コルクボードでおしゃれに写真を飾ろう!
写真を部屋に飾りたいけれど、どんな飾り方をすればおしゃれに見えるのかわからないという方は、コルクボードを使って飾ってみるのはいかがでしょうか。コルクボードを使えば、簡単に写真をおしゃれに飾れてしまいます。
写真の貼り方を工夫したり、コルクボードにアレンジを加えたりすれば、デザインのバリエーションは無限大です。メッセージを一緒に貼って、家族や恋人、友人へのプレゼントとして贈るのもおすすめです。
この記事では、コルクボードを使った写真のおしゃれな飾り方やプレゼントにおすすめのデザイン、コルクボードの選び方、写真の貼り方のコツなどをご紹介していきます。写真を部屋に飾りたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
コルクボードならアレンジも簡単
コルクボードは、使い勝手の良さから、多くの人に活用されている定番インテリアアイテムです。もし部屋に写真を飾りたいと考えているのであれば、コルクボードでオリジナルデザインのフォトボードを作って写真を飾ってみるのはいかがでしょうか。
現在はデジタルフォトフレームも販売されていますので、写真をプリウントアウトしなくてもデータのままで飾ることもできます。けれども、もっとおしゃれで温かみのある飾り方をしたいなら、コルクボードで飾るのがおすすめです。
コルクボードのフォトボードなら、普通のフォトフレームと違って、一度にたくさんの写真を飾れるというメリットもあります。ナチュラルテイストな雰囲気のインテリアはもちろん、アレンジ次第で様々な雰囲気のインテリアに馴染ませることができます。
小さめのサイズのコルクボードであれば、100均でも取り扱っていて、リーズナブルな値段で手に入れられるところも人気の理由です。枠なしのものや丸いもの、柄入りのものなど、様々なサイズやデザインのコルクボードが販売されていますので、自分のイメージに合ったものを選びましょう。
画鋲やクリップ、ヒモ、マスキングテープ、シールなど、コルクボードをアレンジするのに必要なアイテムもほとんど100均で購入することができます。
コルクボードは、コルクガシという樫の木の樹皮から作られていて、弾力性があって軟らかいのが特徴です。押しピンも簡単に刺すことができますので、自分の好きな場所に写真を貼ることができます。
アレンジもしやすく、写真の貼り方や選ぶアイテムによって完成形のバリエーションは無限大です。DIY初心者でも簡単におしゃれなフォトボードが作れてしまいます。どの写真を貼るか、どんなレイアウトにするか、まずはデザインを考えてみましょう。
コルクボードと写真のアレンジ方法
コルクボードを使えば、様々なアレンジ方法で写真を飾ることができます。アレンジ方法に正解などはなく、土台となるコルクボードを用意したら、自分の好きなようにコルクボードをアレンジして好きな貼り方で写真を貼るだけです。
コルクボードにアレンジを加えずにただ写真を適当に貼るだけでもいいのですが、よりおしゃれに見せるには、装飾用のアイテムを使ってアレンジしたり写真の貼り方に工夫したりすることが必要不可欠です。ここからは、コルクボードを使った写真のおしゃれな飾り方をいくつかご紹介していきます。
紐とクリップでフラッグガーランド風
まず最初にご紹介したいのが、フラッグガーランド風に写真を飾るアレンジ方法です。ガーランドとはヒモに複数のオブジェを等間隔で並べて取り付けた装飾のことで、フラッグガーランドは三角旗をあしらったものになります。
コルクボードに麻紐を固定したら、木のクリップなどで写真を挟むだけです。とても簡単なのに、おしゃれに写真を飾ることができます。コルクボードにペイントを施したり、写真と一緒にオブジェやドライフラワーなどを飾るのもおすすめです。
大きなサイズのコルクボードを用意すれば、たくさんの写真を飾ることができます。クリップで挟んでいるだけなので、写真を変えたいときにも簡単に変えられます。
マスキングテープで簡単に
最近は雑貨屋や100均などでも可愛いデザインのマスキングテープが販売されていますが、マスキングテープを使ったアレンジ方法も、簡単なのにおしゃれな仕上がりになるのでおすすめです。一度貼っても綺麗に剥がせるので、もし失敗しても安心です。
