セリアのすのこをDIYする人が増えている!
最近テレビや雑誌などでDIYの特集をよく見かけるようになりました。手軽に安く欲しいサイズが作れるなど理由はさまざまあるでしょう。
ホームセンターや雑貨屋、インターネット通販でも豊富なサイズ展開がありますが、あと1cm小さかったらなどと購入を断念したことがある人も多いでしょう。DIYすることで、キッチンの隙間など欲しいサイズぴったりのものを作ることもできます。
なかでも、セリアで購入できるすのこをDIYする人が増えています。どのような理由があるのか見ていきましょう。
すのこはDIY初心者でも扱いやすい
セリアのすのこをDIYする人が増えている理由、それは、DIY初心者でも扱いやすいという点です。セリアのすのこは手を加えずそのまま使うことができます。
セリアのすのこのサイズは決まっていますが、カットしたりという作業を加えず収納棚や壁掛けなどを作ることができます。DIY初心者にとって、真っすぐにカットしたり穴を開けたりなど専用の道具を利用したり揃えたりすることは、ハードルが高いです。
購入してきたすのこを飾るだけ、組み立てるだけでキッチンなどをおしゃれ収納するスペースを作ることが出来る点が、DIY初心者には扱いやすいのでしょう。
セリアのすのこが人気の理由
すのこはホームセンターなどでも購入することができます。では、なぜ100均のセリアで購入できるすのこが人気なのでしょうか。ここからは、セリアのすのこが人気の理由について紹介します。
安い
セリアのすのこが人気の理由、1つめは「安い」です。セリアは、主に100円の商品を販売している100円ショップ(100均)です。
セリアのすのこは、どのサイズも税抜き100円で購入できるということです。すのこは元々そのまま湿気防止などで使う用途で作られているため、それ自体が完成品です。そのまま使えるように長さも揃っているし角もきれいに仕上げてあります。
もし高い価格のすのこを購入して失敗したら、ダメージは多いいです。手軽に試せる「安い価格」がセリアのすのこ人気のひとつの理由です。
サイズが選べる
セリアのすのこが人気の理由、2つめは「サイズが選べる」です。セリアのすのこのサイズは、全部で3種類あります。(2019年3月現在)
セリアのすのこの詳細サイズは、33cm×37cm、40cm×25cm、45cm×20cmとなります。作りたいものによってサイズが選べる点も、セリアのすのこの人気がある理由です。
バラバラにしやすい
セリアのすのこが人気の理由、3つめは「バラバラにしやすい」です。セリアのすのこをそのまま壁掛けとしてキッチン用品を引っかけたりすることができます。
セリアのすのこだけを組み立てて収納棚を作ることもできます。しかし、セリアのすのこをバラバラにして、平板と角材を欲しいサイズにカットしたりしてトレーやボックスを作るなどアレンジすることができます。
セリアのすのこは接着剤と釘のようなもので固定されており、簡単にバラバラにすることができます。板は同じ長さにカットされており断面もきれいに処理されているため、平板を購入するより手軽にDIYの材料として使うことができます。
以上がセリアのすのこが人気の理由となります。セリアのすのこは安い価格で購入でき、そのまま使うだけでなく、すのこを組み合わせたりバラバラにして好きな形に組み立てなおすこともできます。ぜひ、セリアのすのこを使いDIYにチャレンジしてみて下さい。
セリアのすのこをDIYする際に一緒に揃えたいもの
セリアのすのこをDIYする際には、さまざまな道具や材料が必要になります。作りたいものによって必要な道具や材料は異なりますが、セリアのすのこをDIYする際に一緒に揃えておくと便利なものをいくつかピックアップしました。
道具は必要に応じて揃えて下さい。ここからは、セリアのすのこをDIYする際に一緒に揃えたいものについて紹介します。
一文字金具
セリアのすのこをDIYする際に一緒に揃えたいもの、1つめは「一文字金具」です。一文字金具とは、プレート金具とも呼ばれる補強金物です。
漢数字の「一」のように真っすぐな形状の金具です。セリアのすのこ同士を並べて固定するときに使います。
