ボーナスの使い道は?趣味・貯蓄・投資の割合についてもご紹介!

ボーナスの使い道は?趣味・貯蓄・投資の割合についてもご紹介!

ボーナスの使い道はいろいろあります。趣味・貯蓄・投資・家計など数えていけばたくさんあります。世の多くの人がどのような割合でそれぞれの項目にボーナスを使っているのかまず見てみましょう。そのうえで、おすすめの使い道も紹介します。

記事の目次

  1. 1.2019年夏のボーナス平均金額
  2. 2.ボーナスの使い道・貯蓄
  3. 3.ボーナスの使い道・投資
  4. 4.ボーナスの使い道・趣味
  5. 5.ボーナスの使い道・上手な割合
  6. 6.ボーナスの使い道・家計
  7. 7.ボーナスの使い道・失敗談
  8. 8.ボーナスが予想よりも少ない時はどうする?
  9. 9.ボーナスの管理方法に気を付けよう
  10. 10.ボーナスの使い道の予定を決めておこう
  11. 11.ボーナスの使い道はよく考えてから行動しよう!

2019年夏のボーナス平均金額

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誰にとってもボーナスの支給はうれしいものですが、どのくらい支給されるかで、そのうれしさも変わってきます。ここに2019年夏のボーナスの平均金額の数字があるので、ご紹介します。統計を取ったのは一般財団法人労務行政研究所と三菱UFJリサーチ&コンサルティングで、一部上場企業と中小企業についてのボーナス額が示されています。

①一部上場企業

一般財団法人労務行政研究所が行った調査によると、東証一部上場企業の2019年夏の平均ボーナス額は74万円とのことです。ボーナス平均額は4年連続で増加しています。それだけ日本の一部上場企業の業績が順調な証拠ですが、2019年は伸びがやや鈍っています。これまでよりは企業業績の勢いがとどまっているようです。

②中小企業

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中小企業のボーナス平均額の数字は、三菱UFJリサーチ&コンサルティングの調査によります。それによると、平均ボーナス額は39万円だそうです。ただし、この数字は、従業員が5人以上の企業を対象にしたもので、ボーナス制度がない企業は省かれています。また、中小企業の場合、各社ごとにボーナスの支給額に大きな差があります。

ボーナス支給額が多い業界

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一部上場企業のうち、特にボーナス支給額が多い業界を一般財団法人労務行政研究所の調査をもとに見てみましょう。製造業のうち、自動車業界のボーナス平均支給額は非常に高いですが、伸び率は鈍っています。一方、非製造業では、通信・情報部門の伸びがよく、平均ボーナス額も高水準です。

2018年度の夏のボーナスランキング

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今度は、2019年の数字ではなく、2018年の統計によりますが、ボーナス支給額のランキングを並べてみましょう。5位は食品・アグリ系のカルビーで、支給額は約114万8000円となっています。4位は自動車業界のホンダで約121万5000円、3位は同じく自動車業界のトヨタ自動車で約133万円となっています。

続いて、2位は機械部門のスター精密で支給額が約155万5000円です。堂々のボーナス支給額1位に輝いたのはエレクトロニクスのソニーで、支給額は約166万8000円となっています。

このランキングの結果を見ると、ソニーはゲーム事業や半導体事業が業績を上げているが故の高水準だと言えます。一方、伸び率は鈍っていますが、自動車業界のボーナス支給額の高さも明らかになりました。

ボーナスの使い道・貯蓄

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ボーマスの使い道はさまざまですが、特に多くの割合を占めているのが貯蓄に回すという人です。ボーナス全額を貯蓄に回すとは限りらないものの、すべてを使いきってしまうという人は少ないです。その貯蓄ですが、どのような目的で行っているかは人それぞれです。そこで、割合の多い目的を一つ一つ取り上げてみましょう。

①結婚資金

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ボーナスの使い道を貯蓄としている人の中には、その貯蓄を結婚資金に使おうと考えている人もいます。結婚式に必要な資金は、一説によると350万円くらいなので、1回のボーナスで30万円くらいの割合で貯蓄できると、6年くらいで目標額を達成できます。ボーナスの支給額にもよりますが、スムーズに貯蓄をしたいものです。

