お金持ちはどんな財布を使う?
お金持ちがどんな財布を使っているのか、調査した結果があるわけではありませんが、一般に長財布、二つ折り財布、財布を持たないなどのパターンがあります。このうちどれが多いのかは定かではありません。しかし、色、形、中身などの特徴には共通点もあるようです。その共通点については後程紹介します。
①長財布
お金持ちというと、長財布というイメージが強いです。「稼ぐ人はなぜ、長財布をつかうのか?」(サンマーク出版、角田潤一郎氏著)という本の影響もあり、余計にそのイメージが植え付けられました。実際に長財布を持っているお金持ちもたくさんいます。しかし、必ずしもすべてのお金持ちが長財布を使用しているとは限りません。
②二つ折り財布
二つ折り財布というと、長財布よりランクが低いように思う人もいますが、実際にはそんなことはありません。お金持ちで二つ折り財布を使っている人も多いです。特に航空機のファーストクラスに乗るビジネスエリート、外国人のお金持ちなどは二つ折り財布というパターンがかなりあります。
財布を持たない
長財布、二つ折り財布というパターンに対して、財布を持たないお金持ちもいます。その数は多くはないでしょうが、ポケットにそのまま紙幣や小銭、カードなどを入れて歩くのです。お金持ち=財布にこだわる人というイメージもあるものの、実際にはそれほど財布の種類やあるなしについて気にしていない人もいます。
お金持ち・長財布は時代遅れ?
お金持ちは長財布を使っているという本の影響もあり、お金持ち=長財布というイメージが生まれましたが、それはイメージにすぎません。お金持ちで二つ折り財布や小銭入れ、マネークリップなどを使っている人はたくさんいます。本の売れ行きがよかったためにお金持ちと長財布が結び付いたものの、現実を見ればそうでないことがわかります。
お金持ちと長財布の関連性は低い
お金持ちと長財布の関連性は低いです。長財布を持っているからと言って、お金持ちになれるわけではないし、お金持ちだからと言って長財布を持っているとは限りません。しかし、イメージが先行し、長財布とお金持ちを関連させるブームも起こりましたが、現在ではそのブームも去り、あまりとらわれる人はいません。
長財布は嫌われる?
お金持ちで長財布を使っている人もいますが、機能性という点では二つ折り財布のほうが上です。バッグやポケットからも出しやすく、時間も取られません。会計時にもスマートに見え、大げさな感じがしません。これが長財布だと、取り出すのも少し大変だし、これ見よがしという雰囲気が出てしまいます。
お金持ちの財布の共通点
お金持ちの財布には、ある共通点があります。お金持ちが財布をどう使い、どのような共通点があるのか意外に本人たちは気づいていませんが、外から見ると面白い発見があります。その共通点を見れば、お金持ちがどういう人なのか特徴もわかるし、自分がお金持ちになるきっかけにもなるでしょう。
①レシート・領収書を溜めない
お金持ちの財布の中身の共通点は、レシートや領収書が溜め込まれていないことです。一般人の財布の中身には、レシートや領収書がいっぱいということがよくあります。しかし、お金持ちはお金の管理には厳しいので、レシートや領収書を紙幣と一緒にしておくということはなく、別々に持って、支出の確認をしています。
お金持ちは大きな買い物をすることがありますが、その時の支出の管理にも気を付けています。したがって、レシートや領収書は大切なものであるとの認識があり、紙幣とごちゃ混ぜにしておくということがないのです。
②不要なものは入れない
お金持ちの財布の中身はお金とその他の支払いに使うカードだけです。お金持ちの共通点として、財布の中身に不要なものを入れません。一般人はややもすると、飾り物やお守り、開運グッズなどを入れたがりますが、お金持ちにはそういう習慣がない場合がほとんどです。というのも、不要なものをたくさん入れると、出し入れに時間が掛かるからです。
お金持ちにとって時間は貴重なものです。財布の中身の出し入れに時間を掛けるなどしたくないと思っています。また、かさばった財布では、持ち歩きにも不便です。このようにお金持ちは共通点として、余計なものをお財布に入れないのです。
③中身が整理整頓されている
