黒髪に似合うカラコンの色は？色素の薄いハーフ系など盛れる組み合わせを紹介！

皆さんは「カラーコンタクトレンズ（カラコン）」を使ったことがあるでしょうか。最近ではお化粧の一部としてカラコンが普及し、使ったことがあるという方も多いでしょう。「カラコン」を使用する上で悩むのが色のチョイスです。

自分に似合う「カラコン」の色がよくわからず、「カラコン」を使ってみたい気持ちはあるけど、なかなか手を出せない、という方もたくさんいます。

今回はそんな「カラコン」の色の選択についてご紹介していきます。日本人の一般的な黒髪にも似合う「カラコン」をメインに、リップなどの黒髪に似合うちょっとしたメイクについてまで、幅広くおすすめをご紹介していきます。自分にピッタリの「カラコン」を探しましょう！

また、カラコンは正しく使う必要があります。間違った使い方をすると目の病気の原因になり兼ねません。楽しく、安全におしゃれをするためにも使い方をきちんと確認した上で使用してください。

まず「カラコン」を選ぶ上での基本は自分になじむ色を選ぶことです。では、自分に「なじむ」とはどのようなことでしょうか。なじむために重要な点は「髪と肌の色」です。特に肌色に比べて、圧倒的に色味の強い髪は最大のポイントになります。

これは本来持つ色味（パーソナルカラー）の中に「カラコン」をプラスした際に、そのカラコンが浮いている、悪目立ちしていないことが「なじむ」と言えるでしょう。

日本人の一般的な髪色は黒髪です。しかし、よく見ると日本人の黒髪は一概に全ての人が真っ黒という訳ではありません。

確かに漆黒の方もいますが、生まれつき茶色みの強い黒髪、光に反射するなどふとした時に少し茶色みが見える黒髪の方もいます。そのような人それぞれが持っている色素の特徴を理解した上で選択することが良いでしょう。

自分の本来持つ色素に合わせて、アイテムの色を選択するのはリップなどのコスメや衣服も同様です。一度自分の色味を把握しておくとあらゆる場面に応用が効くのでおすすめです。

カラコンの色素選び2つ目は「トレンドに合わせてみる」という方法です。トレンドや季節に合わせて選択してみるのもおすすめです。

自分に合いそうな「カラコン」を複数見つけたときなど、最後1つに絞るときにトレンドを合わせると選びやすくなります。逆にトレンドの色素からいくつか絞り、そこから自分のパーソナルカラーに似合う「カラコン」を選択するというのも良いでしょう。

リップなどのコスメにもトレンドあるように「カラコン」にもトレンドが存在します。悩んでなかなか決まらないという方は、その時期のトレンドカラーから選ぶのも方法です。

例えば、最近の黒髪に似合うカラコンの人気色は「ピンクブラウン」です。黒×ピンクと言うちょっと小悪魔チックな組み合わせが女性たちの間で話題になっています。

また、単色のカラコンではなく黒目の部分に「グラデーションや模様が入ったカラコン」や、色素の薄い自分の地の黒目がうっすら透けて見えるような「透け感カラコン」なども注目されてます。優しい印象を与えたり、目元をイキイキとした印象に盛れるでしょう。

黒髪さんならではの「カラコン」選びとして、敢えて黒い「カラコン」を選ぶというのもおすすめです。それでは「カラコン」を使う意味がないのでは、と思う方もいるでしょう。ですが、決してそんなことはありません。

「黒いカラコン」でもただ真っ黒なだけでなく、前述したようなグラデーションの入ったものや若干濃い目のブラウンなどのニュアンスカラーを混ぜたものもあります。

このような「黒いカラコン」を使えば、黒目を大きく見せる効果がアップしたり、潤んだような魅惑的な瞳を演出して盛れるでしょう。カラコン初心者さんなど、色素がはっきりした「カラコン」を使って印象をガラっと変えることに、まだ少し抵抗があるという方にはおすすめです。

万が一、黒ばかりで盛りが足りないと感じる場合は、ある程度リップやアイメイクでカラーを補うことも出来ます。

今回は色味についての選び方についてのご紹介がメインですが、選ぶ上でもう一つだけ注意していただきたいことがあります。それはカラコンの「サイズ」です。実はカラコンにはサイズがあります。カラコン初心者さんは知らない方もいるでしょう。

