ダンボールを使ってDIY!おすすめ手作りアイデアを紹介!
丈夫で加工しやすいダンボールは、DIYの材料としておすすめです。収納ボックスとしてそのまま活用している方は多いでしょうが、少し手を加えるだけでおしゃれに仕上がります。他にも、家具やインテリア、子供のおもちゃなど、おすすめのDIYアイデアを紹介します。
ダンボールを使ったDIYのメリット
ダンボールを使ったDIYのメリットとして、この記事では3つの項目をピックアップしました。ダンボールのDIYアイデアを紹介する前に、まずはメリットについて見ていきましょう。ここからは、ダンボールを使ったDIYのメリットについて紹介します。
丈夫で加工しやすい
ダンボールは中身を守るために作られているため、丈夫な作りが特徴です。そして、カッターなど身近な道具で加工ができるので、DIY初心者にも扱いやすい材料です。また、ダンボールの波目に合わせ、まっすぐ折ることができます。
費用がかからない
ダンボールは比較的簡単に入手することができ、費用はかかりません。インターネットショップを利用している方は、ダンボールが邪魔になるくらいたまることもあるでしょう。購入すると何かとお金がかかりますが、自宅にあるダンボールを活用すれば、費用をかけずにDIYすることができます。
処分しやすい
ダンボールは資源ごみとして捨てることができるので、処分しやすいです。加工したダンボールであれば、燃やせるゴミとして処分することもできます。大きなサイズを作っても処分に困らないことも、メリットのひとつといえるでしょう。
ダンボールを使ったおすすめDIYアイデア①収納
ダンボールを使ったおすすめDIYアイデア「収納」として、この記事では5つの項目をピックアップしました。ダンボールそのままでも収納することはできますが、DIYすることでおしゃれに仕上がります。
好きなサイズに手作りできることも、DIYの魅力です。ここからは、ダンボールを使ったおすすめDIYアイデア①収納について紹介します。
おしゃれ収納ボックス
ダンボールは丈夫で加工しやすいので、収納ボックスとして活用する方も多いでしょう。何もしないでそのまま使用すると、おしゃれさに欠け生活感が出てしまいます。少し手を加えて、部屋の雰囲気に合う収納ボックスを手作りしましょう。
ダンボールを使ったおしゃれ収納ボックスをDIYする時は、見える部分をおしゃれに仕上げることが重要です。全面をきれいにした方が完成度は高くなりますが、コストや時間などを考え、正面だけをDIYしてもよいでしょう。おしゃれなデザインのダンボールは、そのまま使ってもよいでしょう。
ダンボール全体に色を付ける場合は、カラースプレーを使用すると広範囲を手早く塗ることができます。また、貼れるタイプのインテリアシートやリメイクシートといった材料を活用すると、簡単に雰囲気を変えることができます。布を貼り付ければ、柔らかい印象に仕上がります。
丈夫なダンボールを丁寧に扱っていても、次第に変形してしまいます。特に、重量のあるものを入れると、出し入れする時に負荷がかかります。
使い捨てとはいえ、なるべく長期間使えるためには補強することが大切です。正面にポリエチレンボードなどを1枚貼るだけでも変わってくるので、ぜひ取り入れてみてください。また、キャスター付きの台の上に収納ボックスを乗せると移動が簡単です。
ダンボールで収納ボックスをいくつかDIYする場合は、同じデザインにすると統一感がでておしゃれに見えます。
中身が分かるよう、正面に文字や絵柄などを入れておくと便利です。ラベルに書いて取り付けてもよいでしょう。子供が使うダンボールの収納ボックスにはひらがなで大きく書き、お好きなキャラクターを合わせると喜ぶでしょう。
インテリア性を重視する場合は、おしゃれな字体で書きましょう。自分で書く自信がない場合は、文字シールなどを活用するときれいに仕上がるでしょう。
小物を収納する棚
ダンボールは、好きなサイズにカットして貼り付け、棚をDIYすることもできます。既製品の中から欲しいサイズを見つけることは時間がかかり、費用もかかります。
ダンボールを使って手作りするのであれば、収納したい小物のサイズに合わせることができ、コストを安く抑えることができます。もちろん、収納ボックスの数も自由に決めることができます。
マスキングテープ収納
