スニーカー用洗剤使ってますか?
スニーカーの汚れは、衣類の汚れとは違う独特の汚れがついています。例えば外履きは泥汚れが付きやすく、また足はとても汗をかきやすい部分でもあるため、雑菌やにおいがつきやすい特徴があります。
このようにスニーカーの汚れは衣類の汚れとは少し質が違うため、効率よく汚れを落とすには、その汚れを分解できる成分が入った洗剤を使うことが一番です。汚れが落ちやすいと、素材を傷めにくくなるため、スニーカーが長持ちします。
また、スニーカーは、キャンバス地のような布地だけではなく、スエードや皮革など様々な素材でできた物があるため、素材の質感を維持し、長く愛用するためにも、スニーカーに合った洗剤を使って洗うことをおすすめします。
スニーカー用洗剤の特徴
スニーカーの汚れは、普段着ている衣類とは違った汚れが付きやすく、その上落ちにくい汚れが多いため、つい何度も強くこすってしまい、スニーカーの生地を傷めてしまうことがあります。
また、キャンバス地や皮革などの天然素材、ビニールやナイロンの合成素材などを問わず、幅広い素材が単体としてだけではなく、併用して使われていることもあり、スニーカーの素材を傷めないためにどんな洗剤を使えばいいのか悩むこともあります。
これらの悩みをすっきりと解決してくれるのが、スニーカー専用の洗剤です。では続いてスニーカーにつきやすい汚れの特徴やスニーカー用洗剤とはどんなものなのかについて解説します。
靴につきやすい汚れに特化
スニーカーにつきやすい一番の汚れは、砂や泥、ほこりなどの水に溶けにくい「不溶性の汚れ」です。特に小さなお子さんがいらっしゃる方や野外でスポーツやお仕事をしている方など、洗う頻度が多い方はとても大変です。
また、スニーカーは動きやすい特徴から、良く体を動かす時に使用されることが多いため、足汗も多くなりがちで、スニーカーの内側も汗汚れやにおい、雑菌などの汚れもたまりやすいです。
スニーカー用洗剤は、これらの汚れを落とすことに特化した成分をメインとしているため、スニーカーを簡単に、よりキレイにすることができるので、スニーカーの洗濯がぐんと楽になります。
泡切れ抜群
スニーカー用洗剤で重要なのは、汚れ落ちの良さだけではありません。実は、泡切れのよさもスニーカーをきれいにするポイントの一つです。
泡切れが悪く、スニーカーにそのまま洗剤が残ってしまうとシミになってしまい、新たな汚れの原因になってしまいます。そのため、泡切れが良い洗剤を使うことは、洗った直後のきれいさをキープする上でも大切なのです。
スニーカー素材に適している
スニーカーの素材は、キャンバス地などの布素材だけではありません。本革などの天然皮革や合成皮革のもの、スエードなどの起毛素材、ビニールやナイロンなどの合成素材、さらに様々な素材を組み合わせたものもあります。
それぞれの素材や用途に合わせた洗剤を用意するのも良いのですが、どんな素材のスニーカーでもキレイに優しく洗えるスニーカー用洗剤は、これ一つで用が足りるのため、とてもおすすめです。
スニーカー用洗剤のタイプ
スニーカーの洗剤は、用途に合わせて様々なものがあります。例えば、粉末タイプの洗剤、リキッドタイプの洗剤、スプレーで吹き付ける泡タイプの洗剤、そしてスティックタイプの洗剤です。
また、スニーカーの洗い方にはつけ置き洗い、洗剤を直接つける方法、ブラシでのこすり洗いする方法など、洗剤の形状によって効果的な洗い方がいくつかあります。
そして、スニーカー用洗剤は100均で買えるものから数千円するものまで、価格に幅があり、どれを選べばいいのか悩みます。続いて、さまざまなスニーカー用洗剤の特徴と、効果的な使用方法などについて説明します。
つけ置きできる粉末タイプ
まずは粉末タイプの洗剤についてです。粉末洗剤は特につけ置き洗いに向いています。キャンバス地のなどの布地のスニーカーは、粉末洗剤をお湯に溶かしてつけ置きするだけで、汚れ落ちがぐんとよくなります。
また、重曹や炭酸セスキソーダにつけ置きしてから洗うと、気になるにおいもスッキリと落とすことができます。なお、重曹と炭酸セスキソーダは、100均でコンパクトなサイズを購入できるので、使用感をお手軽に試すことができます。
また、汚れが強い部分がある場合は、洗剤液につけ置きをした後に粉末洗剤をペースト状に水で溶き、ブラシなどに付けてからこすると、よりきれいに仕上がります。
天然皮革素材は一般的にアルカリ性洗剤が向かないため、粉末洗剤はおすすめできませんので、ご注意ください。
使いやすいリキッドタイプ
続いてリキッドタイプの洗剤です。リキッドタイプの洗剤は、取り扱いに注意が必要な天然皮革素材のスニーカーにもピッタリな、環境にも優しい原材料でできているものが多数販売されています。
