帽子の種類どれくらい知ってる?
帽子は頭を守るためやおしゃれアイテムとして、さらに髪型が決まらないときのお助けアイテムにも使います。種類が豊富な帽子ですが、キャップタイプもベレータイプもまとめて帽子と呼んでいます。
様々なシーンに使われる帽子の名前や使い方、顔の形ごとの似合う帽子など帽子の種類や選び方をご紹介します。
帽子の大まかな種類の名前と特徴
帽子は形や素材など種類が豊富です。帽子は頭を守るだけでなく、おしゃれアイテムとして使われます。さらに髪型が決まらない時に帽子をかぶって、ごまかしたことはないでしょうか?
帽子はお出かけ時にはおしゃれや紫外線予防として、アウトドアでは頭を守ったり野球帽や紅白帽のように目印としての使い方ができます。
様々な使い方ができる帽子の大まかな種類や名前、特徴を、キャップ、ベレー帽、ニット帽、ハンチング、ハットの順にご紹介します。さらに顔の形ごとに似合う帽子の選び方など帽子を使うときの参考にしてみてください。
キャップ
おしゃれ使いやアウトドアにも使われる帽子には様々な種類があります。アウトドア使いの帽子の中でキャップといえば野球帽や運動会でかぶる紅白帽を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?
キャップはベースボールキャプと呼ばれるくらい野球帽の印象が強い帽子です。キャップはツバが付いていて脱着がしやすいのも特徴です。キャップは野球帽のように正面にチームマークを付けてユニフォームの一部として、運動会の紅白帽のように目印にもなります。
キャップはノベルティーとしても使われることも多く、ワッペンやイニシャル、刺繍をプラスすることでオリジナルキャップが作れます。
ベレー帽
様々な種類がある帽子の中でキャップに続き、ベレー帽をご紹介します。ベレー帽は画家がかぶっている印象が強い帽子です。ベレー帽はフエルト素材で冬限定の帽子のようですが、素材を変えることで夏でも使うことができます。
ベレー帽は手作りする人も多く、生地を裁断して縫い合わせたり、手編みで作ることもできます。ベレー帽は平たい形の2枚はぎタイプと立体的な形の6枚はぎタイプがあります。6枚はぎのベレー帽は赤い生地に黒の水玉をプラスしててんとう虫などアレンジにもおすすめです。
ベレー帽は幼稚園や学校の制服の一部として、合唱団やお店のユニフォームにも使われています。ベレー帽は作り方や使い方など用途に合わせた選び方ができる万能なアイテムです。
ニット帽
帽子は種類が豊富ですが、キャップもベレー帽もまとめて帽子と呼び英語ではハットとまとめて呼んでいます。しかし帽子はタイプごとに名前があります。キャップ、ベレー帽に続きニット帽をご紹介します。
ニット帽はデザインより素材を優先した名前です。ニット帽は毛糸で作られた帽子で冬場の帽子のイメージが強くあります。夏にニット帽と聞くと暑苦しく感じ、夏にニット帽は使わないと思っていませんか?
ニット帽という名前が冬のアイテムと思われる要因ですが、サマーニットを使ったニット帽は夏におすすめのアイテムです。夏の強い紫外線から頭を守るだけでなくニット帽をプラスするだけでおしゃれアップすることができます。
ハンチング
種類が豊富な帽子は、キャップやベレー帽などそれぞれに名前があります。さらにニット帽のように素材や用途に合わせた名前が付けられているものもあります。キャップ、ベレー帽、ニット帽に続きハンチング帽をご紹介します。
ハンチング帽は19世紀ごろイギリスで狩猟用の帽子として使わていました。ハンチング帽にも種類がありそれぞれに名前があります。一般的にハンチング帽と呼ばれているのがモナコハンチングです。
モナコハンチングより小さ目のデザインのアイビーハンチング、ベレー帽にも似たプロムナード、キャスケットなどバリエーションが豊富です。
ハット
一般的に帽子と、ひとまとめに呼んでいますが帽子にはそれぞれに名前がついています。ハットも帽子の種類の1つですが英語では帽子の総称として知られています。
帽子の総称のようなハットですが、ハットも帽子の種類の名前です。帽子の総称のようなハットの特徴や選び方をご紹介します。
ハットはツバが付いた帽子を指しますが、キャップのように一部だけではなく帽子の周囲全体にツバが付いています。ハットは激しいスポーツには向きませんが、キャンプのようなアウトドアには紫外線を防ぐことができレインハットは小雨を防ぐことができます。
