キッチンの棚をDIYで作ろう！おしゃれな収納ができるアイデアが満載！

キッチンはとても物が多く、行う作業も煩雑なため、ともすれば散らかりがち。また、ものが比較的少なかったとしても、きちんと自分の導線に合う配置で収納していないと、出しっぱなしになったものが積みあがる、なんてこともままあります。

特に賃貸のキッチンでは、もともとある作り付け収納の使い勝手が良ければ問題ないのですが、実際にはそうもいかないことが多いでしょう。

賃貸おなじみの吊戸棚が高すぎて普段使いできなかったり、キッチン収納そのものが無かったり。賃貸の場合はキッチンのスペースそのものが小さい場合が多いので、ますます悩みが増えます。

そんなときにおすすめなのが、キッチンの収納棚をDIYすること。自分の使いやすいものを自分で作るのは合理的な選択肢です。

最近、キッチンをDIYする人は増えてきました。DIYなら、欲しい場所に欲しい大きさの収納棚を、自由にデザインすることができます。しまいたい物の大きさに合わせて棚を調節し、自分にとって最高に使いやすいキッチン収納棚を作ることだって可能です。

センスに自信がなくても、素敵な100均グッズなどを活用すれば、おしゃれなキッチン棚を作ることも簡単です。初めは小さなものからチャレンジすれば、失敗も怖くありません。プチプラグッズのリメイクだって立派なDIYです。

キッチンの中に普段使いの道具がすっきりと、かつ使いやすく収納されたDIY収納棚があれば、きっとこれまで以上に料理が楽しくなることでしょう。

「キッチン棚のDIY」と聞いて、どんなイメージでしょうか。「大変そう」？「楽しそう」？「聞いただけでもわくわくする」という方もたくさんいらっしゃることでしょう。

キッチン収納棚のDIYには魅力がいっぱいです。そもそもモノづくりが好きな人には、そのものの作業が楽しいのですが、そうでなくても、初めての体験は新鮮で楽しいもの。

また、作りおわったあとには、ずっと続く「手作りの棚と暮らす楽しみ」が待っています。さあ、キッチン棚づくりの魅力について見ていきましょう。

キッチンの収納棚をDIYすることの魅力のひとつは、まず自分に合わせた機能を使えるということ。例えば、炊飯器を置く予定でスライド式棚のついた食器棚を購入したら、家にある炊飯器がはみ出してしまった、なんて経験はありませんか？

家族が多いと置き場に困る10kgの米袋や、居場所が無いミキサーなどの便利グッズがキッチン内で幅を利かせている、というご家庭もあるでしょう。特に賃貸だと、狭いキッチンは物の置き場に困りがち。DIYなら、そんな自宅ならではの事情に合わせて収納を作ることができるのです。

キッチンのDIYで叶えたい希望は、「レンジの上にトースターを置きたい」「大皿をぴったりしまえる場所が欲しい」「お弁当や水筒の定位置を作りたい」などなど。あなたの「こうだったらいいな」は何ですか？

カフェ風、モダン、インダストリアル風。おしゃれなインテリアは、購入しようとするとお値段もおしゃれなことが多々あります。DIYなら、手間はかかりますがお金はそこまでかかりません。

もし、インテリアショップにお気に入りのデザインのキッチン棚があるなら、それをまねて作ってみるのも楽しい作業になるでしょう。

もちろん、自分でいちから考えてもOK。オイルステインを塗って古びた喫茶店のような雰囲気のキッチンにしたり、レースやカーテンをたっぷり使ってロマンティックな雰囲気にしたり、DIYなら思うままにおしゃれなキッチン収納棚を作ることができます。

オイルステインや、おしゃれなレースのカフェカーテンなども100均で取り扱いがあります。ひとまずお試しで作るなら、チャレンジしやすい100均のプチプラグッズを試してみるのも良いでしょう。

「そうは言っても、賃貸だし、壁に釘も打てないし」なんてあきらめていませんか？最近は便利なグッズもたくさん出て、賃貸でもDIYをしやすくなりました。

ディアウォールやラブリコといった製品は、床から天井まで柱を突っ張ることができるDIYグッズです。初めに二本の柱を立てれば、その間に壁をつくったり、ネットを貼ったり。釘やビスをたくさん打って吊り下げ収納にするのも自由自在です。

ディアウォールでなくても、つっぱり棒やリメイクシートなどは賃貸DIYの強い味方。最近は100均でもたくさんグッズが販売されています。賃貸でもアイデア次第で様々なDIYができるので、調べながらいろいろ試してみましょう。