一文字金具のサイズはいろいろあります。ネジを差し込む穴の数やサイズも一文字金具のサイズにより変わります。一文字金具はサイズだけでなくカラーもいろいろあるため、見えるところに使う場合はカラー選びも重要です。
金折金具
セリアのすのこをDIYする際に一緒に揃えたいもの、2つめは「金折金具」です。金折金具とは、一文字金具と同じく補強金物で、L字の形状の金具です。
セリアのすのこを直角に固定するときに使います。金折金具のサイズがいろいろあるので、固定するセリアのすのこのサイズに合わせて選びましょう。ただし、ミニビスがあれば金折金具を使う必要はありません。ミニビスについては、次の項で紹介します。
ミニビス
セリアのすのこをDIYする際に一緒に揃えたいもの、3つめは「ミニビス」です。ミニビスとは、小ねじとも呼ばれる「小さなネジ」のことです。
ミニビスは一般的に先端が鋭く尖っており、胴体部分には先端から半分ほどらせん状のくぼみが入っています。ミニビスは、すのことすのこを重ね合わせて固定するときに使います。
セリアのすのこは板の厚みが薄いため、通常のビスのサイズを使用すると亀裂が入る可能性があります。
「こびょう」と呼ばれる小さな釘でもセリアのすのこを固定することはできますが、胴体部分にはらせん状のくぼみはなくストレートです。
そのため、こびょうよりらせん状のくぼみがあるミニビスを使用したほうが、セリアのすのことすのこをしっかり固定することができます。セリアのすのこをDIYする際のミニビスのおすすめサイズは16mmですが、25mmサイズのミニビスでも使用することができます。
ゴムハンマー
セリアのすのこをDIYする際に一緒に揃えたいもの、4つめは「ゴムハンマー」です。ゴムハンマーとは、ハンマーの叩く部分がゴム製のハンマーです。
ゴムハンマーは、叩いたときに傷がつきにくく力が伝わりやすいという特徴があります。セリアのすのこをバラすときに使用します。
金づちと比べると叩いたときの音が小さいため、ご近所の騒音を気にする人には特におすすめです。用意できない場合は金づちでも問題ありません。
マイナスドライバー
セリアのすのこをDIYする際に一緒に揃えたいもの、5つめは「マイナスドライバー」です。マイナスドライバーも、セリアのすのこをバラすときに使用します。
彫刻刀ではセリアのすのこを削ってしまう可能性があるため、マイナスドライバーがおすすめです。マイナスドライバーのサイズは特に指定はありません。マイナスドライバーは、使いやすいサイズを選びましょう。
ペンチ
セリアのすのこをDIYする際に一緒に揃えたいもの、6つめは「ペンチ」です。ペンチは「圧着ペンチ」と「ラジオペンチ・丸ペンチ」の2種類があります。
セリアのすのこをゴムハンマーとマイナスドライバーでバラしたあと、固定するために使われていた釘を抜くときにペンチを使います。
ラジオペンチ・丸ペンチは先端が細くなっているため、先端に厚みがある圧着ペンチの方が釘をしっかり挟むことができます。着圧ペンチは手にフィットして使いやすいサイズを選びましょう。
軍手
セリアのすのこをDIYする際に一緒に揃えたいもの、7つめは「軍手」です。軍手はセリアのすのこをバラすときに手を守ってくれます。
万が一狙いが外れて手を叩いてしまっても、軍手をしていることで軽減されます。また、セリアのすのこにトゲがあった場合も、手を守ってくれる役割があります。
セリアのすのこに色付けや艶出し、やすりをかけたりするときにも、軍手をしておくことで手が汚れたり手荒れの心配が軽減されます。
セリアのDIYをする際にすのこをバラしにくい場合
セリアのすのこをDIYする際、壁掛けや棚などにそのまま使うだけでなく、バラして板状にしてから使う場合があります。
セリアのすのこは釘で固定されているため、道具を使ってバラすことをおすすめします。ここからは、セリアのDIYをする際にすのこをバラしにくい場合について、おすすめの道具とバラし方を紹介します。
すのこのばらし方
まず、セリアのすのこをバラす道具を用意しましょう。セリアのすのこをバラすために必要な道具は「セリアのすのこをDIYする際に一緒に揃えたいもの」の項で紹介しました。