帽子の種類別使いやすいもの【メンズ編】
帽子は素材やデザインごとに名前があります。種類が豊富な帽子はおしゃれ用やアウトドアなど用途ごとに選び方は様々です。さらに男性用、女性用、男女兼用などバリエーションに富んだ帽子の種類や使い方をメンズ用からご紹介します。
メンズに人気のベースボールキャップ、ワークキャップ、中折れ帽、ニット帽の順に深堀します。自分に合った帽子を選ぶときの参考にしてみてください。
ベースボールキャップ
帽子はデザインや素材が多く、タイプごとに名前がついています。メンズ用の帽子と言えば子供のころから親しんでいるベースボールキャップが思い浮かぶのではないでしょうか?ベースボールキャップは子供から大人まで使えるマストアイテムです。
ベースボールキャップはユニフォームの一部として、ワッペンや刺繍、イニシャルを入れてノベルティーとして使われることもあります。ベースボールキャップは、飲食店やスーパーなど食料品を扱うお店でも使われているのを見かけます。
飲食店でベースボールキャップをかぶることで髪の毛をまとめて清潔な印象を与えられます。ベースボールキャップは制服にもノベルティーにも使える人気のアイテムです。
ワークキャップ
メンズ用の帽子はベースボールキャップ以外にも様々な種類があります。ベースボールキャップに続きワークキャップをご紹介します。ワークキャップという名前を聞いても形が思い浮かばないかもしれません。
ワークキャップは、鉄道作業員の帽子が元になっていると言われています。ワークキャップの特徴は前面にツバがありトップが平らで比較的浅めの帽子です。コットン素材が多く名前の通り作業服との相性がぴったりです。
ワークキャップは作業用ばかりでなく、おしゃれなデザインも多くトップにボリュームがあるものやサイドにタックが入ったタイプなどカジュアルコーデにもおすすめのアイテムです。
中折れ帽
デザインや素材など帽子はバラエティー豊富なアイテムです。おしゃれ用やユニフォーム、アウトドア用など様々な使い方ができます。帽子はタイプごとに名前がついています。ベースボールキャップ、ワークキャップに続き中折れ帽をご紹介します。
中折れ帽はあまり聞きなれない名前ですが、形を見ると目にしていることが多い帽子です。中折れ帽は一般的には帽子と呼ばれているタイプのものです。中折れ帽の特徴は帽子の真ん中にヘコみがあり、正面からみるとM字型になっています。
かつて中折れ帽はネクタイと並びメンズに欠かせないアイテムでした。近年ではリボンや羽など様々な飾りが付き、カジュアルコーデにも取り入れやすいおしゃれアイテムです。
ニット帽
帽子はデザインや素材など種類が豊富です。帽子は種類ごとに名前があります。メンズのベースボールキャップ、ワークキャップ、中折れ帽に続きニット帽をご紹介します。ニット帽の特徴はデザインではなく、素材が名前の由来になっています。
ニット帽は名前を聞くと冬限定のようですが、夏にかぶっている人を見かけることがあります。ニット帽は毛糸で作られた帽子と思われがちですが、サマーニットを使った涼し気なニット帽もあります。
メンズのニット帽はおしゃれ使いだけでなく、髪の毛が多い人はすっきりと、頭皮が気になる人はカムフラージュに使える夏にもおすすめのアイテムです。
帽子の種類別使いやすいもの【レディース編】
帽子はレディースのおしゃれアイテムです。レディースの帽子はデザインも素材も種類が多く自分に合った帽子の選び方に迷ってしまいます。
様々な種類があるレディースの帽子の名前や特徴、選び方をキャップ、バスクベレー、マリンキャップ、カンカン帽、キャベリンの順にご紹介します。お出かけやアウトドアに使うときの参考にしてみてください。
キャップ
レディースの帽子はデザインや素材など種類が豊富で、選び方に迷ってしまうことがあります。バラエティー豊富なレディース用の帽子の中からキャップをご紹介します。
キャップはベースボールキャップに代表されるように、男子の野球帽の印象が強いアイテムです。キャップは野球帽の形をしていますが、レディース用のキャップはピンクやブルーなどカラフルでスパンコールが付いたものなどおしゃれアイテムとして人気です。
バスクベレー
レディース用の帽子は種類が豊富で、おしゃれ用はもちろん、アウトドア、制服用など様々な使い方があります。レディース用の帽子の中でベレー帽は、ベレー帽の中にもデザインごとの名前があります。