リキッドタイプの洗剤は、汚れに直接つけることができるし、また水にも溶けやすいのでスニーカー全体をしっかりと洗いたい時にもおすすめです。
特にジェイソンマークのスニーカー洗剤は、様々な素材のスニーカーに対応しており、天然皮革でできたスニーカーの素材も傷めることなく、キレイに洗い上げることができます。また、主原料が天然素材なので、手肌に優しいのも人気のポイントです。
汚れに直接使える泡タイプ
泡タイプのスプレー洗剤は、直接汚れに洗剤を吹き付けることができるため、ピンポイントで汚れを落としたいときにも便利です。また洗濯そのものの作業だけでなく、準備や後始末が簡単にできることもおすすめポイントの一つです。
また、泡状の洗剤が汚れをしっかりキャッチし、短時間で汚れを浮かせてくれるので、スニーカーの洗濯が楽にできます。
扱いやすいスティックタイプ
スティックタイプの洗剤は、石鹸が中に入れられる上、石鹸の長さに合わせて伸縮可能な調整レバーがついていて、さらに反対側に柔軟性のあるブラシがセットされているので、とても使いやすく便利です。
ポイント汚れで、特に落ちにくいタンパク質汚れなどがついてしまった時に役立ちます。例えば、小さなお子さんが給食を靴にこぼしてしまった時などにおすすめです。ただし、洗浄力が強く、成分がアルカリ性なので、キャンバス地などの布製の靴を洗うことに向いています。
おすすめ人気スニーカー用洗剤
では続いて、多数あるスニーカー用洗剤の中でも、おすすめの人気スニーカー用洗剤について、その特徴と人気の理由について解説します。
ウタマロ リキッド
まずは、ウタマロリキッドです。ウタマロ洗剤と言えば、固形タイプの洗剤の方が馴染みが深いという方がたくさんいると思います。ウタマロリキッド洗剤も固形洗剤と同じく衣料用洗剤で、こちらも汚れ落ちが良いため人気ですが、実はスニーカーを洗うことにも長けています。
その理由は、洗剤の成分にあり、ウタマロ洗剤の固形タイプはアルカリ性で蛍光漂白剤入りであるのに対し、リキッド洗剤は、中性で蛍光漂白剤が無添加です。そのため、幅広い素材、そして色合いのスニーカーを洗うことができます。
また液体洗剤なので、ブラシでこする前に洗剤をつけ置きをしてから洗うこともできるし、洗濯液を作る際、水に溶けやすいので扱いやすいのも人気の理由です。さらに、生体分解ができる優しい素材でできた洗剤なので、手肌にも優しいところもおすすめです。
おひさまの洗たく くつクリーナー
続いて、おひさまの洗たく靴クリーナーです。こちらは靴専用のスプレータイプの液体洗剤です。使い方は簡単で、まずはスニーカーについている泥などのよごれをブラシで落とし、つぎに水やぬるま湯につけ置きをし、汚れがついている部分を中心にスプレーをし、ブラシなどでこすり洗いをします。
この洗剤の一番の特徴は、光漂白剤が含まれていることです。光漂白剤とは、日当たりのいい所などの明るいところで乾燥させることで、汚れやにおいをより洗浄してくれる成分です。
ただし、皮革などの製品には向かないとのことが注意書きにありますので、スニーカーの素材をしっかりとご確認の上、使用しましょう。
100均棒石鹸
そして最後におすすめするスニーカー洗剤は、100均の棒石鹸です。100均といえども効果は絶大で、汚れ落ちに定評があります。
100均の棒石鹸には様々なタイプがありますが、オレンジ色のタイプは皮脂などのタンパク質汚れに向いていて、青色のタイプはスニーカーなどについた泥汚れを落とすことにより向いています。
使い方は、まずスニーカーをお湯や水などにつけ置きします。全体が濡れたら、汚れがついている部分に石鹸をこすりつけ、さらにブラシでこすり、すすいで脱水するだけです。
100均の棒石鹸はとても汚れ落ちが良いので、こすり過ぎでスニーカーの生地を傷めることがなく、さらに時短でスニーカーを洗濯できるので、とても便利です。
スニーカー用洗剤を使ってみよう
いかがでしたか。スニーカーにはスニーカー独特の汚れがあり、またスニーカーの素材は布製の生地だけではなく、天然皮革、合成皮革、さらにそれらを組み合わせて作られているものがあり、扱い方には注意が必要です。
そのため、スニーカーの汚れや素材の特徴などに特化した、スニーカー専用の洗剤を使うことで、簡単にきれいに洗うことができ、そのためスニーカーを洗濯で傷めずにすむため、長く使用することができます。
また汚れ落ちだけを追究すると、100均からスニーカー洗剤を求めることができます。スニーカーの素材をしっかり確認し、用途や予算に合った、自分にピッタリのスニーカー用洗剤を見つけてみてください。