DIYはとても楽しい作業です。ここまで読んで、わくわくしてきて「よし、おしゃれな収納棚をつくろう。そうと決まればいざDIY！」という気持ちの方もきっといらっしゃることでしょう。

でも、DIYを行う場合、事前の準備もしっかりしておくことが大切です。初めてのキッチンDIYを大成功に終わらせるためにも、何が必要なのか把握し、きちんと準備をして作業にのぞみたいところ。ここでは、キッチン棚のDIYに必要な準備や用意したい道具についてまとめました。

まずは作り始める前にすべきことについてお話ししていきます。初めてのDIYでは、「そんなことが！」と思うようなハプニングやアクシデントも起こりがち。作るものについてしっかりと考え、確認しておくことが大切です。

あなたは作りたいものをはっきりとイメージできていますか？「おしゃれなキッチン棚」と一言で言っても、イメージによってどんな「おしゃれ」なのかは様々。

すっきりシンプルなモダンスタイルにするのか、暖かく手触り感のあるナチュラルな雰囲気にしたいのか、イメージ次第で選ぶ素材も変わってきます。

目指すものに近い画像を集めてみるのもおすすめです。そこから「こことここがこうだったら」「ここへ棚板をつけ足して」とイメージを膨らませていきましょう。

自分オリジナルの、とても便利なキッチン収納棚。素敵なアイデアです。ところで、それができたらどこに置くのでしょうか？

「いざ作ってみると置く場所が無かった」なんてことにならないように、キッチンのどこへ置くのかはしっかり考えておきたいところです。もともとその場所に何か物が置いてあるなら、そのものの置き場はあるのか？も考えてみましょう。

もともと何もなかったところへ置くものなら、キッチン作業中の実際の導線を考え、邪魔にならないかも検討します。「考えてみたらこっちに置いたほうが良かった。それならサイズはこうしよう」と、変更点が出てくることもあるかもしれません。

サイズを測っておくことはとても大切です。まずはキッチン内で置く場所のサイズを測り、作りたいものを考えたらサイズを決めていきましょう。

キッチン棚を使う際に自分の手の届きやすい範囲を考えたり、シンクやコンロの後ろ側に置くものなら、振り返って手に取りやすい位置決めをする必要があるかもしれません。

手狭な賃貸のキッチンであまりに大きなものを作ろうとして、「そもそも木材が長すぎて階段やドアを通らない！」なんてことにならないようにお気をつけください。

また、「なんとなくこういう感じかな」ではなく、できれば簡単で良いので図面を起こしておきましょう。きっちりした図面でなくてもOK。自分がわかるように書いてあれば良いのです。

頭の中にあったものを実際に書き出してみると、思い違いやミスに気が付くこともあります。「幅が何cm、高さが何cm、棚板を三段つけたいから各板同士の間は何cm。あれっ、でも板の厚みを考慮するともっと狭くなるのか」なんて具合。きちんと図面にしておくことで、作業中慌てることのないようにしておきましょう。

DIY作業をどこで行うのかは考えてありますか？リビングなのか、ベランダなのか、庭で作業をするという手段もあります。当日慌てないためにも、DIYの作業スペースと手段についてしっかり考えておきましょう。

のこぎり作業をする場合は木屑も大量に出ます。また自宅でペイント作業をする場合は、部屋の換気に注意を払うことはもちろん、周りの壁や床、家具を汚さないよう別室に移動させたり養生を行う必要があるでしょう。特に賃貸は壁に傷が入らないよう、気を付けたいところです。

またペットや子どもがいるなら彼らの健康と、邪魔をさせない方法についても考慮が必要です。なんでも口に物を入れたり、物を触った手をなめてしまう子どもがいるなら、DIY中は別室に退避を。

マンションで2階以上にお住まいなら、DIY中になるべく階下に音を響かせないために、下に汚れてもかまわないマットなどを置く必要があるかどうかもしっかり検討しておきましょう。

キッチン棚のDIYを行うために、あらかじめ必要な工具も揃えておきたいところ。金づち、ドライバー程度ならご家庭に用意がある場合が多いですが、DIYするとなると、最低限、何があれば良いのでしょうか？ここではキッチンの収納棚DIYにおすすめの道具をご紹介します。

キッチン棚DIYにまず必要になるのはのこぎりです。電動タイプもありますが、初心者さんはまずは木工用の手引きのこぎりを用意すると良いでしょう。

大きさは手に持ってしっくりくるものを選びます。あまり小さいよりは大きめの方が早く挽けますが、家庭のDIYで使用するものとしては保管のしやすさも考慮しておきたい部分です。折り畳み式になっているものもあるので、そちらも検討してみましょう。

