スニーカーの寿命を知っていますか?
カジュアルな服にもフォーマルな服にも合わせやすいスニーカーはほとんどの人が持っているわけですが、具体的な寿命をご存じでしょうか?やはり長く使えば使うほどかかとやソールは削れていくので、見た目がどんどん悪くなってしまいます。
この記事ではそんなスニーカーの寿命や捨て時の判断基準、長持ちさせるお手入れ方法と紹介していきます。もしもせっかくのスニーカーを長く履きたいのであれば、ぜひ参考にしてみてください。
スニーカーの寿命はどのくらい?
ずばりスニーカーの寿命は3年となっています。やはりどれだけスニーカーを履いているかやスニーカーの元々の品質によっても変わってくるのですが、一般的にどのようなスニーカーも3年で寿命を迎えてしまいます。
この項目ではそんなスニーカーの寿命について詳しく説明していきます。中には3年を迎えずにボロボロになってしまうケースもあるので、自分のスニーカーの寿命が気になる人はぜひ参考にしてみてください。
平均寿命は3年
しっかりとお手入れを施しているスニーカーに関してはおおよそ平均寿命が3年となっています。強度の高いスポーツシューズや登山用シューズといった種類は素材が耐久性があるので、5年程度長持ちしてくれる場合もあります。
しかし、同じスニーカーを毎日履いたり、雨の日にはいたりすることによってスニーカーの寿命はどんどん短くなっていきます。中にはお手入れをしていても状況によっては3年長持ちしないこともあるのです。
履き方により寿命が短くなることも
実はスニーカーの品質をこだわるのであれば、しっかりとスニーカーの履き方や手入れを気にする方が長持ちします。実は履き方やお手入れを怠るだけで、とても高いスニーカーもすぐにボロボロになってしまう可能性もあるのです。
どんなにお手入れをしていてもスニーカーの替え時はやってきます。大まかな判断基準はかかとのすり減りや穴が開いているかどうか、破れているかどうかといったものになるので、もしもそういった状態であれば思い切って新しいスニーカーを買うことをおすすめします。
スニーカーの寿命の部位別の判断方法
スニーカーにはソールや内装、外観といったパーツがあるわけですが、それぞれ違った寿命の判断方法があります。しっかりとこういった判断方法を知っておくことによって、寿命が後どれだけで残っているか判断できます。
この項目ではそれぞれの部位別の寿命の判断方法をご紹介します。それぞれ違った傷み方や削れ方をしていくので、気になる人はぜひこういった部位別の判断方法も参考にしてみてください。
ソールの状態
まずはスニーカーの中でもソールの寿命の判断基準を取り上げていきます。ソールはスニーカーの靴底の事を指しているのですが、やはりスニーカーを履いているだけでどんどんすり減ってしまう部位となっています。
実はソールは凸凹しているのですが、凸凹が削れただけでは寿命を迎えていると判断するのは時期尚早です。ソールが完璧に削れてしまい、スニーカーの中部分が見えるようになってきたら寿命を迎えたという判断をしてもいいかもしれません。
内装の状態
次に紹介してきたいスニーカーの寿命の判断基準は内装の状態となります。ソールよりは明確に削れたりしないものの、やはりスニーカーを履きこんでいくうちにどんどん傷んでいくのが内装となっています。
内装は具体的にプラスになるような機能は備わっていないのですが、見た目がボロボロになってきたら寿命と判断してもいいかもしれません。さらに変色や変形してきたら、完全にスニーカーを変えることをおすすめします。
外観の状態
もしかしたらおしゃれなスニーカーを買ったのにもかかわらず、長く履いているうちにボロボロになったりするかもしれません。やはりスニーカーはおしゃれなアイテムなので、傷んだり臭いがとれなくなったりしたら寿命だと判断するのがおすすめです。
もしかしたらスポーツをするような人は、土や汗の汚れでスニーカーにしみがついてしまうこともあるかもしれません。そういった時はほとんど汚れを落とすことはできないので、しっかりと新しいスニーカーを手に入れてみてください。
スニーカーの寿命を短くする履き方とは?
