「ひより」と読む女の子のイメージ
いかにも女の子に似合いそうな、温かい響きの「ひより」という名前には、どのような意味があり、どのような漢字が使われているのでしょうか。ひよりと言う名前から連想される女の子のイメージも、使われた漢字によって様々なものがあるようです。
これからママやパパになる方なら参考になるように、ひよりと言う名前の女の子のイメージや充てられる漢字の種類や字画、意味などについてご紹介していきます。
「日」の漢字で「ひより」と読む女の子の名前
「日」を使ったひよりと言う女の子の名前について、どのような種類があるのか考察していきます。意味や由来、漢字の画数などについてご紹介します。
日を日和の名前に使われる頻度は一番多いようです。確かに日はすべての基本となるような、シンプルですがとても重要な意味が込められています。日本人の女の子として明るく、すくすく育ってほしいと願う親の気持ちが良く表れていると言えます。
「日」の意味・画数・由来
日の画数は4画です。由来について、日とは太陽を指し、太陽が昇って沈むことから日を「1日」と表すようになりました。従って日には太陽のような明るさや、暖かさを感じられるのです。
また日本国を表す「日いづる国」のように日は、日本人ならば心の拠り所となるような基本的で大切な字であると言えます。天候を表す言葉としても日は多く使われます。
「小春日和」はその代表的な言葉です。いかにも女性的な温かみを感じさせてくれます。こんなところからも、ひよりが女の子の名前として、好まれる理由があるのかもしれません。
「日」を使った女の子の名前
「日」を使ってひよりと読む女の子の名前にはどのようなものがあるのか、人気のあるものからご紹介します。画数から占う運勢も参考までにご紹介します。名前の漢字を二文字にするか、三文字にするかによっても画数は勿論、印象も変わってきますので、画数の相性は大切です。
日を使ってひよりと読む漢字二文字の女の子の名前
日を使った漢字2文字で、ひよりと読む女の子の名前をご紹介します。一例として「日和、日咲、日愛、日歌、日麗、日依」などがあります。次に画数から意味を見ていきます。「日和・日依」の場合は12画です。意味は「優しく協調性があり、人との和を貴ぶ性格」となります。
次は13画の「日咲」の意味ですが「暖かく周囲を笑顔にさせる明るい性格の持ち主」となります。14画の「日歌」の意味は「人を惹きつける魅力があり、社交性に富む性格」です。
17画の「日愛」は「愛に満ちた感受性豊かな女性」になるようにと言う願いが込められています。23画と字画が多い「日麗」の場合は「華やかで才能に恵まれた人」を表し、麗の字から品の良いお嬢様のイメージが浮かび上がります。
日を使ってひよりと読む漢字三文字の女の子の名前
続いて「日」を使った漢字3文字のひよりと言う名前を4つほどご紹介します。漢字3文字を使うとなると、個性的で印象に残る名前が多くなります。「日和莉、日葉莉、日遥里、日依梨」などですが、やはり他の人と被る確率は極めて少なくなるようです。
各名前の画数と意味について簡単に解説していきます。まず日和莉は22画で、意味は「優しく周囲を和ませる人」となります。続いて日葉莉は26画、意味は「周囲を癒してくれる穏やかな性格の持ち主」で充実した人生を送れるようにと言う願いが込められています。
日遥里と日依梨の字画は共に23画、日遥里の意味は「穏やかで自然と人が集まる心の広い性格」で、長く充実した人生が送れるようにと言う願いが込められます。日依梨の意味は「思いやりのある知性的な子」と言うイメージがあります。梨という漢字には「鋭い、切れる」と言う意味があるからです。
和み・優しさ
日を使った女の子の名前は、いずれも温かく、周囲を和ませてくれそうな女の子のイメージが浮かび上がります。また、朝日や向日葵を連想させるので、人生を明るくまっすぐ歩んでほしいという願いも込められています。
「陽」の漢字で「ひより」と読む女の子の名前
「陽」を使ったひよりの名前も多くありますが、その中から女の子らしい名前をいくつかご紹介します。陽は明るい、光などとてもポジティブなイメージがありますので、好んで名前に使われることが多い漢字です。但し陽を「ひ」と読ませるケースは珍しく、個性的な名前を多く見受けます。
「陽」の意味・画数・由来
ひよりの名を検討する時に参考になるように、陽の字の意味や由来、画数などについて解説します。陽は12画です。漢字の由来は、神の神々しい光を表しているという字の成立から、太陽を意味する漢字として使われるようになったことによります。