結婚するのは少し待ってからでいいという場合や親の援助を期待できる場合は、1回のボーナスで30万円という割合に貯蓄をする必要がないかもしれません。もしそうならば、無理に30万円という数字にこだわらず、もう少し1回ごとの貯蓄額を下げてもいいでしょう。

②子供の教育費

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親御さんの中には、貯蓄の使い道を子供の教育費にと考えている人もいます。その為にボーナスを貯蓄しようということでしょうが、子供の教育費は公立学校に通わせただけでも500万円以上、私立も含めれば1500万円以上合計で掛かる場合があります。その教育費をねん出する為には、最低でも年にボーナスを50万円程度の割合で貯蓄に回す必要があります。

ただ、年に50万円程度の割合でボーナスを貯蓄に回しても、20年で合計額が約1000万円なので、私立学校に通わせるのには少し足りません。また、子供が何人もいれば、掛かる費用も増えるので、それに応じてボーナスの貯蓄額を大きくしなければいけません。

③老後資金

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老後の不安はだれにでもあります。そこで、ボーナスを貯蓄に回して、その使い道を老後資金にしようという人もいます。老後に必要なお金は主に年金で支給されますが、その年金だけでは不足する場合も考えられます。だからこそのボーナス貯蓄ですが、老後を迎えるまでには時間があるので、多額でなくてもいいので、コツコツ貯蓄していくことが大事です。

ボーナス貯蓄の使い道を老後の為の資金とした場合、年に30万円貯蓄に回したとして、30年間貯め続ければ900万円になります。かなりの金額ですが、もう少し資金を増やしたいのならば、ボーナス貯蓄の額を少し上乗せするだけでも、かなりの差が生じます。

④住宅ローン

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住宅ローンの返済をボーナスの使い道にしたいという人もいるでしょう。その場合、最初からボーナス返済を組み込んでいる人もいるでしょうが、ボーナスを貯蓄して、繰り上げ返済をしようというケースもあります。そのようなケースでは、少しでも多くのボーナスを貯蓄に回すほうがいいとは言うものの、他の使い道とのバランスも重要になってきます。

ボーナスの使い道・投資

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ボーナスを貯蓄に回す人の割合は多いですが、貯蓄ではあまりその金が増えません。低金利時代の今、貯蓄よりも投資にボーナスを使うべきだという意見もあります。もちろん、投資にはリスクも伴いますが、上手に運用をすれば、かなりの儲けを出すことも可能です。そこで、おすすめの投資方法をご紹介します。

長期投資で資産運用

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投資には、短期投資と長期投資があります。短期投資は文字通り、短期間に儲けを狙う投資方法で、値上がり後すぐに売却して利益を得ます。長期投資は、長い年月を掛けながら値上がりを待ち、利益を確定していきます。ボーナスを投資に回す場合、1回だけということはあまりないでしょうから、長期投資で資産運用するほうがおすすめです。

おすすめの投資方法

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ボーナスの使い道を投資にする場合、いくつかのおすすめの方法があります。そのうちどれを選べばいいのか迷うこともありますが、ポイントは、投資がしやすいこと、できれば分散投資でリスクを減らすこと、そこそこ利益が得られることなどです。そのようなおすすめの投資方法があるので、取り上げてみましょう。

つみたてNISA

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まず、最初のおすすめの投資法はつみたてNISAです。つみたてNISAを利用すると、投資によって得られた利益が非課税になります。通常は投資で得た利益には20%余りの税金が掛かるのですが、それが0円になるのです。たとえば、投資で5万円の利益が出ると、1万円以上の税金を課せられるのが、つみたてNISAでは無料となります。

つみたてNISAで投資による利益が非課税になる条件は、金融庁が定めた基準を満たす投資信託・ETFに投資し、定期的かつ継続的に積み立てをした場合です。そして、税金が0円となるのは最長20年間で、年間投資上限額は40万円です。

