基本的な手相の見方を覚えよう!
手相占いに興味を持ったことのある人は多いのではないでしょうか。手相占いには様々な相があります。一度に覚えるには難しすぎますが、基本的な線を覚えているだけでも、色々なことがわかるので楽しめます。
どちらの手で手相を見るのがいいのか、男性・女性で違いはあるのかなど、手相占いについて気になることを色々調べてみました。
手相とは
手相とは、手の平に現れる線や手の形・肉付きなどを指します。そして、そこからその手相の持ち主の性格や才能、運勢などを読み解いていくのが手相占いです。
生年月日や血液型は同じ人がいるものですが、手相が全く同じ人というのはいないと言われています。自分だけのものですので、占い結果も自分だけのものと言えるのではないでしょうか。
手相でわかること
手相占いは、現在の自分の状況を知るのに適している占いだと言われています。生年月日を用いた星座占いや血液型占いなど、変わることのないものから導き出す占いは、ずっとその星座、その血液型の運勢です。
一方、手相はどんどん変化をしていきます。そして、その変化を読み解いていくというのが手相占いです。将来的なことや過去のことなども見れますが、現状を読み解き、どう動いていけばよいかなどを、その時々で考えることができるのが手相占いの特徴と言えます。
基本的な手相の見方
手相は男性・女性で見方が違うのか、右手・左手どちらの手で手相を見るのかなど、自分で手相を見るとなると、わからないことがたくさんあります。でも、手相を見る基本を知れば、すぐにでも楽しみながら手相が見れるはずです。まずは、手相を見るにあたっての基本的なことを知っていきましょう。
手相は右手と左手どちらで見るの?
手相を右手・左手どちらで見るのかということですが、占い師さんの多くはどちらの手も見るようです。また、流派によってもどちらの手で鑑定するかに分かれるようです。さらには、手を組んで親指が下になっている方で見るという占い師さんもいるようです。
一般的に広く言われているのは、現状やそこから起こりうる将来に関しては右手を見るようですが、テレビなどでも活躍されている島田秀平さんは、左手が後天的な運勢と統計を取られ、左手中心に見られています。
このように、いくつかの見方があり、両手を見るのがバランスがいいとされているようですが、自分でそこまでは大変なので、一般的に広く認知されている、現状を表す右手から見てみましょう。
右手の手相の意味
一般的に広く認知されている右手の手相の意味は「今の自分自身の状況」、後天的な運勢です。自分が持って生まれた能力や運勢等ではなく、これまでの生き方から読み取れる現在の状況が右手の手相に現れると言われています。
現在の自分がどのような状況なのかを把握し、そこから起こりうる将来までを見ることができますが、良くない相が出ていたとしても、手相は日々変化していきますので、注意すべき点を把握し努力していけば、手相も変化し将来も変わっていくと言われています。
左手の手相の意味
対して左手の手相は「潜在能力」、先天的な運勢を指します。環境・状況に左右されることない、自分がこの世に生まれた時から持っている才能・性質、本来の性格などを表しています。
今はまだ気が付いていないような、自分の素晴らしい能力などもわかるかもしれません。また、過去におきた出来事などを示す場合もあります。小さい頃は体が弱かったなど言い当てられたことのある人は、そのような手相が左手に現れているかもしれません。
つまり、本来持つ性質とこれまでの変化などが読み取れ、自分の内面と深くかかわるようなことが、左手の手相には現れると言われています。
右手・左手の手相が同じ場合の意味は?
左右の手相がほぼ同じという人は珍しいですがいます。左右の手相が同じ場合の意味は、「持って生まれた運勢を生きている」ということです。また、「嘘が付けない、裏表のない性格の持ち主」とも言われています。
男性と女性では手相の見方が違う?
