ボブの簡単な巻き方
長さもある程度短くて、乾かしたりスタイリングが簡単なボブヘアは、超定番ヘアスタイルとして定着しました。ただ、何となくでスタイリングしている人はいませんか?今一度、ボブのスタイリングを見直して綺麗で決まったボブヘアを楽しみましょう。
毛先をワンカール巻く
1番定番で、アイロンやコテでスタイリングするのに簡単なボブヘアは、毛先を内巻きにするやり方です。ドライヤーで乾かすだけでは、毛先があっちこっち向いてまとまらないのでまずは丁寧にドライヤーで乾かしてからボブのスタイリングはスタートします。
ハチ周りを分けとって巻く
まずは、ハチ周りの膨らみを抑えます。ボブヘアでは、ハチが膨らんでしまうと頭が四角く見えてしまい頭でっかちでバランス悪いスタイリングになってしまいます。アイロンやコテで、熱を与えて膨らむ所を抑えてその後に毛先を丸く巻いていきます。
ワンカールを2段に重ねる
先ほど巻いたハチ周りから下の毛先を巻いたら、今度は2段目です。ボブヘアの場合、重ねて巻くことで立体感が出て、ストレートの毛先が残らないように丁寧にスタイリングします。そして、アイロン跡も防げます。
今人気のボブはのっぺりしたスタイリングではなく立体的でふんわりとしたスタイリングのボブが人気です。面倒くさがらずに2つ以上にブロッキングをして毛先をを巻きましょう。
ワンカール三重奏の仕上げ
ハチ下と上の2つに分けてブロッキングするボブのスタイリングでも十分と立体的で綺麗なボブヘアになるのですが、3つに分けて毛先を巻くともちもよく、この巻き方だと動きが出たボブのスタイリングになります。
コツはボブヘアの中の毛先ほどくるっとしっかり巻いて上に行くほど柔らかく巻くのがポイントです。巻き方の違いが重なることで立体的になりワックスをつけた時にボブヘアに大切な束感が出やすくなります。
ボブの外ハネを可愛く作るスタイリング方法
同じく、ボブスタイルで内巻きとは逆に外ハネにするスタイリングもとても人気です。オシャレな人は切りっぱなしボブを簡単に外ハネにするスタイリングが流行っています。実はボブヘアを内巻きにするよりも外ハネの方が簡単にスタイリングできます。
コテを使ったスタイリング
まずは、コテを使って外ハネにするスタイリング方法です。ボブヘアの場合長さが短めなので32ミリのアイロンよりも28ミリ程の中くらいの太さのコテを使う方が外ハネにしやすいです。巻き髪をする時のような高温は必要なく160度あれば充分です。
ブロッキング
ボブヘアを外ハネにスタイリングする場合も、しっかりとブロッキングします。ブロッキングをせずに一気に毛先を巻き込むと表面と外側の毛先のハネが均等に行かないので、面倒くさがらずにブロッキングをしてからコテでスタイリングをしましょう。
外巻き
コテを使ってボブヘアの毛先のみを外巻きに巻いていきます。中間あたりから熱を加えて毛先がはねるようにコテを挟み滑らせるようにして形をつけます。コテでしっかり巻いてはねさせると古い外ハネになるので、必ずコテを挟みながらさっと滑らせるようにするのがコツです。
コテで毛先を挟む時に、ボブなので短いために火傷しないように気をつけましょう。そして、コテで挟む方向を間違えてしまうと折れてあとがついてしまうので、まずはコテを温める前にイメトレをして方向を確認してみましょう。
オイルをつけて整えて完成
コテで毛先をハネさせるようにスタイリングしたら、オイルをつけてツヤありの仕上がりにします。オイルをつけることで束感が出で、外ハネの質感が今っぽい雰囲気になります。ボブヘアのスタイリングでオイルをつける時は、根元を外して中間あたりから毛先にかけてオイルをつけます。
アイロンを使ったスタイリング
不器用でコテを使うのが難しいと思う人や巻き方を間違えて、折れた跡がつきそうと自信のない人は、ボブのスタイリングをアイロンでやってみましょう。外ハネのスタイリングは、コテよりもアイロンの方が初心者向きで簡単に出来ます。
髪の毛がくせ毛だったり、多くて膨らむボブヘアの人もアイロンで真っ直ぐに伸ばしたり、ボリュームダウンをしながら毛先をハネさせるようにスタイリング出来るので一緒に出来て時短になります。
ブロッキング
