原付の維持費はどのくらいかかる?保険や燃料費などランニングコストを解説!

原付の維持費はどのくらいかかる?保険や燃料費などランニングコストを解説!

原付バイクを所有していると自賠責保険、任意保険、軽自動車税などが年間の維持費として必要です。また、原付バイクの維持費にはガソリン代があり、ガソリン代は車種によって違いが出ます。原付バイクのかかる保険・ガソリン代などの原付の平均的な維持費について説明します。

記事の目次

  1. 1.原付の維持費は大きく分けて5つ
  2. 2.二段階の右折とは
  3. 3.原付の維持費①【軽自動車税の費用】
  4. 4.原付の維持費②【自賠責保険の費用】
  5. 5.原付の維持費③【ガソリンの費用】
  6. 6.原付の維持費④【メンテナンスの費用】
  7. 7.原付の維持費⑤【任意保険の費用】
  8. 8.他にもかかる原付の維持費【駐輪場の費用】
  9. 9.原付の年間維持費は合計でいくらになる?
  10. 10.原付の維持費はとても経済的!

原付の維持費は大きく分けて5つ

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小型で運転がしやすく、取り扱いも楽で、値段も手ごろで購入することが出来る原付いわゆる50ccバイクは、年齢や男女を問わず人気です。道路を走行していると必ずと言っていいほど原付が走行しているのを見かけます。

原付には、通勤・通学、買物、レジャーなど様々な用途があります。手軽に使えることで人気の原付の年間にかかる税金や保険、月の平均的なガソリン代、メンテナンス代などの平均な維持費について説明をしていきます。

原付とは

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原付のバイクの年間にかかる税金や保険、月の平均的なガソリン代、メンテナンス代などの平均な維持費について説明をする前に、原付とはどんなバイクのことを指すのかを説明します。原付は原動機付自転車の略称のことです。原付のことを50cc以下のバイクと冒頭で説明しましたが、詳細に説明すると、原付は分類すると2種類の車種になります。

原付には、排気量50cc以下原付のバイクいわゆる「原付一種」と排気量が51ccから125cc以下原付のバイクいわゆる「原付二種」の2種類の車種があります。しかし一般的に原付のバイクとは、バイクの排気量50cc以下のバイクのことを呼びます。

「原付一種」の法定速度は30km/h、「原付二種」は60km/hです。「原付一種」は右折する際には、1回で右折をすることは安全上の観点から禁じられていて、二段階で右折しなければならないといったルールの違いがあることを覚えておきましょう。

二段階の右折とは

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原付のバイクの右折は禁止されています。そのため交差点を右折する際は、右折する方向と反対側つまり左折してからどこかでUターンして右折したかった方向に直進するといった方法になります。他にも交差点を直進してどこかでUターンして交差点に戻りそこを左折する方法もあります。

維持費①税金

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原付のバイクには「原付一種」原付二種」があります。ここからは、原付のバイクの中でも排気量50cc以下原付のバイク「原付一種」の年間にかかる税金や保険、月の平均的なガソリン代、メンテナンス代などの平均的な維持費について説明をしていきます。

原付のバイクの年間にかかる維持費の税金には、軽自動車税があります。原付のバイクの年間にかかる税金は、毎年4月1日から翌年3月31日までの1年間の税金として軽自動車税を納める必要があります。原付のバイクには重量税などがないので年間にかかる税金としてはこの軽自動車税だけです。

維持費②自賠責保険

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原付のバイクの年間にかかる保険には「自賠責保険」「任意保険」があります。「自賠責保険」とは、自動車損害賠償責任保険の略称で、法律で加入することが義務付けられている誰もが加入しなければならない保険のことです。

原付のバイクの維持費「自賠責保険」は、強制的に加入が必要になることから「強制保険」とも呼びます。強制的に加入が必要な保険とは、つまりこの保険に加入をしていなければ原付のバイクを運転することができないことを意味しています。

もしこの保険に加入していなくて、原付のバイクを運転して見つかった場合は、道路交通法の違反となり違反点数6点と免停つまり、免許の停止の処分を受けることになることを覚えておきましょう。