次のお金持ちの財布の中身の共通点は整理整頓です。お金持ちは、カードや紙幣、小銭をきちんと分別し、綺麗に管理しています。どの財布のポケットにどんな中身が入っているかしっかりと把握しています。それに対し、一般人の中には、カードはごちゃごちゃ、紙幣もバラバラという中身になっている人もいますが、お金持ちにはそのような人は少ないです。
お金持ちにとって、カードもお金も非常に大切なものです。その取扱いをいい加減にするということはなく、財布の中身にしても当然きちんと整理します。この習慣の共通点は非常によいものなので、一般人も見習うようにしましょう。
もう一つ整理整頓と関連があることですが、お金持ちはお札の向きを同じにする人が多いです。大量のお札を扱うのに慣れているお金持ちの共通点として、お札の向きにも注意するのです。ましてや、端の折れたお札などは持っていません。
④清潔感があって綺麗
お金持ちの財布の特徴の共通点として、清潔で綺麗なことが挙げられます。型崩れしたお財布や汚れた財布を持っているお金持ちを見た人はあまりいないでしょう。これは、財布の中身を整理整頓していることとも関連がありますが、お金持ちは財布の扱いにも乱暴なところがなく、丁寧に大事に使うためです。
ただ、お金持ちが使っている財布でも、時間が経てば、傷んだり壊れたりします。その場合は、躊躇なく買い替えるのがお金持ちです。お金持ちはイメージも大切にするので、傷んだ財布を持って、不潔な印象を与えるのを嫌がります。
⑤札入れ・コインケースを分けている
これは意外に知られていないお金持ちの財布の特徴の共通点ですが、札入れとコインケースを分けている人が多いです。というのも、コインは意外にかさばり、財布の型崩れの原因となるからです。また、外見上もコインでパンパンになった財布はよくありません。したがって、コインを別にして、コインケースに入れておくのです。
お金持ち全員の共通点ではありませんが、料金の支払いにクレジットカードを使う人も多いです。大量の紙幣を持ち歩くのが危険だと認識しているためで、そのためにコインを持ち歩かず、コインケースも持っていない人もいます。
⑥意外にシンプル
タイトルではお金持ちの人の財布の5つの共通点となっていますが、もう少し見てみましょう。まず、シンプルさです。お金持ちは、柄や色、形などにこだわることがなく、実用性を重んじた財布を使っています。お金持ちにとっては、財布の外見はそれほど重要ではなく、中身こそ重視すべきであると考えているせいでしょう。
⑦カード類が少ない
一般人のお財布の中身は、ポイントカードやクレジットカードでいっぱいということがよくあります。それに対して、お金持ちの財布の中身の共通点として、カード類が少ないことが挙げられます。もちろん、カードを使わないということではありませんが、使うお店やクレジットカードを絞って、余計なものは持ち歩かないのです。
⑧お札がたくさん入る
お金持ちの特徴の共通点は、お金をたくさん持っていることです。当たり前の共通点ですが、それが財布にも表れています、お金持ちの財布にはお札がたくさん入ります。中には、財布の中身が100万円という人もいます。だからこそのお金持ちですが、財布を選ぶ場合でも、お札がたくさん入るものを買います。
お金持ちの財布の色の特徴
お金持ちの財布の色に共通点がないか考えてみましょう。もちろん、すべてのお金持ちが同じ色の財布を使っているというわけではありませんが、一つの傾向はあります。その色の傾向を見れば、おおよその共通点がわかり、大いに参考になります。自分でもお金持ちになったつもりになって、その色の特徴をまねることもできます。
お金持ちの財布は黒・茶
お金持ちの財布の共通点として、シンプルさを挙げましたが、そのシンプルさが色の選別にも表れています。お金持ちは、黒や茶色の財布を好みます。落ち着いたシックな色ということで、自分に合うと考えているのでしょう。したがって、あまり派手な色の財布を使うお金持ちは少ないです。お金持ちは、色には冷静な判断をします。
風水の理論にも通じる色の選別
お金持ちが使う財布の色の特徴は、風水にも通じています。まず、黒い色の財布ですが、これには「守る」という意味合いがあります。何を守るのかというと、当然財産です。お金持ちは大きな財産を持っていますから、黒色の財布でそれを守っていくのです。この場合は、お金を貯めるというよりも、支出を抑えるという意味が強くなります。
