前髪の分け方別の印象や簡単なアレンジを紹介!
いつも前髪が同じ分け方になっているという方も多いのではないでしょうか?髪をイメチェンしたいけど美容院に行く暇がない、髪の長さを変えずに雰囲気を変えたい、そんなときには前髪の分け方を変えるだけで簡単に自分の印象を変えることができます。
この記事では、前髪の分け方による印象の違いをご紹介します。顔型別のおすすめの前髪の分け方や簡単なのにおしゃれに見えるアレンジ方法、メンズの前髪の分け方による印象の違いなどもご紹介しますので、前髪で印象を変えたい方は要チェックです。
前髪の分け方による印象の違い
何も考えずに適当に前髪の分け方を決めているという方も多いかもしれませんが、人の顔は左右非対称なため、前髪の分け目を右にするか左にするかセンターにするかによって見た目の印象が変わります。
周囲の人からどんな印象で見られたいのか、自分がなりたい印象に合わせて前髪の分け方を変えてみましょう。まずは、前髪の分け方による印象の違いについてご紹介します。
分け目が右の場合の印象
前髪の分け方による印象の違いとして最初にご紹介するのは、分け目が「右」の場合の印象についてです。前髪の分け目を右にすると、女性らしい印象やかわいい印象を与えることができます。
男性ウケもよく、モテ度がアップします。そのため、アイドルなどの芸能人も右分けにしている人は多いです。デートのときや合コンのときなどには、前髪の分け目を右にしてみましょう。
分け目が左の場合の印象
前髪の分け方による印象の違いとして次にご紹介するのは、分け目が「左」の場合の印象についてです。右利きの人の場合には右分けの方がセットしやすいため、何となくいつも前髪を右分けにしているという方も少なくないでしょう。
前髪の分け目を左にすると落ち着いた印象に見えますので、仕事のときや面接のときなどには分け目を左にするのがおすすめです。正直で裏表のない印象も与えることができるため、上司や取引相手からも信頼してもらえるでしょう。
分け目がセンターの場合の印象
前髪の分け方による印象の違いとして次にご紹介するのは、分け目が「センター」の場合の印象についてです。前髪の分け目をセンターにすると、クールで大人っぽい印象に仕上げられます。
特に左右対称に近い顔の方であれば、整った顔立ちをより印象的に見せることができるでしょう。ただし、顔の形によっては顔が大きく見えてしまうこともありますので要注意です。
レングス別の前髪の分け方による印象
続いては、レングス別の前髪の分け方による印象についてご紹介します。レングスとは、ショートやロングといった髪の長さのことです。
同じ前髪の分け方でも、髪のレングスによって印象は変わります。ここでは、ショート・ボブ・ミディアム・セミロング・ロングの5種類のレングス別の前髪の分け方による印象をご紹介していきます。
ショート
レングス別の前髪の分け方による印象として最初にご紹介するのは、「ショートヘア」の場合の印象についてです。ショートヘアとは短く切った髪型のことで、肩にかからない程度の長さとなっています。
ショートヘアというとボーイッシュなイメージで、少年のような印象になってしまわないかという心配がありますが、ゆるふわ感をプラスすることで大人の女性らしいおしゃれなショートヘアに仕上がります。
分け目が右
前下がりのショートヘアは大人の女性にも大人気ですが、前髪の分け目を右にすると清潔感のある印象に仕上がります。ふんわりと立体感を出せば、ショートヘアでもおしゃれでかわいい印象になり、男性ウケも抜群です。
また、小顔に見せたい方には、ひし形シルエットのショートヘアがおすすめです。長めの前髪を流せば、おしゃれで女性らしい印象になります。
分け目が左
ショートヘアの場合には、前髪を短くし過ぎると、ともすれば中学生のように子供っぽい印象にもなりかねません。けれども、全体的にふんわりと柔らかいシルエットにすることで、大人の女性にもピッタリなおしゃれなショートヘアに仕上がるでしょう。
アッシュカラーを取り入れれば、抜け感を演出できます。クールで落ち着きのある印象に見せたい場合には、ダークアッシュがおすすめです。
分け目がセンター