維持費③ガソリン代

原付のバイクの維持費「ガソリン代」について説明をします。50cc以下原付バイクと言ってもメーカーや車種によりいくつかの種類があり、燃費も車種によって違います。車種にはオートマチックトランスミッションの構造いわゆる変速操作が必要なく、バイクを跨ぐのではなく、ステップフロアに足を乗せて走れるスクータータイプの車種があります。

メーカー別で人気のスクーターを紹介すると、HONDAの「ジョルノ」、YAMAHAの「ビーノ」、SUZUKIの「アドレス」などのバイクになります。もう1つの車種が、マニュアルトランスミッションいわゆるクラッチ構造の変速操作が必要なタイプのバイクです。

このタイプにはHONDA「スーパーカブ」、SUZUKIの「GS50」といった車種があります。原付のバイクの中でもスクータータイプの方が燃費はいいのですが、スクータータイプにも様々な車種があります。ガソリン代を少しでも安くしたいのなら購入前の確認が大事です。

維持費④メンテナンス代

原付のバイクの維持費「メンテナンス」について説明をします。原付のバイクには、車検はありません。しかし、自動車などと同じように定期的なメンテナンスが必要になります。原付のバイクのタイヤは乗っても乗らなくても空気圧が低くなります。空気圧はガソリンスタンドで無料で入れて貰えるので費用はかかりません。

バイクの走行距離や使う頻度にもよりますが、タイヤの溝が減るのでタイヤの交換が必要になります。また原付のバイクを長い期間使うためには、エンジンオイルの交換も必要になります。エンジンオイルの交換は基本的には何キロ走行したから交換が理想です。

しかし、原付のバイク場合は、年間を通じて平均的に長い距離を走行することが少ないので交換の目安となる走行距離までの期間が長くなります。そのため、いつまでもエンジンオイルを交換できない状態になり、エンジンに負担をかける結果になります。

維持費⑤任意保険料

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原付のバイクの年間にかかる保険の維持費には、強制的に加入しなければならない「自賠責保険料」と「任意保険料」があります。ここでは、原付のバイクの年間にかかる保険の維持費「任意保険料」について説明をします。

自分のバイクで走行中に歩行者などの相手を死亡させたり、怪我を負わせたりしたときに、保証してくれるのが自賠責保険です。この自賠責保険は対人賠償保険です。つまり対物や自分が怪我をしたときには保証をしてくれない保険です。

そのため自分の怪我やガードレールなどの対物に対しても保証してくれる保険が必要になります。その保険が任意保険です。任意保険の保険料は年齢や保証内容により違いがあります。

ファミリーバイク特約で対応できる

自動車の任意保険に加入していれば、50cc以下原付のバイクの任意保険は、ファミリーバイク特約で対応することが可能、そのため50cc以下原付バイクの任意保険料の維持費はかかりません。もし、原付のバイクのみしか運転しない人は、月に平均して数千円程度で年間の平均でも少ない保険の料金で加入することが出来るバイク用の任意保険に入りましょう。

原付の維持費①【軽自動車税の費用】

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原付のバイクの年間にかかる税金には、軽自動車税がありますという説明をしました。ここでは改めて原付の維持費「軽自動車税の費用」について説明をします。まず原付のバイクでありながら何故、軽自動車税を支払う必要があるのでしょうか。

軽自動車税は車種により2種類に分類されます。原付のバイク・二輪車・小型特殊自動車が対象になる軽自動車税と軽自動車(三輪・四輪)が対象と軽自動車税があります。軽自動車税の納付は平均5月10日頃に届く納税通知書を持って銀行、郵便局、コンビニエンスストア、インターネットバンキングで処理をすることが出来ます。

2000円を1年に1回支払う

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原付のバイクの年間にかかる維持費の軽自動車税について詳しく説明します。排気量50cc以下原付バイクの軽自動車税の料金は年間2,000円です。排気量50cc以上90cc以下原付バイクの軽自動車税の料金も年間2,000円になります。参考までに、排気量90cc以上125cc以下の原付バイクの軽自動車税は年間2,400円の税金がかかることになります。

原付の維持費②【自賠責保険の費用】

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原付の維持費「自賠責保険の費用」について説明をします。原付バイクの自賠責保険の料金は、どんな車種でも料金に違いはありません。法律で加入することが義務付けられている「自賠責保険」は基本的にはどの保険会社でも、どの地域でも「自賠責保険」の保険料は同じです。