つまり陽の漢字の「こざとへん」は梯子を表し、「易」は神々しい光が下から広がる様を表すので、陽は太陽の意味を持つようになりました。以上のような漢字の由来から「陽」は明るく生命力あふれたイメージの名前として好まれるようになったのです。
「陽」を使った女の子の名前
「陽」を使った女の子の名前を、漢字2文字と3文字のケースで各4ケースほどご紹介します。それぞれの漢字の組み合わせによる字画数や、名前の語感から浮き上がるイメージや、使われた漢字から連想される意味についても言及していきます。
陽を使ってひよりと読む漢字二文字の女の子の名前
「陽」を使ってひよりと読む漢字2文字の女の子の名前を4つご紹介します。「陽和、陽愛、陽葵、陽莉」など、いかにも明るいイメージを持つ名前です。では、それぞれの漢字の画数と意味などについて見ていきます。
「陽和」でひよりと読む漢字の画数は20画、「周囲を明るく、和ませる人に成れるように」という願いが込められています。「陽愛」でひよりと読む漢字の画数は25画です。愛と言う漢字から察せられるように、「明るく活力に満ち、思いやりのある愛らしい女性」と言う意味が込められています。
「陽葵」でひよりと読む漢字の画数は24画です。葵は太陽に向かって咲く植物であることから「可愛らしくまっすぐに育つ子になってほしい」という願いが込められています。「陽莉」でひよりと読む漢字の画数は22画です。「清楚で可愛らしい女の子」と言う意味があります。
陽を使ってひよりと読む漢字三文字の女の子の名前
続いて漢字3文字の「ひより」と読む名前をご紹介します。「陽和梨、陽依里、陽世莉、陽葉鈴」などはいずれの漢字も女の子の名前に似つかわしい柔らかく品の良さを感じさせます。「陽和梨」でひよりと読む名前の漢字の画数は31画です。
和やかで豊かな感性に恵まれた理知的な女性に育ってほしいと言う願いが込められています。「陽依里」でひよりと読む名前の漢字の画数は27画です。人に寄り添える優しい女性に育つようにという願いが込められています。「陽世莉」でひよりと読む名前の漢字の画数は27画です。
グローバルな活躍ができるような広い視野を持ち、周囲を明るくする女性に成れるようにと言う願いがあります。「陽葉鈴」でひよりと読む名前の漢字の画数は37画です。爽やかで周囲から愛される穏やかな女性に育つようにと言う願いが込められています。
明るく・元気な
「陽」は漢字のイメージから「明るく元気な」と言うイメージがあります。太陽はエネルギーの源であり、生命力あふれていますので、「陽」を使った名前には、我が子に元気で力に満ちた人生を歩んでもらいたいという願いが込められているのでしょう。
「妃」の漢字で「ひより」と読む女の子の名前
「妃」と言う漢字を使って「ひより」と読ませる名前も人気があります。妃から連想するものは、まず王妃とか皇太子妃のように、後宮で使われる后妃の身分の一つです。それだけに一般人が名前に「妃」を使うことに躊躇があるかもしれません。
しかし、妃は「子を宿した妻」と言う意味でも伝わっていますので、女の子の名前の一字に妃を使われるようになってきています。他の漢字とうまく組み合わせれば、とても女の子らしい優雅で可愛らしい名前を命名することができます。
「妃」の漢字の意味・画数・由来
「妃」という漢字は6画です。由来については、「己」は蛇を表し、神話で蛇は雨の神様と伝えられていますので、「女」に「己」を組み合わせた妃は雨の神様に使える女性を表しているのです。また先述したように妃は「皇族の妻」と言う意味もあります。
「妃」の漢字を使った女の子の名前
妃と言う漢字そのものは、皇族の妻の身分として使われますので、この漢字だけではおこがましい感がありますが、他の漢字と組み合わせることで、とても女の子らしい名前を命名することが可能です。日や陽と同様に、漢字2文字と3文字のケースでいくつか名前をご紹介します。
妃を使ってひよりと読む漢字二文字の女の子の名前
「妃」を使った漢字2文字のひよりと読む名前を4つご紹介します。「妃由、妃和、妃凛、妃麗」などですが、順にみていきます。「妃由」でひよりと読む漢字の名前の画数は11画です。「由」は由来や自由で使われる漢字で、妃由は「美しくのびのびと育ってほしい」という意味があります。
「妃和」の字画数は14画です。和と言う漢字の印象から、妃和には周囲を一つにまとめられる中心的人物に成長してもらいたいという願いが込められています。「妃凛」でひよりと読ませる名前は珍しいです。