一方、茶色い財布には、「お金を生み出す」という意味があります。茶色は土の色ですから、植物のようにお金を育てるということなのです。したがって、お金を生み出したいと思っている人は、お金持ちに倣って、茶色い財布を持つといいでしょう。
必ずしも黒や茶色だけではないが
お金持ちの財布の色は、必ずしも黒や茶色というわけではありません、もっとカラフルな財布を持っている人もいますが、お金持ちは財布の色で勝負しているわけではなく、中身を重視しているのですから、どちらかと言えば落ち着いた色で決める人が多いです。そのために、黒や茶色を選ぶのです。
お金持ちの財布の形の特徴
お金持ちの財布の色を見たので、今度は形の特徴を考えてみましょう。財布の形の特徴と言っても、それほどバラエティがあるわけではありませんが、主に長財布と二つ折り財布があります。どちらの形が好まれているのか、気になることでしょうから、いろいろな情報をもとに比較してみましょう。
お金持ちでは二つ折り財布が増えている
お金持ちは長財布を使っているというイメージが先行していますが、実際にお金持ちに接した人の多くは、二つ折り財布をよく見たと言っています。財布の形で言うと、二つ折り財布=一般人と思いたくもなるものの、お金持ちでもこちらのほうを好んでいる人が増えています。一番の理由は、二つ折り財布の形のほうが使いやすいからでしょう。
次の章で、「お金持ち・二つ折り財布を使うメリット」と題して、二つ折り財布の形のほうがなぜいいのか解説していきますが、お金持ちにとっても二つ折り財布は便利な存在です。長財布よりもさまざまな点で、形状上、優れているところがあるからです。
お金持ち・二つ折り財布を使うメリット
二つ折り財布を使うと、お札を折らなければいけないというマイナス面もありますが、それを除けば、多くの点で長財布より使いやすいです。したがって、お金持ちが二つ折り財布を使うのにも当然の理由があります。その理由とメリットを一つ一つ解説していいきますが、それを見て、私も二つ折り財布を使おうという人も増えるでしょう。
①カード枚数の制限
お金持ちは、普段カード類をそれほど持ち歩きません。ポイントカードも少なめに携行し、クレジットカードの数も絞っています。したがって、カード類がたくさん入るお財布は必要ありません。その点、二つ折り財布の形では、カード類をそれほど詰め込めないので、お金持ちにとってもちょうどいいというわけです。
②ポケットから落ちない
二つ折り財布のメリットの一つにポケットから落ちにくいというものがあります。すっぽりとポケットに収まる二つ折り財布をポケットから落とすという人はあまりいません。その点、長財布は形状から言って、ポケットから落としやすいです。財布を落として、なくした場合は手続きが面倒だし、戻ってこない場合もあるので、落ちにくいほうがいいです。
財布を落とした場合、警察に紛失届を出す以外に、カード類の停止手続きもしなければいけません。悪用されたら大変だからですが、停止手続きをすると、引落にも使えなくなって大変不便です。
③小銭の管理のしやすさ
長財布には、小銭がたくさん入ります。そのために、どのくらいどの種類の小銭が入っているのか管理がしにくくなります。それに対して、二つ折り財布は、形の特徴から言って、小銭がそれほど入りません。そのために、いくらくらいどの小銭が入っているか管理がしやすくなるメリットがあります。
④お札を多く持てない
金持ちのお財布にはたくさんお札が入っていることがあります。ところが、それは長財布の場合で、二つ折り財布の形では入れるお札に限界があります。お札を折るという特徴がある二つ折り財布では、せいぜい20枚くらいしか入りません。大きな買い物を現金でする場合は別ですが、無駄遣いを防ぐという意味では、二つ折り財布のほうに利があります。
⑤無駄を作らない
二つ折り財布には、無駄なスペースがありません。小さなスペースに、必要な中身を機能的に入れる形になっているので、余計な部分がないのです。したがって、長財布のように場所を取りません。二つに折れるという特徴と合わせて、二つ折り財布はスペースという点でも使いやすい形になっています。
⑥小銭を出しやすい
これは必ずしもお金持ちにとっての二つ折り財布のメリットではありませんが、形の特徴から言って、小銭が出しやすいです。お金持ちでも小銭を使うことはあるので、小銭が出しやすい二つ折り財布は使いやすいです。ちょっと小銭が必要、小銭のお釣りをもらうという時にも非常に便利です。