しかし、沖縄県や本土から離れている島の「自賠責保険」の保険料には違いがあることを覚えておきましょう。また、選ぶ保険期間により料金が違います。

期間を長く設定するほど金額が安くなる

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「任意保険」の保険料は、年齢や保証内容により違いがありますが、「自賠責保険」の保険料は年齢に関係なく同じ保険料になります。「自賠責保険」の保険料は、1年間から5年間まで保険の期間を選択することが出来ます。「自賠責保険」の保険料は保険の期間が長くなるほど保険料が安くなる仕組みになっています。

12カ月で7500円

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ここからは、原付の維持費「自賠責保険の費用」を年間別で詳しく説明します。排気量50cc以下原付バイクの「自賠責保険」の年間契約をする場合は、保険の期間が長くなるほど保険料が安くなる仕組みになっているので12カ月つまり1年間の契約をする人は少ないのが現状です。

しかし、排気量50cc以下原付バイクの12カ月(1年間)の「自賠責保険」を選択した場合は保険料が7,500円です。月に換算すると625円の保険料ということになります。

24カ月で9950円

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排気量50cc以下原付バイクの「自賠責保険」を24カ月つまり2年間契約した場合の保険料は9,950円です。月に換算すると約830円の保険料ということになります。排気量50cc以下原付バイクの「自賠責保険」を2年間契約した場合のステッカーの表示は大きな数字が満期月、小さな数字が2年間の意味を示す2の数字が表示されています。
 

36カ月で1万2340円

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排気量50cc以下原付バイクの「自賠責保険」を36カ月つまり3年間契約した場合の保険料は1万2,340円です。月に換算すると約1,028円の保険料ということになります。参考までに排気量50cc以下原付バイクの「自賠責保険」を4年間契約した場合は保険料は1万4,690円で、月に換算すると約1,224の保険料ということになります。

排気量50cc以下原付バイクの「自賠責保険」を5年間契約した場合は保険料は1万6990円で、月に換算すると約1,416の保険料ということになります。

自賠責保険の保証内容

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原付バイクに限らず自賠責保険ではどの範囲までを保証してくれる保険なのでしょうか。自賠責保険の保証範囲は、自分が原付バイクを運転していて、歩行者など相手を死亡させたり、怪我を負わせたりしてしまった場合に限り保証される保険です。

つまり、対人賠償事故に関することを保証してくれる保険のことです。相手が死亡した場合は最高3,000万円まで保証、相手にケガを負わせてしまった場合は最高120万円まで保証をしてくれる保険です。

傷害の場合は最高120万円の保証

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原付バイクを運転していて、道路を歩行している人やバイクと自転車などの衝突で相手に怪我を負わせた場合に保証されます。保証される費用には、病院での入院費、治療費、怪我により精神的なダメージを受けたための慰謝料、怪我をしてしまい仕事が出来なくなることへの休業保証などを含めて最高で120万円まで保証してくれます。

死亡の場合は最高3000万円の保証

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原付バイクを運転していて、相手を死亡させてしまった場合も保証されます。その保証される費用には、家族や親族の悲しみに対しての慰謝料、死亡した人のお通夜やお葬式など葬儀費、死亡したことで得られる利益を得ることが出来なくなったことの逸失利益(いっしつりえき)の保証など死亡の場合は最高で3,000万円まで保証してくれます。

重度後遺障害の場合は最高4000万円の保証

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原付バイクを運転していて、相手に怪我を負わせ、その怪我が原因で後遺障害が残った場合は、どのくらい保証をしてくれるのでしょうか。後遺障害の程度により支払われる保険の金額が違います。

後遺障害には一番重い第一級から一番軽い第十四級までの等級があります。一番軽い第十四級の後遺障害には75万円、一番重い第一級の後遺障害には逸失利益、慰謝料などを含めて最高で4,000万円まで保証をしてくれます。

原付の維持費③【ガソリンの費用】

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ここまで、原付の維持費「自賠責保険の費用」「任意保険の費用」、原付の維持費「軽自動車税の費用」などについて説明をしてきました。ここからは、原付の維持費「ガソリンの費用」について説明をします。

