梅酒の割り方って何が好き?
梅を焼酎やブランデーなどに漬けて作られる「梅酒」ですが、他の飲み物で割って飲む人が多いようです。梅酒を他の飲み物で割ると飲みやすくなるため、お酒が苦手な人にもおすすめです。
また、一般的に「ソーダ」や「お茶」で梅酒を割ることが多いですが、それ以外にもさまざまなアレンジの方法があります。では、どういったアレンジをすると、おいしく梅酒を楽しめるのでしょうか。今回は、梅酒のおすすめの割り方について、紹介していきます。
梅酒の割り方をアレンジするメリット
梅のさわやかな風味を楽しめる梅酒ですが、ロックではなく他の飲み物と割って飲むとどういったメリットがあるのでしょうか。まずは、梅酒の割り方をアレンジして楽しむメリットについて、詳しく紹介していきます。
飲みやすくなる
梅酒の飲み方をアレンジするメリットの1つは、さまざまな飲み物の割り方でアレンジすることによって、飲みやすくなることです。焼酎やウイスキーをベースに作る梅酒のアルコール度数は高く、10%から15%程度となっています。
このアルコール度数はワインや日本酒と同じぐらいで、お酒に弱い人がストレートで飲むのに向いていません。ですが、他の飲み物で割ることによってアルコール度数が下がり、飲みやすくなります。
お酒に弱いけど、梅酒を楽しみたいという人は、他のノンアルコールの飲み物でアレンジして飲むのがおすすめです。
飽きを防止できる
さまざまな方法でアレンジするメリット二つ目は、アレンジをすることで飽きを防止できることです。やはり、同じ飲み方で飲んでいると、どうしても飽きがきてしまいます。
しかし、他の飲み物を加えてアレンジすることにより、味や風味が変わり変化を加えられます。飲み口に変化があることによって、同じ梅酒でも最後までしっかりと楽しめるため、飽きてきたら他の飲み物でアレンジするのは、とてもおすすめです。
アレンジ自体が楽しい!
梅酒のアレンジ自体が楽しいのも、割り方をアレンジするメリットの1つです。割り方やアレンジに使う飲み物、比率などによって口当たりや風味が変わり、いろいろと挑戦することによって、新しい発見が見つかることもあります。
また、自分が飲みやすいと感じる比率は人それぞれで、その飲みやすいと感じる比率を試しながら探すのは、ハマると楽しいです。
梅酒を飲みやすくする割り方と比率
梅酒を他の飲み物で割るとき、割り方と比率が重要になってきます。ジュースなどの飲み物の比率によって飲み口が変わり、梅の風味を損なわないような比率で割ることが大切です。続いては、梅酒を飲みやすくする割り方と比率について紹介していきます。
はちみつレモンで割る
梅酒を飲みやすくする割り方として、はちみつレモンで割る飲み方もあります。梅酒の持つフルーティーな香りに甘酸っぱさが加わることにより、梅酒が苦手な人でも飲みやすくなります。
作り方は梅酒の水割りを普通に作り、そこにレモン汁とはちみつを加えてよく混ぜ合わせるだけです。冬など寒い時期は水割りではなく、お湯割りで作るのもおすすめです。
アイスティーで割る
紅茶と梅酒という意外な組み合わせに感じますが、アイスティーで割る飲み方も飲みやすくなっておすすめです。紅茶の「渋み」と「香り」が紅茶の「甘み」と合わさることによって、アルコールが薄まることの物足りなさを補ってくれます。
おすすめの比率は、梅酒1に対しアイスティー1で、氷を入れたグラスに梅酒とアイスティーを注ぎ、マドラーでかき混ぜるだけで完成です。無糖タイプよりも、加糖タイプのアイスティーの方が梅酒の甘さと馴染みやすいです。
甘酒で割る
梅酒を飲みやすくしたい場合、甘酒で割るのもおすすめです。甘酒も甘いので、梅酒を甘酒で割ると、さらに甘くなるのではないかと思われますが、梅酒と特有の酸味のおかげで、さっぱりとした丸みのある甘みになります。
おすすめの比率は、梅酒1に対し甘酒1で、氷を入れたグラスに甘酒と梅酒を注ぎ、マドラーで混ぜ合わせるだけです。使う甘酒は、米麹タイプの甘酒の方が梅酒と合います。
ソーダで割る
梅酒をソーダで割る飲み方も、飲みやすくなるためおすすめです。梅酒は甘めのお酒のため、やはりどうしてもロックで飲み続けていると、飽きがきてしまいます。しかし、ソーダで割ることによって、ソーダの爽快感が加わり、梅酒の「甘さ」が和らぎます。