⑦値段が安い
お金持ちにとって財布の値段などどうでもいいように思えますが、意外にお金持ちは無駄なお金を使わないものです。同じ財布でも機能が優れていて、値段が安いものなら、好んで買う場合があります。その点、二つ折り財布は長財布よりも値段が安く、お金の節約ができます。小さなことですが、これも金持ちにとって重要な場合もあるのです。
お金持ち・起業家も二つ折り財布を使用
二つ折り財布の形の特徴のメリットをいくつも紹介しましたが、それらのメリットがあるために、お金持ちや起業家でも使用する人が多くなっています。そこで、さらにお金持ちや起業家が二つ折り財布を使う理由を詳しく分析してみましょう。それを見ると、なるほどと納得せざるを得なくなります。
①セキュリティ能力
二つ折り財布は形の特徴の関係で収納力が長財布よりも劣ります。カード類もそれほど入りません。しかし、それが落とした時のセキュリティの観点から好ましいのです。クレジットカード、運転免許証、保険証、ICカードなどをたくさん入れておけば、落とした場合の被害が拡大することも考えられますが、収納力が低ければ、被害は最小限で済みます。
②長財布は時代に追いつけない
キャッシュレス化が進んだ現代では、お金をそれほど持ち歩かなくても決済ができるようになっています。そういう意味では、長財布のような収納力が大きいものは必要なくなってきています。最小限の中身で機能よく収められればいいわけで、その目的にかなう形が二つ折り財布です。
③真面目に見える
二つ折り財布を使っている人すべてに言えるわけではありませんが、真面目な人という印象があります。長財布を持っている人にもそのような人がいるものの、長財布の場合は、どちらかというと、少し威張っているようにも見えます。と言っても、あくまでも表面的な印象ですが、二つ折り財布のほうが最近はいいイメージで見られます。
お金持ちにおすすめの財布
色、形、特徴などからお金持ちにおすすめの財布があります。また、お金持ちではなくても、これからお金持ちを目指す人にもいい財布があります。そのようなお財布をいくつか紹介しますが、その中から絶対に選ぶべきというわけではありません。ほかにもいい財布はあります。しかす、紹介する財布が参考情報にはなるでしょう。
①長財布タイプ
お金持ちが二つ折り財布を使う傾向にあるからと言って、長財布を使ってはいけないということではありません。色、形、特徴などからおすすめの長財布もあります。まず、「コードバン(馬尻革)×本ヌメ革長財布」もいい品です。この商品の特徴は、小銭入れがないことです。お財布の中身をすっきりしたい人には一押しの品です。
小銭入れが付いている財布が欲しいというのなら、「FLYING HORSE コードバン長札財布」という商品もあります。色もブラックからバーガンディやネイビーなど7種類あります。耐久性もよく、希少価値もあり、美しくしなやかな財布です。
「DOLGED メンズ 長財布」もおすすめの一品です。この財布の中身は3層に仕切られていて、収納力が抜群です。また、ラウンドファスナーが付いているので、開閉がスムーズにできます。デザインもシンプルで、使いやすい長財布です。
②二つ折りタイプ
お金持ちにおすすめの二つ折り財布はたくさんありますが、まずルイヴィトンの「ポルトフォイユ・ミュルティプル」を紹介しましょう。小銭入れがないこの二つ折り財布は薄型で、ポケットにすっきり収まります。デザインは、ブラックとグレーのダミエグラフィットとなっていて、大人の落ち着きを醸し出しています。
少し変わった二つ折り財布をお探しなら、「札入れ 小銭入れなし カード 12枚 収納 ダブルカードケース 2つ折り 牛革 製 2260」という商品があります。どこが変わっているのかというと、お札を3か所に分けて収納できるのです。
バルアの「カラーステッチ ボックス型小銭入れ二つ折り財布」もいい商品です。使用している革はブラックで、やや硬めですが、使えば使うほど使い心地はよくなっていきます。なお、この商品はとてもデリケートなので、水濡れ、直射日光などには注意してください。
③コインケース
