小型でも優秀なモバイルプリンターを厳選紹介!
モバイルプリンターは軽量でコンパクトなため持ち運びが簡単で、ビジネスやレジャーなど様々なシーンに利用できます。スマホやタブレットからWi-FiやBluetoothなどで接続することができ、どこでも簡単に印刷ができます。
ここでは使い勝手がよく、人気があるモバイルプリンターを紹介します。A4サイズ対応のものから、写真専用のミニフォトプリンターまで、今話題のモデルをお伝えしましょう。
モバイルプリンターとは
モバイルプリンターとは、従来の置き型タイプのプリンターに対し、コンパクトで軽量なプリンターのことです。持ち運びが便利なため、好きな場所でプリントすることができます。
モバイルプリンターのサイズや大きさには明確な決まりはありませんが、一般的に対応用紙はA4サイズまで、重量は2kgまでのモデルが中心となっています。
スマホの写真を印刷するプリンターからA4サイズに対応するビジネス向けのモバイルプリンターまで様々なタイプが販売されています。
軽量でコンパクトなプリンター
モバイルプリンターの特徴は、軽量でコンパクトな点です。スマホの写真を印刷するタイプのモバイルプリンターは、スマホとほとんど変わらないほど小さいものが販売されています。
また、A4サイズに対応するビジネス向けのモバイルプリンターでも、バックに入る大きさで持ち運びがしやすくとても便利です。
モバイルプリンターのほとんどがバッテリーを内蔵しているので、電源が見つからない場所でも手軽にプリントすることができます。
持ち運びに便利なタイプもあり人気
モバイルプリンターはコンパクトで、デスクの引き出しやカバンの中に入る大きさなので持ち運びがたいへん便利です。
モバイルプリンターの多くがモバイル専用アプリや無線LAN、Bluetoothなどに対応していて、スマホやタブレットにワイヤレス接続することができます。そのため、外出先で気軽に印刷することができるというメリットがあります。
一方、モバイルプリンターはコンパクトなため、用紙のサイズがA4までと限られているものが多く、機能の面で置き型タイプのものより劣る場合があります。
モバイルプリンターの選び方
それではモバイルプリンターを初めて使うという方のために、モバイルプリンターの選び方や注意したいポイントを紹介しましょう。
モバイルプリンターを選ぶ時は、サイズや重さの他、印刷方法や機能、使用用途などを考えて選ぶようにするといいでしょう。
機能で選ぶ
モバイルプリンターの選び方でまず最初にチェックしたいポイントは、モバイルプリンターの機能です。モバイルプリンターには様々な機能があります。
モバイルプリンターは軽量でコンパクトなため、持ち運びに便利というメリットがありますが、機能の面では置き型タイプに劣ります。どんな機能が必要なのか、よく考えて購入するようにしましょう。
ディスプレイ搭載型
モバイルプリンターの中には軽量・コンパクトでありながら、ディスプレイや液晶パネルを搭載しているものがあります。ディスプレイ搭載型は、枚数やサイズを液晶パネルで簡単に設定できるので便利です。
印刷ミスを少なくすることができ、使いやすいと人気があります。モノクロよりもカラーのほうが見やすく、操作のミスが少ないようです。
Wi-Fi・Bluetoothの転送機能
現在販売されているモバイルプリンターの多くがBluetoothやWi-Fi接続の機能を持っていて、ワイヤレスで写真や書類を転送し、印刷することができます。
BluetoothやWi-Fiの転送機能を持つモデルは場所を選ばす、どこででも印刷することができます。ただし、有線のほうが転送速度が速いので、大量に印刷したい時などはUSB接続ができると便利です。
使用用途で選ぶ
モバイルプリンターの選び方で、次にチェックしたい点が用途に合わせて選ぶということです。モバイルプリンターには大きく分けると、スマホの写真を印刷するタイプのものと、A4サイズの用紙に対応しているものと2種類があります。
ビジネスや家庭で使いたい時はA4対応タイプがおすすめです。また写真印刷がメインという方は、スマホにワイヤレスで接続して写真印刷できるタイプのモバイルプリンターが便利です。
A4対応タイプ
A4対応タイプのモバイルプリンターは、大きさがA4の用紙より少し大きいくらいで、持ち運びが便利です。カバンに入れて仕事に使う他、家庭でも設置しやすく、コピーや印刷が簡単にできるので便利です。
