キーボードが打てない・反応しない原因【分かりやすいトラブル】
タブレットやスマートフォンでも、仕事や趣味がストレスなくできるようになってきましたが、それでもまだまだパソコンは必要不可欠という方も多いでしょう。その理由の一つが「キーボードの有無」です。
文字の入力には、キーボード一番という意見が多いですが、そのなかでキーボードがトラブルを起こしたら大変です。特に、操作に必要不可欠なものなので、すぐにでも原因を調べて、使えるようにしなければなりません。
この記事では、パソコンのトラブルでありがちな「キーボードが打てない!反応しない原因や対処法」を見ていきます。
ケーブルの接続不良
キーボードが打てない・反応しない原因に考えられる1つ目が、「ケーブルの接触不良」です。これはデスクトップパソコンなど、キーボードろパソコンがケーブルで繋がっている場合に発生しすることがあるトラブルです。
ケーブルが繋がっていなければ当然、キーボードで文字を打ってもパソコンは反応しません。繋がっていると思っていてもしっかり確認してみましょう。
キーボードのバッテリー切れ
キーボードが打てない・反応しない原因に考えられる2つ目が「キーボードのバッテリー切れ」です。ケーブルでパソコンと繋がっていないキーボードは、バッテリーや電池が入っています。
特に最近のキーボードは省エネで電池も年単位で持ちます。そのため、電池が入っているということそのものを忘れてしまい、キーボードが反応しない・打てないという状態になった時に焦ってしまうということがあります。
NumLockがロックされている
キーボードが打てない・反応しない原因に考えられる3つ目が「NumLock(ナムロック)」という機能が原因のときです。デスクトップパソコン・ノートパソコン問わず、キーボードには「NumLock(ナムロック)」というキー付いています。
数字キーがキーボード右側にあるタイプであれば、その数字キーの周辺。数字キーがないタイプであれば、キーボードの右側にあることが多く、単体またはFnキーと合わせて押すことでロックが切り替えられます。
文字は入力できるのに、数字キーが反応しない時の多くが、この「NumLock(ナムロック)」がロック状態になっているのが原因でなので、ロックされているかを確認しましょう。
フィルターキー機能がオンになっている
キーボードが打てない・反応しない原因に考えられる4つ目が、フィルターキー機能です。パソコンが詳しい人でもあまり聴いたことのない機能かもしれません。
普通の押した場合の入力をロックし、長押しのみ反応するようにする機能で、知らないうちに有効にしてしまい、キーボードを押してもいてない・反応しないという状態になってしまうことがあります。こちらは、キーボード右側の「シフト」を8秒以上押し続けた時に発動します。
マウスキー機能がオンになっている
キーボードが打てない・反応しない原因に考えられる5つ目が「マウス機能がオンになっている」場合です。「NumLock(ナムロック)」と混走されやすいのですが、これも、主にがキーボード右側に数字のみのキーがあり、それを押しても数字が入力できないという場合の原因です。
数字はロックされていて入力できませんが、キーを押している間、マウスが移動をするので、それをみて、マウスキー機能がオンになっていることを確認することが可能です。
キーボードが打てない・反応しない原因【分かりにくいトラブル】
「キーボードが打てない・反応しない原因」のよくありがちな原因を見てきましたが、ここからは、すこし高度な確認や操作が必要なトラブル原因を紹介します。キーボードが打てない・反応しない原因【分かりやすいトラブル】の内容を確認しても、キーボードが反応しない時に確認してみてください。
物理的に壊れている
キーボードが打てない・反応しない原因に考えられる6つ目が「物理的に壊れている」場合です。仕事などでキーボードを使う時間が長い場合や、買ってから年数が経っていると、接点不良などでキーボードが反応しなくなることがあります。
また、落とすなどの衝撃を与えた場合や、水濡れも物理的に壊れる原因。別のパソコンなどに繋げても反応がない場合は、物理的な故障を疑って良いかもしれません。
飲み物などをこぼした時はすぐに対処しよう