サイズの合っていないカラコンを使ってしまうと、可愛く盛れるはずがただ派手になってしまったり、バランスがちぐはぐになってしまう場合があります。

イメージとしてはメガネやコンタクトレンズの度数と同じです。度数も自分に合ったものにしないと見えるものも見えないです。カラコンの黒目サイズもDIA(レンズ直径)やBC(ベースカーブ)、着色直径といった尺度がありますので、確認してみてください。

また、今回ご紹介するカラコンについてはサイズも一緒に記載していきますので、サイズ違いも少し注目してみてください。思っているよりもサイズが異なることに気づくはずです。

カラコンのサイズを確認して自分の目に着けた際、どれくらいの大きさに見えるかを確認してみましょう。自分の目幅とカラコンの大きさの基準は「黄金比」や「白銀比」と呼ばれる、人間が美しいと感じる比率の大きさにするとさらに良いでしょう。

目幅や白目と黒目の大きさなどは、人それぞれ全く異なりますので、自分のサイズを把握してしまうとカラコンを選ぶ際に便利です。

黒髪に似合うカラコン1つ目は「ブラウン系」のカラコンです。カラコンの中でブラウンは王道の色素です。黒髪さんにももちろんのこと、色素の薄い明るい髪色の方にも似合いやすい色です。カラコン初心者の方はブラック系の他に、このブラウン系のシリーズから挑戦してみるのがおすすめです。

また、ブラウン系はあらゆる色味と合わせやすので、リップなどの色との相性もよく使いやすいでしょう。

黒髪におすすめのカラコンブラウン系1つ目は「カラーズワンマンス ハーフシルキーブラウン」です。DIA14.5mm、着色直径13.6mm、レンズBC8.7mm。このカラコンはブラウンの中でも明るめのブラウン色素を持っており、優しい目元にしてくれます。

黒髪は自ずと清楚で硬いイメージをもたれやすいことがありますが、目元をブラウンで少し柔らかくすることで、髪と目のいろのバランスが調整できます。

このカラコンの特徴は濃いブラウンで太めにフチを囲い、内側に向かって色素の薄いブラウンでグラデーションを作っているところです。こうすることで、パッチリとした黒目を印象づけつつ、不自然さがなくより顔なじみしやすくなります。

カーズワンマンスシリーズからは他にもブラウン系のカラコンがたくさん登場しています。ご紹介した「ハーフシルキーブラウン」よりも色素が濃いブラウン、薄いブラウン、それぞれありますので参考にしてみてください。

また、レンズの表面も滑らかなため、ゴロゴロする不快感が少なく、着け心地も大変良いカラコンです。

黒髪に似合うおすすめのカラコンブラウン系2つ目は「ネオサイトワンデーシエルUV シエルグレージュ」です。DIA14.2mm、着色直径13.6mm、レンズBC8.6mm。こちらは1つ目のカラコンよりも色素が濃いブラウンになっています。

また、グレージュと言う名前からもわかる通り、若干グレーみの強いブラウンをベースでキリっとしたシャープな印象にしてくれます。

このカラコンの特徴は外側の色素を3色ブレンドすることによって、自然に黒目を強調させ盛れるところです。さらに、フチは不規則に配置されたドットを用いることで、元の黒目を上手く利用して盛れるので、より大きく見せることが出来ます。

黒髪に似合うおすすめカラコンブラウン系3つ目は「レリッシュ ルースミラージュ」です。DIA14.5mm、着色直径13.8mm、レンズBC8.7mm。このカラコンは2つ目のカラコンと同様にグレー色素をベースにしたものです。

キリっとした目元を演出し、大人っぽさを感じさせます。ブラウンもオレンジに近い色素をしているため、涼しい夏に似合う雰囲気を持ち合わせています。このカラコンの特徴はドットの間隔が広いため、淡い鮮やかな着色をしているところです。

そのため、遠目から見てもカラコンをしていることがわからないくらい、目元を盛れる上に自然な印象を与えられます。

黒髪に合うおすすめのカラコンブラウン系4つ目は「ジューシードロップ アプリコット」です。DIA14.2mm、着色直径13.6mm、レンズBC8.6mm。ここまで紹介してきたブラウン系のカラコンの中では比較的色素の薄い明るめのブラウン色をしています。