時々しかプリンターを使わないという方にもモバイルプリンターがおすすめです。収納スペースを取らないため、デスクの引き出しに入れておいて、必要な時だけ持ち運びをすることができます。
フォトプリンター
写真専用のモバイルプリンターは、フォトプリンターとも呼ばれていて、最近若い人を中心にとても人気があります。スマホからWi-FiやBluetoothを使って写真を簡単に転送することができ、その場で友達と楽しむことができます。
持ち運びが便利なため、旅行やレジャーにも人気があります。また最近は、家庭でスマホの写真を印刷して手帳や日記帳に貼って楽しむ人が増えています。フォトプリンターの中にはシールタイプのものもあり、手軽に手帳に貼ることができます。
印刷方式で選ぶ
モバイルプリンターの選び方で、次にチェックしたい点は印刷方式です。モバイルプリンターの印刷方法は、インクジェット式と専用紙・感熱紙を使う2種類のタイプがあります。
インクジェット式は、一般のカラープリンターで使用されている印刷方法で、A4対応のモバイルプリンターに採用されています。専用紙タイプのものは、写真専用のモバイルプリンターに採用されています。
インクジェット式
インクジェット式は、カラープリンターで一般的に使われている印刷方法です。専用の液体インクをノズルから紙に吹き付けるようにして印刷します。
高品質のカラー印刷をすることができるので、きれいな写真を印刷したい方はインクジェット式のプリンターがおすすめです。
A4コピー用紙は、専用の感熱紙タイプよりも安く簡単に手に入るので便利です。しかし純正の交換インクは値段が高く、ランニングコストが高くなる傾向があります。
専用紙タイプ
専用紙を使うモバイルプリンターは、モノクロの感熱紙を使うものと、写真を印刷するフルカラーの専用紙を使うものがあります。感熱紙を使うタイプのものは主に業務用なので、こちらでは専用紙を使うタイプについて紹介しましょう。
専用紙を使うタイプのモバイルプリンターは、用紙を熱で溶かして発色させています。インクの購入が不要なので便利です。
画質はインクジェットプリンターより粗くなりますが、かえって味があると人気があります。専用紙はモバイルプリンターに合わせて購入する必要があり、1枚あたりの値段が高いのがデメリットです。
サイズや重さで選ぶ
モバイルバッテリーの選び方で次にチェックしたいのは、サイズや重さです。一般的にA4対応タイプのものは、写真専用タイプのものよりも大きく、重さがあります。
A4対応タイプのモバイルプリンターの重さは1kgから2kgのものが一般的です。少し重く感じるかもしれませんが、パソコンよりは軽く、持ち運びが便利といえるでしょう。
電源のタイプで選ぶ
モバイルプリンターにはバッテリー搭載タイプとAC電源タイプがあります。バッテリー搭載タイプはコンセントがない場所でも印刷することができるので、持ち運びに便利です。
一方、バッテリー搭載タイプは電池残量に気を付けなければなりません。大量に印刷したい時はAC電源タイプのほうがおすすめです。
モバイルプリンターの人気メーカー
モバイルプリンターは、様々なメーカーから販売されています。家庭用プリンターといえばキヤノンやエプソンが人気ですが、ブラザーやHPでも使い勝手のいいモバイルプリンターを販売しています。ここでは、それぞれのメーカーについて簡単にみてみましょう。
キャノン
キヤノンは、カメラやビデオなどの映像機器、プリンターやコピー機などの事務機器、半導体露光装置やマルチメディア機器など様々な製品を作っている大手電気機器メーカーです。
キヤノンのプリンターでは、インクジェットプリンターのPIXUSシリーズ、軽量でコンパクトなミニフォトプリンターiNSPiCシリーズやSELPHYが人気です。
エプソン
エプソンは長野県諏訪市に本社がある精密機器メーカーです。インクジェットプリンター、スキャナー、プロジェクター、パソコンなどの電気機器の他、産業ロボットや半導体なども手掛けています。
エプソンのプリンターといえば「カラリオ」シリーズで知られています。A4対応モデルは、コンパクトでスタイリッシュなデザインで、ビジネスシーンでも人気があります。
ヒューレット・パッカード
ヒューレット・パッカード(HP)は、アメリカに本社を持つ電子精密機器メーカーです。日本ではコスパがいいパソコンメーカーとして知られていますが、プリンターやサーバーなどコンピューター関連の製品を製造しています。
ヒューレット・パッカードでは3Dプリンターも手掛けていて、ビジネス向けプリンターも人気があります。家庭用としてはコンパクトなA4対応プリンターやポケットサイズのHP Sprocketを販売しています。