画数は計21画で、「凛」は凛々しい様を表しますので、クールビューティな女性にふさわしい名前と言えます。「妃麗」でひよりと読む女の子の名前の画数は25画です。芸術センスに溢れた優雅な美女に成長するようにと言う願いが込められる名前です。
妃を使ってひよりと読む漢字三文字の女の子の名前
「妃」を使った漢字3文字のひよりと読む女の子の名前をご紹介します。女の子らしさの良く出ている漢字の名前として「妃代莉、妃佳莉、妃依梨、妃蓉里」の4つを選びました。まず「妃代莉」ですが、画数は21画、代の由来は人が互い違いになることから代わるを意味するようになりました。
莉は癒しのイメージがあります。妃代莉は親の代を超えてリーダーシップを発揮できる女性に育つようにという意味があります。「妃佳莉」でひよりと読む名前の画数は24画です。理知的で清廉な雰囲気の女性を思わせます。
「妃依梨」でひよりと読む名前の画数は25画です。安らかで瑞々しい可愛さに満ちた女の子に相応しい名前です。「妃蓉里」でひよりと読む名前の画数は26画です。「蓉」と言う漢字のイメージからは、華やかで上品な女性が浮かびます。
気高く・美しく
「妃=高貴」と言うイメージがありますので、王を支える妃のように凛とした強い心を持ち、優雅で美しい女性に育ってほしいという願いを込めたい時に、「妃」を使ったひよりの名前はとてもふさわしいと言えます。
「柊」の漢字で「ひより」と読む女の子の名前
柊と言う漢字を使って、ひよりと読む女の子の名前はかなり珍しいのではないでしょうか?柊は「ヒイラギ」と読み、冬季に花を咲かせるモクセイ属の常緑小高木で、クリスマスツリーのアクセサリーの定番としても良く知られています。
そんな柊を「ひより」の1字に加えられた名前とはどのようなものがあるのでしょうか?冬をイメージする名前として、凛とした風情と知性が感じられる名前がふさわしいようです。
「柊」の漢字の意味・画数・由来
「柊」の漢字の由来や意味、画数について解説いたします。まず画数は9画です。そして柊の由来は、葉の形がギザギザの歯型状になっていることから「ヒリヒリ痛む」という言い方が、日本古来の「ひひらく、ひいらぐ」を語源として連想させ、ヒイラギと呼ばれるようになりました。
柊の漢字の成り立ちは、冬の植物らしく木へんに冬をくっつけて柊が出来上がりました。柊の意味を花言葉から探ると、「保護、剛直、先見の明」などが挙げられます。冬の季節にしっかりした幹を根付かせる逞しさや、葉の形が経年変化で丸くなっていくことから進化する意味もあります。
「柊」の漢字を使った女の子の名前
柊は冬の季語であることから、凛としたイメージの名前にぴったりの漢字です。近年、女の子の名前に使われる漢字として人気上昇しています。柊の花言葉である保護や用心深さから「物事の判断力や用心深く人生を歩んでいく」という意味も汲み取れます。
柊を使ってひよりと読む名前を女の子に付ける場合は、親の気持ちとして「柊の木のように、多少の困難な時期でもすくすくと逞しく、聡明な子に育ってほしい」と言う願いが込められます。
柊を使ってひよりと読む漢字二文字の女の子の名前
「柊」を使ってひよりと読む女の子の名前で、漢字2文字のケースをご紹介します。人気のある名前は「柊由、柊愛、柊莉、柊依」などです。「柊由」でひよりと読む名前の画数は14画です。人の手本となるような強く優しい子になるようにという意味です。
「柊愛」でひよりと読む名前の画数は22画です。たくさんの愛情を受けてすくすく育つようにという意味です。「柊莉」でひよりと読む名前の画数は19画です。「莉」がジャスミンの白い花なので、女の子の名前としては純粋で清楚なイメージがあり、とても人気があります。
「柊依」でひよりと読む名前の画数は17画です。「依」が人に従うとか人を包み込むという意味があるので、名前の意味としては包容力のある温和な子に育ってほしいという意味があります。また周囲から支えられ、その恩返しができるような子に成れるようにと言う願いも込められます。
柊を使ってひよりと読む漢字三文字の女の子の名前
「柊」を使ってひよりと読む女の子の名前で、漢字3文字のケースをご紹介します。「柊夜里、柊依利、柊依璃、柊代凛」などを挙げておきます。「柊夜里」でひよりと読む名前は24画です。「夜」は3文字の名前に1字加えると、女の子の名前としてロマンチックなイメージが出て効果的です。
「柊依利」でひよりと読む名前は24画です。聡明で行動的な子に育つようにと言う意味があります。「柊依璃」でひよりと読む名前の画数は32画です。「璃」は玉とか紺青色の宝石の意味がありますので、上品で美しい女性に育つようにと言う願いが込められています。