刃が替え刃式になっているものは、刃が欠けたりだめになった際に交換がスムーズ。普段は柄と刃を取り外してしまっておけば保管も省スペースで行えるのでおすすめです。

キッチン収納棚のDIYで、次におすすめしたいのはかなづちです。釘打ちのためというよりも、板同士を抑える用途に使います。材料を組み立てる際、板同士をがちっと固定するため最後に叩いて押し込むために使います。木材に傷がつかないよう、当て木を間に入れて叩きましょう。

キッチン収納棚のDIY用に、次におすすめするのは、差金（さしがね）です。木工用のL字型の定規です。DIY作業中、直角を測ったり、墨付けと呼ばれる切断用のガイドを書くのに便利。片方を木材の端に引っ掛けるようにして直線を書くことができます。

そして、キッチンDIYにぜひ用意していただきたいのが電動ドライバー。馴染みがないととっつきにくいかもしれませんが、これほど便利なものもありません。コードのあるものと無いものがありますが、断然扱いやすいので、ぜひコードレスを選びましょう。

先端のドリルを取り付けるだけで、ビス打ち、穴あけなどをとても簡単に行うことができます。キリで穴をあけ、プラスドライバーでネジを回していると何本も打つのは辛いですが、これがあれば楽々です。

ある程度大きな音は出てしまうので、賃貸マンションなどにお住まいの方や隣家が近いお家での作業は、できれば窓を閉め切って作業しましょう。

DIYで作りたいキッチン収納は決まりましたか？工具や養生テープなど、お買い物が必要な方もいらっしゃることでしょう。でも、何より大切なのは、イメージをしっかり固めておくこと。

そこで、「必要な準備も理解したけれど、もう少しイメージを固めたいな」という方のために、キッチン棚DIYのアイデアをまとめました。

作るものが具体的に見えてこないことには、準備もできません。参考になるおしゃれなキッチンDIY作品を見ながら、わくわくアイデアを練りましょう！

もしキッチン内の狭い部分に収納が欲しいなら、隙間ラックをDIYしてみるのはいかがでしょうか。キッチンにひとつあると、スペースを有効活用できるうえ、使い勝手も良く便利な棚。特に手狭になりやすい賃貸のキッチンにはおすすめのDIYです。

前面をカーテンや板で隠せば、見た目にもすっきりしておしゃれな収納になります。デザインにこだわったアイアン製の持ち手をつけるのも素敵。

幅が狭いので、「何を収納しよう？」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、キッチンの隙間ラックで管理するものは調味料類がおすすめです。

瓶に入った細くて背の高い調味料は、普通に置いていると倒れたり転がったりしやすいもの。隙間ラックなら、幅の狭さがむしろ良い方向に働いて、中身の減って軽くなった瓶もしっかり押さえてくれます。手前にバーを設置すると、壁を作るより掃除もしやすくておすすめです。

キッチンにつながる通路の角など、ものを置きたいけれど四角形の収納を置くと通行の邪魔になるというような場合、三角形のコーナーラックをDIYするのもおすすめです。形のおしゃれなお鍋等を収納すれば、インテリアも兼ねた実用的なタワー収納に。

また、タワー型に作らなくても、三角形の板とL字金具だけでもコーナーラックはDIYできます。賃貸でキッチンの壁にビスが打てないなら、ディアウォールなどを併用するのがおすすめの作り方。このやり方なら比較的高い場所にも設置できるので、より空間を有効活用できるでしょう。

キッチンカウンターをDIYするなら、2wayでテーブルにもなる物にするのはいかがでしょうか。天板を少し出っ張るように作れば、朝食など簡単な食事をするのに便利なカウンターテーブルになります。

賃貸によくあるI型キッチンとダイニングが繋がっている作りのお部屋なら、とても便利な収納に。カウンター下にはお皿やカトラリーを収納できるようにすれば、とても実用的です。部屋の中で存在感を発揮するものになるので、デザインはこだわっておしゃれに作りましょう。

DIYで作ったキッチン収納棚。さて、どんな風に整理整頓しましょうか。初めからたくさんの仕切りがあるキッチン棚を作るのは大変ですし、使い方が変わると対応できなくなります。

キッチン棚そのものは応用がきくようにシンプルに作っておき、中に入れる収納をDIYしたり、ボックスを購入すると良いでしょう。

小さな木箱なら、100均でも購入できます。最近はおしゃれなデザインのものも増えているので、そのまま使って様になるものも多くあります。プラスチックケースや布のケースを利用して収納を作るのも素敵。どんなDIYアイデアがあるのか、具体的に見ていきましょう。