キーボードの調子が悪くなる原因で多いのが、飲み物などをキーボードの上にこぼすなどの事故です。キーボードも電子機器なので、正しい使い方として、パソコンを使った作業中に飲み物などを近くに置くのは勧められていません。
それでも、もし、飲み物をこぼしてしまった場合、すぐにケーブルを抜き、布などでしっかり拭いてから、日陰でしっかり乾燥させてください。ドライヤーはキーボードを痛める原因になるので使わないようにしましょう。
帯電している
キーボードが打てない・反応しない原因に考えられる7つ目が「帯電」です。キーボードはキーを押すと、内部の基盤に電気が流れて、どのキーが押されたかをパソコンに送ります。
その電気がなにかの原因で溜まっていたりすると、キーを押しても電気が流れなかたり、逆にずっと流れているために、キーボードの基板側でパソコンへの送信を遮断している場合もあるようです。
アプリケーションが干渉している
キーボードが打てない・反応しない原因に考えられる8つ目が「アプリケーションの干渉」です。キーボード側からパソコンへは、正常に信号が送られていても、パソコンのソフト側でそれをロックしていることがあります。
また、そもそもの相性問題もあり、文字を受け付けるソフトのほか、入力ソフトとの相性によっても、キーボードが反応しないことがあります。
周辺機器が原因で動作が不安定
キーボードが打てない・反応しない原因に考えられる9つ目が「周辺機器」の影響です。有線・無線を問わず。パソコンには様々な機器が接続されています。
キーボードはもちろん、マウスやディスプレイ、プリンタのほか。DVDドライブやハードディスクに無線LANも周辺機器に分類されます。それらが、キーボードと干渉してしまい、キーボードが打てなかったり、反応がない原因になることがあります。
ゴミやホコリがたまっている
キーボードが打てない・反応しない原因に考えられる10個目は「ゴミやホコリ」がたまっている場合です。可動部分や隙間が多いキーボードにはゴミが溜まりがち。
キーボードに溜まったゴミが中の基盤との接点に入り込んでしまい、キーをしても反応しなくなるということがあります。ゴミを綺麗にすれば反応するようになりますが、薄型のキーボードは壊れやすいので注意が必要です。
ドライバの不具合が起きている
キーボードが打てない・反応しない原因に考えられる11個目は「ドライバの不具合」です。多くの場合、キーボードをパソコンにつなげると、ドライバが自動的にインストールされてキーボードが使えるようになります。
しかし、OSのアップデートやパソコン本体のアップデートのため、ドライバが対応しなくなり、キーボードが反応しなくなることがあります。
ウィルスに感染している
キーボードが打てない・反応しない原因に考えられる12個目が「ウィルスに感染」している場合です。日々、多くのコンピュータウィルスが作られています。その中には、キーボードで入力だれたものをすべて第三者に送るといったものや、パソコンの操作を一切受け付けなくするものもあります。
そのようなコンピュータウィルスに感染していしまうと、キーボードが反応しなくなったり、パソコン全体の動きが悪くなるだけでなくシステム全体をロックさせたり壊すことも考えられるんで、ウィルス対策ソフトなどで駆除する必要があります。
パソコンのキーボードが打てない・反応しない時の対処法
パソコンのキーボードが打てない・反応しない時の原因を見てきました。簡単に発見できるものから、少し発見が難しいものもありましたが、ここからは、パソコンのキーボードが打てない・反応しない時の対処法を見ていきます。
ケーブルを差し替える
パソコンのキーボードが打てない・反応しない時の対処法1つ目は「ケーブルを差し替える」です。デスクトップパソコンなどのケーブルで繋がっているキーボードのケーブルを抜き差して、反応するか確認します。
また、キーボードのケーブルを指す場所も最初とは違うUSB差し込み口に繋げてみましょう。もし反応するようになれば、パソコン側の差込口が故障している可能性もあります。
入力システムを切り替える
パソコンのキーボードが打てない・反応しない時の対処法2つ目は「入力システムを切り替える」方法です。IMEやGoogle日本語入力、ATOKなど、入力システムは多くの場合で、パソコンに最初からインストールされています。
しかし、入力システムがなにかの原因で不調の場合に、キーボードから正常に文字が入力できないことがあります。入力システムはタスクバーの言語バーアイコンより切り替えができます。
