おしゃれ女子注目!編み込みカチューシャのやり方を覚えよう!
結婚式やパーティーのお呼ばれがあると、ここぞとばかりにおしゃれに決めたいと思いますが、美容院に行くにも時間がなかったり、パーティーヘアーのセットの費用が思いのほか高かったりするのがおしゃれ女子の悩みどころでしょう。
そんなときのセルフセッティングにとても便利なのが、編み込みカチューシャの技です。おしゃれなこの髪型は、かっちりと編んでフォーマルにも、ゆるふわに編んでガーリーにも作れて自由自在です。
少し練習することで、誰でも簡単に作れるようになる編み込みカチューシャの基本的なやり方をご紹介しましょう。
編み込みカチューシャの魅力
編み込みカチューシャの魅力は、ピンとゴムがあればセットできる点でしょう。自分で作ろうと挑戦する時、慣れないうちは、鏡にうつる自分の顔の向こうをにらみながら試行錯誤しますが、慣れると、鏡がなくてもできるようになりますから、挑戦してみてください。
結婚式などのお呼ばれに
結婚式の主役は花嫁です。ですから、結婚式のお呼ばれヘアーを作るときは、少し気を遣うべきルールがあります。たとえば、花を使わない、大きな髪飾りを選ばない、キラキラしすぎないというようなことで、どれも、花嫁をひきたてるべく出席者は控えめにという意図があります。
美容院でセットするときは、美容師さんがその旨を気遣ってくれるかもしれませんが、控えめにしたいとひと言添えるのも良いでしょう。でも、豪華でない方が良いのならば、セルフセッティングして、おしゃれ女子の手腕を見せるチャンスです。
編み込みカチューシャならば、手をかけたフォーマルさも演出できますし、結婚式に向けて数日練習すれば可愛く作れるようになり、結婚式のお呼ばれにぴったりのヘアースタイルです。
デートの時もおすすめ
編み込みカチューシャは、森ガール的なかわいらしさを演出でき、デートの時のヘアースタイルにぴったりです。また、デート前に自分で作れるようになっておくと、忙しい時にも、予算がちょっとという時にも女子力アップできて、とても助かります。
長い編み込みを作り上げることが難しければ、片側のサイドを編み込むだけでもおしゃれに見えますから、ぜひ、取り入れてみてください。
子供の入学式・入園式にも
編み込みカチューシャは、ひと手間掛けることもあって、ヘアーアクセサリーを利用したり、ジェルなどでつやを出したりすることでフォーマル感が増します。
チビッ子の入園式・入学式などへの出席は、子供がいるだけでも美容院に出かけたりする暇ができず、髪をしばるだけになりがちです。おしゃれ感のある編み込みカチューシャの技を身につけて、ぜひ、他のママよりおしゃれ感のあるヘアースタイルをアレンジして出席しましょう。
やんちゃな子供たちの朝の準備に追われがちな入園・入学式の当日に備え、部分的に編み込みカチューシャを作るだけで、若いお母さんの女子力をアップしてくれるフォーマルな装いを作れるので、とても便利です。
子供さんが女の子の場合は、ママとお揃いに、編み込みカチューシャのヘアスタイルを作ってあげると、印象的なお母さんと子供さんの母子ペアファッションを楽しめるでしょう。
子供の編み込みカチューシャ
子供さんが女子の場合は、お母さんの楽しみも倍増します。入園入学の年頃の女子の髪はとても柔らかくて美しいですから、母子でおしゃれ女子になりましょう。
お母さんとお揃いの編み込みカチューシャを作ってあげると、母子でのお出かけが一層楽しみなものになります。
また、目にかからないように前髪を編み込んでカチューシャを作ることで、視力低下を防いだり、視界がはっきりして危険防止もできるので、活動的な子供には最適な髪型です。
基本の編み込みカチューシャのやり方
編み込みカチューシャの第一歩は、基本の三つ編みの練習です。長い髪でおさげに編むのは、自分でも見やすいので、慣れると作業を自然と体が覚えてくれます。
お人形の長い髪で練習したり、毛糸を束ねて三つ編みの練習するのもなかなか有効で、上手に編み込みカチューシャを作るための近道になるでしょう。