最近の流行である透明感や色素の薄いメイクや髪色にもピッタリです。このコンタクトのと特徴はシリーズ名からもわかるように、「ジューシーでみずみずしい」柔らかい色素のカラコンであるところです。目元を明るく可愛い印象にしてくれること間違いなしです。

黒髪に似合うおすすめのカラコンブラウン系5つ目は「トゥインクルアイズ リッチモイストUV ヘーゼル」です。DIA14.5mm、着色直径13.7mm、レンズBC8.7mm。

特徴的なスモーキーブラウンと色素の薄いライトブラウンで着色された、今までにご紹介したカラコンとは一味違うものになっています。色素の薄いブラウンがハーフっぽく見せてくれて、色気のある目元になります。明るい髪色の方でもよく似合う色味なのでおすすめです。

特に黒髪でも茶色みの入った髪色をしている方には、より効果的にハーフっぽい雰囲気を出してくれるでしょう。

また、このトゥインクルシリーズのカラコンは高含水55％レンズを使用しているため、着け心地も良く、不快感が少ない面もおすすめです。カラコンは見た目だけでなく、安全性や機能性もいい物を選びたい方も多いでしょう。

最初は黒髪に似合うブラウン系のカラコンをご紹介してきました。次のカラコンは「ブルー系」のカラコンです。

黒髪にカラフルなカラコンが似合うの？と心配になる方もいるでしょう。ですが大丈夫です。黒髪も色味のあるカラコンでも似合います。もちろん色素の薄い明るい髪色に似合うのは言わずもがなです。

この機会に着けたことのないような色素のカラコンを使って、イメチェンしてみるのも良いでしょう。ぜひ勇気を持ってチャレンジしてみてください。

黒髪に似合うおすすめカラコンブルー系1つ目は「メランジャバイマジックカラー イノセント アクアマリン」です。DIA14.2mm、着色直径13.6mm、レンズBC8.6mm。

明るすぎないブルーの色素がとてもきれいで、まるで深海の様な味のあるコンタクトです。また、このコンタクトはブルー単色ではなく、中心に向かって淡いグリーンの色味を混ぜているため、不自然さなく元の黒目に馴染みやすいです。

神秘的なイメージを演出することができ、普段よりも大人っぽくなりたいときなど、クールさを盛れるんのでおすすめです。

黒髪に似合うおすすめのカラコンブルー系2つ目は「りるむーんワンデー ウォーターウォーター」です。DIA14.2mm、着色直径は非公開、レンズBC8.6mm。

みずみずしいうるおいのあるブルーの色素なカラコンで、瞳が輝いて見えるでしょう。フチはグレー系のドットが細かく配色されてるので、フチが主張しすぎることなく、カラコンを装着している露骨な感じが出ません。

また、中心に向かってイエローを基調としたグラデーションを入れているため、ブルーのクールなイメージに加え、少し柔らかい優しい印象も与えることが出来ます。

黒神に似合うおすすめのカラコンブルー系3つ目は「パーツホワイト ＃03フォレストネイビー」です。DIA14.2mm、着色直径13.6mm、レンズBC8.6mm。

ご紹介してきたブルー系のカラコンの中でも、少しグリーンが入ったエメラルドグリーン系のカラコンです。フチはネイビーを使用しているため、黒髪との相性もとても良く、中心に向かってイエローベージュが発色するので、優しい印象の目元を演出します。

光の加減で深い青にも、深い緑にも見える魅惑的な色素をしており、まるで南国の海を連想させる爽やかなカラコンです。

ここまで、趣向を変えてブ黒髪に似合うブルー系のカラコンのご紹介をしてきました。次に黒髪におすすめのカラコン「グレー系」をご紹介していきます。

黒から明度を明るくしていくとグレーになる通り、黒の同系色であるグレーは黒髪にも大変よく似合う色素です。グレーは意外と避けられがちな色でもありますが、黒に比べると柔らかい印象を持たれやすい上に、上品で落ち着いた雰囲気を出すことが出来ます。

加えて、色素の薄い明るい髪色の方でもグレーは合わせやすい色ですので、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