男性と女性では、手相の見方に違いはあるのでしょうか?一般的に男性・女性で見方に違いはないとされています。先ほどご説明した通り、知りたいことが見られる手を選んで見ていきましょう。
ただし、これは占い師さんによって意見が違うようで、男性か女性かによって見る手が違うという人もいます。また、性別にかかわらず、利き手で鑑定する人や、手相の持ち主の年齢で見る手を変える人もいますので一概には言えません。
このように、突き詰めていけば色々な考えや流派がある手相占いですが、自分で見る時はそこまで深く考えず、一般的な見方で見ていくのをおすすめします。
手相の7つの線の見方
ここからは、実際に自分の手を見ながら読み進めてみてください。手相の基本三線と言われる「生命線」「感情線」「知能線(頭脳線)」、そして、見つけると嬉しくなる「運命線」「太陽線」「財運線」「結婚線」を加えた4つを合わせた、七大線と言われる7つの線の見方についてご紹介します。
手相の見方①生命線
まずは生命線です。その名の通り、生命力を見る線で、親指と人差し指の付け根の間から手首に向かって伸びています。濃さや長さを見て判断します。生命線が濃く太く、弓なりに大きく張り出しているものが良いとされています。とても珍しいことですが、生命線が判別できない人がいます。
その場合は体が弱い人や、生に対しての執着があまりないタイプの人が多いようです。生命線が短いと短命になるのではと心配になる人もいますが、先述の通り、濃さやカーブの張り出し具合も見て読み解いていくものなので、短いからといってあまり心配することはなさそうです。
性格的には、生命線が長くて濃い人は、活動的で明るく積極的なタイプが多いと言われています。反対に短い人・薄い人は消極的なタイプの人が多いようです。
手相の見方②知能線
次に知能線です。頭脳線とも言われていて、知性や適職なども読み取ることができます。基本的に頭脳線は、生命線と同じ場所から出ていてすぐに離れています。しかし、かなり個人差があり、長めに生命線と重なっている場合、起点が離れている場合などもあります。
知能線が分岐している手相は、多才なタイプ、2本ある二重知能線を持つ人は、さらに優れた才能を持つと言われています。知能線上に切れ目のように入った障害線には注意が必要です。
これは、目や頭の使いすぎによる疲労を暗示していると言われています。このような手相を見つけたら、少し休養を取ってみてはいかがでしょうか。
手相の見方③感情線
次は感情線です。小指側から手の平を横切るように伸びる線で、人差し指や親指の方向に向かっている線で、心境や感情表現・物事の捉え方などがわかります。
一般的には、線が明確で上向きにカーブし伸びているものが、良線と言われ、愛情面で幸せを掴めるといます。また、極端に長すぎる場合には独占欲が強い、短すぎるとクールなタイプと言われています。
この感情線に乱れがある時は、ストレスなどを感じ悩みやすい状態にある時と言われていますので、この状態の時は、意識的にストレス解消になるようなことをしてみてください。
手相の見方④運命線
そしてここからは、見つけるとちょっぴり嬉しくなる線をご紹介します。まずは運命線です。運命線は、中指に向かって伸びていく線を指し、運を切り開いていく線として主に仕事運がわかると言われています。
良い運命線と一般的に言われているものに「天下筋」と言われる、手首の少し上あたりからまっすぐと中指にまで伸びているものがあります。また、その他の場所が起点でも大器晩成や早咲きと言われ仕事面・社会面において良い兆候があるようです。
ただし、障害線や円形・楕円形に膨らんだ島が表れている場合は、トラブル等が起こる暗示とも言われていますので、注意深く読み取ってみてください。
手相の見方⑤太陽線
太陽線は、薬指の付け根に向かって伸びている線です。金運・名声・幸福が得られる線とされています。さらに、この太陽線の先端が3つに分かれフォーク上になっている場合は、「億万長者の相」とされています。
しかし、あると嬉しい太陽線も、薄かったり、障害線などが入っている場合は幸運が薄れてしまったり、何かしらの邪魔が入る暗示とされています。
手相の見方⑥財運線
小指に向かって伸びる線を財運線といいます。名前の通り財力を表す線とされています。障害線が入っていたり、島がある場合は、あまりよくない状態とされています。
良い財運線とされているのは、運命線から分岐したもので、ビジネスの成功によって財をなせる相とされています。また、長さが長ければ長いほど良いともされています。
手相の見方⑦結婚線
最後は結婚線です。男性・女性ともに人生の大きな分岐点となる結婚についても手相で読み取ることができます。結婚線は小指の下、手の平の側面部分出ており、結婚の可能性や時期、どのような結婚生活となるかなどが表れます。
結婚線の良線とされているものは、1本やや上向きに長く伸びているものです。短い人は結婚生活も短命になりやすいとされています。ただし、結婚線が長くても、障害線や島が出ている場合はトラブルの暗示となるので要注意です。
手相の見方を覚えて自分の現状を読み取ろう!
基本的な手相の見方と、気になる7つの手相についてご紹介しました。良い相は出ていましたか?逆に、今は吉とされる線が見当たらなかったり、良くない相が出ていても、変化していくものですので、あまりナーバスにならないようにしましょう。
自分の生き方や置かれている環境で変わると言われる手相ですので、時々自分の手相を見て、暗示を読み取り、良きアドバイスとして活用していければ、さらに充実した生活が送れるはずです。