デザインの種類が豊富なので、部屋のインテリアの雰囲気に合わせて好きなデザインを選ぶことができます。選ぶデザインによっては、可愛くアレンジするだけでなく、かっこよくアレンジすることも可能です。
マスキングテープは装飾に使えるだけでなく、写真の固定にも使えるので便利です。貼り方も自由で、写真の四隅にマスキングテープを貼ったり、写真を取り囲むようにマスキングテープを貼ってフォトフレーム風にしたり、いろいろな貼り方ができます。
マスキングテープは、ハサミを使わずに手でちぎって使うのもおすすめです。あえて作りこまないことで、温かみのある雰囲気に仕上がります。
マスキングテープ以外にも、シールや折り紙、色画用紙など、身近な素材で自由にアレンジが楽しめます。簡単なので、お子さんと一緒に作るのもおすすめです。
好きな色でカラフルにする
コルクボードをペイントして、カラフルなコルクボードにするというアレンジ方法もあります。コルク部分に色を塗りたい場合には、枠にマスキングテープを貼って、塗料を塗ります。逆に、枠に色を塗りたいのであれば、コルク部分にマスキングテープを貼って、塗料を塗りましょう。
ボーダー柄にペイントしたい場合には、等間隔にマスキングテープを貼ってから塗料を塗れば、ボーダー柄のコルクボードも簡単に作れます。ステンシルシートを活用すると、文字やイラストも入れられます。ステンシルシートは自作してもOKです。
また、コルク部分に布を貼ったり枠にカッティングシートを貼ったりしても、コルクボードの雰囲気をがらりと変えることができます。コルクボードらしさを消したいときにもおすすめのアレンジ方法です。
両面テープを使えば、布も簡単に貼れます。選んだ色や布のデザインによって、ポップな雰囲気にも大人な雰囲気にもできます。
写真をInstagram風に並べる
Instagramは世界中にユーザーがいる人気SNSですが、コルクボードを使ってインスタ風に写真を飾るアレンジ方法も人気です。インテリアとして楽しむのはもちろん、思い出の写真やメッセージなどを貼って、誕生日プレゼントとして贈るのもおすすめです。
まず、ステンシルシートでコルクボードにユーザー画面風に文字やアイコンをデコレーションします。好きな写真を並べて貼ったら完成です。写真を画鋲で貼れば、自由に写真を変えられます。
扉を付けたカフェ風
2枚のコルクボードを蝶番で留めれば、扉付きのコルクボードにアレンジすることもできます。大きなコルクボードに半分のサイズのコルクボード2枚を蝶番で留めると、両開きの扉にすることも可能です。取っ手を付けると、さらに開けやすくなります。
枠にペイントを施したり、外側にレンガ風の壁紙を貼ったりして、カフェ風のデザインにすることもできます。外側に板や黒板シートを貼るのもおすすめです。写真の他にも、メモやお子さんの学校のプリント類など、生活感を隠したいものを貼るのにもピッタリです。
コルクボード選びのポイント
続いて、コルクボード選びのポイントをご紹介します。様々なサイズやデザインのコルクボードが販売されていますので、自分が作りたいデザインや設置スペースに合わせて選ぶとよいでしょう。
大きいサイズのコルクボードが欲しいときにはホームセンターなどで購入することができ、小さいサイズのコルクボードが欲しいときには100均でも購入することができます。購入する前に、出来上がりのイメージをしっかりと膨らませておきましょう。
コルクボードは厚さ1cm以上
コルクボードを購入するときには、縦・横のサイズを確認するだけでなく、厚さも忘れずに確認しましょう。一般的な押しピンの針は1cm前後の長さになっているため、薄いコルクボードだと針が裏面まで貫通してしまって危ないですし、押しピンが安定しづらくなります。
できれば厚さが1cm以上あるコルクボードを購入すると、使い勝手がよいでしょう。もし、1cm以上の厚さのコルクボードが見つからない場合には、裏面にスチレンボードを貼るという方法もあります。貼り方はボンドや両面テープを使って貼り付けるだけです。
マグネットと押しピンが使える物は便利
コルクボードの中には、マグネットと押しピンの両方が使えるタイプのコルクボードもあります。普通のコルクボードと比べると値段は割高になりますが、写真に穴をあけずに飾りたい場合や小さなお子さんがいて押しピンを使いたくない場合などにはおすすめです。