セリアのすのこをバラすために必要な道具「ゴムハンマー・マイナスドライバー・ペンチ」のほかに、軍手も用意しておくと良いでしょう。セリアのすのこをバラす順番も覚えておきましょう。
5本の平板で作られているセリアのすのこの場合は、中央の板・両端の板・残りの板の順でバラしていきます。「左右バランスよく」が基本です。セリアのすのこは接着剤が使われているため、振動を与えて剥がしていきます。
セリアのすのこを裏返し、中央の板と十文字に固定されている角材との接着面に中央からマイナスドライバーを差し込み、ゴムハンマーで軽く叩いていきます。
接地面すべてに隙間ができたら、裏返して反対も同じように隙間を作っていくと外れます。釘またはタッカーのような針がむき出しになるので注意しましょう。作業中にヒビが入ってしまった場合は、ヒビが入った方向に沿って同じように叩き進めれば問題ありません。
セリアのすのこの板をすべてハラし終えたら、ペンチを使って釘または針を抜いていきます。マイナスドライバーを使わず、角材を直接ゴムハンマーで叩いてもバラすことは可能です。接着剤が弱い場合は1度叩いただけで隙間ができることもあります。
ただし、角材を直接叩く方法は、角材が割れてしまう可能性があることを覚えておきましょう。角材もあとでDIYの材料として使用する場合は、なるべく丁寧にバラしましょう。また、室内で作業する場合は、ブルーシートなどを用意しておくと良いでしょう。
セリアのすのこDIYアイデア①すのこで収納棚
まず、セリアのすのこをバラさずそのまま使う収納棚のDIYアイデアです。選ぶすのこのサイズにより収納棚のサイズが決まります。
セリアのすのこだけでDIYする場合は、2段収納棚では4枚、3段収納棚では5枚が最低必要枚数です。棚板を平板などでDIYする場合は両サイド2枚あればOKです。ここからは、セリアのすのこDIYアイデア①すのこで収納棚の作り方について詳しく紹介します。
すのこ収納棚の作り方
セリアのすのこ収納棚の基本の作り方は、両サイドにすのこを使います。セリアのすのこの角材が内側になるよう両サイドに立て、角材の出っ張りを活かして棚板を乗せます。
棚板にもすのこを使う場合は、両サイドに立てたすのこの奥行きと同じ幅のものを選びましょう。横幅はお好みのサイズでOKです。セリアのすのこと棚板用のすのこをを固定させるために接着剤を使用しておくと、ズレずにミニビスを打ち付けることができます。
接着剤だけでも固定はできますが、強度は弱くなります。ちょっとした手間がかかりますが、ミニビスなどを打ち付けて強化することをおすすめします。棚板にすのこを使う場合は、サイズを測りカットするといった手間は必要ありません。
角材で固定されているため、平板を乗せるより強度が強いです。棚板に平板を使う場合は、お好みの横幅にカットしたものを用意しましょう。
セリアのすのこのサイズでは満足できない場合は、平板などお好みのサイズでDIYしましょう。棚板に平板でDIYする場合も、固定の方法はすのこの場合と同じです。接着剤を付けたあとミニビスで固定しましょう。
棚板を固定したあとはそのまま収納棚として物を置く使い方もできますが、棚板のサイズに合うトレーなどを置くアレンジで、また違う雰囲気がを楽しむことができます。トレーを入れ替えることで簡単に模様替えができるため、手軽に雰囲気を変えることができます。
食事中に使う醤油や塩コショウ、スパイスといった調味料のほか、つまようじなどをトレーに乗せて収納しておくと、トレーごと食卓に運ぶこともできます。
食事中に使う醤油や塩コショウ、スパイスといった調味料のほか、つまようじなどをトレーに乗せて収納しておくと、トレーごと食卓に運ぶこともできます。トレーに乗せておけば、出したものをひとつずつ片付ける手間も大幅にカットすることができます。
また、棚板に浅めの木箱を打ち付けておくと、前後に収納したものが落ちるといった心配がありません。棚板の代わりにかごを乗せスライドさせる引き出し収納棚にするアイデアもおすすめです。セリアなどで購入できワイヤーかごのサイズに合わせ棚をDIYしましょう。
