障子からカーテンにするDIY術まとめ!レールの付け方からコーディネートまで!

障子からカーテンにするDIY術まとめ!レールの付け方からコーディネートまで!

和室であっても障子をカーテンに変えると、様々なメリットがあるのをご存じですか?それに部屋の雰囲気もがらりと変わります。そこで今回は、DIYで障子からカーテンに変える方法と、インテリアのコーディネート術についてお伝えします。

記事の目次

  1. 1.障子をカーテンに変える方法を知ってる?
  2. 2.障子からカーテンに変えるメリット
  3. 3.障子からカーテンに変えるDIYの方法
  4. 4.カーテンを使った和室コーディネートのコツ
  5. 5.障子をカーテンにして和室の雰囲気を変えよう!

障子をカーテンに変える方法を知ってる?

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和室の窓には障子があるのがおなじみですが、ちょっと印象を変えて、それをカーテンに変えてみるのはいかがでしょう?

純和風の趣を好まれる方は、和室にカーテンは合わないだろうと懐疑的にお考えかもしれませんが、慣れれば違和感はありません。それに、生活上はカーテンに変えてしまったほうがメリットが大きいかもしれません。

そこで、今回は、和室の障子をカーテンに変えるための方法を、詳しくご説明します。レールの選び方から、DIYの方法、和室に調和するカーテンのコーディネートまで、ご紹介しましょう。

障子からカーテンに変えるメリット

やはり和室には障子がしっくりくることもわかりますが、インテリアに感じる違和感を気にしないなら、障子を思い切ってカーテンに変えてしまいましょう。障子に比べるとカーテンには様々なメリットがあるのがその理由です。

例えば、小さなお子様がいらしたり、ペットを飼っていらっしゃるご家庭は、破れやすい障子では不便を感じることが多いでしょう。それに、障子に比べてカーテンの方が暖かく感じることができます。

遮光性もカーテンの方が優れていますし、家の設計によっては和洋折衷のデザインでかえってカーテンの方が合うかもしれません。

障子の張り替えが不要になる

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和室の障子をカーテンに変える最大のメリットは、張り替えがいらないことでしょう。特に小さなお子様がいらしたり、ペットを飼っていらっしゃる方々の悩みの種が、障子の張り替えなのではないでしょうか。

もともと白い障子はちょっとしたことで汚れてしまいます。それでなくても障子は経年劣化して黄ばむので、どなたでも三年ほどで張り替えなければならないものです。

そこをカーテンに変えてしまえば、破れないのでたびたび張り替える手間がなくなる上、経年劣化もカーテンなら障子ほど目立たないので、長持ちするでしょう。何よりも汚れが付いたら、気軽に外して洗えるので、障子ほど生活に気を使わなくてもよくなります。

断熱性が増す

障子をカーテンに変えるメリットには、カーテンの方が断熱性に優れていることも挙げられます。建具が新しければ障子の断熱性は高いでしょうが、築年数が経った家の場合、建具がゆがみ、隙間風が入ってしまう場合もあります。

そこを考えると、障子に比べて空気層をたくさん作ることができ、建具に左右されないカーテンの方が、やはり暖かく感じられるのではないでしょうか。暖色系のカーテンを選べば心理的にもほっとする空間を作ることができます。

畳が傷みにくい

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カーテンの機能は断熱性だけではありません。障子に比べるとカーテンなら遮光性にも優れているので、畳が紫外線によって傷むのを抑えてくれるでしょう。

それに、遮光性が高いということは、夜に外から室内にいる人のシルエットを見られるといった心配がなくなります。このように防犯の観点からも、カーテンに軍配が上がります。

和室をおしゃれにコーディネートできる

カーテンはこうした生活上の便宜をもたらしてくれるだけでなく、和室の模様替えに使えば新鮮で、気分がリフレッシュするでしょう。

和室に限らず生活のために使っている部屋なら、どうしてもインテリアにマンネリ感を感じることがあるものです。そんな時、和室なら障子をおしゃれなカーテンに変えてみるだけでも、気分が違ってくるかもしれません。

それに、これまでご紹介した断熱性や遮光性だけでなく、防音性を謳った製品など、カーテンには様々な機能を持たせたものが多いので、生活スタイルに合ったものを自由に選んでコーディネートできることも魅力です。

障子からカーテンに変えるDIYの方法

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それでは、和室の窓の障子をカーテンに変えるためには、どうしたらよいか見ていきましょう。できるだけ費用をかけずに行うには、DIYがおすすめです。

今回は、自宅でご自由にリフォームができる方のためと、賃貸住宅にお住いの方のための方法と、それぞれご紹介いたします。

DIYのために外した障子の処分は、運が良ければフリマサイトや地域掲示板で引き取ってもらえることもあるようです。そうでない場合は、各自治体の指示に従って廃棄しましょう。

壁に穴をあける場合の変え方

DIYで壁や鴨居に気兼ねなく穴をあけられる場合は、ぜひカーテンレールを取り付けましょう。なぜなら、そのほうが自由に取りつけたいカーテンを選ぶことができるからです。

遮光性や防音性の高いカーテンはどうしても重くなりがちですが、壁や鴨居にカーテンレールをビス止めできるなら、カーテンが落下する心配はありません。

窓にカーテンレール取り付けよう

では、さっそく窓にDIYでカーテンレールを取り付ける方法を見ていきましょう。和室にカーテンレールを付けるためには、まずカーテンを正面付けにするか、天井付けにするか選びましょう。