原付の維持費の中でも保険や税金は年間を通じて同じ金額です。原付の維持費「ガソリンの費用」は維持費の中でもバイクの使う頻度や使う環境により月の費用が違うため気になります。また原付バイクのメーカーや車種によっても違いが出ます。

走行距離や路面状況・車種によって変わる

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原付の維持費「ガソリン代」は走行距離や路面状況・車種によって変わる費用です。走行距離が多ければそれだけガソリン代がかかることになります。また、走行距離が同じでも、凹凸がある路面や砂利道などバイクが走行する道路の路面状況によりガソリン代に違いが出ます。さらに同じ原付のバイクでも燃費よいバイクもあれば燃費の悪いバイクもあります。

年間走行距離6000kmでガソリン代138円・燃費50/Lの場合

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ガソリン代を調べるには、ガソリン1リットルの値段×移動距離÷燃費で計算することができます。年間走行距離6,000kmでガソリン代138円・燃費50/Lの場合を例にとった計算すると138x6000÷50になり、年間のガソリン代は1万6,560円となります。年間走行距離が6,000kmということは月に換算すると平均して月に500km走行したことになります。

年間16560円のガソリン代

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年間走行距離6,000kmでガソリン代138円・燃費50/Lの場合の年間のガソリン代は1万6,560円です。年間のガソリン代が1万6,560円ということは月に平均して1,380円のガソリン代ということになります。

この月に平均して1,380円のガソリン代が高いか安いかは個人差があります。しかし、年間走行距離6,000km、月500kmの走行距離は、毎日長い距離を走行しなければ実現出来ない距離です。そんなバイクの使い方をしても月に1,380円のガソリン代で済むとも言えます。

年間走行距離2000kmでガソリン代138円・燃費50/Lの場合

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原付のバイクの年間走行距離2,000kmでガソリン代138円・燃費50/Lの場合も前項と同じように計算すると、138x2000÷50の計算式になり、年間のガソリン代は5,520円になります。年間走行距離2,000kmということは月に換算すると平均して月に約167km走行したことになります。
 

年間5520円のガソリン代

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月に換算すると平均して月に約167km走行は、原付のバイクの平均的な走行距離と言えます。その原付のバイクの平均的な走行距離では、年間にガソリン代が5,520円がかかり、月に換算すると平均して460円がガソリン代となるということです。

同じ走行距離でも道路状況によりガソリン代は変わりますが、原付のバイクの通常の使い方をすれば、月460円という安い費用でバイクが使用することが出来ると言えます。

原付の維持費④【メンテナンスの費用】

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ここでは、原付の維持費「メンテナンスの費用」について説明をします。原付の維持費「メンテナンスの費用」にはオイル交換の費用、プラグ交換の費用、タイヤ交換の費用、ブレーキパッド・シュー交換の費用、ウエイトローラー・ドライブベルトの費用が必要になります。また、時にはバッテリー交換も必要になることがあります。

タイやの交換費用

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原付バイクのタイヤは摩耗によりタイヤの溝の部分が減ってきます。そのためブレーキを掛けてもすぐに止まれなくなります。原付バイクのタイヤ交換は使う用途により交換となる目安が違います。通勤・通学などで使用する場合は、約20,000kmが目安、使う頻度が高かったり、過酷な使い方をする場合は約5,000kmが目安になります。
 

原付バイクのタイヤ交換の費用はいくらぐらいかかるのでしょうか。原付バイクのタイヤ交換は車種によって違いがあります。単にタイヤを外して交換できる車種とタイヤを交換するためにマフラーを外す必要がある車種があります。

10インチタイヤの場合は約10000円【5000kmごとの交換】

またフロントタイヤとリヤタイヤでも違いがあります。フロントタイヤ交換の工賃は1,700円から、リヤのタイヤは2,800円からが相場です。またタイヤ交換ではタイヤを処分する費用もかかることがあります。タイヤ料金、タイヤ交換にかかる工賃、タイヤ処分料を含めて10インチタイヤの場合は約10,000円です。

ブレーキパット・シューの交換費用

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原付バイクのブレーキパット・シューの交換費用について説明をします。原付バイクを安全に走行するために大変重要なパーツがブレーキパット・シューです。ブレーキパット・シューの交換は自分でも出来ますが、安全を考慮してバイクショップに依頼した方が無難です。