マスキングテープはいろいろなデザインがあり、1個の価格は安いです。そのため、気が付くと収納に困るほどたくさん収集していることも少なくありません。ダンボールを使えば好きなサイズの収納ボックスが手作りできるので、マスキングテープ収納にもおすすめです。
マスキングテープのデザインを一目見て判断するためには、縦収納がおすすめです。横収納の場合はデザインが分かりにくいので、マスキングテープを少しちぎって側面に貼ると判断できます。
ダンボールで仕切りを作れば、1個ずつ収納することができます。埃が被らないよう蓋つきの収納ボックスをDIYしたり、小さな棚をDIYして見せる収納として並べてもおしゃれです。収納したいマスキングテープの数や太さなどに合わせてDIYしましょう。
取っ手付き引き出し収納
収納ボックスを引き出しとして使用したい場合は、取っ手を付けると便利です。つまみタイプの取っ手であれば、ダンボールを貼り付けるだけでも手作りできます。2~3枚重ねれば、厚みのあるつまみタイプの取っ手も作れます。
100円ショップにはおしゃれなデザインが揃っており、プレートタイプやアンティーク調、つまみタイプなどさまざまな種類があります。価格も安いので、低価格でおしゃれな取っ手が欲しい方におすすめです。イメージに合うものを選びましょう。
取っ手を付けると出っ張りが気になる場合は、指を引っかける穴をダンボールに開けましょう。切り口で指を切る可能性があるので、マスキングテープやレーステープなどを貼るとおしゃれにガードできます。
引き出しの中に重たいものを入れる場合、出し入れを頻繁に行うとダンボールが変形する可能性があります。正面となる面にポリエチレンボードなどを貼り強化するとともに、取っ手も丈夫なものを取り付けましょう。
仕分けボックス
棚の引き出しの中を仕分ける便利な「仕切り」はさまざまな種類がありますが、ぴったりなサイズがなかったり、長期間使うことで変形してしまう、安っぽいなどの悩みもあるでしょう。ダンボールを使えば、既製品のようにきれいな仕分けボックスをDIYすることができます。
作り方は簡単で、ダンボールで四角い枠を必要な個数作り、貼り付けるだけです。大きさも高さも自由に決めることができ、引き出しの中に入れるだけでなく、枠組みもダンボールでDIYすれば仕分けボックスとしてそのまま活用することもできます。
きれいに仕上げるコツは、角がすべて90度になるように枠を作り、縦横のラインを合わせて貼り付けることです。また、高さを揃えることも重要です。ダンボールの断面が見えてしまうので、上に薄い板などを貼り付けてもよいでしょう。
ダンボールの断面は波目状になっており、手で簡単に折り目を付けることができます。そして、縦横の波目の数を揃えれば、長さがずれることはありません。そのため、長さを測って紙や板などで枠を作るより簡単です。
ダンボールを使ったおすすめDIYアイデア②家具
ダンボールを使ったおすすめDIYアイデア「家具」として、この記事では5つの項目をピックアップしました。日常的に使う靴箱や机などをDIYする時も、ダンボールを活用することができます。ここからは、ダンボールを使ったおすすめDIYアイデア②家具について紹介します。
靴箱
ダンボールを積み重ねれば、靴箱も簡単に手作りすることができます。同じサイズのダンボールを合わせリメイクシートなどでDIYすれば、おしゃれ度もアップします。また、靴を斜めに収納できるようにダンボールをカットして組み合わせれば、出し入れしやすい靴箱もDIYできます。
既製品ではなかなかぴったりな隙間収納が見つからない場合も、ダンボールであれば自由に手作りすることができます。汚れたら作り直せばOKですが、クリアファイルを底に引いておくと、掃除がしやすく長持ちさせることができるでしょう。
PCデスク
昔は丈夫なみかん箱を机にしていたという話もあるように、PCデスクもDIYできます。机を利用する時はある程度圧がかかるので、丈夫に作る必要があります。みかんや梨といった果物が入っているダンボールは作りが丈夫なので、PCデスクをDIYする時におすすめです。
四角いダンボールそのままでは使いづらいので、足のあるPCデスクを手作りしましょう。必要に応じて、椅子もDIYしましょう。
ダンボールに印字されているロゴやデザインをそのまま使用しても、個性的なPCデスクが完成するでしょう。また、木目調などのリメイクシートなどを貼れば、ダンボールでDIYしたとは思えない立派なPCデスクも可能です。使いやすさを考え、引き出しや収納ポケットなどを付けましょう。
