顔がでかい事による悩み
顔がでかいこと=悪いことではありませんが、顔がでかい人は人知れず悩みを抱えている場合が多いです。そこで、なぜ顔がでかくなるのかの原因とその特徴をまず考え、そののちに顔がでかいことに対する対策を取り上げてみましょう。顔がでかいと言って悩んでばかりいても始まらないので、有効な対策を実践することが大事です。
顔がでかい人の特徴
顔がでかい人には特有の特徴があります。その特徴は決して悪いものとは限らないので、顔がでかくてもあまり落ち込む必要はありません。顔がでかくても堂々と生きていけばいいのです。ただ、特徴を知ることで、顔がでかいことにはどのようなメリットやデメリットがあるのかもわかってくるでしょう。
①両親も顔がでかい
顔がでかいというのは生まれつきの特徴です。成長の過程でだんだん大きくなるということはあまりなく、持って生まれたものだと言っていいでしょう。つまり、遺伝によるものです。したがって、顔がでかい人の両親、またはどちらかの親も顔がでかいことが多いです。顔がでかいことは親から子へ受け継がれたものである以上、変えるのは難しいです。
➁肥満体型
遺伝によって生まれつき顔がでかいのではなく、生活してく間に顔がでかくなったという人の中には、肥満体質の人がいます。普通以上に食事をし、脂肪が顔にもついて顔が大きくなっているのです。また、不摂生によるむくみなどが原因となっている場合もあります。これらの原因による大顔は、有効な対策を講じれば何とかなります。
③豪快な性格
顔の特徴で人の性格を占う人相学という学問があります。その人相学による情報というわけではありませんが、顔がでかい人は、豪快な性格であることが多いです。細かいことにはこだわらず、おおらかで、お付き合いしていても気楽な人です。これは顔がでかいことによる好ましい特徴で、顔がでかいからといって悪いことばかりではありません。
④帽子が似合わない
顔がでかい人には、いくつかの悩みもありますが、そのうちの一つが帽子が似合わないことです。格好のいい帽子を見つけてもサイズがぴったり合わなかったり、顔の輪郭とマッチしなかったりと、苦労があります。ただ、帽子に関しては、対策もあります。あまり深くかぶり過ぎず、浅めに浮くようにかぶれば、それほど顔のでかさが目立ちません。
⑤脚が短く見える
顔がでかいことには一つ困ったことがあります。それは脚が短く見えてしまうことです。同じ脚の長さであっても、顔がでかい人と小さい人では見え方が違います。それでも脚が長い人はまだいいですが、短足の人は損をします。顔の大きさの特徴でこのような差が生じることに不公平感を抱く人もいるでしょうが、これも顔がでかいことによるデメリットです。
⑥骨太
遺伝によって顔がでかい人は、顔の骨格ががっちりしています。しかし、がっちりしているのは顔の骨格だけではなく、全身の骨格も同様に太く、しっかりしています。つまり、肩、胸板、背中、腰骨、脚に至るまですべてが骨太なのです。これは決して悪い特徴ではありませんが、女性の中には気にしている人もいるでしょう。
⑦肩幅が狭い
顔の大きさとよく対比される部分に肩幅があります。この肩幅が狭いと、顔が大きく見える場合があります。肩幅が狭い人全てが顔がでかいわけではありませんが、このような特徴がそう見える原因を作っているのです。この場合は肩幅を広くするというのは容易なことではありませんが、筋トレで筋肉をつければある程度の対策にはなります。
⑧顔のパーツが小さい
顔にはさまざまなパーツがありますが、そのパーツが小さいと、顔がでかく見えることがあります。パーツとは、目や鼻、口などのことですが、これは生まれつきによるものなので、効果的な対策はありません。整形手術で多少の変化はつけられるでしょうが、それにも限界があります。それよりもこの特徴を悪いこととは考えず、前向きに生きていくことです。
⑨背が低い
背が低いと、顔がでかく見える場合があります。肩幅同様に身長も顔と対比される場合があるからです。そういう意味では、背の低い人は損とも言えますが、かといって身長だけは直しようがありません。顔の小顔対策である程度の変化はつけられますが、背が低くて顔がでかく見える場合は、無理に矯正しなくてもいいでしょう。
⑩写真を撮られるのを嫌う
顔がでかいという悩みを持っている人の中には、写真を撮られるのを嫌う人もいます。ほかの人と並んで写真に写ると、自分の顔のでかさが目立ってしまうからというのが主な理由です。その場合は、写真を撮られる側でなく撮る側に回ったり、撮られる位置を変えたりしなければいけないのですが、本人にとってもつらいでしょう。
⑪タイトな服を着れない
タイトな服装で決めて、格好よくなりたいと思うことは誰にでもあるでしょうが、顔がでかい人はタイトな服を着ることで、顔のでかさがかえって目立ってしまうので着れないという悩みを持っています。鏡を見た時に何となく顔の大きさと服がアンバランスな感じがするのです。これもつらい悩みでしょうが、あまりいい対策はありません。
⑫モテない?