スニーカーはしっかりとお手入れしていれば3年は持つ靴となっていますが、そもそもスニーカーの寿命を短くする履き方をご存じでしょうか?意識せずに行っていることもあるので、しっかりと把握しておくことをおすすめします。
ずばり足を擦るような歩き方や靴紐の緩み、かかとを踏む歩き方がスニーカーの寿命を短くするような履き方となっています。これらを行わなくなるだけで寿命は延びるので、気になる人はぜひ参考にしてみてください。
足を擦るように歩いている
スニーカーにはソールと呼ばれる底の部分があるわけですが、普通に履いているだけで削れていく素材となっています。そんなソールは足を擦るように歩いてしまうとどんどん削れていくので、スニーカーの寿命が短くなることにつながるのです。
もちろん長く履いているだけでもソールは削れていくものなので、しっかりと意識して歩くようになるだけでスニーカーの寿命は延びます。しっかりと足を上げて歩いていく必要があるのかもしれません。
靴紐を緩めて履いている
スニーカーの劣化に靴紐は関係ないと思われがちですが、緩めに靴紐を結んでいると痛みや劣化につながります。靴紐を緩めているとかかとの部分を足で削るような歩き方になってしまうので、全体的なスニーカーの寿命を縮めていきます。
スニーカーの靴紐は何かと無視されがちなアイテムですが、せっかくならおしゃれにきっちりと結ぶのがおすすめです。できるだけ靴ひもが緩まないように固めに結んでおくと便利かもしれません。
かかとを踏んで履いている
何かとクセになってしまいがちなかかとを踏む行為は、スニーカーをどんどん劣化させていく原因になります。かかとからどんどん型崩れしていくパターンもあるので、履くときにも意識して足を通していくことをおすすめします。
実はO脚の人はソールの外側が削れたり、X脚の人はソールの内側が削れたりするので歩き方もやはり寿命に関係していきます。せっかくのスニーカーを長持ちさせたいのであれば、ぜひ歩き方や履き方を見直してみてください。
スニーカーの寿命を延ばすために意識したいこと
この項目からはせっかく買ったスニーカーの寿命を延ばすために意識したいことをご紹介します。簡潔に言えば、歩き方や履き方といった項目に関係してくるのですが、中にはお手入れ方法も含まれています。
スニーカーはお手入れをするだけで3年は長持ちしてくれる性能のいいシューズとなっています。お気に入りのスニーカーの寿命を延ばすためにも、こういった方法も意識してみてください。
毎日同じスニーカーを履かない
まず紹介してきたい意識したいことは毎日同じスニーカーを履かないといったことになります。スニーカーはカジュアルな服にもフォーマルな服にも合うシューズなので、もしかしたら毎日履いてしまう人もいるかもしれません。
スニーカーは履いて歩いているだけでソールやかかとが削れていくので、履けば履くほどその劣化が進んでいきます。できるだけ長持ちさせたいのであれば、別の靴とローテーションしていくことをおすすめします。
歩き方に注意する
お手入れをしているのにもかかわらずスニーカーの寿命が早く来るような人は間違った歩き方をしている場合があります。ずばり足の裏全体で歩いていたり、かかとに重心をかけた歩き方がとりわけ影響しています。
スニーカーはソールやかかとがすり減ることによって寿命を迎えてしまうので、しっかりとソールとかかとに負担をかけない歩き方が大切です。つまり足先で歩いたり、足の裏で着地しないように歩いたりしましょう。
必ず紐をほどいて靴を脱ぐ
靴を脱ぐのは面倒に感じるかもしれませんが、靴紐を固く縛ったまま脱いでしまうと型崩れにつながってしまいます。しかし、緩めに結ぶとかかとが削れていくので、やはり靴紐をほどいて靴を脱ぐ必要があるのです。
しっかりと履いてから靴紐を結び、脱ぐときには紐をほどいてから靴を脱ぐことによってスニーカーは長持ちします。少し面倒なことかもしれませんが、お気に入りのスニーカーを長持ちさせるために実践してみてください。
お手入れをしっかりする
この項目からはスニーカーを長持ちさせるのに大事なお手入れ方法をご紹介します。ここ最近ではシューズ向けのお手入れアイテムはいくらでも販売されているので、気軽にスニーカーをお手入れできるようになりました。