ショートヘアで分け目をセンターにすれば、より大人っぽい印象に仕上がります。パーマでウェーブをつけて、おしゃれな無造作感を出しましょう。適度なボリュームで、小顔効果も期待できます。
前髪は目にかかるくらいの長さにすると、大人の女性らしい色っぽさのあるショートヘアになります。ジェンダーレスなヘアスタイルにしたい方にもセンター分けのショートヘアはおすすめです。
ボブ
レングス別の前髪の分け方による印象として次にご紹介するのは、「ボブヘア」の場合の印象についてです。ボブヘアとは、下部の髪より上部の髪を長くすることで、全体的に丸みを出したヘアスタイルのことをいいます。
後ろ髪は襟足くらいの長さで、元々はおかっぱ頭とも呼ばれていましたが、今では様々なスタイルのボブヘアがあります。
分け目が右
前髪ありのボブヘアは子供っぽくなってしまうこともありますが、長めの前髪を目にかかるように左に流すことで、大人っぽいおしゃれなボブヘアに仕上がります。ふんわりと無造作感を出せば、重たい印象になりません。
また、オフィスにもふさわしいきちんと感のあるボブヘアにしたい場合には、シンプルなストレートのボブヘアがおすすめです。サイドの髪を耳にかければ、野暮ったく見えません。
分け目が左
分け目を左にしてダークカラーで仕上げれば、甘辛でおしゃれな印象のボブヘアに仕上がります。大人の女性にもピッタリです。
前髪はサイドの髪と同じ長さまで伸ばし、アンニュイ感のあるかきあげバングにするのがおすすめです。重さが気になる場合には、毛先に向けてグラデーションカラーを入れましょう。
分け目がセンター
パーマをかけたセンター分けのボブヘアにすれば、可愛らしさを残しつつも大人っぽさをプラスすることができるでしょう。前髪の毛先を遊ばせて動きを出して、ラフでカジュアルな雰囲気にするのもありです。目にかかる前髪が、色っぽさを演出してくれます。
ミディアム
レングス別の前髪の分け方による印象として次にご紹介するのは、「ミディアムヘア」の場合の印象についてです。ミディアムヘアとは、肩から鎖骨くらいの長さのヘアスタイルのことです。
ボブヘアとセミロングヘアの中間の長さになります。前髪ありのミディアムヘアは男性ウケも女性ウケもよく、モテヘアの王道ともいえます。
分け目が右
ミディアムヘアに緩やかなカーブをかけた右分けの前髪をプラスしたヘアスタイルは、大人かわいいを目指す女性に大人気です。
黒髪でもセミロングヘアやロングヘアほど重い印象にならず、清楚な雰囲気を演出できます。また、前髪を伸ばしてかきあげ前髪にすれば、色っぽさを出すこともできます。
分け目が左
ふんわりとボリュームを出したミディアムヘアと左分けの前髪を組み合わせれば、柔らかでかわいらしい印象に仕上がります。
エレガントな印象にしたい場合には、かきあげ前髪を取り入れましょう。サイドを耳にかければ、ダークカラーでも重すぎない印象になります。
分け目がセンター
大人っぽくルーズな雰囲気を演出したいときにおすすめなのが、分け目をセンターにして、ゆるふわウェーブをかけたミディアムヘアです。
カジュアルなファッションも抜け感たっぷりな女性らしい印象に仕上げてくれます。前髪をサイドに流せば、より大人っぽい雰囲気になります。
セミロング
レングス別の前髪の分け方による印象として次にご紹介するのは、「セミロングヘア」の場合の印象についてです。ミディアムヘアやロングヘアとの違いがわかりにくいですが、セミロングヘアは鎖骨から胸にかからないくらいの長さのヘアスタイルになります。
ミディアムヘアよりも長く、ロングヘアよりは短めです。エレガントなアレンジや上品なアレンジにもしやすく、女性らしいファッションを好む方にピッタリです。
分け目が右
長めの前髪をサイドに流したストレートセミロングヘアは、清潔感ときちんと感が抜群で、オフィスにもデートにもふさわしい印象に仕上がります。
また、おしゃれ度をアップしたいときにはインナーカラーを取り入れるのもおすすめです。ブラウンベースやベージュベースのインナーカラーなら、派手になり過ぎることもありません。
分け目が左
シンプルなセミロングヘアも毛先にカールを加えることで、簡単におしゃれでかわいい雰囲気に仕上げられます。