顔がでかいという特徴があると、モテないのではと思っている人もいます。確かに、小顔美人という言葉があるように小顔の人のほうがモテるように思えますが、顔がでかくても魅力のある人はたくさんいます。小顔より不利だからといって、悲観しないことです。もし顔の特徴に自分で満足できない点があったとしても、ほかの面でカバーすればいいのです。
顔がでかい原因
顔がでかい人の特徴に続いて、顔がでかくなった原因についても考えてみましょう。顔がでかいのにはいくつかの原因が考えられます。その原因を究明すれば、何らかの対策を見つけられる場合もあります。そこで、顔がでかい原因をいろいろ取り上げてみます。中には対策が立てずらい原因もありますが、あまり悲観せずにいい方法を探しましょう。
①疲れによる頬のたるみ
疲れによって、顔の筋肉がたるんでくることがあります。特に頭皮の疲れと顔の筋肉には大きな関係があるとされています。しかし、このような原因で顔がでかい状態になった人の対策は簡単です。疲れを取り、心身をリフレッシュさせ、顔や頭皮の張りを取り戻すのです。これだけで、小顔になる場合があります。
➁顔の筋肉の衰え
顔には表情筋という筋肉がありますが、これが衰えると、筋肉がたるんで顔がでかく見える場合があります。特に日ごろ表情をあまり見せない人や会話を嫌う人に時々見られる症状です。もしこの原因で顔がでかい状態になったのなら、表情筋ストレッチやマッサージが効果的な対策となります。
③噛み合わせの悪さによる歪み
顔がでかい原因が歯の噛み合わせにある場合があります。噛み合わせが悪いと、顔の筋肉や骨格にも悪影響があり、顔がでかく見えることがあるのです。その噛み合わせが少し悪いだけなら、自分で矯正はできますが、ひどい場合は矯正歯科に行って治療を受ける必要があります。そうすれば、小顔になってすっきりする場合もあります。
④顔の骨格がごつい
顔の骨格が原因で顔がでかく見える場合は遺伝によるものですが、その場合は、単に骨格が大きいというだけでなく、ごついケースも多いです。骨格がしっかりしていて、ごついというのは悪い特徴ではなく、かなり力強い印象を相手に与えます。ただ、それでも気になるようならば、後で述べる対策を施すといいでしょう。
⑤骨格が大きい
顔の骨格が大きければ、当然顔もでかくなります。顔の大きさというのは骨格で決まるので、それが大きければ小顔ということはあり得ません。この場合の対策ですが、一番有効なのは整形手術です。しかし、そこまではしたくないという人の場合、メイクや髪型である程度の小顔対策になります。
⑥運動不足からのむくみ
運動不足が続いている人は、血液循環が悪くなりがちです。それが原因となって、全身のむくみとなることがあります。むくみは血流の悪化により余分な水分の排泄がうまくできない場合に起こります。このむくみが顔に現れると、顔がでかくなります。そのようになった人は、軽い運動でもいいので毎日続けるようにしてください。
⑦水分の摂り過ぎによるむくみ
運動不足が原因でもむくみが生じますが、水分の摂り過ぎでも同じ結果を生む場合があります。あまり水分を摂ると、その水分を腎臓で処理しきれなくなり、余分な水分が細胞内にたまってしまうのです。そうなれば、当然顔も大きくなります。ただ、この原因による顔のでかさの場合は、対策も簡単で、水分摂取を減らせばいいのです。
⑧脂肪太り
顔がでかい人の特徴のコーナーでも肥満体型を取り上げていますが、脂肪太りが原因で顔がでかくなる場合があります。顔に余分な脂肪がつき、それを落としきれない場合にそうなります。日頃から暴飲暴食や脂肪分を摂り過ぎる人は要注意です。この場合の対策は説明するまでもなく、食事制限です。
顔がでかい人におすすめの小顔対策【マッサージ】
顔がでかいことによる悩みを抱えた人におすすめの小顔対策があります。その対策にはいくつかの種類がありますが、まずはマッサージ編です。マッサージを顔などに施すことによって、顔がでかい状態がある程度改善されます。そんな効果的なマッサージを数種類紹介するので、ぜひ実践してみてください。
①3分間のリンパマッサージ
