子供が喜ぶ手作りダンボールハウスの作り方を紹介!
暑い夏や寒い冬、また雨の日は外で遊びにくいですが、そんな時に子供さんと一緒に手作りして楽しめるのがダンボールハウスです。ダンボールの形を生かして作りますので工程はとっても簡単。なのに見栄えよくかわいいダンボールハウスの作り方や飾りつけのアイデアをご紹介します。
簡単なダンボールハウスの作り方①屋根つき
誰でも子供のころに秘密基地を作って遊んだ記憶があるように、子供は狭くて閉じられた空間で遊ぶのが大好きです。そんな子供の室内遊びにはダンボールハウスがぴったり。
簡単に揃う材料で手作りできるうえに、ダンボールなので必要がなくなっても処理が簡単です。ここからは屋根が付いているタイプのダンボールハウスの作り方をご紹介します。
用意するもの
屋根付きのダンボールハウスの作り方、まず用意するものはダンボールです。なるべく大きなダンボールを準備するのがおすすめで、大型の家具などが入っていたものが丈夫で加工しやすいです。
ダンボールが手に入らない場合は、100均などで購入も可能ですし、郵便局やホームセンター、ネット通販することも可能です。
ダンボールハウスを作るのに必要な道具は、ガムテープ、カッターナイフ、定規があると基本的なダンボールハウスを作ることができます。
作り方手順
屋根付きのダンボールハウスの手作り方法、まずはダンボールのフラップをすべて立たせて四隅をガムテープでしっかりと固定します。これで大きな筒状のダンボールができます。
次にドアや窓の加工をしましょう。カッターで好きな位置にドアや窓を切り抜きます。四角い形にしてもいいですし、ドアはアーチ状にするのもおしゃれです。
ドアは一旦全面切り抜いてからガムテープで一面を壁に固定することで開閉ができるようにしてもいいですし、ドアを切り抜く時に一面だけ残すことで壁と固定されている状態にすることもできます。
そして長方形に切ったダンボールを2つ組み合わせて屋根を作り、本体にくっ付けると屋根付きのダンボールハウスの完成です。
簡単なダンボールハウスの作り方②屋根オープン
次にご紹介するのは屋根がオープンになっているタイプのダンボールハウスの作り方です。屋根がついているタイプのダンボールハウスと違う点は、屋根がないのでフラットに畳んで収納がしやすいという点です。
ダンボールハウスを作りたいけれど、ずっと出しておくようなスペースがないという場合におすすめです。作り方も屋根があるタイプよりも更に簡単です。
用意するもの
屋根がオープンタイプのダンボールハウスを作る時に用意するものは、基本的には屋根があるタイプのダンボールハウスを作る時と同じです。大きくて丈夫なダンボール、カッターナイフ、ガムテープ、定規を最低限準備しましょう。
ほかに準備するものは、どんなダンボールハウスにしたいかで異なってきます。壁に装飾をしたい場合は、100均などで手に入るウォールステッカーや色紙を準備しておくと色んなデザインを楽しめます。
また、ドアの取っ手はダンボールを切り抜いて作ってもいいですし、ペットボトルのキャップを取り付けると更に本格的なダンボールハウスになります。
作り方手順
屋根がオープンタイプのダンボールハウスの作り方ですが、ダンボールのフラップをすべて立て、四隅をガムテープでしっかりと貼るところまでは屋根が付いているタイプと同じです。
そして上に来るフラップを屋根に加工します。それぞれのフラップを斜めに三分の一ぐらいまでカットし、合わせると屋根の形になるようにします。フラップを正面から見ると台形になるはずです。
ダンボールハウスとして遊ぶ時にはガムテープなどで軽く固定し、遊び終わったらテープを剥がすと使用しない時には畳んで保管することができます。
かわいいダンボールハウスのアイデア集
屋根付きのダンボールハウスと屋根がオープンになっているタイプのダンボールハウスの作り方をご紹介しました。考えていたよりも簡単に作れそうと思われた方も多いのではないでしょうか。
ここからはそんな基本のダンボールハウスをアレンジするアイデアをご紹介します。どれも100均で揃うような材料で作ることができるものばかりですので、ぜひ子供さんと一緒に楽しんでデコレーションをしてみてください。
ウォールシートを使ってカフェ風に
かわいいダンボールハウスのアイデア、まずはウォールシートを使うというアイデアです。ダンボールハウスの外壁に当たる部分に、100均などで購入できるようなウォールシートを貼ると本格的な仕上がりになります。
