイントマットには以下に述べるようないろいろな工夫が凝らされています。
足音などを防音する
これはダイソーに限らずどのジョイントマットにも当てはまることですが、ダイソーのジョイントマットもふかふかの素材でしかも1cmという十分な厚みを持っていますから、子供が走りまわったり、物を落としたりした時に出る騒音を吸収してくれますので防音効果も備えています。
マンションなど集合住宅に住んでいると、上の階の物音は大変気になるので、防音対策は是非とも必要です。この点でジョイントマットの防音性は大いに役立ちます。
衝撃を吸収する
これもダイソーのジョイントマットに限らず一般のジョイントマットについても言えることなのですが、上に述べたようにダイソーのジョイントマットも十分に厚いふかふか素材でできていますから、よちよち歩きの赤ちゃんが転んで頭を打った時でも衝撃を吸収して守ってくれます。
赤ちゃんは頭が重いので頭から転び勝ちですから用心が必要です。このクッション性も防音性と同じくこのマットの利点です。
床への傷を防止する
これまたダイソーに限らずジョイントマット一般について言えることですが、ダイソーのマットもクッション性があるので、赤ちゃんがおもちゃを床にたたきつけたり、物を落としたりしたときにもこれを敷いておけば床に傷がつかなくて済みます。
断熱効果で防寒対策ができる
これまたダイソーに限らず一般のジョイントマットにも当てはまることなのですが、ダイソーのジョイントマットもEVA樹脂という素材で作られています。
この素材は防音性と同時に断熱性にも優れているので、せっかく暖めた室内の熱がフローリングの床から逃げてしまうのを防ぎ防寒対策にも役立ちます。
ジョイントマットの注意点
ダイソーのジョイントマットに限らずジョイントマット一般に共通の注意点というものがあります。これはジョイントマットのクッション性とか結合して使える利便性などといった優れた性質の裏に伴う欠点とも言うべきもので、これらはダイソーのジョイントマットも免れることはできません。
家具の跡が付きやすい
ジョイントマットはダイソーのものに限らず一般にEVA樹脂という柔らかくクッション性のある素材で作られているので、その上に重い家具を乗せればどうしても大きく凹みます。
短期間ならクッション性で元に戻りますが、長い間乗せておくと元に戻らなくなってしまうことは避けられません。重い家具は避けて敷く方が良いです。
ジョイントマットの隙間にごみが溜まりやすい
ダイソーのジョイントマットに限らず一般にジョイントマットというものは30cm四方とか60cm四方という小さめのユニットピースをジョイント部分の凸凹でつなぎ合わせて使う仕組みなので、そのジョイント部分にはどうしても隙間ができます。
ここにごみが溜まることは防ぐことができません。従ってこの隙間部分は細いノズルを掃除機の先に付けて、丁寧に掃除をする必要があります。
機能面に優れたダイソーのジョイントマットはおすすめ!
以上に特にダイソーのジョイントマットについてその優れた点と注意点などをご紹介して来ました。ダイソーのジョイントマットの最大の利点はその値段が他の一般のジョイントマットの約70%と格安であることです。
しかもダイソーのジョイントマットの性能は一般のジョイントマットに比べて少しも引けをとりません。厚みやサイズも一般のマットと同じです。
防音効果やクッション性、断熱効果などの点でもダイソーのマットは一般のマットと同じく優れていますから、格安のダイソーのジョイントマットは絶対おすすめです。