リンパ腺をマッサージすると、体液の循環がよくなって、顔の老廃物が取れることがあります。その方法ですが、まずマッサージオイルを手に塗って、首の後ろ、両耳の下、鎖骨から肩先、脇の下の順で軽くマッサージをしていきます。首の後ろと両耳の下は、上から下へマッサージします。
次に顔のリンパマッサージです。顔の場合は、最初に額に両方の指を当て、こめかみに向かって軽くもんでいきます。3~4回もやればいいでしょう。今度は口の番で、中指と薬指でちょっと強く押します。
後は、あご先から耳の下まで真ん中の3本指でマッサージし、目の周りを回転するように中指で軽くもみます。それから、眉間からこめかみ、耳の下、目の周りから耳の下、頬骨からあご先、鼻のわきからこめかみというようにあちこちをマッサージします。
➁エラの張った骨格のマッサージ
顔がでかい人の中には、エラが張っていることに悩みを抱いている人がいるので、そのエラをすっきりさせるマッサージをお教えしましょう。エラのマッサージは、手のひらの下の部分で行います。まず、頬骨に沿って、下から少しずつ圧力を加えます。ゆっくりと3回行えばいいでしょう。
次に、真ん中の3本指で、耳の横を3秒間押します。そこから鎖骨へと進み、さらに内側までマッサージし、下へ向かいます。これで張っているエラが小さくなり、小顔美人になることができるかもしれません。
③あいうえおマッサージ
あいうえおマッサージとはどんなマッサージか知らない人もいるでしょうが、女優の藤原紀香さんが実践している方法です。実は、藤原紀香さんも顔がでかい悩みを持っていたそうで、このマッサージ方法で解消したと言います。その方法ですが、まず半身浴をして、足先から心臓を対象にマッサージをしていきます。
そして、上を見上げ、口角を絞ります。次に、腕を胸の前でクロスさせ、手で鎖骨を押さえます。ここらがあいうえおをマッサージと言われる所以ですが、上を向いたまま「あいうえお」と大きな声で発生します。これだけで小顔美人になれるのですから、いい対策法です。
④耳たぶ回しマッサージ
耳たぶをマッサージすると小顔になれるのかと思う人もいるでしょうが、耳の周りにはリンパ腺が集中しています。したがって、体液の流れがよくなって、むくみが解消し、顔がでかいことへの対策となるのです。その方法ですが、まず耳の前と後ろの間のくぼんだ場所に人差し指と親指を当てます。なお、耳たぶマッサージといっても、耳の周りが対象です。
次に、耳の下のくぼんだところにあてた2本指を後ろ向きに回転させます。4回くらいです。そして、両方の手のひらを頬骨に軽く押し当て、下へ進んでいきます。これだけですが、毎日実践することで、意外に大きな効果を望めます。
顔がでかい人におすすめの小顔対策【髪型】
顔がでかい悩みというのは、人にはわかりづらいものですが、自分で対策を講じるしかありません。その対策の一つに髪型があります。髪型を工夫することで、顔がでかい悩みがかなり軽減することがあります。そんな髪型をいくつも紹介するので、気に入ったものがあればぜひ取り入れてください。
①ショートヘア
顔がでかいと、髪も長くして、そのでかい顔を隠したらいいのではと思っている人もいるでしょう。しかし、これは逆効果です。髪を長くして、顔を隠そうとすると、かえって顔の大きさが目立ってしまい、その部分に人の視線が集中します。それよりは思い切ってショートな髪型にしたほうがいい対策となります。
1.耳かけショート
耳かけショートのような髪型にしたら大顔が目立ってしまうのではと心配する人もいるでしょうが、そんなことはありません。耳かけショートにすれば、顔の輪郭がはっきりし、小顔に見えるようになります。また、小顔に見えるだけでなく、表情もくっきりし、明るい印象になります。髪型一つで雰囲気が大きく変わる一つの例と言えるでしょう。
2.ひし形シルエットショートヘア
ひし形シルエットショートヘアという髪型も、顔がでかい悩みを持っている人におすすめです。というのもこの髪型は横に少し膨らんでいるので、顔のでかいのが目立ちにくくなるからです。髪型が顔の大きさをカバーしているのです。また小顔効果だけでなく、ひし形シルエットショートヘアには、おしゃれ感もあります。