セリアのすのこ引き出し収納棚は、すのこなどで天井も付けましょう。セリアのすのこ収納棚の組み立てがすべて終わったら、ペンキやニスなどで仕上げるのもおすすめです。部屋の雰囲気に合うようセリアのすのこ収納棚をDIYしましょう。
セリアのすのこDIYアイデア②シューズラック
セリアのすのこシューズラックDIYアイデアは、基本の収納棚の作り方と同じです。収納したいシューズのサイズやシューズラックを置くスペースに合わせて材料を用意しましょう。
ここからは、セリアのすのこDIYアイデア②シューズラックの作り方について詳しく紹介します。
すのこシューズラックの作り方
セリアのすのこシューズラックの作り方は、基本の収納棚の作り方と同じです。両サイドに角材が内側にくるようにすのこを立て、棚板を接着剤とミニビスで固定させて完成です。
シューズラックは通気性を重視したほうが良いので、棚板にもすのこを使うことをおすすめします。シューズラックが1個では足りない場合は、2個作り2段重ねすることもできます。ただし、セリアのすのこは安い板なので、安全面では不安があります。
重たいシューズは下段へ入れるなどの工夫と、一文字金具などを使いしっかりと固定することを意識しましょう。外履きの靴は泥汚れもあるので、棚板は汚れが目立たないカラーにするのもひとつのアイデアです。
棚板をすのこで作る場合など、女性もののヒールなどが隙間にはまってしまう可能性があります。
ヒールが落ちないよう注意して置けば問題はありませんが、隙間のない段を作るなどの工夫も必要に応じて取り入れて下さい。
また、見せたくない段には扉をつけたり隠し布をつけるなどのアレンジもおすすめです。靴磨きセットや脱臭剤などを置いても目隠しすることができます。シューズラックの側面にフックをつけ、靴ベラを引っかけるなど、使いやすいよう工夫をしましょう。
セリアのすのこDIYアイデア③傘立て
セリアのすのこで傘立てをDIYするアイデアは、傘を上から立てられるような形状にすることと、傘を立てて倒れない程度の高さとバランスなどが必要です。
傘を縦か縦一列に並べるのか、まとめて数本立てたいのか、仕切りは必要かなど、用途と置き場所のスペースに合わせて傘立ての形状を決めましょう。
濡れた傘を立てることも想定してDIYすることも大切です。ここからは、セリアのすのこDIYアイデア③傘立ての作り方について詳しく紹介します。
すのこ傘立ての作り方
セリアのすのこ傘立ての作り方は、形状により異なります。まず、縦か横一列に傘を立てたい場合は、セリアのすのこを2枚と平板または角材を必要枚分用意します。
傘が立てられる厚みになるようカットした平板または角材を挟むように、セリアのすのこの角材が内側にくるように合わせます。接着剤とミニビスでセリアのすのこと平板または角材を固定します。
傘1本1本を仕切って収納したい場合は、必要分平板または角材を用意しましょう。傘1本分が収まる程度の幅の傘立てでは、壁に沿って置くには不安定です。出し入れの際倒れる心配があります。
壁に固定するか傘立ての底に石などの重しを入れておく、手すりを利用して傘をひっかけられるようにするなど工夫しましょう。
手すりがない場合は、傘立ての両サイドを高めにし、ポールをつけるなど工夫しましょう。傘立ての手前に観葉植物や靴などを置けるちょっとしたスペースを作るアイデアでも、傘立てを安定させることができます。
傘数本をまとめて立てる場合は、四角い筒状になるよう組み立てます。欲しいサイズになるよう、平板を組み合わせましょう。仕切りも欲しい場合は、すのこをカットして利用することも可能です。
傘をまとめて立てる場合は、見た目がごちゃっとして取り出しにくいデメリットがありますが、スペースがない場合は仕方がありません。仕切りを作るなどで対策しましょう。
傘を乾かすスペースがない場合は、濡れたまま立てることもあるでしょう。セリアのすのこのは木材で作られているので、水との相性は悪くカビが映えたり腐ることもあります。耐水対策をしておくと長く使うことができます。