つみたてNISAで非課税になるのは、定期的かつ継続的に投資をした場合なので、ボーナスの使い道に合っています。年間40万円という制限の中で、ボーナスをこのように投資していけば、少なくとも税金分は損をしないで済みます。

国債

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国債とは国の債券のことですが、では債券とは何かというと、国や地方公共団体、企業などが一般投資家からお金を借りるために発行されるもので、時期が来るとその投資家はお金を返してもらえるだけでなく、利子による利益も得られます。この国債もボーナスの使い道としておすすめできます。その理由は以下の通りです。

国債の利回り自体はそれほど高くはありません。大儲けをしようという人には向いていないかもしれませんが、国債は安全性が高く、元本割れの恐れがあまりありません。したがって、他の投資方法よりも安心して利用できるというメリットがあります。

国債を購入すると、決められた日に購入額の償還と利払いがあります。それをもとに将来の結婚資金や教育資金、老後の資金などに充てることができます。

ロボアドバイザー

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ロボアドバイザーは、資産運用をコンピューターに任せる投資方法です。ロボアドバイザーにはアドバイス型や投資一任型などがありますが、投資一任型の場合は、読んで字のごとく資産運用の多くの作業をロボアドバイザーに任せることができます。このロボアドバイザーにはいくつかの種類があり、ウェルスナビやTHEO(テオ)が有名です。

ソーシャルレンディング

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短期間で資産を増やしたいのなら、ソーシャルレンディングもおすすめの投資方法です。ソーシャルレンディングとは、簡単に言うと、企業にお金を貸して、儲けを得ようという投資術です。仲介業者を経てお金を貸すのですが、いったん貸したら一定期間待っているだけです。それだけで利益が得られるのですから、簡単な方法と言えます。

ソーシャルレンディングでは、お金を貸す側が金利を設けて企業側に融資を行います。企業側は一定期間が過ぎたら、融資された額と利息分を返済しますが、利息分の一部は仲介業者のもとに行き、残りが貸し手側に回ってきます。こうして、利益を得ていくのです。

株式投資

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ボーナスで株式投資をしてみたいという人もいるでしょう。それはそれで悪くはありませんが、投資する企業の特徴をよく知っておかなくてはいけません。何をやっているのかよく分からない企業の株を買った場合、今後株価が伸びていくのかどうか定かではありません。したがって、あらかじめ株を購入する企業の情報収集をしてから始めるのがおすすめです。

ボーナスの使い道・趣味

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せっかくボーナスが入ったのだから、趣味に使おうという人もいるでしょう。毎月の給料では、生活に必要な費用にだけしか充てられないという人にとって、ボーナスは貴重な収入です。ボーナスで日ごろ買えないような趣味グッズを買うもよし、趣味を始めるのに必要な費用に用立てるもよし、いろいろな使い道が考えられます。

①旅行資金

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旅行が趣味という人もいますが、ボーナスの使い道を旅行資金としてもいいでしょう。ボーナスが入れば、普段は行けないようなところへ旅行もできるし、旅行先で贅沢も味わえます。家族がある人なら、家族サービスとしてリラックスできる旅行をプレゼントしてもいいでしょう。いずれにしろ、ボーナスで旅行というのは楽しいものです。

②日用品・趣味グッズ

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こまごまとした日用品なら毎月の給料で買えるでしょうが、少し値が張る高級なべ、電化製品などはボーナスで購入するのがおすすめです。ボーナスが支給されるまで待つことになるものの、実際にボーナスで買えれば、家や台所の中も引き立つでしょう。このようなボーナスの使い道は、だれもが考えることでしょうが、ちょっと割高なものを買うのもありです。

ボーナスで普段買えない趣味グッズを手に入れるということもできます。ゴルフグッズ、一眼レフカメラ、サイクリング用自転車、車など人それぞれ趣味は違いますが、ボーナスだからこそ、これらの趣味にお金を掛けることができます。