バイクのブレーキパット・シューはバイクの車種によって形や大きさに違いがあり価格も違います。バイクのブレーキパットの価格は安いものは600円程度になり、高くなると5,400円程度になります。

しかし、原付バイクのブレーキパットは小さいため1,000円前後が平均的な価格になります。ブレーキパットシューの価格は2,000円~10,000円ほどで、交換工賃は1,700円前後から3,500円前後と幅があります。

約10000円【10000kmごとの交換】

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ブレーキパットとブレーキパットシューは共に消耗品です。使えば使うほど減っていきます。ブレーキパット・シューの交換の目安となる走行距離は、バイクの車種や使い方により違いはありますが、10,000kmごとの交換が理想です。

バイクのブレーキパットとブレーキパットシューを同時に交換した場合は工賃、部品代などを含めて約10,000円の費用がかかります。

オイルの交換費用

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原付の維持費「オイルの交換費用」について説明をします。オイルの交換に限らず、原付のバイクのメンテナンスは個人差があり費用も違います。しかし、ある程度のメンテナンスをしなければ、原付のバイクの故障に繋がりかえって高い費用になることがあります。特にエンジンオイルの交換はバイクの故障や寿命に影響するため定期的な交換が理想です。

オイルの交換は、原付のバイクの走行距離、走る道路の路面の状況などで変わります。走行する距離が多くなれば、それだけ、エンジンを使うことになり、エンジンオイルの劣化が進むことになりますのでオイルの交換が必要になります。

約2000円【3000kmごとの交換】

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原付バイクのオイルの交換は、ある程度走行したら交換するのが理想です。ほとんどのメーカーが3,000kmごとの交換を推奨しています。しかし、車種により交換を推奨する走行距離が違うメーカーもあります。

また、交換の目安を走行距離と1年間といったように経過期間と合わせて推奨しているメーカーもあります。また、ほとんどのメーカーが新車の場合は1,000kmでオイル交換を推奨しています。

オイル交換を自分でやる場合は、50ccの原付バイクのオイル交換には約700ccのオイルが必要で、オイルの種類にもよりますが、約1,000円のオイルの購入が必要になります。工賃が必要なく費用としては約1,000円です。バイク店でオイルの交換をすれば、お店により工賃が違うため安いお店だと約1,500円前後、高いお店でも約2,000円で交換できます。

ウエイトローラー・ドライブベルトの交換費用

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原付バイクのウエイトローラー・ドライブベルトの交換費用について説明をします。交換費用を説明する前にウエイトローラーとはどんな役割があるパーツなのかを説明します。ウエイトローラーとは、エンジンをかけたときにそのエネルギーをベルトに伝える役割があるパーツのことです。ウエイトローラーはバイクを加速させるための大事なパーツです。

約12000円【20000kmごとの交換】

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ウエイトローラーもドライブベルトも共に摩擦で劣化していく消耗品です。ウエイトローラーの部品代が3,000円から5,000円程度です。ウエイトローラーとドライブベルトは10,000kmの走行距離が交換時期の理想です。

遅くても20,000kmごとの交換をする必要があります。ウエイトローラーとドライブベルトの交換費用としては部品代と工賃を含めて約12,000円です。

原付の維持費⑤【任意保険の費用】

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原付の維持費「任意保険の費用」について説明をします。原付のバイクは強制的に加入しなければならない自賠責保険がありますが、保証が対人だけです。そこで、自身の怪我やガードレールなどの物を壊した際に保証してくれる任意保険に加入する必要があります。任意保険を取り扱っている会社は多くあります。

保険会社によって異なる

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任意保険を取り扱っている保険会社には、あいおいニッセイ同和損保・アクサ生命・アクサダイレクト・ソニー損保・チューリッヒ・三井ダイレクト損保など多くの保険会社があります。それらの保険会社が提供している任意保険は会社ごとに保険料、保証内容、オプションなどに違いがあります。

運転者が21歳以上限定の場合は約2万円

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任意保険は年齢条件を付けることができ、年齢条件を付けることで保険料を安くすることができます。条件には、全年齢・21歳以上・26歳以上・30歳以上・35歳以上と5種類あります。自分の年齢が21歳以上であり、バイクを運転するのが自分だけの場合、「21歳以上限」で契約すれば約2万円の保険料になり、限定なしよりも安い保険料になります。

