バンギャメイクが気になる人必見!
大好きなバンドのライブに行くときは、誰でも気合を入れていきたいものです。好きな人と顔を合わせるため、自分の身なりは最高の状態にしておきましょう。さらに、ライブで大切なものは一体感です。
ライブで一体感になるためには、周りのバンギャのようなメイクをするのが一番早いです。バンギャメイクが気になっている方、バンギャメイクのやり方を知りたい方のために今回は初心者でもできるバンギャメイクについてご紹介していきます。
バンギャたちの間で人気の髪形やカラコン、コスメについてもご紹介していくので気になるものがあった場合はチェックしてみてください。
バンギャメイクってどんなの?
そもそもバンギャメイクとはどのようなメイクのことを指すのかご紹介していきます。一括りにバンギャメイクと言われていますが、その種類はとても豊富です。ビジュアル系バンドを好む人が多いので、そのアーティストに合わせてメイクも濃いめにするバンギャが多いです。
バンギャメイクには大きく分けて、ロック系やロリータ系・ゴスロリ系などの種類があります。一目見ただけでは変わらないように見えますが、よく見てみるとお人形さんのようなメイクやダークな印象を与えるメイクなど様々です。
バンギャメイクにするための大切なポイントやベースについて詳しくご説明していきます。バンギャメイクをマスターしてライブに参戦しましょう。
バンドの追っかけ風メイク
バンギャメイクは、参戦するライブの雰囲気によって若干の違いが出てきます。ヘドバンなど激しい動きをするライブの場合は濃いめのバンギャが多いですが、バラード曲の多いライブの場合は少し薄めメイクのバンギャが多いです。
バンギャたちのメイクは追っかけをしているバンドによっても変わってきます。メイクだけでなく服装や髪型もそのバンドに合わせたものが多く、基本的にはロックな服装が多いです。他には、フリフリのフランス人形のような恰好をするバンギャもいます。
派手なのが特徴
バンギャの基本は濃くて派手なメイクです。一般のメイクと比べると顔つきがはっきりと見えるメイクをしています。薄いメイクが好きな方はバンギャメイクをし始めるのに少し抵抗があるかもしれません。
追っかけをしているバンドによってメイクの薄さは変わり、薄いメイクのバンギャもいると上記では説明しましたがあくまでもバンギャの中での話です。一般の薄いメイクと比べてしまうととても濃いです。
バンギャが好むアーティストはビジュアル系バンドなので、そのアーティストたちがそもそも濃いめのメイクをするので自然とそのバンドに合わせたバンギャたちのメイクも濃くなっていきます。
バンギャメイクの系統
上記でもお話した通り、一括りにバンギャメイクとされていてもそれぞれ系統があります。ヴィジュアル系バンドアーティストたちにも系統があり、バンギャのメイクはそのアーティストたちに引っ張られます。
今回は「ロリータ系」「ボーイッシュ系」「パンク系」のバンギャたちのメイクについて詳しくご紹介していきます。それぞれの系統のバンギャメイクをするためにはどのようなポイントを気を付けたらよいのかもご説明するので、なりたいバンギャメイクの参考にしましょう。
ロリータ系
お姫様のような髪型で、メルヘンな楽曲の多いバンドの追っかけに多いバンギャによくみられるメイクがロリータ系です。
ロリータとはお姫様やお人形さんのような恰好・メイクのことを指します。フリルのついた服装や、女の子らしいフワッとしたワンピースなどを身に着けています。
ロリータ系のバンギャメイクは濃いものから薄いものまで幅広くあります。ゴシックロリータ系統のバンギャのメイクは比較的濃いめですが、ロリータ系統のバンギャメイクは薄めが多くみられます。
ロリータ系のバンギャメイクのやり方は、目はたれ目を意識してメイクをすると良いでしょう。眉毛は基本的に太い眉毛で平行にするように心がけましょう。
ボーイッシュ系
ボーイッシュ系統のバンギャメイクは、追っかけをしているバンドのメンバーにいそうなメイクをしています。男の子のようなメイクが特徴的です。
あまり色を使わず、黒色で目の周りを囲ったり眉毛も細眉が多いです。目と鼻立ちをハッキリさせるメイクで、ノーズシャドウは濃く入れます。髪形はショートカットで派手髪か、黒髪でロングヘアーがボーイッシュ系のバンギャの特徴です。
