クオカードでおつりは貰える?使い方を紹介!
クオカードとは、株式会社クオカードが発行している全国約6万店舗で利用することができるギフトカード・プリペイドカードです。1987年に誕生し、2019年3月にはスマホ決済型のデジタルギフト「クオカードPay」のサービスが開始されています。
この記事では、クオカードでの支払いでおつりは出るのか?だけでなく、無駄のない使い方や有効期限などについて紹介します。
クオカードとは
クオカードでの支払いでおつりは出るの?使い方は?などの疑問についての解説に入る前に、まずはクオカードとは一体どういうカードなのかについて紹介します。クオカード1枚当たりの金額や種類についてもまとめました。
使い切り型のプリペイドカード
「プリペイドカード」には現金をチャージして繰り返し使用できるタイプがありますが、クオカードは残高がなくなると使用できなくなる使い切り型になります。
クレジットカードのようにカードを作る時に審査がなく、誰でも購入することができます。口座振替の登録や年会費なども不要です。使い切り型なので、クレジットカードのように使い過ぎる心配がありません。
クオカードの金額・種類
クオカードは、1枚から注文できる「スタンダードカード」、お好きな文字やロゴを入れることができるセミオーダーの「レディメイドカード」、自由にデザインすることができる完全オーダーメイドの「オリジナルカード」の3種類があります。
クオカードの種類「スタンダード」の金額は、全部で8種類あります。金額の低い種類から、300円、500円、700円、1,000円、2,000円、3,000円、5,000円、そして10,000円となっています。
金額により選べるデザインの種類は異なり、キャラクターや動物などのシリーズやメッセージ、アート・イラストなどがあります。クオカードは幅広いデザインがあるため、贈り物にする時にも便利でしょう。
一部の加盟店では、店頭限定のデザインカードの販売があります。金額は2種類あり、5,000円は70円(1.4%)のおまけが、10,000円は180円(1.8%)のおまけが付いたお得なカードになっています。
クオカードでの支払いでおつりは出るの?
クオカードで支払いをする時に気になることといえば「おつりは出るの?」ということでしょう。クオカードは300円から10,000円までありますが、額面以下の商品を購入する時の差額について紹介します。
残高として残る
クオカードでの支払いでは、おつりは出ません。その代わり、残高としてカードに残ります。例えば、10,000円のクオカードで3,000円分の商品の支払いをした場合、7,000円分のおつりは出ないですが、クオカードの残高として残ります。
クオカードの価値が10,000円から7,000円になったと考えれば分かりやすいでしょう。額面に記載されている金額は10,000円ですが、使える金額は7,000円となります。
クオカードのおつりとして残った残高の確認方法
クオカードでの支払いでおつりは出ませんが、残高として残ります。では、残高はどのように確認することができるのでしょうか。
クオカードのおつりとして残った残高の確認方法として、この記事では3つの項目をピックアップしました。お好みの方法で残高を確認してください。ここからは、クオカードのおつりとして残った残高の確認方法について紹介します。
レジでのおつり(残高)の確かめ方
1番目に紹介するクオカードのおつりとして残った残高の確認方法は「レジでのおつり(残高)の確かめ方」です。クオカードが使用できる店舗では、レジで残高を確認することができます。
レジの店員さんに「クオカードの残高確認をお願いします」と伝えてクオカードを渡しましょう。店員さんが、残高を教えてくれます。レジでのおつり(残高)の確かめ方は、店員さんに負担がかかります。忙しい時は避けて利用しましょう。
レシートでのおつり(残高)の確かめ方
2番目に紹介するクオカードのおつりとして残った残高の確認方法は「レシートでのおつり(残高)の確かめ方」です。クオカードでの支払いでは、レシートに残高が表示されています。このレシートをなくさずに財布などに入れておけば、いつでも残高を確認することができます。