③時計

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社会人にはふさわしい時計があります。お付き合いをする場合でも、いい時計を持っている人は一目置かれます。とはいっても、毎月のお給料ではそれほど高価な時計は買えないでしょうが、ボーナスが入ったら、思い切って高級時計に手を出してみるのもおすすめです。海外ブランド品を購入するというボーナスの使い道もあります。

④衣服や靴

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必ずしも趣味だけの問題ではなく、仕事でも使うものですが、衣服や靴にお金を掛けることもできます。ボーナスでちょっと高級な衣服や靴を買ってみるのも悪い使い道ではありません。せっかくボーナスが支給される会社にいるのですから、着るものや履くものも格好のよい贅沢品を思い切って買ってみるのもおすすめです。

⑤パソコン

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これは趣味グッズに含めてもいいのですが。パソコンをボーナスで買い替えるという使い道もあります。最近のパソコンは性能がよくなり、非常に高速化されています。ちょっと古い型を使っている人では、性能や機能、スピードなどに物足らなさを感じている場合もあるでしょうから、ボーナスで新型を購入するのもおすすめです。

ボーナスの使い道・上手な割合

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ボーナスの使い道をあれこれ見てきましたが、おすすめの方法はいろいろあり、どれにすればいいのか迷うこともあるでしょう。しかし、一つの目的にだけに使うのがおすすめというわけではありません。いくつかの目的に分散して、うまく割合を配分する使い方のほうが楽しいし、自分や家族の為にもなるでしょう。

使い道①1割は自分のごほうび

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ボーナスをどのような割合で、どのような使い道に充てるのかは難しい問題ですが、まずは1割を自分へのごほうびとしてはいかがでしょうか。旅行や贅沢な食事など、ちょっと自分の為に使ってみるのです。1割程度の割合なら、ほかの目的に回す分にそれほど影響が出ませんから、少しだけ自分をかわいがりましょう。

使い道②5割・3割で目的の有無の貯金

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いざとなった時の為に貯金をしておこうという考えは正しいものです。ボーナスの使い道として貯金(貯蓄)は最もおすすめの方法です。しかし、ボーナスのうちどのくらいの割合を貯金に回すべきかということになると、人それぞれ考え方が違い、家庭によっても判断が異なってきます。そこで一つおすすめの割合を紹介します。

まず、教育資金、住宅購入費、車の購入費、老後の資金など目的がはっきりしているものには、ボーナスを5割程度の割合で貯金に回すのがおすすめです。これらの目的に必要な資金はかなりの額になるので、割合を増やしておきます。

目的が明確な貯金も大切ですが、人間生きていれば思わぬ出費が必要な時があります。病気や怪我、失業、退職などの時の為にお金を準備しておかなくてはいけません。そこで、ボーナスの3割程度を無目的貯金に回してみるのです。

使い道③1割を未来への投資

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ボーナスのおすすめの使い道に投資がありますが、投資にはリスクが伴います。大きな儲けを得られる場合があるかと思うと、損をしてしまう場合もあります。したがって、ボーナスをはたいて投資に向けるというのはおすすめできません。リスクを考えて、ボーナスを1割くらいの割合で投資に向けるのがいいです。

ボーナスの使い道・家計

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貯蓄、投資、趣味などボーナスの使い道はいろいろありますが、意外に大きな割合を占めているのが家計に入れるという答えです。家計が苦しい為なのか、ボーナスで少しでも足しにしようという考えなのでしょう。毎月の給料だけで家計のやりくりができれば理想的ですが、そうもいかない家庭も多いのかもしれません。

家計に入れる男性が多い

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家庭を持っている男性で、ボーナスを全額自分の為に使えるという人はあまりいません。多くの男性は、家計の為にボーナスを使っているようです。その場合、一部を家計に回すという人と全額を家計に回すという人がいますが、いずれにしろ思うようにボーナスを使えない状況が示されています。

ボーナスのある女性も家計に入れている

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男性がボーナスを家計に入れているのなら、女性はボーナスを自分の為に使っているのかというと、必ずしもそうとは限りません。やはり家計にボーナスを入れている女性が多いです。この点については、男性でも女性でも変わりはなく、家計を安定させることに全力を注いでいます。夫婦で協力して、家計を盛り上げていくつもりなのでしょう。

ボーナスを家計の何に使う?