ロリータ系とは真逆で黒を基調としたカッコいい服装をします。スカートよりもパンツが多く、シャツやパーカーなどを着ている方が多いです。可愛い女性よりもカッコいい女性が多い系統です。
パンク系
パンク系統のバンギャメイクのやり方は、赤やピンクなどカラフルな色合いのメイクをすることです。ポップな印象に仕上げ、黒いアイラインで目元を締めます。下まつげが長めなバンギャがパンク系には多いです。
個性的な髪型と服装をしていて、ロリータ系やボーイッシュ系にもいそうな髪形と服装をしているパンク系もいます。ゆったりとした服装をしているバンギャが多いですが、ロリータ系を混ぜたロリパンと呼ばれるバンギャもいます。
髪型はショートヘアーの方よりもロングヘアーの方が多く、個性的なアレンジをしています。中でもハーフツインテールや編み込みなどは人気が高い髪型です。
バンギャメイクのやり方
様々な系統のバンギャメイクをご紹介してきましたが、自分の好きな系統のメイクにするためにはまずはベースをマスターする必要があります。
系統メイクは王道のバンギャメイクをアレンジしているものが多いので、自分が鳴りたい系統のバンギャメイクをいきなり始めるよりもベースをマスターしてからにしましょう。
王道バンギャメイクのやり方をわかりやすく説明するために、ベースメイク・アイメイク・リップメイク・シェーディングのポイントに分けて詳しくご紹介していきます。髪型についてもご紹介しているのでバンギャメイクに合うヘアスタイルもマスターしていきましょう。
ベースメイク
バンギャメイクのベースメイクは色白のマット肌です。陶器のような肌を目指し、ムラなくきれいにベースを作ります。色も日焼けしたような肌よりも真っ白な肌がバンギャメイクの特徴なので首の色と違わないくらいに色白にしましょう。
他のパーツも濃いめに仕上げるので少し厚塗りになってしまっても、バランスが取れるので大丈夫です。しかし、毛穴にファンデーションなどが入り込んでいるのでメイクを落とすときは入念に落とすようにしましょう。
マットに仕上げるやり方は、ファンデーションの後にパウダーを付けるのがおすすめです。皮脂テカリ防止のものが多いためマットな肌を持続させることができます。
アイメイク
バンギャメイクと言えば濃いアイメイクです。アイメイクを思い切り濃くすることで一気にバンギャメイクに近づくことができます。
アイメイクを濃くするやり方は、太いアイラインとつけまつげを使うことです。つけまつげは上下に付けることでより深い印象の目元に仕上げることができます。目を大きく濃く見せるために、アイラインもオーバーめに引くのがポイントです。
アイシャドウのやり方は、黒や赤などの色を目を囲うようにのせていき存在感を出していきます。バンギャメイクは目力が強いので、できるだけデカ目に見せていくようにしましょう。マスカラも忘れずにすると、より目力を出すことができます。
リップメイク
バンギャメイクにするためにはリップメイクにもこだわっていきましょう。王道バンギャのリップメイクのやり方は、真っ赤なリップを塗ることです。グロスなどはつけないようにしましょう。
赤色もオレンジやピンクが混ざっているような色ではなく、朱色や暗い赤色にするのがポイントです。プルプルの唇よりもセミマットやマットの方が血を連想させやすいのでおすすめです。
アイメイクが濃いので、リップメイクに真っ赤な色やどす黒い色を使ってしまっても変に浮かないのでバランスをとりたい時は全てのメイクを仕上げてからにしましょう。
リップの色は赤だけでなく、黒を付けるバンギャも多いです。血色を悪く見せたいバンギャメイクでは唇の色を紫や黒にしてしまうパターンもあります。
シェーディング
バンギャメイクでは堀を深くし、鼻立ちをハッキリさせる必要があるのでシェーディングも忘れずに行うようにしましょう。
シェーディングのやり方としては、鼻筋をハッキリと出すために鼻先は逆三角形をイメージして入れて眉頭下を濃いめにします。そのまま鼻先まで滑らせていき、最後にハイライトを鼻筋に入れましょう。
シェーディングは濃く入れすぎてしまうと不自然になってしまうので、しっかりとぼかすのがポイントです。ぼかす際は指でも代用できますが、より自然にさせるために毛先の毛量が多いブラシを使うようにしましょう。