このように、梅酒の「甘さ」が苦手な人でも飲みやすくなるため、梅酒が苦手な人におすすめな飲み方の1つです。おすすめの比率は、梅酒1に対しソーダ2で、氷を入れたグラスに梅酒とソーダを入れ、気が抜けないように優しく混ぜるようにします。
ジンジャーエールで割る
ソーダで梅酒を割ることによって飲みやすくなりますが、ジンジャエールもおすすめです。ソーダと同じように、ジンジャエールを加えることによって、飲み口が柔らかくなって飲みやすくなります。
また、生姜には体内から温める作用があり、冬の寒い時期や冷え性なひとにもおすすめな飲み方です。おすすめの比率は、梅酒1に対しジンジャエール1で、氷を入れたグラスに梅酒とジンジャエールを注ぎ、気が抜けないようにマドラーで優しく混ぜ合わせます。
ジュースで割る
梅酒をジュースで割っても飲みやすくなります。果実酒である梅酒は果物と相性が良く、どんなジュースでも基本的に大丈夫です。オレンジジュースやグレープフルーツジュース、リンゴジュース、野菜ジュースなど、お好みのジュースを用意してください。
おすすめの比率は、梅酒1に対しジュース2で、氷を入れたグラスにお好みのジュースと梅酒を注ぎ、あとはマドラーで混ぜ合わせるだけです。
ちょっと変わったおすすめの梅酒の割り方と比率
ここまで梅酒を飲みやすくする割り方を紹介しましたが、続いては、ちょっと変わった梅酒の割り方を紹介していきます。一見合わなさそうな組み合わせでも、合わせてみると、意外とおいしく梅酒を楽しめるのが特徴です。
では、どういった変わり種の割り方があるのでしょうか。割り方のポイントや注意点と共に、変わり種のアレンジ方法を紹介します。
ビールで割る
梅酒の変わった割り方1つ目は、ビールで割る飲み方です。梅酒とビールの組み合わせを意外に感じますが、ビールの「苦み」と梅酒の「甘み」が上手く合わさり、マイルドな「苦み」と軽やかな「甘み」を楽しめます。
おすすめの比率は梅酒が1に対し、ビールが2の割合です。この割合で作ることによって、「苦み」と「甘み」が程よいバランスになります。
使うビールは風味が強く感じるクラフトビールよりも、軽いタイプのビールがおすすめです。スーパーで売られている国産の大手メーカーのビールであれば、どの銘柄でも梅酒と合います。
牛乳で割る
牛乳で梅酒を割る飲み方も、変わった割り方の1つです。普通に考えてもなかなか思いつかない組み合わせですが、梅酒を牛乳で割ることによって、ヨーグルトのような風味になります。
口当たりがかなり柔らかくなるため、お酒が苦手な人におすすめの割り方です。しかし、口当たりが柔らかくなることによって、飲みやすくなるため、飲み過ぎには注意してください。
おすすめの比率は、梅酒1に対し牛乳5で、氷を入れたグラスに梅酒を注ぎ、そこに牛乳も加えてマドラーでしっかりと混ぜれば完成です。
カルピスで割る
カルピスと梅酒という組み合わせも、おすすめの割り方の1つです。牛乳と同じく、カルピスで梅酒を割ることによって、口当たりが柔らかくなり、お酒が苦手な人でも飲みやすくなります。
すっきりとした甘さなので、飲み過ぎには注意が必要です。比率は、梅酒1に対しカルピス1がおすすめで、氷を入れたグラスに梅酒を注ぎ、カルピスを加えてマドラーなどで混ぜるだけです。
スパークリングワインで割る
梅酒をスパークリングワインで割る飲み方もおすすめです。スパークリングワインで割るため度数が高めで、お酒の弱い人にはおすすめできませんが、さっぱりとした味わいになります。食中酒としてぴったりで、脂っこいお肉料理にぴったりです。
おすすめの比率は、梅酒1に対しスパーリングワイン1の割合で、冷蔵庫で冷やしておいたグラスに、梅酒とスパークリングワインを注ぎ、マドラーなどで、軽く混ぜ合わせましょう。
梅酒の割り方をアレンジして楽しもう!
今回は、梅酒のさまざまなアレンジ法について、詳しく紹介してきました。ジュースやソーダなどで割ることによって飲みやすくなり、お酒に弱い人や梅酒が苦手な人でも飲みやすくなります。
また、梅酒を割るときは、ソーダやジュースなどを使うことが多いですが、牛乳やビールなども意外と合っておすすめです。おすすめの比率を紹介しましたが、自分好みの比率を探しながら、梅酒を味わっていきましょう。