黒髪に似合うおすすめのカラコングレー系1つ目か「ジャストフォーミー グレージュ」です。DIA14.0mm、着色直径12.2mm、レンズBC8.7mm。グレージュという名前の通り、グレーの色味だけでなく、うっすらとベージュが混ざった色素をしています。

また、このベージュも１色ではなく、同系色であるオレンジやライトブラウンなど複数の色味を使うことで自然で優しい印象を与えてくれます。

このカラコンの特徴はフチがなく、カラコンをしている感がでにくく、非常にナチュラルな仕上がりになります。あくまでベースはグレーなので黒髪に馴染みやすく、素敵にワントーン明るい瞳を作ってくれるカラコンです。

黒髪に似合うおすすめのカラコン2つ目は「LILMOON マンスリー(度あり)スキングレージュ」です。DIA14.5mm、着色直径は非公開、レンズBC8.6mm。

前述の1つ目のカラコン「ジャストフォーミー グレージュ」に比べてフチが少し濃くはっきりとプリントされているため、不自然にりすぎない程度にもう少し盛れるようにしたいという方におすすめです。

このカラコンではブラック、ブルーグレー、クリームイエローの3色が使われていますが、いずれも色素の淡い色味なので瞳を強調しすぎず盛れるカラコンになっています。

次にご紹介する黒髪に似合うおすすめのカラコンは「レッド系」のカラコンです。ブラウン系やブラック系に比べると、かなり慣れない色味でしょう。

ですが、黒髪にもしっかりと「レッド系」のカラコンは似合います！前述でご紹介したブルー系はクールなかっこいいイメージを持たせることが出来ましたが、「レッド系」もまたブルー系と違ったかっこよさを演出することが出来ます。

また、レッド系の色味を少し変えるだけで、「かっこいい」から「可愛い」に変化させることも可能です。さらに、黒髪だけでなく、色素の薄い明るい髪色の方にも大変おすすめの色味です。

余り選択されにくいであろうレッド系ではありますが、新しい自分と出会えるチャンスになるでしょう。勇気を持ってぜひチャレンジしてみてください！その中でおすすめの3つのカラコンをご紹介していきます。

黒髪に似合うおすすめのカラコンレッド系1つ目は「フェアリーワンデー フラワーピンク」です。DIA14.2mm、着色直径13.3mm、レンズBC8.7mm。ベージュの色素の混じったピンクになります。

女性らしいかわいい色といえば大体の方は「ピンク」を思い浮かべるでしょう。ピンクはご存じの通り、レッド系統の色の一つです。ピンクは真っ赤な色素に比べて、色そのものに柔らかく、可愛い印象を与える効果があります。

さらに、黒とピンクは何といっても相性が抜群の組み合わせです！浮くことなく、きちんと黒髪に馴染んでくれます。

光の加減で少し強めにピンクが発色したり、暗いところではほんのりピンクに見えたりと、魅力的な目元を作ることが出来ます。もちろん強めに発色すると言っても、派手すぎない丁度良い発色なので心配いりません。

黒髪に似合うおすすめのカラコンレッド系2つ目は「#CHOUCHOU ワンデー ミルキーピーチ」です。DIA14.2mm、着色直径は非公開、レンズBC8.8mm。先にご紹介した「フェアリーワンデー フラワーピンク」よりもさらに淡い色素のピンクを用いたカラコンになります。

また、フチはドットでプリントされているため、黒目の主張が強くならずより優しい目元にしつつ盛れるカラコンです。

黒目を少しはっきりと見せたい場合は「フェアリーワンデー フラワーピンク」を、黒目は淡く境界をぼかしたい場合はこちらのカラコンを使うのがおすすめです。いずれも強すぎるレッド系の発色ではなく、ごく自然な色素なので黒髪でもバッチリと盛れるカラコンです。

黒髪に似合うおすすめのカラコンレッド系３つ目は「クルーム ブロッサム」です。DIA14.1mm、着色直径13.2mm、レンズBC8.6mm。名前の通り桜のような、ほんのりピンクのカラコンです。

フチは暗い紫を使い、内側に向かってピンクパープル、ピンク、オレンジベージュと3色のグラデーションになっています。透け感のある透明感の高いレンズです。そのため、地の黒目が薄っすらと透けて見えて、露骨なカラコンの色付きをせず、とても自然にピンク色に色付けてくれます。

