廃油石鹸の作り方をチェック!簡単に作れて節約にもなるおすすめアイテム!

廃油石鹸の作り方をチェック!簡単に作れて節約にもなるおすすめアイテム!

廃油を使った廃油石鹸をご存じですか?家庭で出た廃油を使って、洗浄力の高い石鹸を作ることができます。使い方や作り方など詳しくご紹介します。廃油石鹸を作るときは危険を伴いますので、その注意点をしっかりと知り、廃油石鹸作りに是非挑戦してみてください。

記事の目次

  1. 1.自作できる廃油石鹸って知ってる?
  2. 2.廃油石鹸とは
  3. 3.廃油石鹸の簡単な作り方
  4. 4.廃油石鹸の使い方の注意点
  5. 5.廃油石鹸は慎重に扱おう!

自作できる廃油石鹸って知ってる?

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自分で石鹸を作れることはご存じですか?中でも今回ご紹介する「廃油」を使った「廃油石鹸」というものが洗浄力も高く、衣類などの汚れをよく落としてくれるのでとてもおすすめです。

その廃油石鹸について今回詳しく調べてみました。廃油石鹸の効果や、作り方など節約にもつながるので知っていて損はありません。廃油が出たら是非作ってみてはいかがでしょうか?

廃油石鹸の作り方から、使い方など廃油石鹸について詳しくご紹介します。自宅に保管している廃油をびっくりするくらいよく汚れを落とす、石鹸に変身させてしまいましょう。

廃油石鹸とは

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家庭で出る廃油の処分に困ったことがある方は結構多いのではないでしょうか。その処分に困る廃油を、便利な石鹸にすることができます。もちろん廃油を使うので、家庭の節約にも繋がります。

自治体によっては、廃油を集めて再利用したりする活動もありますが、家庭でも簡単に廃油を再利用できる廃油石鹸をぜひお試しください。上手に廃油を再利用して、家庭にも環境にも優しい石鹸を作ってみましょう。

食用油で作る石鹸

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揚げ物をしたあとに出る廃油を使って、石鹸を作ることが可能です。香りを出したいのであれば、お気に入りのアロマオイルを使えば、お気に入りのいい香りになります。

作り方は後程ご紹介しますが、作り方はとても簡単です。ただし苛性ソーダを使うので取り扱いには十分な注意が必要です。ですから作り方や扱い方は、しっかりと知っておきましょう。揚げ物あとの処分に困る廃油を石鹸に変えて、一緒に節約もこなしましょう。

家計の節約になる

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処分に困る廃油、どのみち処分をしないといけないのであれば、その廃油を使って石鹸にして再利用しましょう。大きな節約にも繋がりますし、廃油石鹸は家計の味方になります。

作り方さえ覚えておけば難しいことはなく、廃油を捨てるための凝固剤などを買う必要も少なくなります。もちろん石鹸を買う頻度も減るので、節約に繋がっていくでしょう。ちょっとした節約が、大きな節約に繋がっていきます。

かなり強力な効果が得られる

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廃油石鹸は油性汚れに強く、油性の汚れをよく落としてくれます。服についたシミなどの多くは、一番上の層が油性となっています。そのため廃油石鹸を使って、油性部分をしっかり除去することが大切です。

ワイシャツの頑固な襟や袖の汚れも皮脂による油性の汚れなので、廃油石鹸で綺麗に落とすことができます。台所用洗剤よりも廃油石鹸のほうがよく落ちるので、ワイシャツの皮脂汚れなどでお悩みの方には、廃油石鹸はとてもおすすめです。

市販の粉末洗剤などよりも成分が強力なので、洗浄力も抜群に優れています。廃油にそんな力があるの?と思うかもしれませんが、気になる方は一度試してみる価値があります。

廃油石鹸の簡単な作り方

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では実際に廃油石鹸の作り方をご紹介していきます。廃油石鹸の作り方は主にペットボトルで作ります。材料さえそろっていれば、おうちで簡単に作ることができます。

難しいことは何もありませんし、面倒なこともありませんのでぜひ一度試しに作ってみて、実際にどれほど汚れが落ちるのか試してみてください。

苛性ソーダを使用するので、廃油石鹸を作るときには、お子様やペットには注意しながらもちろんご自身の安全も守り、気を付けて取り扱いましょう。

ペットボトルで作る

フリー写真素材ぱくたそ

廃油石鹸は必ず家にあるペットボトルで作るのが良いでしょう。500ミリリットルか1.5リットルどちらかでいいので中身を洗って準備しておきましょう。

廃油石鹸を作るために使うものは、廃油(600cc)、水(200cc)、苛性ソーダ(水酸化ナトリウム)80グラム、香りを付けたければお好きなアロマオイルもあると良いでしょう。