傘立てに傘の底があたらないようポールなどにひっかけるようにする、溜まった水を捨てられるように傘立ての底にトレーを置き引き出せるような形状にする、ウレタンニスなど耐水性のあるものを塗って防水対策をするなど工夫しましょう。
部屋の雰囲気に合わせて、ペンキなどで色をつけたり文字や柄を入れる、プレートを付けるなどデザインしましょう。
ペンキは刷毛で均等に塗るだけでなく、スポンジを使ってあえてまばらに塗る方法もおすすめです。色を重ねることで、アンティークな雰囲気にすることができます。
セリアのすのこDIYアイデア④コーナーラック
セリアのすのこでコーナーラックをDIYするアイデアは、すのこ2つと四分円(4分の1の円)の板を使います。
四分円もセリアで購入することができます。セリアのすのこをカットしないでDIYする場合は、セリアのすのこのサイズに合う四分円のサイズを購入しましょう。
キッチンやトイレ、玄関などの片隅のスペースを有効活用することができます。置きたいスペースに合わせてサイズを決めましょう。ここからは、セリアのすのこDIYアイデア④コーナーラックの作り方について詳しく紹介します。
すのこコーナーラックの作り方
セリアのすのこコーナーラックの作り方は、まず、すのこの角材を内側なるよう90度の角度で立てます。
すのこの角材を棚の支えにするので、角材が横向きになるようにすのこを立てましょう。四分円の平板を角材に乗せます。接着剤とミニビスで固定させましょう。キッチン用品やトイレットペーパー、観葉植物など置き場所によりサイズやカラーを決めましょう。
あまり重たいものを乗せると、バランスが崩れてコーナーラックが前に倒れる危険性があります。また、手前に集中しすぎてもバランスが悪いので奥に置きましょう。コーナーラックにものを乗せるときは、重さと乗せる位置に気を付けましょう。
セリアのすのこDIYアイデア⑤壁掛けボード
セリアのすのこで壁掛けボードをDIYするアイデアは、すのこ1枚を壁に固定するだけの簡単な方法です。
壁にあまり穴を開けたくない場合だけでなく、インテリアの一部としても飾ることができます。ここからは、セリアのすのこDIYアイデア⑤壁掛けボードの作り方について詳しく紹介します。
すのこ壁掛けボードの作り方
セリアのすのこの壁掛けボードの作り方は、セリアのすのこを壁に固定するだけです。壁に画びょうやフックなどの穴を開けたくない場合は特におすすめです。
まず、セリアのすのこを壁に固定する方法をいくつか紹介します。壁に穴を開けたくない場合は、貼って剥がせる粘着フックを利用し固定する方法がおすすめです。
ただし、壁の種類によっては剥がす際に壁紙もめくれてしまう可能性があります。壁粘着フックを使い壁に固定する場合は、耐荷重に注意しましょう。
重いものも乗せたいけど壁に穴を開けたくない場合は、柱を建てましょう。2×4材(ツーバイフォー材)をホームセンターなどで購入しアジャスターを取り付けると、天井と床を突っ張る柱になります。
アジャスターはラブリコやディアウォールなどがあり、先端に取り付けるタイプになります。女性でも簡単に取り付けることができます。
2×4材(ツーバイフォー材)を購入する際は、傷がないかなどしっかり見て選びましょう。天井から床までの長さになると、持ち帰りが難しい場合もあるでしょう。
ラブリコやディアウォールにはジョイントパーツがあります。短い2×4材(ツーバイフォー材)しか持ち替えることが出来ない場合は、ジョイントパーツで繋げて1本の長い柱にしましょう。
すのこ壁掛けボードの大きさにより、柱を2本3本と用意しましょう。また、テレビでも紹介された話題の「壁美人」は、ホッチキスで留める壁掛けフックです。
一番小さいサイズは6kgの耐荷重があります。壁掛けテレビを取り付けることができるサイズもあります。壁に穴があく大きさはホッチキスの芯の太さだけなので、画びょうより小さいです。
壁美人を取り付ける作業時間の目安は5~10分です。セリアにも、すのこを壁掛けボードとして固定する商品があります。「スノピタ」といって、オモテタイプとウラタイプがあります。角材が見えない方がオモテ、見える方がウラになります。