ここまであらゆる系統の色素を持ったカラコンをご紹介してきました。ここで、ブラック系のカラコンというのもご紹介していきます。

ブラックのカラコンではしてない時と変わらないのでは？と思われる方もいるでしょう。確かに文字通り黒いカラコンなので、元の黒目と同じ色味をしています。ですが、一概に真っ黒なカラコンという訳でもありません。

最初に「黒髪に似合うカラコンを選ぶコツ」という部分でお話ししたように、ブラック系のカラコンでもブラウンやグレーのニュアンスカラーを混ぜている物も多いです。

さらにグラデーションが混ざっているものなど、ブラック系のカラコンにはより黒目を大きく見せたり、きれいな黒目に見える工夫が施されています。元の黒目だけでは引き出せない、魅力的な目元を表現することが可能です。

カラコンは使ってみたいと思っているけど、なかなか挑戦できない。どの色を選べばいいのかわからないという方は、まずブラック系のカラコンを使ってみて、カラコンを付けたときとそうでないときの印象の違いを確認してみるのも良いでしょう。

黒髪に似合うおすすめのカラコンブラック系1つ目は「ジーヴルトーキョー オリエンタルミスト」です。DIA14.1mm、着色直径13.4mm、レンズBC8.6mm。大人っぽい雰囲気を出しつつ盛れるカラコンです。

あくまでブラックがベースにではありますが、その中にブラウンにもラベンダーにも見える不思議な色素を取り入れています。

この不思議なニュアンスカラーが含まれていることで、ナチュラルなのに、ナチュラルよりももう少し盛れる、という他の人よりワンランクアップしたナチュラルさを表現することが可能です。盛りすぎは嫌だけど、今のままじゃ何か物足りないという方にピッタリです。

余談ですが、「ジーヴル」とはフランス語で「氷花、霧氷」という意味があります。普通の草花や木が氷に覆われ美しく変化する様と、カラコンを付けてさらにきれいに可愛く変化する愛用者のイメージを結び付けているそうです。

黒会に似合うおすすめのカラコン2つ目は「コンタクトフィルムズ BKBK-D ブラックサークル」です。DIA14.0mm、着色直径12.5mm、レンズBC8.6mm。

ニュアンスカラーはほとんど入っておらず、くっきりとしたフチときれいな模様が入っているシンプルなカラコンです。どのような黒髪さんにもよく馴染み、メイクとの相性もとても良いです。ナチュラルに盛れる便利アイテムと言えるでしょう。

また、このカラコンの大きな特徴は着色直径が12.5mmであることです。これまでご紹介してきたカラコンは13.0mm以上のカラコンがほとんどでした。

しかし、このカラコンは他のものと比べると着色直径が小さく、大きすぎる不自然な黒目になることがなくいです。オフィスや学校など、あまり盛れる場面でない場合でも、気兼ねなく使うことが出来ます。

これにプラスして、ほんのり血色の良く見える程度の艶リップを塗ってみるのもおすすめです。ガッチリメイクできない場合には丁度良いでしょう。

この「コンタクトフィルムズ」シリーズのカラコンは、眼科専門医監修のカラコンで、カラコン初心者の方でも安心して使うことが出来ます。消毒剤を使わず滅菌処理しているので、目に優しく、アレルギー体質の方でも使いやすいです。

ここまで黒髪に似合うおすすめのカラコンをご紹介してきました。お読みいただくと黒髪は思ったより似合うカラコンがたくさんあるんだな、と思われた方も多いでしょう。基本的にはどの色味のカラコンでも黒髪に似合いますが、逆に黒髪にはNGな色味についてお話しします。

黒髪でも色素の薄い明るい髪色でも、似あう色素があれば逆に似合わない色というのも必ず存在します。

これは避けられないことですので、ここでしっかりと避けるべきカラコンの色味を把握しておきましょう。もちろん黒髪には似合わないけれど、色素の薄い明るい髪色には似合う場合というのもあります。自分の髪色と相談しましょう。