3.レイヤーショート
レイヤーショートという髪型がありますが、これは髪型をレイヤー(段)にしながら短くしたものです。ひし形シルエットショートヘアとは少し趣が違う髪型となります。この髪型も顔がでかい悩みを持っている人に向いていますが、あまり髪を短くカットすると、顔がでかいのがかえって目立つようになるので注意が必要です。
➁ボブ
一口にボブといってもいくつかのパターンがありますが、基本的にショートよりも長く、切りそろえた髪型を総称してそう呼んでいます。ショートヘアにするのに少し躊躇している人は、ボブにするのもいい方法です。ただ、同じボブでも顔がでかい悩みを持っている人に合っているものと合っていないものがあるので、合っているものを紹介しましょう。
1.ストレートボブ
顔がでかい悩みを持っている人にはストレートボブがおすすめですが、中でも内巻きカールを加えた髪型は一押しです。内巻きカールにすると、ややふっくらした感じが出て、ストレートヘアとぴったり合い、でかい顔が一回り小さく見える場合があります。また内巻きボブは落ち着いた印象も与えてくれます。
2.ゆるふわボブ
ゆるふわボブとは、軽くパーマをかけたボブヘアのことですが、この髪型も顔がでかい悩みを抱えた人におすすめです。ゆるふわボブでは適度な質量感が出るのです、顔がでかくてもその顔を小さく見せる効果があります。また、ゆるふわボブのスタイルによって、スタイリッシュになったり、華やかになったりといろいろな雰囲気を出せます。
3.もこもこカール
今度は強めのパーマをかけるもこもこカールのボブヘアを紹介しましょう。パーマを強くかけるとゆるふわボブよりもさらにボリューム感が出て、そのためにでかい顔を隠すのにかなりの効果を期待できます。ボブヘアだけでも顔がでかい人に合っていますが、パーマを強くかけることで、より一層いい対策となります。
③ミディアム
ミディアムは、必ずしも顔がでかい悩みを持つ人に合った髪型というわけではありませんが、いろいろなアレンジもしやすいし、お手入れもしやすく、女性としては便利なヘアスタイルです。しかし、そのミディアムにも探せば、顔がでかいのを隠せる髪型があるので、3種類取り上げてみましょう。
1.毛先にウェーブ
肩まではストレートに伸ばし、そこから先にウェーブをかける髪型も顔がでかい人にいいです。ストレートな部分がすっきりした印象を与え、ウェーブ部分でインパクトを少し持たせます。それが小顔対策にもなるのですが、前髪部分はあまり重たくならないようにしましょう。そのほうが顔がでかいのをうまくカバーできます。
2.大きめカール
大きめのカールのパーマをかけるのもいい小顔対策になります。パーマという髪型はストレートよりもボリュームがあるので、顔がでかい悩みを持っている人の顔の大きさを隠すのに一定の効果があります。特に首のあたりからパーマをかけると、下の部分に重量感が出て、顔の大きさが幾分小さく感じられるようになるでしょう。
3.レイヤーを入れて毛先を内巻き
レイヤーを入れて毛先を内巻きにするのもいい小顔対策です。特に内巻き部分が軽さと動きのよさを表し、顔がでかくてもあまりその印象が強くなりません。また、毛先がふんわりして、適度な柔らかさも演出してくれます。女性には内巻きカールはおすすめの髪型で、顔がでかい人のみならず、そのような悩みのない人にも向いています。
顔がでかい人におすすめの小顔対策【メイク】
顔がでかい悩みをマッサージや髪型で解消する方法をご紹介しましたが、次はメイク編です。メイクの仕方でもある程度の小顔対策になります。顔がでかいという特徴を持った人は、骨格そのものに原因がある場合もありますが、工夫次第でその骨格を目立たなくできます。そんなメイク方法を見てみましょう。
①チーク
顔がでかいという悩みを持っている人にとって、頬部分は非常に重要です。ここをどう見せるかで、顔の特徴の印象が大きく変わってきます。では、どうチークを入れるかですが、小さ目ではなく大きめにチークを乗せましょう。また、エラが張っている人の場合は、三角形になるようにチークを入れましょう。