デバイスドライバを更新する
パソコンのキーボードが打てない・反応しない時の対処法3つ目が「デバイスドライバ」の更新です。これはパソコンの知識が少し必要になります。
Windowsのロゴを右クリックしてから、デバイスマネージャーを開き「キーボード」右側の「>」をクリックして開き、更新したいドライバを右クリックして「ドライバーの更新」をクリックし、画面の支持に従ってドライバを更新していきます。
違うアプリケーションで原因を調べる
パソコンのキーボードが打てない・反応しない時の対処法4つ目は「違違うアプリケーションで原因を調べる」です。
そもそもキーボードの反応がない原因が、アプリなどソフトウェアの問題なのか、キーボード本体のハード滴な問題なのかを見極めましょう。アプリ側の問題であれば、別のアプリを使うなどの代替策も考える必要があるかもしれません。
ワイヤレスキーボードが打てない・反応しない場合の対処法
「パソコン本体」と「キーボード」がケーブルで接続されていないのが特徴のワイヤレスキーボードは「接続」の問題も考えられます。ここからは、ワイヤレスのキーボーを使っている場合で、打てなかったり反応しない場合の対処法を見ていきます。
電池交換をする
キーボードはパソコンから電気を供給されて動作します。しかし、ワイヤレスで動作するキーボードは、本体に電池やバッテリーが内蔵されているので、電池切れやバッテリー切れが起こすことがあります。
電池が切れれば当然、キーを押しても反応しなくなります。また、本体に電源スイッチがある場合が多いので、電源はON担っていることも確認するようにしましょう。
レシーバーとの接続をチェックする
ワイヤレスキーボードには、レシバーやドングルといった「レシーバー」をパソコンに接続するタイプと、ブルートゥースで接続するタイプがあります。
どちらの場合でも、キーボードが別のパソコンにつながらないように「ペリング」という操作が必要です。ペアリングの方法はメーカーなどによって違いはありますが、ドングルやレシーバータイプであれば、多くの場合、キーボード本体と、レシーバーのボタンを押して接続させます。
レシーバーとキーボードを近づける
ワイヤレスキーボードは、パソコン本体とケーブルで繋がっていないので、遠くからでも操作ができるメリットがありますが、無制限に遠くでもつながるわけではありません。
また、キーボード置く机などの材質によっても電波の届く距離に差が出てきます。一度、レシーバーと距離を近づけて動作するかを確認してみましょう。
他の無線機器から離す
ワイヤレスレスキーボードは、キーを打っことを電波をとしてパソコン本体に伝えています。しかし、マウスなど別の周辺機器もワイヤレスにしている場合に、干渉をしてしまい、動作しなくなることがあります。
また、電子レンジやテレビの影響も受けることがあるので、それら電波を発するものから離したところで、反応があるか見てみましょう。
パソコンのキーボードが打てない・反応しない時の応急処置
パソコンのキーボードが打てない・反応しない時の対処法を見てきましたが、どうしても原因がわからない場合や、キーボード本体の故障などの場合に、応急処置として一時的にキーボードを使えるようにする方法を紹介します。
スクリーンキーボードを活用する
Windowsにはスクリーンキーボードという機能があります。近年、タブレット端末に対応るようになったことで、機能や使いやすさも向上しています。スタートボタンからアプリ一覧を開き「Windows簡単操作」からスクリーンキーボードを起動することができます。
外付けキーボードで対処する
もし、使っていないキーボードがあれば、それをパソコンに繋いで応急処置として使うこともできます。こちらがデスクトップだけでなく、ノートパソコンでも可能です。
また、ノートパソコンのキーボードが物理的に壊れた場合に、修理にだすと1万円近くの費用が請求されることがあるので、外付けのキーボードを繋げて使っているという方もいます。
キーボードが打てない・反応しない時は原因を解明しよう
キーボードが打てない・反応しない時の原因や対処法を見てきました、いろいろありましたが、大切なのは「問題の原因」がどこなのかを探ることです。原因がわかれば、それに応じた対処をすることで、時間や費用の節約にも繋がります。