ブラザー
ブラザーは名古屋に本社があり、さらに世界各地の40以上のグループ企業を持つグローバルメーカーです。プリンターをはじめ、業務用ミシンやファックスなど業務用機器を多く製造していて、日本よりも海外で人気があります。
モバイルプリンターに関しては、PocketJetシリーズを販売しています。軽量でコンパクトなうえA4対応モデルで、ビジネスシーンでも人気があります。
A4対応のおすすめモバイルプリンター4選
ここからはA4対応のおすすめモバイルプリンターを4選紹介しましょう。こちらのモデルは軽量でコンパクトなため持ち運びに便利で、ビジネスシーンや業務用として人気があります。外付けバッテリーを使うと、大量に印刷ができます。
①エプソン PX-S06B
エプソン PX-S06BはA4対応モバイルプリンターで、ホワイトのPX-S06Wもあります。本体のサイズは幅30.9cm・奥行き15.9cm・高さ6.1cmとコンパクトで、重さは約1.7kgと軽量です。オプションの外付けバッテリーを装着してもバックに楽々と入り、持ち運びに便利です。
USB接続、無線LAN、Wi-Fiに対応しており、また5GHz帯のWi-Fiも対応しているため、様々な環境でスムーズに印刷できます。
内蔵バッテリーを搭載しており、大容量の外付けバッテリーを装着することもA4サイズが最大410枚印刷できます。使い勝手がよく、ビジネスシーンに人気があります。
②キャノン PIXUS iP110
キヤノン PIXUS iP110もビジネスシーンに人気があるモバイルプリンターです。本体サイズは、幅32.2cm・奥行き18.5cm・高さ6.2cmとコンパクトで、重さは約2kgと軽量です。
ハイスペックのA4対応プリンターで、染料4色とブラックの顔料インクを搭載しており、写真印刷にも見積書などの書類印刷にもおすすめです。
電源はACタイプを採用していますが、ポータブル用バッテリーを使うとA4カラー印刷が最大約240枚可能です。Wi-Fi機能を内蔵しており、スマホやタブレットからも印刷できます。
③ヒューレット・パッカード CZ993A#ABJ
ヒューレット・パッカード(HP) Officejet 200 Mobile CZ993A#ABJはA4対応のモバイルプリンターで、低価格で販売されている人気モデルです。本体サイズは幅36.4cm×奥行き18.6cm・高さ6.9cm、重さは2.1kgで、持ち運びにも便利です。
印刷コストも安く、A4カラーは1枚約11円で印刷できるため、ランニングコストがいいモバイルプリンターとしてもおすすめです。
USB、有線LAN、Wi-Fi接続に対応しており、専用アプリを利用するとスマホからも印刷できます。電源はAC電源タイプで、オプショナルの外付けバッテリーを使うと最大415枚印刷できます。
④ブラザー PocketJet PJ-763MFi
ブラザー PocketJet PJ-763MFiは、感熱紙タイプのモバイルプリンターで、業務用として人気があります。本体サイズは幅25.5cm・奥行き5.5cm・高さ3cmで、重さは610gと軽量なため、持ち運びにも便利です。
印刷スピードが速く、1分間にA4サイズが8枚印刷できます。電源はリチウムイオン充電池で、連続して約約600枚印刷することができます。感熱紙はカット紙とロール紙の両方に対応していて、ビジネスシーンで幅広く利用できる人気モデルです。
スマホ対応のおすすめモバイルプリンター5選
ここからは、今話題のスマホ対応のおすすめのモバイルプリンターを4選紹介します。こちらのモバイルプリンターはフォトプリンターと呼ばれるもので、写真専用のプリンターです。アプリを利用して写真加工が楽しめるため、若い人にとても人気があります。
最近はフォトプリンターで写真を印刷し、手帳やノートに貼ってコラージュを楽しむ人が増えています。少しレトロな雰囲気の写真が楽しめるチェキや、シールタイプの用紙に印刷できるタイプのものもおすすめです。
①富士フイルム instax SHARE SP-3
富士フイルムの「スマホdeチェキ」instax SHARE SP-3は、スマホの写真をスクエアタイプの写真に印刷できるモバイルプリンターです。
チェキ独特の風合いが楽しめる遊び心あふれるプリンターで、手軽に印刷できることから、若い人にとても人気があります。