➁ファンデーション
ファンデーションの塗り方でも、顔のでかさを隠せます。まず塗る量は薄めにします。厚塗りだと、顔の大きさを目立たなくさせる効果は望めません。また、色は、明るいものと暗いものを用意します。そして、明るいファンデーションは顔の内側部分に、暗いものは顔の外側部分に塗るのですが、あまり段差があり過ぎては小顔効果が出ません。
③ノーズシャドウ
日本人をはじめアジア人は平面顔なので、ノーズシャドウはメイクグッズとしては非常に有用です。彫りの深い、きりりとした顔になります。それだけではなく、顔がでかいという悩みを抱えた人にもかなり役立つ化粧品です。その場合、悩みを解消したいという気持ちが先だって、やり過ぎないことが重要です。
④アイブロウ
眉毛も重要な顔のパーツです。女性の場合は、眉毛の書き方で、顔の印象が大きく変わります。もし眉毛を小さく書くと、顔全体の特徴が目立ち、大顔に見えます。かといって、長く濃く書きすぎると、老けて見えます。つまり、加減がポイントで、小鼻から目じりまで眉山を作りながらきれいに書き上げるようにします。これだけで効果的な小顔対策になります。
⑤シューディング
シェーディングとは、顔の特に気になる部分に影を作り、他の部分との段差をつけることで、陰影を浮き立たせる方法です。このシェーディングをうまく利用すれば、大きな顔を小さく見せることもできます。シェーディングを入れるのにふさわしい場所は、鼻筋、おでこ、こめかみから口、Tゾーンなどです。
本当に顔がでかいのか測ってみる
顔がでかいと悩んでいる人は結構いますが、本当に顔がでかいのか正確に測ったわけではないでしょう。鏡で見た印象か他人の評価によって、そう判断しているに過ぎません。そこで、実際にどのくらいの顔の大きさなら、でかいということになるのかその基準を考えてみましょう。その基準によったら、錯覚という場合もあります。
顔の大きさの平均と比較
ここに、国立研究開発法人、現独立行政法人産業技術研究所デジタルデータ研究開発センターが発表した人体の寸法の平均値があります。その数値によると、青年期(15~34歳)の顔の大きさは、男性で縦23.2cm、横16.1cmです。女性の場合は、縦21.8cm、横15.2cmです。次に高齢期(60~84歳)の平均値も見てみましょう。
高齢期の男性の平均値は、縦23.1cm、横15.8cmです。女性の場合は、縦21.7cm、横15.2cmです。これらの数字を見ると、青年期よりも高齢期のほうが数値が下がっています。原因はいろいろあるでしょうが、歯がなくなっていくのもその一つでしょう。
①顔の横幅の測り方
顔の横幅の測り方を考える前に、横幅が一番広い部分を探しておく必要があります。頬骨の部分かこめかみ部分かあごの部分か人それぞれ違うからです。それがわかれば次は測る番ですが、顔は平らではないので、測り方に工夫が要ります。どうすればいいかというと、ティッシュボックスで顔を挟み、定規かメジャーを使えばいいのです。
➁顔の縦幅の測り方
顔の縦の長さは、横の長さと違って個人差はありません。頭頂部からあごの先までが対象となります。その測り方ですが、あごの下と頭の上に定規のようなまっすぐなものを当て、その距離も定規で測ればいいでしょう。ただ、これは1人ではできないので、あごを台に乗せて、頭の上には本を乗せて、その間の距離を測るという方法なら人の助けは要りません。
顔がでかい芸能人
テレビにはさまざまな芸能人が登場しますが、その中には顔のでかい人もたくさんいます。だからといって、その特徴にもくよくよせず、堂々と活躍しています。確かに顔が小さいほうが男女ともモテるようにも思えますが、顔がでかいからといって必ずしも人気が落ちるわけではありません。
①藤本敏史
藤本敏史さんは顔がでかいことをギャグにするほど、顔でか芸能人として有名です。顔がでかいことを悩むどころか、それをネタに仕事をしているのです。藤本敏史さんの場合、奥さまやほかの芸能人と並んでも顔のでかさが目立ちますが、このように明るい性格であれば、そんなことは気にしていないでしょう。