キッチンにそのままでは使いにくいデッドスペースがあったら、そこへ小さな引き出しを入れてみるのはいかがでしょうか。100均でも購入できますし、自分でぴったりサイズにDIYしても良いでしょう。

DIYならキッチン収納棚全体の雰囲気に合わせて作れるので、よりおしゃれに全体を統一することができます。そこだけ色を変えてワンポイントにしても素敵です。

キッチン収納棚本体に固定せず、置くだけにしておけば、あとから動かすことも可能。いくつか同じものをつくって並べてもおしゃれな仕上がりに。自由度の高さが魅力のDIYアイデアです。

キッチンが丸見えなのが悩みなら、仕切りテーブルをカウンター風につくり、その上へ小さな棚を重ねれば、キッチンにカウンター兼目隠し壁を作ることができます。

スパイスラックや、ちょっとしたキッチン雑貨を飾ると実用性も兼ねたおしゃれな収納になるでしょう。小さなものなら、木材を100均で買うことができます。

カウンター周りは配膳に使うお箸やランチョンマットをしまっておくと、家族が手伝ってくれるときにも作業しやすくなるのでおすすめです。細々したものが多いので、引き出しや小さなボックスをDIYして整理整頓できると良いでしょう。

DIYした収納棚の上のスペースに空きがあるなら、そこへ見せる収納になる飾り棚を設置するのも素敵なアイデアです。収納の少ない賃貸のお部屋では、壁面収納としての実用性も兼ねた便利な雑貨になります。

お気に入りのキッチングッズを、ドライフラワーや観葉植物、小さな雑貨と一緒にならべるととてもおしゃれな空間に。レシピブックや、小さなフォトフレームを置くのも良いでしょう。

飾り棚にはガラスを入れて扉をつくるのもとてもおしゃれな仕上がりになるのでおすすめのアイデア。小さなガラスなら、100均でも見つかります。一枚一枚違うガラスを「どれがいいかな」と選ぶのも楽しい時間です。DIYの材料にするなら、けがには十分に気を付けて作業してください。

収納棚の棚板に、吊り下げ収納を作るのもとても便利です。普段使いの調理器具、マグカップ、ふきんなどをかけておけばさっと取り出せるのでとてもおすすめのDIY。デザインのすてきなものを選んでかければ、それだけでおしゃれな見せる収納の完成です。

こちらの投稿者さんのこの棚は、なんと賃貸の作り付け。前面にだけリメイクシートを貼り、木目調にされたそうです。これだけでも雰囲気が優しくなってとてもおしゃれな仕上がり。こんな簡単DIYも、手軽にできるのでおすすめです。

最近の100均は、おしゃれでかわいいグッズがたくさん！品数も豊富で、DIYに使えるものは木材をはじめ、小さな木箱や食器を並べるラック、チェックやレースのカフェカーテン、ペンキなどなどたくさん。

特に木箱は少しかすれてあせた風合いのステンシルが施されていたり、デザインがおしゃれでそのまま使えそうなものが色々あります。カーテンなど布類も素敵。またワイヤーラックや突っ張り棒も、DIYの強い味方です。

ここでは、そんなDIYに使える100均グッズの具体例を集めました。インスピレーションのもとになりそうな素敵なグッズばかりです。眺めながら、さらにDIYイメージをふくらませてみましょう。

100均のDIYグッズといえば、すのこ。薄くて軽いのに丈夫で、一枚板を扱うよりも手軽です。もともとついている脚をうまく利用すれば組立も楽々。解体も楽なので、原状復帰が必要な賃貸でのDIYに特におすすめです。

オイルステインを塗れば木目の風合いもアップして、よりおしゃれに仕上がります。手触り感あるナチュラルインテリアを目指すならおすすめの材料。また、初心者さんの一作目用としてかなり優秀な材料。小さめの棚を作るなら、100均すのこにおまかせです。

おしゃれなフェイクグリーンも、おすすめの100均DIYグッズです。100均のフェイクグリーンは、かなりハイクオリティなものも多数。好きなものを選んで、束ねたり少しアレンジして棚に飾りましょう。ペーパーやリボンと合わせるとより仕上がりがおしゃれです。

使い方は、棚の横へドライフラワーのように吊るしたり、花瓶に入れて食器と一緒に飾ったり。いくつか作れたら、あちこちに飾るとキッチン全体がナチュラルなムードになります。たまにほこりをはたいてあげると、きれいな状態が長持ちするでしょう。