運転者の年齢を限定しない保険の場合は約4万3千円

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保険会社にもよりますが、運転者の年齢を限定しないで契約した場合は約4万3,000円の保険料になります。一方で、21歳以上限定・26歳以上限定といったように年齢を限定した契約をすれば、21歳以上限定で約1万円、26歳以上限定で約1万円2,000円、35歳以上限定で約1万円3,000円月額の保険料が安くなります。

ファミリーバイク特約だと約10000円になることも

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自動車の任意保険に加入していれば、50cc以下原付のバイクの任意保険は、ファミリーバイク特約で対応することが可能、そのため50cc以下原付バイクの任意保険料の維持費はかかりません。また、原付のバイク以外にバイクを所有して、任意保険に加入している人は、ファミリーバイク特約のオプションを付けると保険料が約10,000円増額になります。

他にもかかる原付の維持費【駐輪場の費用】

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原付の維持費として保険、税金、メンテナンス費などについて説明をしてきました。ここでは、原付の維持費「駐輪場の費用」について説明をします。原付のバイクの駐輪場に限らず、駐輪場の料金は、地域によってかなりの違いがあります。自宅にバイクを止められるスペースがあればよいのですがない場合は借りる必要があります。

マンションョやアパートの敷地内にある駐輪場を借りるには最低でも1,000円前後の駐輪場の料金が必要です。敷地内にある駐輪場でさえ1,000円前後の駐輪場の料金が必要、敷地外であればもっと高い料金になります。

東京都の場合は3000円~5000円位

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駐輪場の料金は、土地の価格と同じように地方ほど安い傾向にあります。東京都などの都会で原付のバイクの駐輪場を借りようとすれば、3,000円から5,000円ほどの駐輪場の料金がかかります。

また、原付のバイクで駅やその他の施設に出かけた場合は、駐輪場の料金が必要なり、原付の駐輪場の費用は、自宅のマンションョやアパートに置くための駐輪場の費用と出かけた場合の駐輪場の費用がかかります。

なるべく学校や会社の駐輪場を利用すればお得

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自宅のマンションョやアパートに置くための駐輪場の費用はバイクを持っている限り仕方がない費用です。しかし、出かけた場合の駐輪場の費用は工夫すれば安く抑えることが出来ます。例えば、通学であれば学校の駐輪場を利用すれな料金は発生しません。また、通勤であれば会社の駐輪場を利用すれば他の駐輪場よりも安い料金で置くことが出来ます。

原付の年間維持費は合計でいくらになる?

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原付のバイクの維持費として年間では、自賠責保険、任意保険、軽自動車税の維持費がかかり、月にはガソリン代、エンジオイル交換などのメンテナンス代、駐輪場代などがかかります。以上のように原付のバイクの維持費を説明してきましたが、原付の年間維持費は合計でいくらになるのでしょうか。

平均維持費は3万円前後

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原付のバイクの維持費として固定しているのが自賠責保険と年間に払う軽自動車税です。変動する維持費が月のガソリンにかかる費用、エンジオイル交換などのメンテナンスにかかる費用です。また、それ以外にも任意保険料、駐輪場の費用があります。

これらを含めた原付のバイクにかかる平均維持費は3万円前後と言われています。この平均維持費は当然のことながら使う頻度により、また使う環境によっても変わることになります。

原付の維持費はとても経済的!

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原付の維持費をまとめると、自賠責保険料が5年間として契約した場合は1年あたりの保険料が3,400円、任意保険料は年齢と保証内容に違いがありますが、4,000円から6,000円かかります。

他にも軽自動車税2,000円、ガソリン代は平均的な使い方をすれば6,000円前後、エンジンオイル代として1,000円といった維持費になります。平均維持費として3万円前後です。しかし、タイヤ交換、ブレーキパットとブレーキパットシューの交換などをすれば維持費にプラスした形の費用が発生します。

しかし、タイヤ交換、ブレーキパットとブレーキパットシューの交換などをすれば維持費にプラスした形の費用が発生します。しかし、自動車や大型バイクの維持費と比較したら原付の維持費はとても経済的です。

kawakei
ライター

kawakei

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