ディアウォールでキッチン収納を楽しもう！カウンターの活用法やDIY術を解説！

ついつい増えてしまう調味料、食器類や調理器具等、キッチン収納で悩んでいる方は多いのではないでしょうか。すっきりとして使いやすいキッチンのネックになるのは、限られたスペースをいかに有効に使う事にかかっているといってもよいでしょう。

新たに家具を入れるスペースを作ろうにも難しいキッチンで活躍するのがディアウォールです。ちょっとした隙間にディアウォールを使って棚をDIYすれば、収納たっぷりキッチンに変身させることができます。キッチン収納率が高まり、家事の時短に繋がります。

ディアウォールの利点は、どんな狭いキッチンスペースでも棚を作ることが出来るところです。作り方もシンプルで、ディアウォールに2X4の木材を差し込み支柱とし、棚を設置していくだけです。

支柱となる木材をスペースの高さに合わせれば良いので、キッチンの水まわり等、あらゆるスペースに新たな収納棚を設置することが可能です。

アパートやマンションなどの賃貸のDIYで一番の悩みの種は、壁面に傷をつけてしまうことですが、嬉しいことにディアウォールならば、壁面に釘やネジを打つことなく、キッチンのスペースにぴったり合う収納棚や飾り棚をDIYすることが可能です。

2本の2x4の木材のそれぞれの両端にディアウォールを取り付けます。ディアウォールの上部にはバネが内蔵されているので、床から天井、又はキッチンの小さなスペースに突っ張り棒のように突っ張らせて支柱にします。ディアウォールの支柱に棚受けを付け、棚板を渡せば完成です。

引越し時やお部屋の模様替えの時にも、ディアウォールの棚は簡単に取り外してまとめることもでき、引越し先のキッチン等の間取りが違っていても、ディアウォールの支柱を高さに合わせて調整して、簡単にリメイクできるので無駄がありません。ディアウォールは賃貸にぴったりです。

棚板、背板などを付ける際の棚受けの釘やネジは、ディアウォールで作った支柱となっている2x4材に打つので、壁に傷を付けることなく収納棚のDIYが出来ます。

フックなどで吊り下げたいキッチン用品も、ディアウォールならば、直接フックや有孔ボードを支柱の2x4材に取り付ければ良いので安心です。

ディアウォールを使うDIYは、とても経済的です。ディアウォール自体が値段が高いものでなく、使う木材もシンプルで加工のしやすい手頃な2x4の木材です。

ディアウォールには、2x4以外にも1x4、2x6、1x6のに対応した4種類があります。短い木材を繋げる中間ジョイントを使えば、長い木材をカットして持ち運びをすることもできます。

ディアウォールは、カウンター式のキッチンでも大活躍します。リビングから見えるカウンター式キッチンの風景を素敵に保つディアウォールでのDIYのオススメの作り方、そして、収納の悩みの多いワンルームの小さなキッチンがディアウォールで機能的になるアイディアをご紹介します。

調理スペースの確保も難しいワンルームの小さなキッチンにも、ディアウォールで収納棚を作れば、機能的なキッチンに変身します。

コンロと壁の間の僅かなスペースにディアウォールで支柱を設置し、調味料を置く棚を取りつけたり、バーを取り付けて調理器具をぶら下げたりするのも良いでしょう。ディアウォールならではの工夫で、使いやすいキッチンを手に入れましょう。

ディアウォールで作る棚には、空間を無駄にしない色々なアレンジの仕方があります。その一つは、キッチンのカウンターの棚二つを繋げて飾り棚を作るアイディアです。

まず、キッチンのカウンターの両端にディアウォールで二つ棚を設置します。作った二つの棚の間に繋げる板を取り付ければ、飾り棚のスペースが完成です。コレクションを飾っても良いでしょう。一手間かけて、ちょっとおしゃれなカウンターキッチンを作ってみましょう。

横並びの棚だけでなく、L字型のキッチンカウンターでも、支柱に板を渡すことで、二つの棚の間に飾り棚を作ることができます。梯子のような木材に観葉植物を沿わせるとキッチンも明るく爽やかな感じになります。