お金持ちは、財布とコインケースを別々にしている場合も多いですが、そのコインケースも良質なものを使っています。そこで、どんなコインケースに人気があるのか見てみましょう。まず、「ビジネスレザーファクトリー 牛本革 小銭入れ コインケース」という商品がありますが、特徴としてコインポケットが2つあり、コインの分類ができます。
この商品にはコインポケットのほかに、もう一つポケットがあり、お札やレシートを差し挟んでおくこともできます。また、コインポケットは最大80度も開くので、中身が確認しやすいです。
ルイヴィトンの「コインケース ブラック型押しタイガレザーLVエンボスロゴ刻印ポルト モネキュヴェットタンシェイプ」もおすすめです。傷が目立たないうえに、長持ちします。また、ルイヴィトン製ということもあり、大人の高級感があります。
④マネークリップ
お金をマネークリップにしまっておくお金持ちもいます。しかし、マネークリップの場合は、お金がむき出しになってしまうのがデメリットです。そこで、そのデメリットを解消した商品を紹介しましょう。(EndMark)「日本製 革職人がつくる 革 マネークリップ 本革 札ばさみ」です。
この商品には、革のカバーが付いているので、お札がむき出しになりません。また、革の色の種類も多く、厚さ、手触り感などもいいです。
もう一つおすすめのマネークリップを取り上げましょう。STORUS(ストラス))の「スマートマネークリップ シルバー」で、お札を納めるクリップにカードホルダーも付いています。お札は30枚まで納められ、カードは5枚までホールドできます。
長財布と二つ折り財布のそれぞれのデメリット
長財布を使っているお金持ちもいれば、二つ折り財布を使っているお金持ちもいます。それぞれの財布にはメリットとデメリットがありますが、ここではデメリットについて考えてみましょう。ただ、デメリットがわかったからと言って使うのをやめる必要はありません。デメリットを知りつつ、上手にそれぞれの財布を使い、お金を管理すればいいのです。
長財布のデメリット①持ち歩きに不便
長財布は二つ折り財布に比べて、大きいです。したがって、持ち歩きしにくいことは確かです。ポケットにも収めにくく、落ちやすいです。ポケットから出す際も、やや面倒です。手に持っていても、邪魔になります。持ち歩きという点では、二つ折り財布にかないません。これはデメリットですが、持っている人はそれを十分承知しているでしょう。
長財布のデメリット②大容量のものにはバッグが必要
大きくて持ち運びがしにくい長財布ですが、それでもポケットに入るものはいいです。しかし、大容量の長財布ともなると、ポケットには収まり切れず、バッグが必要になる場合があります。そうなると、バッグからいちいち取り出すのが大変で、使いにくくなります。かといって、ポケットに収まらなければ致し方ありません。
長財布のデメリット③かぶせ蓋タイプは開いてしまう
長財布にも形の特徴でいろいろな種類がありますが、かぶせ蓋タイプの場合、落としたり、バッグに入れていたりする場合にその蓋が開いてしまう場合があります。蓋が開いても、直ちに中身が出てきてしまうというわけではないでしょうが、あまりいいことではありません。中身を人に見られる恐れもあり、恥ずかしいでしょう。
長財布のデメリット④ラウンドファスナータイプは厚い
長財布にはラウンドファスナータイプというものもありますが、収納力という点では優れています。また、落としても蓋が開かないところもいい点です。しかし、収納力に優れている分、どうしても厚みが大きくなります。スーツの内ポケットにも収まらない場合があります。無理に入れると、重く、突っ張った感じがします。
長財布のデメリット⑤小銭が取り出しにくい
二つ折り財布の場合、小銭が取り出しやすいような形になっていますが、それと比較すると、長財布のほうは小銭の出し入れが面倒です。いちいち財布をポケットやバッグから取り出し、大きく開いて、小銭ポケットから小銭を取り出すのですが、特にファスナー式の場合は開くのも大変です。
長財布のデメリット⑥おしりのポケットに入れると型崩れする
長財布をおしりのポケットに入れるのは難しいのですが、無理に入れられる場合もあります。その場合でも、ポケットのサイズと体重の圧力で、長財布が型崩れしてしまいます。型崩れした長財布というものはあまり見てくれがよくなく、人前で使いにくくなるので、おしりのポケットには入れないことです。