パンチ穴でのおつり(残高)の確かめ方
3番目に紹介するクオカードのおつりとして残った残高の確認方法は「パンチ穴でのおつり(残高)の確かめ方」です。クオカードには、金額に応じてメモリがあります。
例えば、1,000円のクオカードには「0・5・10」のメモリが、10,000円のクオカードには「0・5・10・20・30・50・70・100」のメモリが印字されています。
クオカードで支払いをすると、このメモリ付近に大きな数字の方からパンチ穴があいていきます。パンチ穴でのおつり(残高)の確かめ方では、およその金額しか分からないため、あまりおすすめの方法ではありません。
クオカードの使い方
クオカードは、2020年6月現在全国約6万店での利用が可能です。クオカードの使い方として、この記事では4つの項目をピックアップしました。
クオカードでの支払いができる「コンビニ」「ガソリンスタンド」「デニーズ」での使い方と、有効期限について詳しく見ていきましょう。ここからは、クオカードの使い方について紹介します。
コンビニ
1番目に紹介するクオカードの使い方は「コンビニ」です。クオカードでの支払いができるコンビニは、セブンイレブン、ファミリーマート(一部店舗を除く)、ローソン、デイリーヤマザキなどがあります。
「クオカード取扱店」というピンクのマークが目印になります。クオカードのコンビニでの使い方は、現金やクレジットカードなどと同じです。
ガソリンスタンド
2番目に紹介するクオカードの使い方は「ガソリンスタンド」です。クオカードでの支払いができるガソリンスタンドは、ENEOSの約1,000店舗(2017年6月現在)、JA-SSの約467店舗(2017年6月現在)になります。
それぞれオリジナルのプリペイドカードがあり、クオカード加盟店でも利用することができます。ただし、ENEOSプリカをJA-SS加盟店で、JA-SSプリカをENEOS加盟店で利用することはできません。
デニーズ
3番目に紹介するクオカードの使い方は「デニーズ」です。クオカードは、ファミリーレストランのデニーズ全店380店舗(2018年1月現在)で利用することができます。クオカードが利用できるファミリーレストランは、デニーズのみです。
クオカードに有効期限はあるの?
4番目に紹介するクオカードの使い方は「クオカードに有効期限はあるの?」です。プリペイドカードには、有効期限があるタイプとないタイプがあります。クオカードは有効期限がないため、焦って使う必要はありません。
クオカードでの支払いで残高不足の場合はどうする?
クオカードでの支払いで残高不足の場合について、この記事では2つの項目をピックアップしました。クオカードは使い切り型なので、キリよく使うためにはどうすればよいのか?という疑問もあるでしょう。
クオカードは残高不足分を現金や新しいクオカードで補うことができるので、残高を気にすることなく利用することができます。ここからは、クオカードでの支払いで残高不足の場合はどうする?について紹介します。
現金で足りない分を払う
1番目に紹介するクオカードでの支払いで残高不足の場合はどうする?は「現金で足りない分を払う」です。クオカードは現金と併用して支払うことができます。
クオカードでの支払いで残高不足がある場合、「○○円不足です」というようにレジの方に言われます。不足分は現金で支払いましょう。
別のクオカードを追加
2番目に紹介するクオカードでの支払いで残高不足の場合はどうする?は「別のクオカードを追加」です。一般的に、クオカードの利用に枚数制限はありません。そのため、不足分を別のクオカードで支払うことができます。もちろん、使いかけのクオカードを複数枚使うこともできます。
クオカードは、使い切るとレジの店員さんが回収してくれます。聞かずに当たり前のように回収する店員さんもいるため、取っておきたいデザインの場合は忘れずに受け取りましょう。
クオカードのおつりは残高として残る
クオカードでの支払いではおつりが出ませんが、残高として残ります。残高の確認方法は、あいまいなパンチ穴での確認よりレシートやレジでの方法がおすすめです。
クオカードは現金との併用や複数枚同時に使用することができ、有効期限もありません。便利なクオカードを上手に活用しましょう。