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ボーナスを家計に入れると言っても、どのような使い道に用いているのか気になります。多くの答えを見ると、住宅ローンや自動車ローンの返済、固定資産税などの税金納付、子供の奨学金返済、生命保険の年払いなどに使っています。つまり、家計と言っても、日常必要な光熱費や電話代などではなく、まとまった支払いが求められるものに使われています。

家計に使って余った分は貯金

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家計に使うという答えが多いボーナスの使い道ですが、家計に使って余った分は貯金という人も少なくありません。余った分を自分の趣味に使うという人は意外に多くなく、少しでも家庭の為になろうという考えを持っている人がたくさんいることがうかがえます。ほとんどの人は非常に家庭思いのようです。

ボーナスを家計の当てにするのは少し危険

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ボーナスを家計に入れているという人は多いですが、ボーナスを家計の当てにするのは少し危険でもあります。というのは、企業にはボーナスを支給する義務がないからです。法律上は、支給しようが支給しなかろうが自由になっています。したがって、業績が悪い企業などでは支給を取りやめる場合があるので、家計の当てにしていると大変なことになります。

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ボーナスの使い道・失敗談

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せっかくもらえたボーナスは有意義な使い道に使いたいものですが、そうはいかず、使い方に失敗してしまったという人もいます。その失敗談には共通点があり、多くの人が同じような理由で、ボーナスを無駄遣いしたり、損な目的で使ったりしているようです。そんな失敗談をいくつか紹介しましょう。

①習い事を始めた

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ボーナスが入ったことをきっかけに、一念発起して何らかの習い事をする人がいます。それはそれで感心なことですが、その習い事が長続きしない場合があるのです。仕事が忙しい、仕事で疲れて参加できない、時間が取れないなどの理由で申し込みだけで終わってしまうのです。そうなると、ボーナスで支払った入学金や受講料が無駄になってしまいます。

ボーナスを使って習い事を始めようという場合、体力や時間などの面で本当にその習い事を継続できるのかどうか考えてからにするといいです。冷静に考えて無理だと思えたら、潔くあきらめて、ボーナスの無駄遣いを防ぎましょう。

②クレジットカードで使いすぎた

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クレジットカードは便利で、現在お金の持ち合わせがなくても商品を購入できてしまいます。その便利なクレジットカードには、ボーナス一括払いという仕組みがあります。購入した商品代金をボーナスでまとめて支払うというものですが、この仕組みを使い過ぎてしまう人がいます。

ボーナス一括払いを使い過ぎれば、クレジットカードの代金引落時にボーナスがいっぺんに消えてしまいます。他の目的に使うつもりであったのが、クレジットカードのボーナス一括払いだけになるという事態もあり得ます。

最悪の場合、ボーナス一括払いで購入した商品の支払いをボーナスだけでは賄いきれなくなることもあります。そうなれば、ほかの方法で返済をしていくので、大変です。くれぐれもボーナス一括払いを使い過ぎないことです。

③貢いでしまった

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ボーナスで恋人に貢いでしまったという失敗談もあります。本当に仲のいい恋人なら、貢いでもそれで終わりということはないでしょうが、関係が危うくなっているのを心配しで貢いだ場合は、結局は損をすることにもなりかねません。ボーナスは大事なものなので、真の友人や恋人のみを対象に使いたいものです。

④残念な高級レストランに行った

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自分へのごほうびとして、ボーナスを使う人がいます。その代表例が、高級レストランで普段は味わえないような贅沢な食事をするというものです。ところが、高級だと期待して行ったら、たいしたことはなかった、あまりおいしくはなかった、サービスがよくなかったなどの体験をする場合があります。これらも、ボーナスの使い方の失敗例です。