固定できる壁は、石膏ボードの壁になります。セリアのスノピタの耐荷重は5kgになり、クロスピンなどを使用して固定します。これらのアイテムを使い、すのこを壁掛けする準備をしましょう。
すのこにフックやウォールラック、BOXなどを取り付けることができます。すのこは隙間があるので、隙間を利用して引っかけるタイプのフックを取り付けることもできます。
ぐらついてしまうので、ネジで固定したほうが良いでしょう。玄関先に車のキーや家の鍵を引っかけるフックを取り付ける場合は、ウエルカムボードのようにフェイクグリーンなどを使い飾り付けをするとおしゃれです。
下の空間を使って傘や靴ベラなど引っかけるフックを取り付ければ、狭い空間を有効活用することができます。
セリアのすのこ壁掛けボードを、DIYの道具を見せる収納として利用する方法もおすすめです。良く使う道具は、パッと取り出せた方が使いやすいです。
壁掛けボードを2枚・3枚と取り付ければ、収納スペースも広がります。アクセサリーを見せる収納として壁掛けボードを利用する場合には、鏡を取り付けると便利です。ネックレスはフック、ピアスや指輪などは浅めのお皿などに片付けられるよう工夫しましょう。
セリアのすのこは、角材を活用する方法もおすすめです。角材が見える壁掛けボードとして利用する場合は、取っ手を付けてマガジンラックのように使うことができます。
すのこの表と裏、縦と横を組み合わせることで、また違う雰囲気を楽しむことができます。用途に合わせてセリアのすのこの枚数や向き、カラーなどを決めましょう。すのこ壁掛けボードの下のスペースも利用する場合は、設置する高さにも注意しましょう。
セリアのすのこは簡単に画びょうを刺すことが出来る固さです。子供でも扱いやすいため、セリアのすのこ壁掛けボードを子供部屋に取り付け、学校関係のプリントや写真など貼り付けに利用することもできます。画びょうケースも取り付けておくと使いやすいです。
セリアのすのこDIYアイデア⑥キッチングッズ収納
セリアのすのこのでキッチングッズを収納するアイデアは、壁掛けボードと同じようにすのこ1枚からキッチンの壁や冷蔵庫などの側面に固定するだけの簡単な方法です。
キッチンは毎日使う場所なので、使いやすい収納を作ることがポイントです。使いやすく片付けやすい、見た目もおしゃれなすのこキッチングッズ収納が理想です。
キッチンの収納スペースが足りない、キッチンをもっと使いやすくしたい、キッチンを見せる収納にしたいなどの参考にしてください。ここからは、セリアのすのこDIYアイデア⑥キッチングッズ収納のやり方について詳しく紹介します。
すのこキッチングッズ収納のやり方
すのこキッチングッズ収納のやり方は、冷蔵庫の側面や壁、コンロ周りなどキッチンのあいたスペースを利用します。
すのこキッチングッズ収納は、すのこ壁掛けボードのように、キッチン道具を見せる収納にするためのフックや取っ手、ボックスなどを取り付けます。キッチンバサミや皮むき器、計量スプーンなどはフックや釘、頭のある画びょうなどを取り付けぶら下げましょう。
Uフックなどはキッチン道具の取り外しが手間なので、真っすぐ引っかけることができる釘や画びょうなどがおすすめです。お玉やフライ返しなどもフックや釘、頭のある画びょうなどで対応できます。
キッチン調味料を置きたい場合は、ボックスなどを取り付けて収納しましょう。板に乗せる場合は、落下防止のため取っ手などを取り付けましょう。
キッチンペーパーや手拭き用のタオルは、すのこからある程度離して取り付けましょう。ウォールラックの下にL字金具となる棒を取り付けたり番線をペンチで好きな形に曲げたりと、使いやすい材料と形で作りましょう。
スペースが開いていれば、メモができるよう黒板などを取り付けましょう。早く使った方が良い食材や作る予定のメニュー、買い物リストなど、ちょっと覚えておきたいことを書いておきたい時に便利です。
セリアのすのこで安くて簡単にDIYを楽しもう!
セリアのすのこは、税抜き100円と安い価格で購入することができます。サイズを測ってカットするといった手間をかけず、簡単にDIYするこができます。紹介した以外にもさまざまなアレンジ方法があります。セリアのすのこでDIYを楽しんでください。