まずは、そこからはじめ、だんだんと毛束を分けて少しずつ加えていく基本のやり方に挑戦していくと、難しそうに思えた編み込みカチューシャのアレンジのやり方を自分のものにできる日は近いです。
下準備
編み込みカチューシャを作るときの下準備は、まず髪のもつれをなくすことです。髪を足しながら編み込んでいくとき、もつれていると作業の苦労が増えて、何度もやり直すことになります。
まず、髪をよくとかし、ワックスを少しつけた髪を扱いやすくします。ここでワックスをつけすぎると、あとでねっとりした感じが残ってしまって不潔な感じになるときがあるので、適量を研究しましょう。
髪が扱いやすくなったら、編み込みたい場所によって、ブロッキングします。はじめは耳のあたりのサイドの編み込みが見やすく挑戦しやすいです。編み込みカチューシャを作りたい位置の髪を残して、他の髪の毛をゴムで縛ったり、ピンで留めたりしておくと邪魔にならず作業しやすくなります。
編み込みのやり方
編み込みカチューシャの一段目を作るための髪を薄くとり、三つに分けます。指やくしで、進行方向に垂直に線を引くように髪をとっていく感覚を身につけるのがコツです。
そして、外から真中へ、外から真中へと髪を足しながら編み込んでいきます。取り分けた髪の厚みや足す髪の量によって、太目の感じ、細めの感じになりますから、練習してみましょう。
編み込みから三つ編みへ
頭頂やサイドから編み込んでいって首元まで編んだ後、まだ髪の長さが十分にある場合は、そこから三つ編みを続けていきます。そのあと、編んだ三つ編みを丸めてお団子ヘアーを作ったり、頭に巻いたりすると、女子力の高い、さらにオシャレなヘアースタイルを作れます。
頭を小さく作ると、バランスが良くなり、スタイルが良く見せられるという効果も期待できるので、編み込みカチューシャで髪のボリュームを抑えるテクニックはとても有効です。
仕上げ
編み込みカチューシャを作る時は、まずはじめはかっちり作る方がセットしやすいでしょう。森ガールのふわっとした雰囲気に憧れて、最初からゆるめに作ると、ゆるんで編み込みがつぶれやすくなることがあります。
最初にかっちりと編んだ後、少しずつ毛束をつまんで、丁寧にバランスを見ながら引き出すと、適度なゆるふわ感のある編み込みカチューシャを作れます。爪でつまむほどのほんの少しの毛束ずつを引き出すと覚えておきましょう。
編み込みカチューシャのおしゃれアレンジ
編み込みカチューシャの基本的なやり方を覚えたら、次はアレンジの仕方を工夫してみましょう。ヘアーアクセサリー次第でよりフォーマルにも、また、カジュアルダウンもできるので、女子力アップを目指して、いろいろなヘアーアクセサリー選びを楽しんでください。
くるりんぱして
くるりんぱのヘアスタイルは、毛束をとってゴムで束ねて二つに割り、上から下へくるりんとひっくり返すことで編み込んだようなアレンジになり、三つ編みが苦手な人にも比較的簡単にできるのでおすすめです。
頭頂から後頭部へくるりんぱを繰り返したり、部分的にサイドだけくるりんぱしていったりしてデザイン感を出します。作り始めにワックスで髪の質感を整えたり、飾りピンで仕上げたりすると、簡単に作れて、フォーマル感も出せるでしょう。
ねじり編み込みで
ねじり編み込みも比較的作りやすい髪型です。後頭部を通り耳を結ぶ線で髪を上下に分け、左右に分けて編み込みカチューシャのように作り、飾りを付けます。
毛束二本をねじって、髪を足しながらロープ上にまとめていき、後頭部で左右の毛束をひとつにまとめると、きれいにできます。毛束をつまんでひき出したり、ラメを付けたり、後ろの結び目にバレッタを止めたりすると可愛く仕上がります。
前髪を全部上げて
前髪を全部上げて作る編み込みカチューシャは、額をはっきりと出してフォーマルにも、アクティブにも見え、毛束の太さや、まとめ方によって応用しやすいでしょう。