ぼかすやり方は内側から外側へ向かってぼかすようにすると、肌になじんで不自然なく鼻立ちをハッキリとさせてくれます。
髪型
バンギャはメイクだけでなく、髪型も派手な方が多いです。系統によって髪型も違いが出てきますがバンギャに人気の髪型はウルフカットです。顔の横に短い髪の毛があるので小顔効果があります。
ウルフカットは男女共にできる髪型なので中性的な格好になれるのが人気の理由です。ウルフカットはセルフでもやりやすい髪型で、やり方はサイドの髪の毛を後ろの髪の毛よりも短くカットするだけです。
後ろの髪を1つに束ねるだけでスッキリとして邪魔にならないのもウルフカットのメリットです。職業的に派手な髪型にできない人でもウルフカットならまとめればスッキリとした髪型なのでしやすいです。
ロリータ系バンギャに多い髪型が、重めぱっつん前髪のロングヘアーです。お姫様ヘアーの代表である重めのぱっつん前髪が、ロリータ系統バンギャにとても人気です。
重めぱっつん前髪のロングヘアーは、ロリータファッションと相性がとても良く本物のお姫様やお人形さんのようになれます。
そのため、髪色は派手な色にするバンギャは少なく金髪や黒髪の方たちが多いです。また、姫カットと呼ばれるサイドの髪を顎までの長さにしているバンギャも多くいます。
バンギャメイクにおすすめのコスメ
バンギャは濃くて派手なメイクなのでコスメも、一般の方が使っているアイシャドウやファンデーションでは補えないことがあります。
バンギャメイクをするときにおすすめのコスメをご紹介していくので、まだコスメを揃えていない人や持ち合わせのコスメではできないという人はぜひ参考してみてください。さらに、バンギャのメイクに負けないカラコンもご紹介していきます。
ポイントメイクコスメの選び方
ポイントメイクコスメの選び方は発色の良さとカバー力の高さです。濃いメイクに仕上げるためにはベースをしっかりと作れるコスメを選びましょう。毛穴や肌のくすみなどを隠すためにもカバー力は大切になってきます。
目力を出すためには発色の良さも必要になってきます。発色のいいアイシャドウは何回も重ね塗りをしなくて済むのでコスパ的にも嬉しいものです。
発色の良さはアイシャドウだけでなく、カラコンもバンギャメイクに負けない発色の良さを出すようにしましょう。発色の良いカラコンは目を大きく見せるだけでなく、目力を強めてくれる効果もあります。
おすすめのベース
バンギャのメイクではベースを色白にすると上記でご説明しましたが、真っ白にすることだけを考えて塗ってしまうと不自然になってしまいます。
バンギャたちがベースを作るときは、ファンデーションの前にコントロールカラーで青み系の色を仕込んでおきます。肌よりも少し白いくらいの下地の上に肌馴染みの良いファンデーションを塗ることで、自然に色白の肌を出すことができます。
さらに、ライブでは汗をかきやすいのでベースがよれてしまわないようにウォータープルーフのものを使うのをおすすめします。
おすすめのカラコン
濃くて派手なバンギャメイクに負けないように発色の良いカラコンを付けるようにしましょう。おすすめの発色の良いカラコンは「ヘーゼル」「レッド」「グレー」などの色味です。どの色味のカラコンもハーフのような顔立ちになれるのでおすすめです。
色の違うカラコンを左右の目に入れることでオッドアイにすることもできます。独特の雰囲気を出すことができるので、周りと差を付けたい方や個性を出したい方はオッドアイを試してみてください。
アイメイクを映えさせるためにあえて白いカラコンを付けているバンギャもいます。白いカラコンを付けることで目の周りの黒や赤が目立つようになります。
バンギャメイクでライブ参戦しよう!
追っかけをしているバンドの系統のバンギャメイクをマスターして、ライブの参戦していきましょう。普段のメイクが薄い方はバンギャメイクをすると少し時間がかかってしまいますが、慣れてしまえば大好きなバンドのライブで一体感となって楽しむことができます。
バンギャメイクはカラコンやコスメを集めたり、自分のなりたい系統の髪型を模索したりと手間がかかります。しかし、なりたい系統のバンギャメイクをしてライブに行くと、自分に自信がわいてきたり心から楽しめたりします。
ぜひこの記事を参考にして、なりたいバンギャメイクで追っかけをしているバンドのライブに参戦しましょう。