ボブヘアをアイロンで外ハネにする場合も、内巻きの時と同様にブロッキングをしっかり行いましょう。毛先を巻き込むための熱が均等に行くために厚めの毛束にならないようにするためと、ボブヘアの毛先が折れた跡が付きにくくするためです。
アイロンをひねって外ハネを作る
ボブのスタイリングで外ハネにする場合、まずはブロッキングをして下ろしておいた毛の根元から毛先まですっとストレートにアイロンを入れます。その後に毛先に向かってアイロンをひねるように外ハネをつくります。キュッと手首をひねってアイロンするとやりやすいです。
ブロッキングを外して上の部分も外ハネ
ハチしたの毛先をアイロンですハネさせたら、ブロッキングを外して上の毛束を今度はスタイリングします。ボブヘアの場合、肩や首に当たる部分でハネさせてあげるとバランスよく仕上がります。トップは少しふんわりとアイロンをして毛先を同じようにひねって外ハネにします。
スタイリング剤をつけて完成
アイロンでボブヘアを外ハネにスタイリングしたら、オイルをつけて仕上出ます。指の間にもオイルを伸ばしてから髪の毛に全体に揉みこみら通して毛先中心につけて毛束感と、ツヤ感を出していきます。アイロンをすることで髪にツヤも出るので元から綺麗な髪質のように見えます。
ボブのスタイリングの際のワックスの付け方
ボブヘアをスタイリングする時に動きや束感を出すためのワックスの使い方を見ていきましょう。本来ワックスは、動きなどのセット力があり手直しが効くスタイリング剤として多く使われています。ボブヘアの場合はツヤ感と束感がポイントになるのでそれを強調出来る使い方をお伝えします。
アレンジ別にワックスの付け方が変わる!
同じボブヘアの長さでも内巻きや外ハネ、動きのあるウェーブスタイリングなどでワックスの使い方や種類が変わってきます。間違ったワックスや使い方を間違ってしまうとせっかくアイロンやコテでスタイリングしたものがいかせずにイマイチな仕上がりになってしまいます。
内巻きボブ
内巻きにスタイリングしたボブヘアは、表面は柔らかさを残した方が自然に見えます。動いた時にふんわりとした状態を残したいので、ワックスを薄く手のひらに伸ばしたら襟足やもみあげの内側から手を入れ込んで揉み込むやり方でワックスをつけましょう。
外ハネ
外ハネのボブのスタイリングでワックスを使う場合、内巻きとは逆のワックスの付け方になります。手のひらと指の間にワックスをのぼしたらそのまま首に沿うように手ぐしをして外ハネを強調させます。表面を抑えるようにすると勝手に外ハネになります。
セミウェット
今イチオシのボブヘアの質感でおすすめなのはセミウェットのスタイリングです。ワックスだけではツヤ感が足りないのでオイルを混ぜて艶を足します。オイルを混ぜたワックスをつける前に髪の毛をウェットにして濡らしてからワックスを揉みこんでスタイリングします。
ゆるふわパーマ風
動きのあるボブヘアも可愛くて憧れのスタイリングです。ゆるふわパーマ風の時はワックスは柔らかめのファイバータイプや、クリームタイプがオススメです。手のひらに薄く伸ばしてから握るように揉みこみます。ゆるふわにアイロンで巻いたものを崩すようにワックスをつけます。
ボブのスタイリング時のワックスの注意点
ボブヘアのスタイリングには、アイロンやコテで動きを出した後にワックスを付けなくては毛束感が残せません。アイロンやコテの後に適当につけると、せっかくのスタイリングが生かせないのでワックスの使い方も見直して行きましょう。
ワックスは混ぜない!
ワックスは質感やセット力の違いによって数種類販売されています。ソフトワックスやハードワックスなどはバランスの良い調合で作られたワックスなので、それぞれを混ぜてしまうと質感が悪くなったりセット力が逆になくなったりしてしまいます。
使用用途でソフト・ハードを選ぶ
混ぜて使わずにふんわりと動かしたい時にはソフトワックス、ツヤ感としっかりした束感を出したい時はハードワックスと求める質感やセット力によって簡単に選ぶことが出来ます。同じボブヘアでも、スタイリングの仕方によっていくつかワックスも用意しておきましょう。
ボブのスタイリングで可愛くアレンジ!
いかがでしたか?ボブヘアは、可愛くてスタイリングも簡単で巻き方を変えれば様々なファッションに合わせられます。ボブヘアをマンネリにさせないために、巻き方をアレンジしてワックスを使い分けて色んなスタイリングを楽しみましょう。