長財布のデメリット⑦薄いものは収納力が悪い
厚い長財布の場合は、お札もカードもたくさん入るのですが、薄いものではその収納力がかなり低くなります。薄い長財布は、見た目はよくスマートに感じられるものの、実用性という点ではよくありません。かといって、あまり厚い長財布を持てば、持ち歩きがしにくくなるので、どちらにしても不便です。
二つ折り財布のデメリット①お札が曲がる
二つ折り財布は、お札を折り曲げて入れるようになっているので、どうしてもお札が曲がってしまいます。これは避けることができないデメリットで、二つ折り財布の宿命です。お札を折りたくない、曲げたくないというのなら、長財布を使うしかありません。二つ折り財布なら、それはやむを得ないものとして受け入れる以外に方法がありません。
二つ折り財布のデメリット②収納力が低い
二つ折り財布は、収納力という点では劣っています。スペースを取らない二つ折り財布には、お札もカードもあまり入りません。無理やりたくさん詰め込むことはできますが、見た目が悪くなるし、型崩れするし、取り出しにも苦労するようになるしで、いいことはありません。収納力では長財布にかなわないのです。
二つ折り財布のデメリット③厚みを感じやすい
二つに折るという特徴があるため、二つ折り財布は厚みを感じやすいです。ポケットに入れても、その厚みで膨らんでしまいます。仮に二つ折り財布の中身を減らしても、財布自体が二つに折られると、その厚みがかなりあるので、それが気になる人は使いにくいでしょう。厚さという点では、長財布のほうに一利あります。
二つ折り財布のデメリット④持ちが悪い
二つ折り財布は、革を折って使います。折るという行為が加わっている分、革の持ちは当然悪くなります。しわもよりやすくなるし、傷つきやすくもなります。また、おしりのポケットに入れておけば、押しつぶしたり、こすったりします。そうなれば、さらに壊れやすくなり、かなり早く買い替えなければいけません。
二つ折り財布のデメリット⑤小銭を分けられない
二つ折り財布のコインポケットは普通一つしかありません。したがって、小銭を分けて収納することができません。小銭の量が少ない場合はそれでも問題はないでしょうが、多い場合はかなり厄介です。お店で小銭を出す時も、小銭の整理がしにくく、時間が掛かってしまいます。これも二つ折り財布のデメリットです。
長財布と二つ折り財布はどちらがいい?
長財布を使うお金持ち、二つ折り財布を使うお金持ち、人それぞれですが、どちらがいいのかは一概には言えません。確かに、二つ折り財布を使うお金持ちは多いです。そのほうが使いやすいからですが、長財布を使ってはいけないということではありません、そこで、それぞれの財布に向いているお金持ちを考えてみましょう。
長財布が向いているお金持ち
お金持ちは、お金を非常に大切に扱いますが、その一環としてお札を折りたくないという場合があります。特にピン札は折りたくないという人がいます。そのような場合は、長財布を使うほうがいいでしょう。二つ折り財布なら、どうしてもお札を折り曲げることになるので、お札が汚くなります。
お金持ちはカード類をあまり持ち歩かないものですが、これも人によりけりです。もしカード類を多く持ち歩くというのなら、二つ折り財布よりも長財布のほうがおすすめです。また、そのカードを人に見られないという点も長財布のいいところです。
二つ折り財布には普通コインポケットが一つしかありませんが、長財布には2つ付いている場合も多いです。したがって、コインを分別して管理したいのなら、長財布のほうがいいでしょう。
二つ折り財布が向いているお金持ち
カード類をそれほど持ち歩く必要がない人は、二つ折り財布の収納力で十分です。また、カバンを持つ習慣がないお金持ちも、二つ折り財布にして、ポケットに入れておくほうがいいでしょう。それから、最近はやりのスマホ決済を利用する人は、お金やカードもあまり必要がないでしょうから、コンパクトな二つ折り財布でも何ら問題はないでしょう。
お金持ちの財布は見た目と中身が大切
ここまで、お金持ちが使う財布。その財布の共通点、色、形などについてお伝えしました。お金持ちは、財布の特徴でも共通点があり、一般人とは一味違っています。その共通点で特に大事なのが見た目と中身です。そのどちらにおいても、お金持ちはかなり気を使っているので、ぜひ見習いましょう。