太い指を細くする方法を紹介!
指が細くてきれいな手が理想、という女性は多いことでしょう。しかしだからこそ、自分の指をコンプレックスに感じている方も多いのではないでしょうか。今回はそんなコンプレックスをなくして自信をもっていただくべく、指を細くする方法についてご紹介いたします。
指が太くなる原因
まず指が太くなってしまう原因を見てみましょう。原因ごとに指を細くする方法も異なってきます。ご自身がどのタイプに当てはまるのか、無意識のうちに指を太くする行動をとってしまっていないか、ぜひ考えながらご覧ください。
むくみ
指が太くなる原因として1番多いのが、むくみによるふくらみです。むくみとは、血管の中の水分が血管外へ出て、そこへ留まってしまうことによって生じます。
血管内の水分が外へ出てしまう理由としては、血管内の水分が多すぎることや血流が悪いことが挙げられます。なのでむくみが原因の指の太さを解消して指を細くするには、血行を良くすることがおすすめです。
冷え
冷えると指は動かしにくくなります。動かしにくくなると、動かしたくなくなってしまいます。こうして指を動かさなくなると、指の筋肉の活動が減ります。筋肉は末端から心臓へと血液を返すはたらきもしているので、指の筋肉の活動が減ると、指に血液が溜まって太くなってしまいます。
冷えを原因とする太さに対して指を細くするには、マッサージや運動で血行を良くし筋肉の活動を増やすのがおすすめです。
指を鳴らす癖
指を鳴らす癖があると、関節が大きくなって指が太く見えるので要注意です。あのポキッという音は、関節内部の空気が外へ出るときに聞こえるものです。「空気を外に出して指を細くできるのでは?」と思われるかもしれません。しかし関節内の空気はもともとあるもので、出してもまた入るものです。
それよりも、指を鳴らすことで関節に刺激を与えてしまうことの方が問題です。強い刺激が加わると、人間の体はそれに耐えられるように骨を太くするなどして強くなろうとします。指を鳴らすと骨から指が太くなってしまいますので、細くしたいのであれば即刻やめましょう。
全体的に太っている
手が全体的に大きい、または全身太っていると、必然ながら指も太くなってしまいます。骨格を変えることは簡単にはできませんので、ダイエットし痩せることを目指しましょう。太っていることで必然的に太くなってしまった指を細くするには、痩せることが最も効果的です。
指を細くするおすすめの方法
「太くなる理由はわかっても、細くするのが難しい」というのが多くの方のご意見でしょう。なのでいよいよ指を細くするためのおすすめの方法を3つご紹介いたします。ご自身の「指が太い原因」に合わせた「細くする方法」を選んで実践してみてください。
細くする方法①血行を良くするリンパマッサージ
リンパマッサージと聞くと難しそうですが、方法はとても簡単です。まず手全体に馬油やハンドクリームなどを塗って滑りやすくなるようマッサージの準備をしておきます。
準備ができれば、指を優しく握り根元から先端へとゆっくりスライドさせながら押していきます。最後に指先の側面、爪の生え際辺りをじっくりと押せば終わりです。
この3工程を3回ずつ、薬指以外の指に行います。押す時間は5秒ほどを目安にするとよいでしょう。またリンパの流れの肝となるリンパ節は体中にあるので、手だけでなく脇や足のつけ根、ふくらはぎを揉むのも全身の血流をよくしてくれるので、指を細くするマッサージとしておすすめです。
細くする方法②むくみを取るマッサージ
むくみを取るには指を握るだけでも効果的です。なぜなら、指にはほとんど筋肉がないからです。根元には少しありますが、指先にはまったくありません。つまり指にはそもそも、血液を心臓へ戻すための筋力が足りていないのです。
そこで指全体を握り、緩め、ということを繰り返すと、それだけで血行をよくしむくみを取るマッサージとなります。こちらも目安は5秒ずつです。力は込めなくてかまいませんので、1本ずつ丁寧に握ってあげましょう。
細くする方法③ツボ押しで血行促進
むくみ取りや血行不良改善で指を細くするには、東洋医学の「ツボ押し」も効果的です。ツボ押しは古くから行われてきたマッサージの1種で、体の表面を押すことで体の内部、内臓などに作用します。なので次は、手を細くするのに役立つツボの位置と押し方をご紹介いたします。
井穴の場所と押し方
リンパマッサージでご紹介した最後に押す「爪の根元の側面」部分が井穴です。井穴は自律神経を調節するツボです。ただし薬指の井穴は交感神経を優位にさせてしまうので、血管を収縮させてむくみやすくなってしまいます。
薬指以外の指の井穴は副交感神経を優位にするして血管を拡張してくれるので、血行をよくしたいときには薬指以外の井穴を押しましょう。押し方は反対の手の「指の腹」を使って優しく10回程度押すだけです。
