メンズのバンダナってどうやって使うの?
一口にメンズのバンダナといっても、上手な巻き方をしているおしゃれなメンズは、そう多くはいません。むしろ巻き方をもう一工夫したほうが良さそうなメンズを見かけることが多いのが一般的です。
バンダナはコーデのワンポイントでもあるので、おしゃれに気合がはいります。バンダナはその昔、アメリカ西部劇キャラのトレンドでもありましたが、おしゃれも時代にともなって進化しますので、現代のバンダナはおしゃれメンズに特化した必須アイテムとなりました。
進化したバンダナは、巻き方を工夫したおしゃれな合わせ方を知ることが大切になります。西部劇キャラの巻き方をしてしまうと、田舎くさいとバカにされるからです。このことから、おしゃれで簡単に出来る巻き方の数々をご紹介しますので、最後までお読みください。
メンズバンダナへのイメージや特徴
メンズのバンダナのイメージというと、その昔アメリカ西部劇に登場したカウボーイたちはみな、首にバンダナをふつうに巻いていました。おしゃれとして今のようにバンダナの巻き方にこだわっていたのではなく、生活必需品としてバンダナを活用していたからです。
日差しや風から身を守るため、汗をふくためのハンカチがわりとして、砂塵やほこりから口を守るため、または仲間への合図のために旗代わりに使うなど、バンダナをおしゃれとして身につけるのではなく、西部劇のカウボーイたちは、バンダナを生活に欠かせないものとして身につけていました。
バンダナの特徴としては、日本でいうならば、昔の風呂敷のようなものです。広い大きな布ですので、様々な用途に使えて万能タイプの小道具であり、かつ柄が美しければファッションにも変容する、一石二鳥のすぐれものです。
折り方ひとつでバンダナは物を包める風呂敷にもなり、折りたためばハンカチにもなり、帽子にもなり、またバンダナを腰につければ目印にもなります。
地球温暖化がすすんでいる昨今では、日増しに日差しが強くなりつつありますので、熱中症対策として、バンダナひとつバッグにいれておけば、帽子にもなりますので、バンダナはメンズの強い味方となります。
巻き方次第でアクセントに
バンダナは一枚布ですので、巻き方次第でアクセントになります。たとえばポケットチーフとしてバンダナを活用している人もいますが、バンダナを襟元に置くと、巻き方次第でファッションのアクセントになりますので、全体的にコーデが引き締まります。
西部劇の時代はとうに終わりを告げましたが、先人の知恵を学ぶため、現代に通用するおしゃれなファッションとして、バンダナを活用しましょう。コーデのコツとしては、全体を2色ほどに抑えて、バンダナを反対色に持ってくれば、上手にアクセントとして役立ってくれます。
バンダナは一枚布ですので、巻き方や折り方ひとつで、いろいろなカタチになります。カタチづくりでいろいろなおしゃれが楽しめることから、節約おしゃれにもなりますし、また何かあったときに役立つアイテムにもなることから、メンズにとっての必須アイテムのひとつです。
バンダナの巻き方については、順を追って解説していきますが、まずはその前にバンダナについての情報を詳しく解説していきます。なにごとも知ることにより、自分の身を助けることにつながりますので、このことをふまえて次に後述していきます。
ダサいといわれることも
バンダナをおしゃれとしてメンズが取り入れるときに気を付けなければならないことは、巻き方とコーデの合わせ方に気を付けることです。バンダナは巻き方とコーデの合わせ方次第でダサくなります。
バンダナがダサくみえることは、つまりオヤジくさく見えるということです。ご年配の方はコーデの合わせ方について関心の薄い方が大半です。
かつバンダナの巻き方についても知ろうとしない方も多いゆえに、結果としてオヤジくさく、ダサくなりますので、簡単でおしゃれに出来るバンダナの巻き方について後述していきます。
首に巻く以外にも使い方いろいろ
バンダナは首に巻く以外にも、様々な使い道があります。たとえば夏の暑い日、メンズが日差し除けの帽子として頭に巻いていたとします。彼女が熱中症になってしまったら、そのバンダナを解いて、水にひたして彼女の額に当ててあげると、彼女のハートは手に入ったも同然です。
女子のハートをつかむには、おしゃれであることと、かつやさしさが必要です。それが女子にモテるコツですので、バンダナを1枚バックの中に入れておきましょう。彼女の痛みを和らげる布に早変わりしますのでおすすめです。