黒髪におすすめできないカラコン1つ目は「明るすぎる色」です。明るすぎるとは「明度」が高すぎることを指します。

例えば、ブラウン系の色を見た場合、ダークブラウンと呼ばれる「暗い茶色」やライトブラウンと呼ばれる「明るい茶色」があります。ブラウンのカラコンならとりあえずなんでも黒髪に合うんじゃないの？と思われる方も多いでしょう。

確かに、ご紹介したブラウン系のカラコンも含め、ブラウンという色は黒髪に似合いかつ、かつ盛れるカラコンが多い傾向にあります。

しかし、ライトブラウン寄りの明度のかなり明るいカラコンを使ってしまうと、いくらブラウンと言えど目元だけが異様に明るく見えてしまいます。その明るさが返ってやぼったく見えてしまったり、浮いて見えてしまうので、黒髪さんは明度の高いカラコンは避けるようにしましょう。

また、余裕のある方はリップなどのちょっとしたメイクアップ道具の色味などもカラコンに揃えたものにするとより完璧です。

黒髪におすすめできないカラコン2つ目は「発色が鮮やかすぎるもの」です。発色が鮮やかといえば、赤や青、黄色、緑、グレーなどのカラフルなものを想像します。しかし、ここまでお読みいただいた方はご存じの通り、どの色味のカラコンも黒髪に似合うとおすすめしていました。

さっきのおすすめしてたカラコンは何だったの？と思われる方がたくさんいらっしゃるでしょう。そこで思い出していただきたいのが、いずれも色味が淡いカラコンであったということです。

レッド系ならピンク、ブルー系はアクアマリン、グレー系はクリームなど、いずれも淡い色が用いられていました。加えて、色味はビビットな着色はされておらず、いずれも透け感のあるものや中央に向かって薄くなるようグラデーションされているものが多かったです。

このように、黒髪さんは発色が鮮やかなカラコンは避け、カラフルなものも透明性の高い淡い発色のカラコンを選ぶと良いでしょう。

黒髪におすすめでないカラコン3つ目は「真っ黒すぎるカラコン」です。黒髪に似合うおすすめのカラコンでブラック系をご紹介しました。何度も言いますが、黒髪でも黒いカラコンは似合います。しかし、1つ落とし穴があります。

それは真っ黒なカラコンであることです。先ほどご紹介したブラック系のカラコンはいずれもニュアンスカラーが含まれていたり、模様が入っていました。

中にはニュアンスカラーやグラデーションなどのない、またはわかりにくいカラコンというものもあります。色素の薄い比較的明るめ髪色の方が付けると、キュッと引き締まった印象を持たせ、目元がいい意味で引き立ちます。

しかし、黒髪の方が真っ黒なカラコンをしてしまうと、顔全体の黒が占める割合が広くなり、少し重たい地味な印象を与えてしまいます。

アイメイクやリップなどで華やかに見せようとしても、黒という色味は思ったよりも存在感が大きく限界があります。

せっかくカラコンで盛れるようにしたいのに、重たい暗いイメージにになってしまっては少し残念です。確かにそういった雰囲気を演出したい場合は良いのですが、そうではなく盛れることを目的としているのであれば、注意が必要です。

ブラック系のカラコンは真っ黒ではなく、ニュアンスカラーや模様の入った、何かしら変化のあるカラコンを選択しましょう。

ここまで黒髪に似合うおすすめのカラコン、おすすめできないカラコンについてご紹介してきました。大体、黒髪に似合うカラコンの色味についてはご理解いただけたでしょう。

最後は黒髪に似合うカラコンとセットリップやアイメイクなどのメイクアップについてもお話します。カラコンを着けると自然に盛れるようになりますが、カラコンだけでスッピンでは何となくパッとせず、物足りない仕上がりになってしまいます。

かと言って、カラコンを含めた顔全体のバランスを考えず、やみくもにリップやアイシャドウを塗ってもきれいに盛れることはありません。

カラコンとの兼ね合いを考えて、どのようなリップやアイシャドウ、マスカラを選べばいいのかをこの機会にマスターしていきましょう！一見難しそうに聞こえますが、基礎的な誰でもできる技をご紹介しますので、安心してください。

題名の通り清楚に魅せたい場合は「髪色に近いカラコン」を使うことがおすすめです。色味の付いたものを使うと、どうしてもハーフっぽさが出たり、元気で明るいイメージを与えやすいです。