また、トレンド感をプラスしたいときには、エアリーなウェーブスタイルがおすすめです。流れるような前髪で、かわいらしさと色っぽさを兼ね備えた印象になります。カラーは明るすぎないアッシュベージュで、透明感を出しましょう。
分け目がセンター
立体的なウェーブとセンター分けの前髪を組み合わせると、大人カジュアルな印象に仕上げることができます。少しラフなファッションでも、セミロングヘアなら女性らしさはなくなりません。
輪郭が気になる方は、前髪の毛先をカールさせて動きを出すことで、カバーすることができます。前髪をきっちりと分け過ぎないことがポイントです。
ロング
レングス別の前髪の分け方による印象として次にご紹介するのは、「ロングヘア」の場合の印象についてです。ロングヘアとは、髪の長さが胸の位置まであるヘアスタイルのことを指します。
綺麗に伸ばすのは簡単ではありませんが、いろいろなヘアアレンジを楽しめるのがメリットです。男性にはなかなかいない長さですので、女性らしさも際立ちます。
分け目が右
ロングヘアは重めな印象になりがちですが、ミルクティーベージュで染めれば、柔らかく透明感のある印象に仕上げてくれます。目にかかる長さの前髪をくるんと左に流すことで、目力をアップさせましょう。
分け目が左
長めの前髪をかきあげるように流せば、抜け感と色っぽさを演出することができます。毛先に無造作なカールを加えて、おしゃれかつエレガントに仕上げましょう。ベージュなどの明るめのインナーカラーを入れれば、アレンジの幅を広げてくれます。
分け目がセンター
センター分けはロングヘアとの相性が抜群です。ロングヘアで分け目をセンターにすると、大人の女性らしく、きれいめな印象に仕上げてくれます。さらに、毛先を大きく巻いてあげれば、より華やかな雰囲気を演出することができるでしょう。
顔型別のおすすめの前髪の分け方
続いては、顔型別のおすすめの前髪の分け方についてご紹介します。前髪の分け方を決めるときには、なりたい印象で決めるだけでなく、自分に似合う前髪の分け方を見極めることも大切です。
人によって顔の形も違いますので、自分の顔の形に合う前髪の分け方にすることも垢抜ける秘訣となります。ここでご紹介するのは、面長さん・丸顔さん・ベース顔さんにおすすめの前髪の分け方です。
面長さんはかきあげバング風の横分け
顔型別のおすすめの前髪の分け方として最初にご紹介するのは、「面長さん」におすすめの前髪の分け方です。面長さんには、「かきあげバング風の横分け」がおすすめです。
面長さんは、顔の幅よりも縦の長さの方が長いのが特徴となっています。落ち着いた品のある印象を持たれることが多いですが、中には老け顔に見えるのを悩んでいるという方もいます。
センター分けにすると顔の長さが強調されてしまいますので、かきあげバング風の横分けでサイドにボリュームを出すとよいでしょう。
丸顔さんはほお骨が隠れるセンター分け
顔型別のおすすめの前髪の分け方として次にご紹介するのは、「丸顔さん」におすすめの前髪の分け方です。丸顔さんには、「ほお骨が隠れるセンター分け」がおすすめです。
丸顔さんは全体的に丸みを帯びた輪郭で、顔の縦の長さと幅が同じくらいになっています。女性らしい柔らかい印象を持たれる場合が多いですが、幼く見えることを気にしている方も少なくないのではないでしょうか。
ほお骨が隠れるセンター分けにすれば、丸顔の印象が緩和され、丸顔でもぐっと大人っぽい印象に見せることができます。
ベース顔さんはセンター寄りの横分け
顔型別のおすすめの前髪の分け方として次にご紹介するのは、「ベース顔さん」におすすめの前髪の分け方です。ベース顔さんには、「センター寄りの横分け」がおすすめです。
ベース顔はえらが張っているのが特徴で、元気で若々しく見える反面、顔が大きく見えてしまうのが悩みでもあります。
センター寄りの横分けにして顔のサイドに前髪を残すことで、えらの部分を隠してあげるとよいでしょう。ウェーブスタイルにすると、より柔らかい印象に仕上がります。
前髪の分け方を変えるには?
続いては、前髪の分け方を変える方法についてご紹介します。イメチェンしたいときなどに、前髪の分け方を変えるにはどうすればよいのでしょうか?