➁木村拓哉
顔がでかい人はモテないという先入観を抱いている人もいるでしょうが、木村拓哉さんの場合は、顔がでかくてもかなりモテました。元スマップのメンバーとしての人気はすさまじかったです。そんなイケメンの木村拓哉さんは顔のでかいことを全く気にしてはいません。堂々と芸能界で頑張っています。
③坂口憲二
プロレスーの坂口征二さんの息子である坂口憲二さんも顔がでかいほうです。といっても、すらりとした長身の坂口憲二さんの場合、あまり顔がでかいのが目立ちませんが、他の芸能人と並ぶと、その特徴がわかります。その坂口憲二さんは重い病気の闘病中ですが、顔の大きさがどうであれ、復帰を待ち望んでいるファンが多いです。
④横澤夏子
顔のでかい芸能人、男性編に続いて女性編です。まず、横澤夏子さんから紹介しましょう。横澤夏子さんの場合、わざわざ説明するまでもなく顔がでかいです。女性で顔がでかいとつらいのではと思う人もいるでしょうが、本人は全く気にも留めず、芸能活動をしています。多くの顔のでかい女性も見習いたい点があるでしょう。
⑤キンタロー。
キンタロー。さんは背が低く、肩幅が狭いので、顔がでかく見える原因がそろっていますが、それだけでなく実際に顔がでかいです。ただ、小さい頃は顔が小さったそうで、成長に伴って大きくなったという珍しいケースです。それはともかく、顔がでかいことをものともせず、物まねをたくさん披露し、人気も高いです。
⑥秋元真夏
秋元真夏さんといっても、年配の人はご存知ないでしょうが、乃木坂46のメンバーです。その秋元真夏さんは頭が大きいと言われています。頭が大きければ顔もでかく見えるということでしょうが、これは小顔美人が多い乃木坂46の他のメンバーによるところが大きいかもしれません。実際にはそれほどでないという声もあります。
お金をかけて顔がでかいを解消する
ここまで、いくつか顔がでかい特徴を解消する対策をお伝えしましたが、それらの多くはそれほどお金を必要としません。中には無料で実践できるものもあり、誰もがやりやすい対策となっています。しかし、中にはお金をかけても小顔になりたいという人もいるでしょう。そのような人のために有料の対策を解説します。
①エステ
顔がでかい原因はある程度わかったけれど、自分で対策を施すのは大変と思っている人もいるでしょう。そのような人におすすめなのがエステの小顔コースです。エステによってコースの内容は違いますが、効果的な施術を施してくれます。というと、料金が高そうという人も出てきそうですが、体験コースだけなら安く済む場合があります。
②整体院
整体院の中にも、小顔になるコースを用意しているところがあります。顔のでかい原因がむくみや顔の骨格のゆがみ、骨盤のゆがみなどにある場合に効果がある施術をしてくれます。内容はエステと似ている部分もありますが、整体院独自のものも多いです。どちらを選ぶべきかは、原因や特徴にもよります。
③美容鍼
鍼治療は、皮膚上にあるツボを刺激して、気や血液の流れを促進させ、新陳代謝を活発にさせる方法です。むくみや老廃物の除去には大きな効果が期待できますが、その鍼を顔に打つ美容鍼という分野があります。小顔対策にもなる治療法ですが、そのほかしわやたるみの除去にも効くと言われています。
④整形手術
自分できる対策はすべてした、そのほかの有料の対策も試みたという人が行きつく当ては整形手術です。整形手術という手段を取れば、小顔は確実に手に入るでしょう。特に整形手術の場合は、骨格に原因がある大顔にも効果があると言われています。もちろん、ほかの原因による大顔にも対処する方法があり、顔がでかい人の最後の頼みの綱となっています。
顔がでかい人は対策法を実践!
ここまで、顔がでかいことによる悩み、顔がでかい人の特徴、顔がでかい原因、おすすめの小顔対策などについて解説しました。顔がでかいという特徴に悩んでいる人は意外に多いですが、対策はあります。その対策を実践すれば、かなりの効果を期待できるので、悲観せずに努力をしましょう。