例えばカフェ風のダンボールハウスに仕上げるのであれば、ウッディな感じのウォールシートを貼ってみるのはいかがでしょうか。そこにフェイクグリーンを飾れば、本物のカフェ顔負けのおしゃれなダンボールハウスができあがります。
カフェですので窓の形に少しこだわってみたり、テイクアウトが出来るようなカウンターを作ってみると更に雰囲気が出ます。
モノトーンの配色に星の装飾
子供さんが遊ぶダンボールハウスだからといってカラフルにする必要はなく、シンプルにモノトーンに仕上げるというのもかわいいダンボールハウスのアイデアです。
モノトーンのダンボールハウスだと、出しっぱなしでもインテリアの邪魔にならないという点でもおすすめです。
ただ、完全にモノトーンのダンボールハウスだと面白みがなくなってしまうので、例えば黄色の折り紙を星形に切り抜いて貼ってみるとアクセントになってかわいい仕上がりになります。
カラフルな布や紙を貼り付けて
続いてご紹介するかわいいダンボールハウスのアイデアは、子供さんと一緒に楽しくアレンジできる方法です。
大人が用意するのはさまざまな色の色紙。それを子供さんが自由に屋根やドアに貼っていきます。これでカラフルで世界で一つのダンボールハウスが出来上がります。色紙を使ってもいいですし、布を貼っていくと温かみのあるダンボールハウスになります。
かわいい赤いフェルトの屋根に
かわいいダンボールハウスのアイデア集、絵本の中に出てくるようなダンボールハウスを作りたいのであれば、屋根に赤いフェルトを貼るのがおすすめです。
100均などで気軽に買えるフェルトを貼るだけで、赤ずきんちゃんの世界のようなダンボールハウスが出来上がりです。ダンボールハウスの外壁は白に、余ったダンボールで煙突を付けると更に見栄えがよくなります。
レンガ柄の本格的なダンボールハウス
かわいいダンボールハウスのアレンジ、レンガ柄のウォールステッカーを買ってきて外壁に貼るのもおすすめです。絵本「3匹のこぶた」に出てくるようなレンガ造りの本格的なダンボールハウスになります。
レンガ造りなのでカフェという設定にもおすすめ。レンガの色はモノトーンに近い落ち着いた色もありますし、赤茶色のレンガにするという方法もあります。
また、一面すべてレンガにするのではなく、下から三分の一のみレンガにし、残りは木張りのウォールステッカーを貼るというアレンジもおすすめです。
お店屋さんごっこができる広いダンボールハウス
ダンボールハウスというと四面をダンボールで囲うというデザインが一般的ですが、広いダンボールハウスを作りたい場合はダンボールを開いて作るという作り方もあります。
ダンボールを開いて壁に寄せてダンボールハウスを作ると、子供が2人入って楽しめるようなサイズのダンボールハウスが出来上がりです。
ドアにレースを付けるとお店のようなデザインになりますし、壁にフックを付けてあげれば商品をぶら下げて展示することもできます。
電車型ダンボールハウス
かわいいダンボールハウスのアイデア集、最後にご紹介するのは特に男の子におすすめの電車型のダンボールハウスです。
ダンボールハウスはダンボールの形を生かして作ると自然に四角になりますので、電車型にするのも簡単。子供さんのお気に入りの路線のデザインにしてあげると更に喜ばれること間違いありません。
もっと凝ったデザインにしたい場合には、ダンボールハウスの中につり革を付けたり、運転席のような場所には自転車のベルを付けて発車ベルの代わりにするのもおすすめです。
男の子に喜ばれるデザインとしては、電車型のほかにロボット、ロケット、車などがありますのでぜひトライしてみてください。
手作りできない場合にはネットでキットの購入も
自分でかわいいダンボールハウスを作ってみたいけれどダンボールが手に入らないという場合や、手作りする自信がないという場合には自宅では組み立てるだけになっているダンボールハウスキットを購入するという方法もあります。
東急ハンズなどの大きな文房具店やホームセンターなどで取り扱いがありますが、品ぞろえが多いのはネット通販です。ぜひダンボールハウスキットで検索してみてください。
アイデアいろいろなダンボールハウスを楽しもう!
引っ越しをしたり、ネット通販をするたびに手に入るダンボール。近くのスーパーなどに行けば無料でも貰えるような材料で子供さんが喜ぶダンボールハウスが作れてしまいます。今回ご紹介したアイデアを参考に、子供さんとオリジナルのダンボールハウスを作ってみてください。