絵本棚
子供が取り出しやすく興味を持ってもらうためには、表紙が見えるように収納できる絵本棚がおすすめです。
数が増えても収納できるよう、下段には背表紙だけ見えるように棚を作るとよいでしょう。使う期間が限られる絵本棚は、コストを考えダンボールでDIYしてみてはいかがでしょうか。
SNSで話題となった絵本棚は、おむつが入っていたダンボール4箱を使い、背表紙が見える棚を横に3つ並べた上に、表紙が見える棚を作ります。部屋のインテリアに合わせて色を塗ったり、リメイクシートを貼れば完成です。
上段には37冊、下段には45冊ほど収納できるので、たくさんの絵本を揃えることができます。定期的に上段に飾る絵本を入れ替えることで、さまざまなジャンルの話に興味を持ってもらえることができるでしょう。
パーテーション
ダンボールでDIYしたパーテーションは、プライバシーを守るためや暖を取るために活用することができます。デスク横にパーテーションを取り付けたい場合は、ダンボールを貼り付けるだけでOKです。
避難所などでプライバシーを守るためにパーテーションを取り付けたい場合は、ダンボールで三角形の足を作り、別のダンボールを差し込んで自立するタイプがおすすめです。
使用したい場所に合わせてサイズを調節できるので、手元にあるダンボールでパーテーションをDIYしてみましょう。ダンボールのままでは少し寂しいので、ポスターやリメイクシートなどを貼ったり、お子さんの落書き用として活用してもよいでしょう。
ベット
ダンボールで作ったベットは、避難所でも活躍しています。床の上でそのまま寝るのと違い、ダンボールベットで寝ることで体が冷えることなく振動による疲労感も軽減されます。
ダンボールでベットをDIYする場合は数が必要になるので、同じサイズをいくつか用意する必要があります。作り方は検索するとさまざまなホームページで紹介しているので、気になるダンボールベットを参考にしてチャレンジしてみて下さい。
ダンボールを使ったおすすめDIYアイデア③インテリア
ダンボールを使ったおすすめDIYアイデア「インテリア」として、この記事では5つの項目をピックアップしました。欲しいインテリアは、ダンボールでDIYしてみてはいかがでしょうか。ここからは、ダンボールを使ったおすすめDIYアイデア③インテリアについて紹介します。
フェイクグリーン
部屋に植物があると癒されますが、水やりなどお世話が大変です。そんな時は、インテリアにフェイクグリーンを取り入れましょう。大きなサイズは価格もそれなりに高くなりますが、ダンボールでDIYすればコストを抑えることができます。
たとえば、大きなサボテンは、ダンボール、グルーガン、スプレーペンキがあれば手作りすることができます。お好きなサイズのサボテンの型を5枚カットし、グルーガンでくっつけます。ダンボールの切り口にも塗り、緑のスプレーペンキで色を付けた後、黄緑を塗り重ねましょう。
サボテンのトゲは、ダンボールの切り口にいくつかグルーガンを付け、黄色のペンキで色を付けましょう。
サイズ違いを2~3本作り、おしゃれなバケツなどに入れて完成です。フェイクグリーンなので、お子さんがトゲでけがをする心配もありません。
木樽風プランター
木樽はガーデニングで人気ののプランターですが、価格が高くて数を揃えるのは大変です。ダンボールでDIYすれば、コストを抑えておしゃれな木樽プランターが完成します。お好きなサイズやカラーで手作りできるので、中に入れる植物や飾るスペースに合わせて決めましょう。
用意する材料は、木樽プランターの底となる丸いダンボール1枚、長方形のダンボール数枚、カラースプレー、両面テープ、接着用ののりやホッチキスなどです。
作り方は、カットしたダンボールを木樽風にカラースプレーで塗ります。丸いダンボールの縁に両面テープを貼り、横一列につなげた長方形のダンボールを付けて完成です。
フェイクグリーンのツタや麻紐などを巻きつけると、より雰囲気が出ておしゃれに仕上がります。観葉植物を入れるだけでなく、キッチンや洗面所の小物入れなどにも活用することができます。
アンティーク風時計
壁掛け時計をDIYする時に必要な材料は、「時計のムーブメントと針のセット」と「文字盤」です。サイズや文字盤のデザインなど好みの壁掛け時計が見つからない場合は、ダンボールで手作りしましょう。
時計のムーブメントと針のセットはインターネット通販などでも購入できますが、手作りキットは1,000円程度かかります。そのため、100円ショップの時計を分解して使うことをおすすめします。