前髪の生え方は人によって違い、つむじの巻き方で毛の流れが決まります。そのため、つむじの巻き方に従って髪を流してあげることでより自然な前髪が作れますが、普段と違う分け目にしたいときには意識的に変える必要があります。
前髪の根元を濡らす
前髪の分け方を変えたいときには、まずは前髪の根元を濡らす必要があります。髪が乾いた状態だと水素結合によってクセが固定されていますので、霧吹きなどを使って前髪の根元をしっかりと濡らし、水素結合を切ってあげることで髪の形を変えることができます。
雨の日などに髪がまとまらないのは、実は髪が水分を吸収して水素結合が切れてしまうからなのです。霧吹きは100均などで簡単に手に入りますが、霧吹きを使わずに、シャンプーをした後に髪を乾かすついでに行ってもOKです。
ブローしながらドライヤーでクセ付け
前髪の根元を濡らしたら、次はブローしながらドライヤーでクセ付けします。結びつきが切れた水素結合は、髪が乾くときに固定されます。新しい分け目の位置を決めたら、根元にドライヤーを当ててクセ付けましょう。
もし前髪の分け目を変えたのにすぐに元に戻ってしまう場合には、美容師さんに相談して、ヘアカットで毛量を調整してもらうことをおすすめします。
前髪のおしゃれなアレンジ方法
続いては、前髪のおしゃれなアレンジ方法についてご紹介します。前髪の印象をさらに変えたいときには、ひと手間加えたアレンジがおすすめです。簡単なアレンジで、一気におしゃれ度がアップします。
ここでご紹介するのは、「ねじるだけの前髪アレンジ」「編み込み風前髪アレンジ」「前髪のお団子アレンジ」の3つです。
ねじるだけの前髪アレンジ
1つ目にご紹介する前髪のおしゃれなアレンジ方法は、「ねじるだけの前髪アレンジ」です。前髪を2等分したら、くるくるとねじってサイドにアメピンで固定するだけという簡単なアレンジ方法になります。
ねじった部分を少しだけ引き出して、ほぐしてルーズ感を出しましょう。とても簡単なのにおしゃれで、不器用さんにもおすすめです。
編み込み風前髪アレンジ
2つ目にご紹介する前髪のおしゃれなアレンジ方法は、「編み込み風前髪アレンジ」です。編み込みを取り入れたアレンジ方法は、前髪アレンジの中でも定番です。
伸ばしかけの前髪をすっきりと見せることができ、かわいくおしゃれにイメチェンできます。編み込みを留めるピンやクリップを変えれば、また違った印象に仕上がります。
前髪のお団子アレンジ
3つ目にご紹介する前髪のおしゃれなアレンジ方法は、「前髪のお団子アレンジ」です。伸ばしかけの長い前髪が邪魔なときにおすすめなのが、前髪でプチ団子を作るというアレンジ方法です。
前髪をてっぺんで結び、2等分にしてくるくるとねじってお団子を作ったら、ピンで固定します。ロングヘアの方はもちろん、ボブヘアの方でも簡単におしゃれなヘアアレンジが完成します。暑い夏にもピッタリです。
【番外編】メンズの前髪の分け方による印象
ここまで女性の前髪の分け方による印象などをご紹介してきましたが、最後に番外編としてメンズの前髪の分け方による印象についてもご紹介しておきましょう。
髪形を大きく変えたりすることがあまりないという男性もいるかもしれませんが、女性と同じく男性も前髪の分け方を変えるだけで簡単に印象を変えることが可能です。いつも適当に前髪の分け方を決めているという男性はぜひ参考にしてみてください。
センター分け
メンズの前髪の分け方による印象として最初にご紹介するのは、「センター分け」のメンズヘアスタイルの印象についてです。センター分けのメンズヘアスタイルは、クールでモードな印象に仕上げてくれます。女性と同じく、面長の方には不向きです。
右分け
メンズの前髪の分け方による印象として次にご紹介するのは、「右分け」のメンズヘアスタイルの印象についてです。
同じ横分けでも分け目を右にするか左にするかで見た目の印象は変わります。少年っぽいやんちゃな雰囲気にしたい場合には、右分けのメンズヘアスタイルにしましょう。
左分け
メンズの前髪の分け方による印象として次にご紹介するのは、「左分け」のメンズヘアスタイルの印象についてです。
欧米ではリーダーを務めるときには前髪を左分けにする習慣があり、アメリカの歴代大統領も左分けが多いといわれています。知的な印象に仕上げたいのであれば、右分けではなく左分けがおすすめです。
七三分け
メンズの前髪の分け方による印象として次にご紹介するのは、「七三分け」のメンズヘアスタイルの印象についてです。
七三分けといえばかつてはおじさんの髪形というイメージがありましたが、最近はおしゃれな七三分けスタイルが若い世代にも人気となっています。知的で男らしい印象を与えたい方にピッタリです。
分け目なし
メンズの前髪の分け方による印象として最後にご紹介するのは、「分け目なし」のメンズヘアスタイルの印象についてです。分け目なしのメンズヘアスタイルは、おしゃれでかわいい印象に仕上げてくれます。女子ウケもばっちりです。
いつもと違う前髪の分け方で印象を変えよう!
前髪の分け方による印象の違いに加え、顔型別のおすすめの前髪の分け方や簡単なのにおしゃれに見えるアレンジ方法などをご紹介しました。
前髪はいつも同じ分け方にしてしまいがちですが、違う分け方にすることで見た目の印象を簡単に変えることができます。前髪の分け方を変えて、いつもとは違う自分を演出しましょう。