マグネットなら、写真の位置をずらしたいときや別の写真に変更したいときにも、簡単に取り外すことができます。やや重量がありますので、コルクボードを壁に設置したい場合には注意しましょう。
裏面のチェック
最近はコルクボードが安く買えるようになりましたが、安いコルクボードは作りも値段なりで、段ボールや発泡スチロールが心材に使われていることも多いです。段ボールや発泡スチロールが心材に使われているコルクボードは長持ちしづらく、使い続けているうちに押しピンが抜けやすくなってしまいます。
中には、コルクボードを裏返してみると、心材の段ボールや発泡スチロールがむき出しになっているものもあります。見栄えを気にする場合には、表面だけでなく、裏面もチェックするようにしましょう。特にプレゼント用のフォトボードを作りたいときには要注意です。
賃貸は契約の確認
もし賃貸物件に住んでいる場合には、完成したフォトボードを壁に設置する前に賃貸契約書を確認するようにしましょう。賃貸契約書には、画鋲の使用の可否についても書かれていることがあります。もしわからない場合には、大家さんや不動産会社に確認してみましょう。
後から綺麗に剥がせるタイプの両面テープで固定するという方法もありますが、しばらくすると壁から剥がれてしまったり、綺麗に剥がせなかったりすることもあるため注意が必要です。両面テープで固定したい場合には、まず壁にマスキングテープを貼ってから、その上に両面テープを貼るという貼り方にすると壁に傷をつける心配がなくなります。
コルクボードへの写真の貼り方のコツとは
続いて、コルクボードへの写真の貼り方のコツをご紹介します。コルクボードに写真を貼るときには、押しピンで貼るのが最も簡単ですが、押しピンで直接写真を留めると写真に穴が開いてしまいます。
写真に穴が開かない貼り方をいろいろとご紹介しますので、大切な写真を貼るときに参考にしてみてください。
押しピンの頭部で写真を挟む
押しピンを使ってコルクボードに写真を貼る場合には、押しピンの頭部で写真を挟むという貼り方もあります。この貼り方であれば、写真に針を刺す必要がありませんので、写真に傷をつけなくて済みます。
写真を押しピンの頭部で挟んで固定するときには、上下に押しピンを刺すのがポイントです。写真の下部を挟むだけでも一応固定できますが、時間が経つと上部が倒れてきてしまいます。
クリップと押しピンを使用
写真に穴を開けたくないときには、クリップと押しピンを併用する貼り方もあります。まず写真の四隅をクリップで挟んでから、押しピンでクリップをコルクボードに固定します。写真に針を刺すわけではないため、写真に穴が開きません。押しピンとクリップが一体になったピンクリップという商品も販売されています。
また、写真より大きめのサイズの袋に入れてから、袋の余った部分に押しピンを刺して固定するという貼り方もおすすめです。この貼り方なら、大切な写真にクリップの跡がついたり、埃がついたりするのも防げます。
テープ類を使用
上記でもお伝えしましたが、マスキングテープで写真を固定する貼り方もおしゃれな上に簡単なのでおすすめです。剥がすのも簡単で、写真に傷をつけずに剥がすことができます。写真を固定するだけでなく、コルクボードの装飾にも使えます。
いろいろなデザインのマスキングテープが売られていますので、部屋の雰囲気に合うデザインを選びましょう。マスキングテープを丸めて写真の裏面に貼れば、両面テープの代用にもなり、テープを見せずに写真を飾れます。
つるして写真を飾る
ヒモとクリップを使って、ガーランド状に飾るのもおしゃれです。使用するヒモやクリップの種類を変えれば、雰囲気を変えることもできます。写真以外に、オブジェやドライフラワーなども吊るせます。
ただし、穴が開かない代わりに写真にクリップの跡がついてしまうこともあるため、大切な写真を飾るときには注意が必要です。
マグネットを使用
最後にご紹介するのは、マグネットを使うという貼り方です。普通のコルクボードには、もちろんマグネットは張り付きませんが、画鋲と併用することで固定させることができます。まずコルクボードに頭部が平らな画鋲を刺し、画鋲とマグネットで写真を挟む形で固定します。
マグネットもデザインが豊富なので、シンプルなものから可愛いものまで、部屋の雰囲気に合わせて好きなデザインを選べるのが嬉しいです。
コルクボードをデザインしてプレゼントしよう!