井穴は脂肪の分解を促進するともいわれています。なので井穴押しは脂肪による指の太さが気になる方にもおすすめできる、指を細くするための方法です。
労宮の場所と押し方
労宮とは指を折り曲げた中指の先、手のひらのほぼ真ん中にあるツボのことです。労宮には血行を促進する効果があります。血行をよくしてむくみを解消したい方におすすめです。
押し方は、反対の手の「指の腹」で労宮を中心に手のひら全体を押します。強さの目安は心地よく感じるか、やや痛く感じる程度です。指先で力任せに押さないよう気をつけてください。これを1回5秒として5セットほど行ってみましょう。
グッズを使って指を細くする方法
パソコンやタブレットといった端末の使用頻度も増えて指先への意識が高まった現代では、指を細くするグッズも数多く登場してきました。次はそのグッズと使い方についてご説明いたします。とても簡単なものばかりなのでぜひお試しください。
指用ローラー
顔用や足用といった様々なダイエット用のローラーが開発されてローラーは「どこかを細くしたいときに使う器具」として定着しましたが、実は指用のローラーも存在します。
使い方は簡単。器具の先に付いているローラー部分を指に当ててコロコロと転がすだけです。手の指は10本あるだけに1本1本行うのは少し面倒に感じるかもしれませんが、マッサージや指圧をする力のない方にはとてもおすすめの方法となります。
フィンガーマッサージリング
指ならではのマッサージ器具として、マッサージリングというものが存在します。こちらは指につけておいて、マッサージしたいときにコロコロ転がすというものです。適度なゴムの伸縮が指を刺激して血行をよくしてくれます。
指用ローラーとは違って長い柄がない分、収納の場所もとりません。複数買っておいて一度に全ての指にはめることもできます。面倒くさがりな方には特におすすめできるグッズです。
テーピングを巻く
テーピングを巻くという方法もあります。しかしこれは「テーピングで縛って指を強制的に細くする」というものではありません。テーピングの本来の使い方は2種類あります。
1つはケガをしたときに固定するという有名なもの、もう1つは皮膚に沿うように緩く張ってテーピングが縮もうとする力によって「皮膚と皮下組織の間に空間を作り血流をよくする」というものです。
今回はこの2つ目の用途で使用します。貼り方は、指の根元から先へと、テープを「あまり伸ばさず」にゆったりぐるぐると巻くようにします。使用するテーピングは伸縮性のあるキネシオテーピングがおすすめです。ただテープかぶれのしやすい敏感肌の方はお気をつけください。
指を細く見せる方法も試してみよう!
指を実際に細くしようにも、骨格による限界があります。なのでこれ以上指を細くできないという場合には、指を実際よりも細く見えるようにすることも現実的な方法でしょう。以下では、簡単かつ指を細長くきれいに見せてくれる方法をご紹介いたします。
指輪をつける
指輪をつけると、手を見たときに人の視線は指よりもキラキラと輝く指輪へと集中します。今はピンキーリングを複数つけることもおしゃれのひとつですから、小指は薬指だけにこだわらず太さが気になる指につけてみましょう。もちろんひとつだけでもかまいません。
つけるには、大ぶりな装飾がついていたり、幅広でリング自体に模様が施されているものがおすすめです。これは視線をより指輪へと集め、指から意識をそらすためです。
細いリングなどは指を圧迫してしまって逆に指を太く見せてしまうこともあります。必ずご自身の指よりも大きなサイズで、できれば日常生活の妨げにならない程度に派手なデザインのものを選んでみてください。
ネイルはピンクかベージュ
爪にネイルを施すというのも、指を細くきれいに見せる方法のひとつです。ネイルのベース色は、ピンクやベージュといった本来の「爪の色」「肌の色」に近いものを選ぶようにしましょう。また深爪はせず、邪魔にならない程度に爪を伸ばして爪先の形も整えておきましょう。
そこへネイルを施すことで、人は本来の指が長くなったような目の錯覚を起こします。その錯覚が、実際に指の太さは変わっていなくても細く見せてくれるのです。爪や指の延長に見せるためなので、派手なネイルアートではなくシンプルなネイルがいいでしょう。
指を細くするマッサージやツボ押しをはじめよう!
指先は毛細血管ばかりで老廃物がたまりやすいため、そもそもむくみやすい部分です。なので指を意識的に動かして血行をよくしてあげなければ、自然に指は太くなっていきます。細く美しい指になり、その指を保つために、日々のマッサージやツボ押しを今日から始めてみてはいかがでしょうか。