正面付けとは、窓の上の壁にカーテンレールを取り付ける方法です。天井付けとは、障子の鴨居の溝などにレールを直接下向きにビス止めして取り付ける方法です。

どちらの方法も、まずはメジャーで窓の横幅を測って、必要な長さのレールを用意しましょう。正面付けなら、窓の左右からそれぞれ5~15㎝程余裕のある長さのレールを取り付けます。天井付けの場合は、鴨居の幅に入る長さのレールを用意しましょう。

どちらも購入時に伸縮式のレールを選ぶと、取り付け時に調整が効くので取り付けやすいでしょう。あとはドライバーでそれぞれのレールをビス止めします。お手持ちのレールの説明書に従って取り付けましょう。

穴をあけられない場合の変え方

では、今度は賃貸住宅などで穴をあけられない場合の方法を見ていきましょう。突っ張り式なら、壁に穴をあける必要はありません。

レールをビス止めするのに比べて、DIYでも工具が不要で取り付けが簡単なのが良いところです。こちらも方法が二つあるので、機能やインテリアに合わせて選んでみましょう。

突っ張り棒なら簡単!

障子をカーテンに変える方法の中でも一番簡単なのは、突っ張り棒を窓枠に渡すことです。これなら100均でも手軽に手に入りますし、試してみるのも楽です。夜間に外からシルエットが見えてしまう問題を手軽に解消することができます。

突っ張り棒を手に入れたら、それに合うリングランナーも見つけておきましょう。ホームセンターなどでリングランナー付きの突っ張り棒も売っています。耐荷重が心配な方は、ジャッキ式の突っ張り棒もあります。

突っ張り式のカーテンレールも

壁や建具に穴をあけられなくても通常のカーテンをかけたい時は、突っ張り式のカーテンレールもあります。テンションレールなどと検索してもヒットします。

これなら外見も普通のカーテンレールと変わらず、市販のカーテンをかけられるので、インテリアにマッチした空間を作りやすいでしょう。他のレールと比べて値段は張りますが、穴あけ要らずで手軽に取り付けられるのでおすすめです。

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カーテンを使った和室コーディネートのコツ

カーテンレールの取り付けが済んだら、肝心のカーテン選びについて、ご紹介しましょう。和室に合うコーディネートを考えると、木や畳本来の色を活かし、調和するようなカーテンを選びたいものです。今は和室用にデザインされたカーテンも多いので、コーディネートに困ることはあまりないでしょう。

和室向きの色はアースカラー

和室は木やイグサなど、天然素材を使って作られています。その自然の雰囲気を活かすためには、カーテンをアースカラーにするとよいでしょう。アースカラーなら、和室の天然素材と同系色でまとめることができるので、落ち着いた色合いのリラックスした空間になります。

和モダンの斬新な空間を作りたい時は、畳のヘリや家具などの色のトーンに合わせて、ダークな色調にしてみたり、色自体もブラックを選ぶなど、冒険してみるのも面白いかもしれません。

天然素材の生地が相性抜群

では、カーテンの素材はどのようなものを選んだらよいのでしょうか?天然素材の和室には、カーテンも天然素材を選ぶと相性は抜群です。自然で落ち着いた、くつろげる雰囲気を作ることができます。

しかし、天然素材よりも遮光性の高く、お手入れも簡単なポリエステルなどのカーテンをかけたい時は、麻や綿の天然調の風合いを出したものもあります。

柄は無地か植物柄がおすすめ

カーテンの柄については無地か植物柄がおすすめです。他にも、和の文様を入れたカーテンなど、和室向けにデザインされたカーテンはたくさんあるので、柄については選択肢は豊富です。

淡い色柄のものを選ぶと、落ち着いた雰囲気になります。大きな柄のものにすると、インパクトのある雰囲気の部屋になります。しかし、あまりに大きすぎる柄を選ぶと、窓の大きさとのバランスが取れなくなるので、その部屋に合ったものをチョイスするようにしましょう。

シェードも和室に合う

ところで、和室の窓を飾るのは障子とカーテンだけとは限りません。シェードカーテンは実はカーテンとは違い、ブラインドのように機械で水平に折りたたんで開閉するものですが、和室のインテリアにはよく合います。

ドレープのないシェードなら、シンプルな和の雰囲気になじみやすくて良いかもしれません。和室のインテリアを変えてリフレッシュしたい時は、シェードも選択肢に入れてみましょう。

遮光性カーテンなら畳を守れる

和室といえば畳ですが、新しいイグサの薄緑は美しいものです。その畳をできるだけ守るためにもカーテンに変えるのがおすすめです。障子だけでは気になる遮光性ですが、カーテンなら遮光性の高いものが多いので、畳の紫外線焼けを防いでくれます。

障子をカーテンにして和室の雰囲気を変えよう!

Photo by TANAKA Juuyoh (田中十洋)

今回は障子をカーテンに変える利点と、DIYでのカーテンレールの取り付け方、和室のインテリアコーディネートなどについてご紹介してきました。

和室に障子があると純和風で粋な趣があるものですが、今はカーテンでも和室にあったデザインの製品がたくさんあります。

そこで、いろいろなコーディネートを楽しみながら、思い切って部屋の雰囲気をがらりと変えてしまうのも面白いものです。この機会に障子をカーテンに変えて、おしゃれで居心地のいい空間を作ってみてはいかがでしょう。

yoshiyoshi
ライター

yoshiyoshi

いろいろ常識がないので、皆様には大変ご迷惑をおかけするかもしれませんが、よろしくお願いします。

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