コルクボードを利用したおしゃれなフォトボードは、インテリアとして飾るだけでなく、大切な人へのプレゼントにもピッタリです。お金をかけることなく、おしゃれなフォトボードをプレゼントすることができますので、中学生や高校生にも人気です。
コルクボードに文字を書いたり、写真と一緒にメッセージを貼り付けたりすれば、お祝いの気持ちや感謝の気持ちなどもストレートに伝わります。愛情のこもったプレゼントに、贈られた相手もきっと喜んでくれるはずです。
海で拾った貝殻や美術館のチケットなど、思い出の品を装飾に使うのもおすすめです。誕生日プレゼントとして贈るのであれば、季節が感じられるようなデザインに仕上げても喜ばれるでしょう。
コルクボードを利用したフォトボードを贈るときにもまず土台となるコルクボードを用意しますが、このときに注意したいのがコルクボードのサイズについてです。
大きなサイズのコルクボードの方がたくさんの写真を貼れますが、あまり大きすぎるコルクボードを使ってしまうと、置き場所に困ってしまうこともあります。オリジナルのフォトボードをプレゼントとして贈るときには、相手の迷惑にならないようなコルクボードのサイズを選ぶことも大切です。
それでは、プレゼントにおすすめのフォトボードのデザインをいくつかご紹介していきます。贈る相手のことを考えながら、オリジナリティあふれるフォトボードを作り上げましょう。
スマホの待ち受け風に写真を貼る
Instagram風に写真を飾るフォトボードが人気であることをご紹介しましたが、スマートフォンの待ち受け画面風のデザインにするのもおすすめです。
アプリのアイコンをめくると、中から写真やメッセージが出てくるようなデザインにすれば、サプライズ的なプレゼントにもなります。
似顔絵を主役にするのもかわいさアップ
プレゼントとして贈る場合には、写真だけにこだわる必要はありません。絵が得意な方は、似顔絵を描いて、それをコルクボードに貼って贈るのもよいでしょう。相手の写真を見ながら丁寧に似顔絵を描けば、写真とはまた違う素敵なプレゼントに仕上がります。
一人だけの似顔絵を描くよりも大切な人と一緒に描いてあげると、喜んでもらいやすくなります。もし父親にプレゼントする場合には、母親と二人の似顔絵を描いたり、家族全員を描いたり、可愛がっているペットも一緒に描いたりするとよいでしょう。
アイロンビーズで立体感を出す
立体感のあるデザインにしたい場合には、アイロンビーズを貼り付けると、立体的かつ可愛いデザインになります。アイロンビーズを上手に並べれば、文字やイラストが作れます。「HAPPY BIRTHDAY」という文字を入れたり、ペットの顔を描いたり、いろいろなデザインに仕上げられます。
また、キラキラさせたい場合には、ラインストーンやビジューを使うのもおすすめです。フォトボードが華やかな仕上がりになります。他にも、タイルやポンポンボールなど、アイデア次第でいろいろなものを材料として利用できます。
コルクボード制作の注意点
値段がリーズナブルな上に、使い勝手も良く、多くの人に活用されているコルクボード。DIY初心者でも、おしゃれなフォトボードが簡単に作れてしまいます。
ただし、コルクボードで手作りのフォトボードを制作するときには注意しておかなくてはいけないことがあります。最後になりましたが、コルクボードでフォトボードを制作するときの注意点についても確認しておきましょう。
飾り付け等は取れないように固定
使用する素材によっては取れやすいため、取れないようにしっかりと固定する必要があります。固定するときには、マスキングテープやのりなどの劣化しにくい材料で固定しましょう。セロテープは劣化しやすいため、長持ちさせたいDIY作品に使用するのは不向きです。
特にプレゼントとして贈る場合には、すぐに取れてしまわないように、劣化が早い材料を使用しないことが大切です。写真は押しピンで固定するのが最も簡単ですが、何かに引っかかったりして抜けてしまうこともあります。プレゼントとして贈るフォトボードなら、接着剤で完全に固定してしまってもよいでしょう。
コルクボードと写真でおしゃれなプレゼントを作ろう!
コルクボードを使った写真のおしゃれな飾り方やコルクボードの選び方、写真の貼り方のコツ、プレゼントにおすすめのデザインなどをご紹介しました。
コルクボードを使えば、自由自在にアレンジが楽しめて、様々なデザインのフォトボードを作ることができます。気持ちのこもった手作りのフォトボードは、プレゼントとして贈っても喜ばれます。コルクボードとお気に入りの写真を使って、オリジナルのフォトボードを作ってみてはいかがでしょうか。