他に準備するものは、はかり、軽量カップ、じょうご、キッチンペーパー、ゴム手袋かビニールの手袋、眼鏡かゴーグルなど目を保護できるもの、牛乳パックです。

手順

フリー写真素材ぱくたそ

では実際に作っていきましょう。苛性ソーダは劇薬ですので、目を保護するものやゴム手袋、長袖の服などで肌を露出しないように、十分に気をつけましょう。

はかりにキッチンペーパーを敷いて苛性ソーダを80グラムはかります。次に水200ccをペットボトルに入れ、そこにゆっくり苛性ソーダを入れていきます。苛性ソーダはじょうごを使ってこぼさないように入れることがポイントです。

ペットボトルのフタをしっかりと閉めて、苛性ソーダと水をしっかりと混ぜ合わせます。水を先に入れて、その次に苛性ソーダを入れるという順番を間違えると危険ですので、順番を絶対に守るようにしましょう。

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水の中に苛性ソーダ混ぜると高温になってくるので扱いには気を付けましょう。完全に苛性ソーダが溶けて人肌程度に冷めたところで、ペットボトルに廃油を入れます。

廃油のニオイが気になるという方は、薄荷ミントやアロマオイルなどを適量入れておくと良い香りになります。そしてペットボトルのフタを閉めて、安全のためにその上からビニール袋を被せて口を閉じておきましょう。

あとは中身がもったりしてくるまで20~30分ペットボトルを振って混ぜていくと完成です。牛乳パックに移して、固まるまで数日間放置し、固まったらカットして約1カ月ほど熟成させて完成です。

苛性ソーダは劇薬なので注意

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苛性ソーダは劇薬なので、使い方には十分注意が必要です。廃油石鹸を作る過程で触れることのないように万全な対策をしましょう。

苛性ソーダのあとに水を入れると一気に高温になり大変危険ですので、順番は絶対に間違いのないようにしましょう。また、水に混ぜると蒸気が出てきます。その蒸気も有毒なので、吸い込むことのないよう窓を開けて喚起もしっかりとしましょう。

固まる過程でも触れることのないように、気を付けましょう。カットする際もまだ危険です。ゴム手袋などをして直接触らないように注意してください。1カ月熟成させて完成するまでは、直接触ることのないようにしましょう。

廃油石鹸の使い方の注意点

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簡単に作ることができる廃油石鹸ですが、作る過程での取り扱い方や使い方には注意点がいくつかあります。苛性ソーダは触れると危険なので、使い方をしっかりと覚えておき、廃油石鹸を作るときには十分な注意が必要です。

廃油石鹸の性質や、取り扱い方などをしっかりと知っていれば、安心に廃油石鹸を作ることができます。注意点さえ覚えておけば、安全に使うことができます。

強いアルカリ性

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廃油石鹸のPHを計ると、強いアルカリ性ということが分かります。市販の弱アルカリ性の粉末洗剤よりも強力だということは分かりますが、その分取り扱いや使い方には注意が必要だということになります。

手荒れをしてしまう可能性がありますし、お肌が弱い方は必ずゴム手袋などを着けて使用することをおすすめします。強いアルカリ性というのはお肌にとって強い刺激になります。

ですが、強い成分ということもあって頑固な汚れには強い味方となります。廃油石鹸を使うときにはしっかりお肌を守って使うと安心して使えます。

手や目につかないように注意

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廃油石鹸には劇薬の苛性ソーダが入っているので、簡単に作ることはできますが、苛性ソーダを取り扱うときにはしっかりとした対策が必要です。水と混ぜたあとは高温にもなりますし、お肌や目に付くと火傷を負ってしまうこともあります。

火傷と言っても熱湯などで火傷するわけではありません。苛性ソーダは劇薬になりますので化学薬品による火傷です。これは火や熱湯などで火傷するよりも、火傷の度合いが高く、治るにも時間がかかります。

面倒でも目を保護するものや、お肌を極力露出せずに取り扱うようにしましょう。そして完全に出来上がるまで絶対に触れないように十分な注意をしましょう。

廃油石鹸は慎重に扱おう!

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処分に困る廃油を簡単に石鹸にできて、しかも汚れもよく落としてくれる廃油石鹸はとても便利です。節約にも繋がりますし、頑固な油汚れも綺麗に落としてくれる主婦の味方です。

でも作り方はもちろん、使い方や取り扱い方を間違えると大怪我をする恐れのある危険なものでもあります。取り扱いには十分に注意し、お子様やペットがいる家庭ではとくに気を付けなければいけません。

廃油石鹸を慎重に使えば、安全に使うことができる石鹸です。シミ汚れや、Yシャツの襟や袖の皮脂汚れも、すっきり落とすことができますので是非試してみてください。

hypi
ライター

hypi

普段は2人の男の子を育てるために日々主人と奮闘しながらのんびり田舎暮らししています。趣味はライブで騒いで主婦業を忘れることです。美容や健康についてもたくさん情報を集めているので、役立つ情報を発信できたらと思っています。

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