専用のスマホアプリを使えば、多彩なフィルター機能やテンプレートを利用して写真加工が楽しめます。富士フィルムのカメラからは、直接プリンターに転送して印刷することができます。
②ヒューレット・パッカード 1AS85A0-AAAA
ヒューレット・パッカード 1AS85A0-AAAAは、HP Sprocketと呼ばれている人気シリーズで、ポケットサイズのスマホ専用のミニフォトプリンターです。明るいパステルカラーのスタイリッシュなデザインで、重さは約170gと持ち運びにも便利です。
専用の熱転写方式のフォトシールを採用しており、インクは不要です。用紙のサイズは5cm×7.6cmで、裏面がシールになっています。スマホアプリを利用すると、様々なテンプレートやフィルター機能を使って写真の加工が楽しめます。
③富士フイルム instax mini Link
富士フイルム instax mini Linkはスマホ対応のモバイルプリンターで、写真をスクエアタイプのチェキに印刷することができます。
スマホと同じくらいの大きさで、重さは209gと軽量です。女性のバッグにも入り、持ち運びにも便利なため、とても人気があります。
Bluetoothでスマホに接続して印刷するタイプで、アプリを使うと様々な画像編集を行うことができます。専用のインスタントフィルムを採用しており、高画質の写真が楽しめます。
④キャノン iNSPiC PV-123-SP
キヤノン iNSPiC PV-123-SPはスマホ対応の人気モバイルプリンターです。スマホと同じくらいの大きさで、重さは約160gと軽量なため、バックに入れて簡単に持ち運びができます。
スタイリッシュですっきりとしたデザインで、専用のアプリから簡単に印刷できます。アプリを使うとテンプレートやコラージュなど、様々な機能を使って写真を加工して楽しめます。
印刷は専用の「ZINKフォトペーパー」を使います。裏面がシールになっているので、そのままノートや手帳に貼ることができて便利です。
⑤ポラロイド ZIP Mobile Printer
ポラロイド ZIP Mobile Printerはスマホ対応のモバイルプリンターで、Bluetoothでスマホと接続し写真を印刷します。まるみを帯びたかわいい形をしており、手の平サイズのコンパクトなモバイルプリンターです。
重さは約190gで、持ち運びにも便利です。専用のシールタイプの用紙に印刷します。サイズは5cm×7.6cmです。こちらもアプリのフィルター機能や編集機能を使って画像の加工ができます。
写真印刷向けのおすすめモバイルプリンター2選
ここでは写真専用のモバイルプリンターを2選紹介しましょう。写真専用のモバイルプリンターは高品質の写真を印刷することができるので、アルバムに貼って長期間保存したい時にもおすすめです。
アプリを使うと画像のサイズを変更したり明るさを変えたりと、様々な画像編集をすることができます。簡単に使うことができるので楽しんでみてください。
①コダック PD460
コダック PD460 インスタントドッグプリンターは写真専用の人気モバイルプリンターです。Bluetoothでスマホと接続し、ハガキサイズの写真が印刷できます。
コダックの写真テクノロジーを採用していて、クオリティの高い色鮮やかな写真が印刷できます。ラミネート加工を採用しているため湿度にも強く、長期間色が変わらずに保存することができます。
本体サイズは幅10.3cm・奥行き16.8cm・高さ6.9cmで、重さは760gです。重さがあるので、持ち運び用というよりは置き型タイプのモバイルプリンターです。
②キャノン SELPHY CP1300
キャノン SELPHY CP1300は、写真専用の人気モバイルプリンターです。本体サイズは幅18cm・奥行き13cm・高さ6.3cmとコンパクトで、持ち運びにもおすすめです。電源はACアダプターで、オプションのバッテリーを使うこともできます。
専用の用紙を使って昇華型熱転写方式という方法で印刷しているため、高品質の色鮮やかな印刷が楽しめます。またラミネート加工をしているため、水や汚れに強く長期間保存できます。
用途に合った使いやすいモバイルプリンターを選ぼう!
モバイルプリンターには、ビジネスシーンにおすすめのA4サイズが印刷できるものから、写真専用のモバイルプリンターまで、様々なタイプのものがあります。
いろいろなタイプのものがありますので、用途に合わせて選ぶといいでしょう。また、モバイルプリンターを選ぶ時は電源のタイプや用紙、サイズなどについてもチェックするようにしてください。