しっかりとしたお手入れをしているだけでスニーカーは3年という長い間履くことができるシューズです。これから紹介するお手入れ方法を参考にして、お気に入りのスニーカーを長く履いていきましょう。
履いた後は汚れを落とす
まず紹介してきたいおすすめのお手入れ方法は履いた後に汚れを落とすといったものになります。スニーカーは外の汚れによって黄ばみや変色が起こってしまうので、ササっと汚れを落とすだけで寿命は延びます。
実は臭いが発生してしまうのも防いでくれるので、何かとスニーカーを履く人にはおすすめのお手入れ方法となります。そこまで時間がかからないので、スニーカーを脱いですぐにでもお手入れすることができます。
定期的に洗剤で洗う
次に紹介してきたいおすすめのお手入れ方法は定期的に洗剤で洗うといった方法になります。やはり軽く汚れを落とすだけでも変色や黄ばみを防ぐことはできるのですが、根本的に汚れを落とす洗剤を使うのも大切です。
ここ最近ではシューズ向けの洗剤も販売されているので、靴の汚れに効果的な成分によってスニーカーをきれいにすることができます。少しだけ時間のかかるお手入れ方法なので、時間が空いた時にまとめて靴を洗うのもいいかもしれません。
長持ちするスニーカーの特徴とは
この項目からは長持ちするスニーカーの特徴をご紹介します。高ければいいというわけではないので、もしもスニーカーを買いたいと思っているのであれば、しっかりとこういった項目を参考にすることをおすすめします。
簡潔に言えば、履き心地の良さや通気性の良さ、素材といった特徴を気にすることによって完璧なスニーカーを手に入れることもできます。中にはコスパよく長持ちするスニーカーを手に入れることができるかもしれないので、気になる人はぜひチェックしてみてください。
履き心地が良い
履き心地の良いシューズほど長く履けるという傾向にあります。履き心地がいいという事は変に意識して歩く必要がないため、ソールやかかとを削ってしまうようなくせのある歩き方をしなくて済むのです。
たとえば違和感のあるシューズを履いてしまうと、足に負担をかけてしまう場合があります。そこで足の痛みを軽減させるためにかかとやソールに重心をかけてしまうと、スニーカーは一気に傷んでいきます。
自分にとって履き心地の良いスニーカーは評判だけではわかりづらいので、しっかりと実店舗に行って履いてみることをおすすめします。せっかくなら自分の足にフィットするようなスニーカーを見つけてみてください。
通気性が良い
ここ最近では素材からこだわり抜かれたシューズも数多く販売されていますが、とりわけメッシュ素材を使った通気性のいいスニーカーがおすすめです。もちろん足蒸れを防ぐ効果もありますが、実はシューズを守るための機能もあります。
ずばり通気性が良いことによって、足汗の水分がシューズについてしまうことを防いでくれるのです。どのようなシューズを履いていても足汗は出てしまうわけですが、しっかりと通気性が良いものを選ぶことによって軽減することができます。
メッシュ素材は見た目的にも爽やかなので、もしもそういった面からスニーカーを選びたい人はぜひ参考にしてみてください。
レザー素材
一般的なスニーカーは布で作られている物がほとんどですが、一番長持ちしてくれるような素材はレザーとなっています。布のスニーカーは雨水によって劣化していくのですが、レザーの場合だとしっかりと水分をはじいてくれます。
実は防水スプレーをかけなくても十分な撥水性があるので、安心して雨の日でも使うことの出来る素材と言えるかもしれません。丸洗いしづらい素材ではありますが、ガーゼなどで拭くといったお手入れ方法がおすすめです。
他のスニーカーにはないかっこいい雰囲気を出すのにもピッタリなので、クールな印象のスニーカーが欲しい人はレザー素材を取り入れてみてください。
歩き方やお手入れを意識してスニーカーの寿命を延ばそう!
この記事ではスニーカーの寿命や捨て時の判断基準、長持ちさせるお手入れ方法を紹介してきました。スニーカーはお手入れをすることによって3年は長持ちしてくれる優れものとなっています。
合わせて長持ちしやすいスニーカーの特徴も取り上げていきました。もしも長持ちするスニーカーが欲しいのであれば、ぜひこういった特徴も参考にしてみてください。