もしくは、グループでアウトドア旅行に出かけて楽しんでいたとき、一緒にいた人がケガをしたとします。血が出て痛がっているその人にかけより、バンダナを包帯代わりに巻くこともできます。
バンダナは自分の身を守る道具にもなり、人を助ける医療道具にもなりますので、この事例をふまえて、おしゃれで簡単に出来るバンダナの巻き方を身につけましょう。
メンズバンダナの定番の巻き方
それではこれから、いよいよバンダナのメンズ定番の巻き方について解説していきます。おしゃれのコツとして、気を付けなければならないことは、洗練さです。
おしゃれの洗練さとは、コテコテに飾ることではなく、さりげなくアクセントやワンポイントにこだわるのが本当のおしゃれです。
単純なコーデでも、バンダナの巻き方に工夫してコーデと上手な合わせ方をすることによって、お金もかからない、簡単なおしゃれをすることがイマドキメンズのおしゃれです。
長引く低金利時代が続いていますので、出来るだけお金をかけないように、おしゃれを楽しみたいのが現代のメンズのトレンドです。
せっかく高級デパートでアイテムをそろえても、コーデがまとまっていなければ、意味がありません。最上級のメンズはたとえ量販店でチョイスしたとしても、同系色や色の合わせ方でコーデをうまくまわします。
そこで一目を引くのが、ワンポイントアクセントのバンダナです。どんなコーデでも引き立つ役目を引き受けるのが、洗練されたおしゃれ上手のメンズたちです。
ネクタイ風の巻き方
ではメンズバンダナの定番の巻き方をご紹介します。まず初めは「ネクタイ風の巻き方」です。こちらの巻き方はおしゃれに見えるのに簡単に出来ます。バンダナを細めに折りたたんで、首にまわし鎖骨のあたりで1回結び目をつくります。さらにその上から、きれいな結び目をつくれば完成です。
大切なのは、コーデとの合わせ方です。バンダナの色がコーデと同系色でありつつも、差し色がはいっていることが全体的にキレ感が入りますので、メンズのおしゃれ度は合わせ方によって高になります。
リングの巻き方
メンズバンダナの定番の巻き方で次にご紹介するのは、「リングの巻き方」です。こちらはまずリングが気がつかない内に抜け落ちないように、バンダナをリングに巻きつけてから1回結びます。
それから首にまわして、片方のバンダナをリングの下から通します。通したバンダナを引っ張って、もうひとつのバンダナと長さをそろえます。
リングから出たバンダナの先端をひろげて、羽のようにふくらませます。余分な長さを調節して、かたちがきれいに整ったら完成です。
メンズバンダナのその他の使い方・巻き方
メンズバンダナの定番の巻き方をご紹介しおえたところで、次にメンズバンダナのその他の使い方・巻き方をご紹介します。先にご紹介したメンズバンダナの定番の巻き方は、どちからというと、かわいい巻き方になります。
これからご紹介するのは、ちょっとおしゃれでカッコいい巻き方をご紹介します。おしゃれにお金をかける必要はまったくありません。
バンダナひとつあれば、いろいろなコーデを演出出来ますので、お金をかけずに知恵をかけましょう。それが人に着目されることにも、つながります。
かわいいメンズは女子に人気が集まりますが、どうしてもかわいいメンズは女子から軽く扱われがちです。そこでおしゃれでカッコいい、女子のあこがれたるメンズを目指すため、バンダナのその他の使い方と巻き方をgetしましょう。おしゃれ感の高いメンズには女子も着目します。
かわいいメンズよりも、カッコいいメンズを目指しましょう。女子はなんといっても、カッコいいメンズに弱いものです。顔の造作よりも、カッコよく見えることによって、人気を集めますので、おしゃれに注意をはらいましょう。
腰に巻く巻き方
メンズバンダナのその他の使い方・巻き方で次にご紹介するのは、「腰に巻く巻き方」です。腰に巻くと言っても、カーディガンのように全体的に腰に巻くのではなく、あくまでもアクセントとしてバンダナを活用するには、腰部分に巻く、巻き方をマスターしましょう。
巻き方のコツは、腰の背面側にバンダナをアクセントにもってきています。巻き方はベルトに1回通して、結び目をつくってから、もう1度結び目を作るだけです。とても簡単なのにおしゃれでエレガントに見えますのでおすすめです。
カバンに巻く巻き方