「柊代凛」でひよりと読む名前の画数は29画です。寒い冬に逞しく育つ柊の木のように、すくすくと丈夫に育ち、凛とした美しさを湛える女性に成長してほしいという願いが込められています。「代」は継承するという意味もあるので、親や家系の良いところを継いでくれるという意味もあります。
聡明で一歩一歩着実な人生を歩むように
柊を使ってひよりと読む名前には、柊の木のイメージから、聡明さや着実な人生歩んでほしいという願いや、すくすくと丈夫に育ってほしいという願いが込められている名前が多いようです。
暖かいイメージの漢字より、寒い冬をイメージさせる漢字を使うことで、柊の根の逞しさや、ギザギザの葉の形から、災いから身を守る保護の意味が柊にあるからでしょう。
「緋」の漢字で「ひより」と読む女の子の名前
「緋」と言う漢字を使って「ひより」と読ませる女の子の名前は、女性にふさわしい名前かも知れません。緋は鮮やかで明るい赤色のことなので、色香につながり、情熱的なイメージがあるからです。緋を使った「ひより」を2文字と3文字別にご紹介します。
「緋」の漢字の意味・画数・由来
「緋」は14画の漢字で、濃い赤色の意味です。緋色と表現されることもあります。日本では朱色が緋色に近い色と言われることもありますが、緋色の方が鮮やかな赤で、紅色と言い換えても良いでしょう。英語ではスカーレット(scarlet)と言います。
緋の漢字の由来は、より糸の象形文字である「糸」と、音符を表す象形文字で、左右に開くという意味の字である「非」を組み合わせて、目を開かせられるような鮮やかな赤を表す字として成立したとされています。
「緋」の漢字を使った女の子の名前
「緋」を使った女の子の名前は、多くの漢字と組み合わせられて、いずれも女の子らしい魅力的な名前が出来上がっています。緋色のイメージから情熱的で、魅力的な容貌を持った女性に似つかわしい名前の字であると言えます。
それだけに「緋」を使ってひよりと読ませる女の子の名前も多く誕生するようになってきました。そんな中から特に人気のある名前を、漢字2文字と3文字別にご紹介します。
緋を使ってひよりと読む漢字二文字の女の子の名前
「緋」を使ってひよりと読む女の子の名前で、漢字2文字のケースをご紹介します。「緋璃、緋依、緋頼、緋縁」などを挙げておきます。いずれも和のテイストを感じさせる愛らしい名前と言う印象を与えてくれます。
「緋璃」でひよりと読む名前の画数は29画です。情熱的でいて上品な美しさを持った女性になるようにという意味があります。「緋依」でひよりと読む名前の画数は22画です。朗らかで気取らない性格で、周囲から愛される女性になるようにと言う願いが込められています。
「緋頼」でひよりと読む名前の画数は30画です。人から頼りにされるような賢く、頼もしい女性に育つようにという意味です。「緋縁」でひよりと読む名前の画数は29画です。「縁」は絆の意味もあるので、人と絆で結ばれたり、良い縁に恵まれる女性になるようにと言う願いが込められます。
緋を使ってひよりと読む漢字三文字の女の子の名前
「緋」を使ってひよりと読む女の子の名前で、漢字3文字のケースをご紹介します。「緋代莉、緋陽里、緋世理、緋依璃」などを挙げておきます。「緋代莉」でひよりと読む名前の画数は29画です。清純な女の子のイメージが浮かぶ名前です。
「緋陽里」でひよりと読む名前の画数は33画です。明るく行動的で、寛容な努力家に育ってほしいという願いが込められています。「緋世理」でひよりと読む名前の画数は30画です。先人の知恵を受け継ぎ、更に大きく成長できる程、知的で立派な人に育ってほしいという願いが込められています。
秘めた情熱と母性
「緋」を使ってひよりと読ませる名前を、我が子に命名する時に込められる親の願いとして、色彩感覚豊かで、芸術的センスに優れた女性に育つようにという気持ちもあるのではないでしょうか?
鮮やかな赤を表す緋からは、秘めた情熱的なものが感じられます。また緋色は緋(あけ)とも言われ、平安のころから染め物の色で使われてきた伝統的な色でもあるのです。従って日本的で古風な淑やかさと、母性豊かな女性に育ってほしいという願いを込めることもできます。
ひよりの響きで素敵な名前をつけよう!
女の子の名前で「ひより」読む漢字の組み合わせは様々あることがお分かりいただけたでしょうか。ひよりという響きは柔らかいので、女の子の名前として近年人気がありますので、漢字の意味や画数を調べて、姓名判断の見地からも良い組み合わせの「ひより」を見つけてください。