バスクベレーは、てっぺんにチョボが付き、ツバやフチが無い最も一般的な形でベレー帽と呼ばれているタイプです。バスクベレーはおしゃれ用だけでなく洋菓子店や合唱団の制服に使われることも多いアイテムです。
マリンキャップ
レディース用の帽子はデザインや素材の種類が豊富で、おしゃれだけでなくアウトドアにも制服にも使われるマストアイテムです。帽子はキャップやベレー帽のように男女兼用で使えるものや男性用、女性用のデザインもあります。
マリンキャップは名前の通り水平さんや船乗りの人がかぶっていた帽子が由来になっています。マリンキャップは小さなツバと平なトップが特徴です。白と紺のボーダーTシャツを合わすと、おしゃれなマリンコーデが楽しめます。
カンカン帽
カンカン帽は男女問わず人気のアイテムです。カンカン帽は麦わら帽子の一種でもあります。カンカン帽は全体にツバがあり、表面が平らになっています。シンプルなデザインで浴衣とも相性がよいアイテムです。
カンカン帽は男女兼用で使えますが、レディース用のカンカン帽はリボンや花、チュールなどが使われガーリーやフェミニンなど様々なコーデに取り入れられるアイテムです。
キャペリン
帽子はデザインや素材など種類が豊富なアイテムです。特に女性用はラインナップが多く選び方に迷ってしまいます。種類が豊富な女性用の帽子の中でキャペリンという帽子をご存知でしょうか?
キャペリンという名前はあまりメジャーではないかもしれませんが、ツバの広い女性らしいデザインで女優さんがアウトドアでの撮影のときにかぶっているような帽子です。
キャペリンは麦わら帽子をエレガントにしたようなデザインで、リボンやコサージュがプラスされることで、日よけ効果とおしゃれを兼ね備えたアイテムです。
似合う帽子の種類の選び方
帽子はデザインや素材など種類が豊富で自分に似合う帽子の選び方に迷ってしまいます。季節や用途によっても選ぶ帽子は違ってきます。
様々な種類の帽子の中から顔の形に合わせた似合う帽子の種類の選び方をご紹介します。丸顔や卵形、面長、逆三角形など帽子を選ぶときの参考にしてみてください。
丸顔に似合う帽子
帽子はデザインが多く、自分に合った帽子のタイプを選べないことがあります。用途やコーデなどによっても帽子のタイプは様々です。季節や用途と自分の顔の形に合う帽子を選ぶとおしゃれ度がアップします。
帽子の選び方やかぶり方でも顔の印象は変わるものです。丸顔の人は直線のラインの帽子をかぶるとキリっとした印象になります。メンズのハットタイプの帽子を浅めにかぶると、縦長効果でメンズライクなクールさがおしゃれ度をアップさせます。
卵型顔に似合う帽子
様々なデザインや素材がある帽子は、顔の形やかぶり方で印象が変わります。卵形顔は丸顔と面長の中間で似合う帽子が多いタイプです。
キャップやハットのようなメンズ系、ベレー帽やカンカン帽のようなガーリー系、キャペリンのようなフェミニンまでタイプを選ばず似合う顔の形です。
面長に似合う帽子
顔の形に似合う帽子の選び方を丸顔、卵形顔に続き面長に似合う帽子をご紹介します。面長は細長いラインの帽子を選ぶと面長を強調してしまいます。ニット帽のように、様々なかぶり方ができる帽子は、立たせずに深めにかぶるのがおすすめです。
面長顔には、表面が平らなタイプや浅めのハンチングやベレー帽が似合います。帽子を後ろに倒すようにかぶると可愛らしさがプラスされ、ガーリーコーデも楽しめます。
逆三角形に似合う帽子
帽子はデザインや素材、かぶり方や顔の形で印象が違ってきます。丸顔や卵型、面長など顔の形によっても似合う帽子のタイプは様々です。逆三角形の顔型は深めの帽子をしっかりかぶることで小顔効果になりバランスのよいコーデが楽しめます。
逆三角形の顔型は、ワークキャップやカンカン帽のような表面が平らな帽子より、ベレー帽やマリンキャップのような丸い形の帽子がおすすめです。
帽子の種類を知ってアウトドアへ出かけよう!
帽子はデザインや素材など季節や場所を問わず使えるアイテムです。おしゃれはもちろん、アウトドアでの日差し対策、制服の一部、ノベルティーなど様々な使い方ができます。
帽子の種類は多く形や素材ごとに名前がありますが、まとめて帽子と呼ばれることが多いアイテムです。帽子の名前や特徴、種類を知ってアウトドアに出かけてみましょう。