ゆるふわにまとめて、おくれ毛を出すと、フェミニンな印象が強められ、ドレスにも合います。かっちりと編み込むと、活動的になるので、スポーツや、みこしなどを繰り出すお祭りファッションにも向いています。
バレッタを使って
ヘアーアクセサリーは、きれいにまとめた髪をさらに女子力アップしてくれますが、実は、編み込みがうまくできなかった時や、一部分だけ毛束がとび出てしまった時、曲がってしまった時などにうまく隠す役目もしてくれます。
バレッタやバナナクリップなどの髪飾りのコレクションを広げ、気分や用途で選べるようにしておくと、困ったときにも便利に活用できるでしょう。
リボンも一緒に編み込んで
リボンは女子に与えられた特権でしょう。おさげ髪の先に結んだり、袴にあわせて大きなリボンを髪につけるような卒業式の装いだけでなく、日常のオシャレにも使ってみましょう。
細めの長いリボンを編み込みカチューシャをする真ん中の束の根本に結び、2本のリボンを外の髪とともに編み込んでいきます。
また、自分でするには少々高度になりますが、編み上げたカチューシャに、あとから、靴紐のように通していくこともできます。
編み込みカチューシャのレングス別のアレンジ
編み込みカチューシャは、髪の長さによって作りやすい形があるので、慣れると、手探りでも作れるようになります。編み込む長さや、加えて編み込む髪の厚さも、TPOに合わせて自由にアレンジできます。
ショートだから編み込めないとか、長いから手間がかかるとかで避けて通る必要はありません。チャレンジしてみましょう。
ショート
ショートヘアは、サイドだけや、前髪の上だけなどに編み込みカチューシャを作ると可愛くできあがります。ワックスやジェルでまとめやすくして編み込んでいくと、おくれ毛や毛が飛び出すことに対策しやすいです。残った毛をピンで留めるのもアクセサリーのひとつになるでしょう。
ミディアム
ミディアムヘアは、切ってしまおうか、もう少し我慢してゴムで縛れるようになる時を待とうかの我慢時です。この長さの時は、部分的に編み込むことで、まとめにくい毛を落ち着かせられるので、編み込みカチューシャが活躍します。
耳から耳へ額の上にショートより太めの編み込みカチューシャを作って、うなじに残る毛だけでロールアップするか、十分な長さがなければ、下ろしておいても良いでしょう。
セミロング
セミロングは額の上で編み込みカチューシャを作ったり、サイドに向けて編み込みカチューシャを作って後ろの毛束とまとめたりと、アレンジの方法がたくさんあります。
カールしてボリュームアップすると、パーティーや披露宴などに向いた華やかなスタイルもできます。かっちり編み込むとショートヘアのようなシルエットもできて、気分転換したいときにも便利です。
ロング
ロングヘアをまとめるときは、まず、カーラーで巻いてブラッシングし、ボリュームが出やすくしておくと、華やかな髪型を作りやすいです。また、ブラッシングしておくと、編み込みカチューシャを作るときに髪をさばきやすくなります。
高い位置でまとめると華やかさアップになりますし、低い位置でゆるふわにまとめ、おくれ毛を引き出して作るとフェミニンな印象になるでしょう。
髪の量があるので、編み込みを二段、三段つくったり、襟足から下を三つ編みでまとめたりすると、個性的な髪型も作れます。また、伸ばした三つ編みを丸めてピンでとめてお団子にするのも簡単なまとめ方です。
編み込みカチューシャでおしゃれ度をUPしよう!
編み込みカチューシャは、頭の後ろやサイドの見えにくいところで手探りで作業をするので、苦手だと感じている人が多いようです。
けれども、あらかじめカールしたり、ワックスを使って扱いやすくすることで、案外簡単にできます。サイドだけなど、部分的に編み込みカチューシャを取り入れて練習すると、指の運びや作業のコツを体が覚えてくれるので、作業が進めやすくなります。
髪の長さや、お出かけの目的によって、編み込みカチューシャの割合や太さを調整することもできるので、女子力アップを目指し、気軽に挑戦してみてはいかがでしょうか。