メンズバンダナのその他の使い方・巻き方で次にご紹介するのは、「カバンに巻く巻き方」です。お手持ちのカジュアルなバックの手さげの部分に、バンダナを細く折り曲げて、2回結び目を作ります。
見た目がおしゃれなほうが良いので、結び目をつくったら、バンダナの先端を広げて羽を作りましょう。ハンカチをバックの中から出さなくとも、手を洗ったときはすぐにふけますので一石二鳥です。
お仕事などでバックをまとめて置くときなど、バンダナを結び付けておくと目印にもなり、探しやすくなりますのでおすすめです。
ベルトに挟む使い方
メンズバンダナのその他の使い方・巻き方で次にご紹介するのは、「ベルトに挟む使い方」です。ただし、ただベルトに挟むだけでは落下の心配があります。
バンダナを腰に挟む使い方は、腰のベルトに1回結び目をつくってからバンダナを広げてたらします。そうしないとお手洗いの時に落ちてしまいますので、しっかり結び目をつくりましょう。
バンダナのコーデとの合わせ方は、トップと同系色のバンダナを持ってくれば、デニムとのアクセントになりますのでおすすめです。
腕に巻く巻き方
メンズバンダナのその他の使い方・巻き方で次にご紹介するのは、「腕に巻く巻き方」です。こちらはTシャツにデニム・そして出来ればメンズキャップで、バンダナを腕に巻けば、ストリートコーデの出来上がりです。
このコーデで夏にスケボーを片手に、公園へピクニックに行くのがおしゃれです。ランチバスケットとスケボーと、バンダナをアクセントにしたストリートコーデで、メンズの明るさをアピールしましょう。
頭に巻く巻き方
メンズバンダナのその他の使い方・巻き方で次にご紹介するのは、「頭に巻く巻き方」です。まずバンダナを用意して、右下のかどっこをバンダナの中央か、その対角線上に合わせます。それからおでこの幅よりも若干小さめの幅に折りたたんでいきます。それから頭に回して後ろで結んで完成です。
メンズバンダナと服装の簡単な合わせ方
いよいよメンズバンダナの巻き方やコーデの紹介も、中盤にさしかかりました。次にご紹介するのは、「メンズバンダナと服装の簡単な合わせ方」について解説します。コーデというと、まずは色調を合わせることが第一となります。
画家のボナールはその豊かな色彩で絵を構成したといわれたことから、コーデの持つ色彩は人にその人となりのイメージを与えます。それによって全体的にコーデの色合わせをしたとしても、アクセントとなるバンダナを用いることによって、より洗練されることとなります。
バンダナはたくさんの色調がそろっていますので、マイカラーがあれば、それをチョイスしておきましょう。マイカラーとは、メンズの顔うつりの良い色です。たとえば赤系統の色ならば、活力を感じ気持ちを高揚させ、前向きにさせる。または熱やあたたかさを感じる。などのイメージがあります。
青系統の色のバンダナは、集中力を高める、興奮をおさえて気持ちを落ち着かせる・睡眠を促進させるなどの働きがありますので、それらをふまえてバンダナをチョイスして、服装と合わせましょう。
ブラックコーデのさし色として
それではメンズバンダナと服装の簡単な合わせ方として、次にご紹介するのは、「ブラックコーデのさし色として」です。
黒・ブラックのイメージは、強さや圧力・権力などのパワーを感じさせる色です。加えて高級感を人に与え、自己主張が強くでる色でもあります。色の中でおしゃれな色はなんといっても、白と黒になりますので、着こなしが一番難しい色でもあります。
このことから、ブラックコーデで統一したら、そのさし色として、バンダナをチョイスしましょう。日本人が黒を着てさし色として用いるのが一番多い色は「赤」ですが、あまりこだわらずに、アクセントになるのでしたらお気に入りの色を持ってきましょう。
白シャツのアクセントに
メンズバンダナと服装の簡単な合わせ方で次にご紹介するのは、「白シャツのアクセントに」です。先にご紹介したブラックコーデと反対に白シャツとなれば、黒と同じく白も着こなしがむつかしい色になります。
目に見える色の中で、白が一番おしゃれな色なのですが、それだけコーデが難しいカラーでもあります。白は清潔な印象を人に与えます。ものごとのはじまりを感じさせる色でもあり、気分を一新させる色でもありますので、好感度は高めです。