清楚なクールな雰囲気を演出したいのであれば、髪色とあまりかけ離れた色味のカラコンは選ばず、ブラウン系やブラック系のカラコンを用いるのが良いでしょう。また、清楚さだけでなくクールさもということであれば、ご紹介したようなブルー系のカラコンを使ってみるのもおすすめです。

また、ご紹介したような黒髪に似合うカラコンの色からリップやアイシャドウの色味を揃えるという方法もあります。

グレージュ系のカラコンを使うのであれば、リップはピンクベージュやオレンジベージュ、アイシャドウはアイスグレーやベージュなどのブラウン系など、色味の系統を揃えると統一感が出て清楚感も引き出されます。

自分に似合うカラコン、メイクをしても髪がボサボサだと、せっかくの努力が水の泡になってしまいます。艶々な黒髪は誰が見ても清楚に見えますし、魅力的に見える要素と言えます。

では、この髪の艶はどうやって出るのでしょうか。髪の艶の正体は髪の表面にある「キューティクル」にヒントがあります。キューティクルは髪の芯を守っている鱗状のタンパク質の繊維です。このキューティクルがきれいに閉じていると艶のあるきれいな髪になります。

しかし、このキューティクルが剥がれてしまったり、開いたままの状態になっていると、髪に艶がなくなりパサパサした状態になってしまいます。

キューティクルが痛む原因で一番多いのが、髪を洗った後の「自然乾燥」です。キューティクルは濡れると開くという性質を持っています。それをドライヤーなどで乾かさずにいると、閉じる機会がないままずっと開き続けます。

開いた状態は、髪が非常に無防備な状態になり、外からの刺激によってキューティクルが剥がれたり、水分が蒸発しやすくなります。

髪を洗った後はきちんと乾かし、時間のある方は最後の仕上げに冷風を掛けて揚げてください。そうすることで、ドライヤーの熱で広がったキューティクルが冷たさでキュッと引き締まり艶が増します。

また、ドライヤーを当てる前にヘアオイルやクリームでコーティングしてあげると、水分の蒸発や熱から髪を守ってあげることが出来ます。

加えて、定期的に髪に栄養を与えてあげるために「トリートメント」をすることもおすすめです。週に2～3回のスペシャルケアとしていかがでしょうか。

付けた後に少し時間を置かなければならないので、忙しい方には難しいかもしれませんが、少しでも余裕が出来たときにはぜひやってみてください。乾かした後、髪の感触がいつもと全然違うことに気づくことでしょう。

黒髪に似合うメイクは基本的には「ナチュラルメイク」と言われています。黒髪に対して肌色はより白く、生えて見えます。盛れるメイクも良いですが、その肌色を活かした自然な美しさもまた黒髪の醍醐味です。

リップは血色がよく見えるような淡いピンクや少し赤みのある物がおすすめです。少し光って見えるよな艶感のあるリップや、細かいラメ入りのリップもカラコンに似合うでしょう。

また黒髪に似合うメイクに慣れてきた方は、春先は色味が鮮やかなリップを、冬は少し濃く色づくリップを使うなど、時期に合わせて色味を変えてみるという上級テクニックに挑戦してみるのも楽しいでしょう。

チークはリップ同様に適度に血色をよく見せてくれるものが良いです。ただし、付けすぎには注意してください。

アイシャドウなどもリップと同様に、余り派手すぎない肌馴染みのよいブラウン系を使うのがおすすめです。カラコンと違い、あくまで肌馴染みすれば良いので、ベージュなどの多少明るめのアイシャドウを使っても違和感ないです。

リップとチークで血色感を出し、カラコンで盛れる目が作れた代わりに、アイシャドウは肌馴染みのしやすい色味を選ぶ。

というように、メイクはたくさん施せば良い訳ではなく、顔全体のバランスを見ながら強弱が必要になります。どちらかを盛ったら、どちらかを抜くという風にしてみましょう。重ねすぎなメイクは返って老けて見えてしまうので注意してください。

いかがでしたでしょうか。ここまで黒髪に似合うカラコン、カラコンに合うリップなどのコスメについてご紹介してきました。自分に似合うおすすめのカラコンとリップなどのコスメを使って、ぜひ可愛らしく盛れるようにチャレンジしてみてください！