⑤偽物の骨董品を買った

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骨董品集めを趣味にしている人もいますが、本当に価値のある骨董品を収集するのは簡単なことではありません。ある程度の知識や技術、経験がないと、品物の価値を把握できないのです。ところが、ボーナスが入ったのを機に奮発して高額の骨董品を購入する人がいます。それが価格通りの価値のあるものならいいですが、そうでない場合は大失敗です。

⑥高額な健康グッズを買って効果がなかった

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健康器具や治療器具の中には高額なものがあります。そのような高額商品を普段は買えないでしょうが、ボーナスが入ったのをいいことに購入する場合があります。それで効果が出る場合は全く問題ありません。しかし、宣伝とは違って効果がなかったということもあり得るわけで、そうなればやはり失敗例となります。

ボーナスが予想よりも少ない時はどうする?

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ボーナスをいろいろな目的に使おうと考えていたのに、予想していた額よりも少ない場合があります。そうなれば、ボーナスの使い道を考え直さなければいけませんが、どのように考え直せばいいのでしょうか。そのような体験をした人の意見があるので、それを参考に考えてみましょう。

①旅行を取りやめる

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ボーナスを使って、旅行することを考えていた人は、支給額が減ったら、旅行を取りやめるか旅行のグレードを下げるしかありません。旅行の取りやめはできれば避けたいところでしょうが、旅行費用にボーナスが足りなければ、あきらめるしかないでしょう。もしくは、旅行のグレードを下げて、費用を節約する以外の方法はありません。

②ほしいものをあきらめる

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ボーナスであれも買いたい、これも買いたいともくろんでいる場合に、そのボーナスの支給額が予想よりも少ない場合は、ほしいものをあきらめるか値段がより低いものを買うしかありません。それは嫌だと言っても、しょうがありません。ただ、どうしても高額商品がほしいというのなら、次のボーナスの支給額との合算も考えてみましょう。

③出費計画を立て直す

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ボーナスを家計に入れている場合、ボーナスの支給額が予想よりも少なくなるとかなりの打撃です。ある程度何にどれくらいの割合でボーナスを使うと予定を立てていたでしょうから、その予定が狂ってしまいます。そのような場合は、出費計画の立て直しをするしかありません。難しいことではありますが、努力して見直しをしましょう。

④貯金に回す分を減らす

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ボーナスを何らかの目的に使うつもりである場合、支給額が思ったほど多くなければ、貯金に回す額を減らすという手があります。そうすれば、他の目的に使う分を確保できる可能性があります。貯金に回す額を減らすのはうれしいことではありませんが、やむをない措置としてそのようにしたほうがいい場合もあります。

ボーナスの管理方法に気を付けよう

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給与を受け取る口座とボーナスを受け取る口座は普通同じですが、できればボーナスを受け取ったら別口座に移しておきましょう。給与と一緒の口座だと、知らず知らずのうちにボーナスを使ってしまいます。ボーナスを具体的な目的に使おうと考えている場合、これではうまくいきません。

ボーナスの使い道の予定を決めておこう

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ボーナスの使い道はさまざまですが、賢く使う為にもあらかじめ予定を細かく決めておきましょう。ボーナスの支給額のおおよその検討をつけ、この目的にはいくら、あの目的にはいくらと計画を作っておくのです。もし支給額が予想よりも少ない場合は、この記事で紹介した対策を講じるとして、予想通りの支給額なら計画的に使う意味は大きいです。

ボーナスの使い道はよく考えてから行動しよう!

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ここまで、ボーナスの使い道についてお伝えしました。ボーナスは毎月の給与以外に支給されるものなので、大事に使いたいところです。その場合、貯金でも投資でも趣味でも家計でもそれれの個人や家庭の事情に合わせて使えばいいですが、大事なのはしっかり予定を立ててから行動に移すことです。

milky
ライター

milky

WEBライターを長年続けています。書くことと調べることはなによりも好きで、1日中パソコンにかじりついている私です。これからも皆さんのお役に立てる記事を書くべく、最大限の努力をします。パソコン以外では、コーヒーを淹れたり飲んだりするのが大好きです。好きなコーヒーを飲みながら楽しくWEBライティングをしています。

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