そんな白シャツでコーデをもってきたら、より白さが際立つ色のバンダナをチョイスしましょう。茶系にすると、人にやわらかい印象を与えますが、あくまでも白シャツを着るのでエレガントになるように気をつけましょう。
セットアップに取り入れても○
メンズバンダナと服装の簡単な合わせ方で、次にご紹介するのは、「セットアップに取り入れても〇」です。上下デニムのセットアップでそろえたときのアクセントとしてバンダナを活用しましょう。それには黒と赤のバンダナを2種類用意します。
暑い夏には汗をふく用と、手を洗ったときのハンカチ用と、色分けで区別出来ますので、メンズのおしゃれで便利なアイテムであるバンダナですのでおすすめです。
メンズバンダナを使ったおしゃれコーデ例
それではいよいよ最後の章になりました。最後の章は、「メンズバンダナを使ったおしゃれコーデ例」です。昨今のメンズはその昔の西部劇キャラと違い、バンダナの巻き方・合わせ方ひとつとってみても、すでに洗練されています。
このことから、極めつきおしゃれメンズのバンダナ術を順を追ってご紹介しますので、貴方もダサいメンズから、おしゃれメンズを目指しましょう。バンダナひとつで簡単におしゃれメンズになりますので、バンダナはおすすめです。
スカーフ風に巻いて個性派コーデ
メンズバンダナを使ったおしゃれコーデ例として最初にご紹介するのは、「スカーフ風に巻いて個性派コーデ」です。シャツのしたにバンダナをスカーフ風にしのばせるのは、とてもイケメン的おしゃれですのでおすすめです。
ジャケパンとデニムのコーデに、バンダナをスカーフ風に巻く巻き方で、ちょっと小粋なおしゃれとなっています。バンダナひとつのアイテムだけで、こんなにも簡単におしゃれメンズが演出できますので、おしゃれにバンダナは欠かせません。
頭に巻いてスタイルアップ
メンズバンダナを使ったおしゃれコーデ例で次にご紹介するのは、「頭に巻いてスタイルアップ」です。全身をデニムでコーデして、赤いバンダナを頭に巻くスタイルは若々しくてとてもおしゃれなコーデ例です。
頭にバンダナを巻くとき、できればピアスもプラスすると、よりメンズのおしゃれが際立つでしょう。メンズも美しくなければ通用しない昨今ですので、よりおしゃれもメンズよりとなってきました。
白トップスと合わせて爽やかに
メンズバンダナを使ったおしゃれコーデ例で次にご紹介するのは、「白トップスと合わせて爽やかに」です。白というカラーは一年を通して、おしゃれさを演出出来ることと、なによりもどの場所にいこうとも、白アイテムであれば通用します。
例えストリートコーデであっても、白アイテムをたくさん持ってくれば、出歩く先を選びません。車の色で例えるのならば、白を日本人は一番好みます。行き交う車を見てみると、圧倒的に白い色の車が多いのに気がつくでしょう。
湿気の多い日本の国土では、さわやかさを演出する白というアイテムをチョイスするのは、おしゃれ上級者です。
腕に巻いてカジュアルさを演出
メンズバンダナを使ったおしゃれコーデ例で次にご紹介するのは、「腕に巻いてカジュアルさを演出」です。腕にバンダナを巻くとかなり人目を引きます。何故ならば、人間の身体の中で腕が一番動くところだからです。
ひらひらとバンダナをひるがえす姿は、おしゃれさ上級者の証です。いついかなるときも、いくつ歳を重ねても、おしゃれは絶対に忘れてはいけません。何故ならば、おしゃれ心を失ったそのときから、老化は始まります。
こころの老化は、外見をまったく気にとめなくなることからはじまりますし、おしゃれすると緊張感も出て、気合も入ります。老化防止のためにバンダナとコーデの上手な合わせ方をチョイスして、簡単に出来るおしゃれを楽しみましょう。
メンズのバンダナを使いこなそう!
以上、メンズのバンダナの巻き方やコーデをご紹介してきました。バンダナというおしゃれなアイテムをチョイスして、簡単でおしゃれなコーデとの合わせ方もご紹介してきました。
バンダナを活用していた西部劇キャラの汗くさいイメージからほど遠く、エレガントにバンダナをおしゃれで簡単な巻き方で演出しましょう。今の時代はオトコもオンナもありません。それはもはや昭和の化石です。これから苦しい時代を生き延びていきつつ、おしゃれを楽しみましょう。
おしゃれをするのに高級なデパートで何万円もするアイテムをそろえる必要はまったくありません。バンダナひとつで何万円も代用できますので、これからの人生お金をかけずかつ、楽しいおしゃれで人生を豊かにしましょう。