家のカウンター式キッチンをカフェ風にしてみたいという願いも、ディアウォールでDIYが可能です。ディアウォールで支柱をカウンターに設置し、棚板や背板等を取り付けて、カフェ風ディスプレイを施せば、キッチンに素敵なカフェ風棚が完成です。

割れ物を飾る時は落ちないように工夫することが大切です。ハンガーバーもつけることで、カゴなどをフックでぶら下げることもできます。ディアウォールのDIY棚なので、支柱でも棚板にも、家具や壁などに傷をつけることなく、自由にカフェ風デコレーションをしていけます。

ディアウォールでカフェ風飾り棚が可能ならば、ディアウォールで棚と棚を繋げる作り方で、自宅のキッチンカウンターをバーカウンターに変身させることもできます。

棚に強度を持たせるため、棚受けはお酒のボトルの重みに耐えられる強度にしましょう。一つの棚を作るのに、ディアウォールで支柱を4本にすると奥行きのある棚が出来ます。

繋げた板の下にワインホルダーをつけてワイングラスをぶら下げたり、ボトル落下防止のバーを施してお酒のボトルや小物などをディスプレイすれば、家にいながらバー気分を味わうことができます。

ディアウォールはその特徴を活かすことで、キッチンの壁面収納棚としても使うことができます。紹介するおすすめの作り方を参考にしながら、収納する空間やデザインに合わせてDIYをしていきましょう。

一つ目は、キッチンの壁一面をディアウォールを使って収納棚にするアイディアです。この方法は、キッチンに食器が入り切らない、奥にある食器が出しにくい等々、キッチン棚のスペース問題の解決策に繋がります。

収納棚の奥行きが深くないので、普段よく使う食器の出し入れにも便利に、そして、お気に入りの食器をキッチンで上手に見せる収納にもなります。

キッチンでの収納棚のスペースは、ディアウォールを使う場合、至る所に発見できます。二つ目のおすすめは、キッチンのコンロのそばに棚を作る方法です。キッチンの動線を考えた時、コンロから手の届く位置に、必要な調味料や調理器具が揃っていると無駄が省けて家事の時短に繋がります。

コンロの奥の壁、コンロの横の作業スペースの壁に縦方向に収納スペースを確保、ディアウォールで支柱を設置し、棚板も目的に合わせた高さや幅を決められるので、使い勝手の良い収納がたちまち出来上がります。

高い位置や割れ物を置く場合は、落下防止のバーを取り付けましょう。燃えやすいものが近くならないように配慮して作ってください。

ディアウォールは、あらゆる場所に簡単に棚の作ることを可能にして便利ですが、いくつかの注意点があります。

ディアウォールの支柱は、釘やネジを使わずに突っ張らせることで支柱として機能するので、斜めにならないよう、しっかり突っ張るように真っ直ぐに設置しましょう。

棚には、置くものによっては強度が必要な場合があります。ディアウォールの支柱に棚受けなどで強度を増す工夫をしましょう。また、高い位置に棚をつくる場合、必要に応じて、落下防止のバーを取り付けましょう。

キッチンコンロのそばに棚を作る際には、火が燃え移りやすいものに注意してください。水まわりの場合の水しぶき対策が気になるところでしょう。次に水まわりの木材の加工について説明します。

キッチンの水まわりで耐水性の弱い木材を使用する場合、水しぶき対策として木材に水溶性の塗料かウレタンニスを塗ることによって、防水や防腐効果ができ長持ちに繋がります。

水溶性塗料の場合は100円ショップで見つけることもでき手軽な上、色味を変えて楽しめる利点があります。一方、ウレタンニスは、ウレタンという樹脂を使っていて、乾くと固い膜ができるため、家具のような耐久性が出てきます。

和信ペイントから発売している水性ウレタンニスは食品衛生法にも適合していて木製のお皿やトレーなどにも使用ができるので、食べ物を扱うキッチンには最適で安心です。どちらも、ディアウォールを装着する前に塗り、しっかり乾かしておきましょう。

ディアウォールを使ったキッチン収納棚の作り方を説明してまいりましたが、いかがでしたでしょうか？

ディアウォールを使えば、キッチンという限られたスペースに収納を増やしたり、思い思いのオリジナルの個性派キッチンを手に入れることができます。ディアウォールでキッチンをおしゃれな空間に変えてみましょう。