ミニ黒板も、キッチン棚DIYにつかえるおすすめの100均グッズです。収納棚の側面や前面にぽんとかけておくだけで、こなれたおしゃれな雰囲気に。戸棚の扉に、この黒板をそのまま使うのも面白いでしょう。

こちらの投稿者さんは、100均のシール用紙に文字をプリントアウトして切り抜いたものを使って文字を書かれたそうです。手書き感ものこしつつ、整った丸いフォントがおしゃれ。こんな風にするのが難しくても、黒板はざっくりした文字をそのまま書いても素敵です。

カフェ風インテリアにするなら、おうちにある飲み物をメニューブック風に黒板に書いておくのも良いアイデア。いつものティータイムを、少しだけ豊かな時間にしてくれそうなグッズです。

100均のおすすめDIYグッズといえば、ワイヤーボックス。引っ掛けられるタイプのものをいくつか掛けて壁収納にしてもよし、置いて使うものをいくつか収納棚に並べるもよし。ほこりが溜まりにくいので、しまったものを衛生的に保管できます。

通気性のよいワイヤーボックスは、調味料類や、果物・根菜類をしまっておくのにもおすすめです。収納棚にいくつかワイヤーボックスを設置すれば、これらを快適に保管することができるでしょう。

瓶や食材類とワイヤーの組み合わせは、それだけでおしゃれです。プラスアルファするなら、果物の下に通気性の良い布などを敷いたり、ワイヤーボックス前面にネームプレートを取り付けてもよりおしゃれな仕上がりに。

計画段階からわくわくする、キッチンのDIY。せっかくですから、キッチン周りも一緒にDIYしてみませんか？作る棚に合わせて周りも少しだけ手を加えれば、キッチン全体のインテリアの完成度がアップします。

前から欲しかったもの、「ここにこれがあったらな」と思っていたものを、イメージして作り足してみましょう。こつこつ作れば、狭い賃貸のキッチンだって、そこはあなただけの小さなお城に。さあ、好きなもの、欲しいものについて自由に考えてみましょう。

キッチンペーパーの所在地が決まらずころころと転がっているなら、キッチンペーパーホルダーを作るのはいかがでしょうか。両端にフックを取り付けた木材にチェーンをつなげるだけで完成します。フックもチェーンも、100均で購入できるプチプラグッズ。とてもお手軽なのにおしゃれなDIYアイデアです。

このくらいのものなら、小さな賃貸のキッチンだって、どこにでも配置が可能です。作った収納棚に取り付けても良いでしょう。何かと入用が多く、かさばって邪魔になりがちなキッチンペーパーも、壁についていればすっきり。使い勝手も抜群に良くなること請け合いです。

壁面や棚の上に、小さなディスプレイボックスをDIYで手作りするのはいかがでしょうか。格子状になったものは少し本格的ですが、100均の木箱を壁に取り付けるだけでも便利でおしゃれな収納になります。フォトフレームなどを前面の扉として使用するのも素敵なアイデア。

余ったスペースがあるなら、手ごろな大きさの収納ボックスをいくつか作ってみるのはいかがでしょうか。DIYする収納棚のサイズに合わせて揃えておけば、必要なときにいつでも収納を足したり引いたりできます。余った分はキッチン内や別の部屋にも活用すれば、全体のインテリアの統一感が増すでしょう。

収納するものは、食器やカップ、ミトンやエプロンなど布物、またお茶の時間で使うものをひとまとめにしておいても便利に使えます。材料は100均で買ってもよし、DIYで余った木材の端切れを使うもよし。小さなものなので、さくさく作業すれば完成はあっという間です。

いかがでしたか？手狭なキッチンをうまく活用する手段として、またインテリアを充実させる方法として、DIYはとても有効。家具をオーダーメイドするのは高額ですが、DIYすればお金をかけなくても自分で自分のわがままなオーダーを叶えてあげられるのです。

「どんなものを作ろうかな」とイメージするところから始まり、図面をつくり、材料をそろえて組み立て、仕上げをする。どの瞬間もとても楽しく、また作っている間の出来事は自分と家具、そして家の物語になります。

物があふれている現代で、何か買うのは簡単です。でもいちから物作りする大変さ、楽しさはずっと変わることがありません。電動ドライバーなど便利な文明の利器の力は借りつつ、ぜひキッチン棚のDIYを体験してみてください。きっととても素敵な思い出に、そして素敵な棚になることでしょう。