作り方は、ダンボール3枚を重ねて文字盤を作り、ムーブメントをはめ込む場所だけ1枚を残してくり抜きます。シャフトを通す穴をあけ、針を固定し完成です。
アンティーク風のほか、さまざまな時計をDIYすることができます。文字盤の形は自由なので、お好きなデザインで作ってみましょう。ダンボールの断面は、ペーパークラフトバンドなどを活用するとおしゃれに隠すことができます。
かわいいオブジェ
玄関に飾るウエルカムボードやリビングに飾るミニチュアハウスなど、ダンボールでさまざまなかわいいオブジェをDIYすることができます。カットしてお好みのカラーを塗り、貼り付けるだけと簡単です。星や数字のオブジェなど簡単なもや、サーフボードといった大きなサイズも手作りできます。
アルファベットディスプレイ
流行りのアルファベットディスプレイも、もちろんダンボールでDIYすることができます。文字やサイズ、数なども自由なので、壁や玄関など飾るスペースに合わせて手作りしましょう。
デザイン性の高いダンボールを使えば、カラーを付ける必要はありません。リメイクシートやマスキングテープを活用すれば、デコレーションの幅が広がります。
また、立体的なデコレーションを加えると、より華やかでおしゃれに仕上がります。例えば、毛糸を巻き付けたり、造花・花びら・貝殻・グリーンモスなどを貼り付けると、印象が変わってきます。
ダンボールを使ったおすすめDIYアイデア④子供のおもちゃ
ダンボールを使ったおすすめDIYアイデア「子供のおもちゃ」として、この記事では3つの項目をピックアップしました。成長が早い子供には、その時々に合うおもちゃで遊ばせてあげましょう。
ダンボールで作った愛情あふれるおもちゃなら、お子さんもきっと喜んでくれるはずです。ここからは、ダンボールを使ったおすすめDIYアイデア④子供のおもちゃについて紹介します。
ダンボールハウス
ダンボールハウスは、室内遊びで子供が喜ぶおもちゃとして人気があります。子供が入れて遊べるスペースが確保できるサイズが理想です。自分だけの空間ができ、大事にしているものを持ち込んだりすることでしょう。
ダンボールハウスは、秘密基地にしたりおままごとをしたりと活用方法はいろいろあります。気が付くと、中でお昼寝をしていることがあるかもしれません。
窓を作ったり、ボールプールのスペースを隣に付けると、より遊びの幅が広がります。屋根を付けるかは自由です。
ダンボールハウスのデコレーションは、お子さんに絵を描いてもらう、お子さんが描いた絵を貼る、お子さんにちぎった折り紙を貼ってもらう、お子さんが色塗りできるように絵を描くなど、お子さんの年齢に合わせて一緒に手作りしてもよいでしょう。
おままごとキッチン
おままごとキッチンは、特に女の子が欲しがるおもちゃのひとつです。子供はお母さんのマネをしたがるので、専用のキッチンをDIYしてあげれば喜ぶでしょう。
コンロや蛇口、食洗器、電子レンジなど、ダンボールだけでなくほかの材料を組み合わせて作ってみましょう。一度に作るのは大変なので、少しずつ付け足していくとよいでしょう。余裕があれば、包丁やまな板、フライパンなどもあると、おままごとごっこもより楽しくなるでしょう。
おままごとキッチンをダンボールでDIYする時は、作り方を具体的に紹介しているホームページを参考にしましょう。いろいろな人がさまざまなおままごとキッチンをDIYしているので、比較しながら自分が作ってあげたいイメージを決めていきましょう。
救急車の乗用おもちゃ
子供は○○ごっこ遊びが大好きです。ダンボールに絵を描いたり画用紙や折り紙などを貼れば、救急車もDIYすることができます。消防車やパトカーなど、お子さんが興味を持っている車を手作りすると喜ぶでしょう。
歩ける年齢であれば、ダンボールで車の枠組みだけ作り、持って移動するタイプを作ってあげましょう。まだ歩けない年齢であれば、植木鉢を乗せるキャスターなどを下につけましょう。ダンボールの乗用おもちゃに乗せ、部屋の中で動かし遊ばせることができます。
アイデアいろいろなダンボールDIYを楽しもう!
ダンボールを使ったDIYアイデアは、紹介した以外にもたくさんあります。丈夫で加工しやすいため、箱以外の使い方もおすすめです。リメイクシートやマスキングテープなどのデコレーショングッズなどを上手に活用して、おしゃれに仕上げましょう。