ディアウォールなら賃貸でも安全
賃貸でもDIYしたい!という願いを簡単に叶えてくれるのが「ディアウォール」です。天井と床のあいだに設置できる簡易式の壁のようなつくりをしているのがディアウォールなのですが、賃貸マンションでも家屋でも平屋でもつかえる優れものなのです。
そんなすばらしいDIYのサポートパーツとして使えるディアウォールのメリットやデメリット、使い方から上手にアレンジすることでおしゃれな収納スペースを簡単に作ってしまえるアイデアまで盛りだくさんのお送りします。
ひとまずディアウォールを使うことで賃貸でもどうして安全なのか、簡単に収納スペースを作ってしまうためのコツについてご紹介します。
穴をあけずに壁を作ることができる
どうして賃貸マンションや賃貸アパートなどの物件でもディアウォールを使うことで簡単にDIYを行うことが出来るのかというと、何と言っても壁や床に穴を開ける必要が全くないということが最大のポイントです。
おしゃれな壁収納や、素敵な店を作ろうと思ったら、壁に穴を開けたりL字金具を取り付けたりと、どうしても賃貸ではできないことがたくさん出てきますが、ディアウォールならそんな問題を一発で解決できます。
既製品より安い価格で作ることができる
ディアウォールを使うことによって得られるメリットとして、壁をいっぱいに使ったおしゃれな収納家具を購入しようと思ったら、かなりの金銭を必要とします。しかし自分でDIYするならば、ディアウォールと収納棚を作成するための素材費だけで済みます。
おまけにディアウォールならアレンジ次第でおしゃれで素敵な収納棚を簡単にDIYすることができるので、既製品よりもはるかに安い価格で、自分好みのおしゃれな収納スペースを簡単に作ることができるのです。
ディアウォールで壁を作るコツ
早速ですが、ディアウォールを使って、おしゃれで素敵な壁を使った収納を作る、簡単なコツについてご紹介していきます。ディアウォールを上手にDIYするためにはいくつかのポイントがあります。
それぞれのポイントを押さえることによって、ディアウォールを使った壁収納をより確実なものとしてDIYすることができるようになります。
それぞれのポイントをしっかりと押さえて、賃貸でもOKなおしゃれで素敵な壁収納を、ディアウォールを使って簡単に手に入れましょう。
実際の長さのマイナス40~45㎜にカットする
まず、ディアウォールを設置するためにはディアウォールを設置することができる角材を用意しなければなりません。ディアウォールとして設置することのできる角材の長さは、床から天井までの長さが最低限必要になってきます。
その上で切り出してくる時のコツとして、天井から床までの長さからマイナス40~45㎜を目安にしてカットしたものを用意するというのがポイントになってきます。ディアウォールのパーツ自体の長さを加味しなければならないからです。
賃貸住宅などの床から天井までの高さをスケールで測ったら、その長さからマイナス40~45㎜程度を目安にして角材を切り出して用意しましょう。その長さを壁として設置することになります。
天井に押し付けて設置する
購入してきたディアウォール用の角材にディアウォール用のパーツを取り付けて、内部のバネを押し込むようにして天井に押し付け、床側を滑らせてしっかりと垂直になるように設置します。
突っ張り棒をある程度伸ばした状態で、より強く設置したい時にバネを押し込んで設置するような取り付け方を、ディアウォールのような大きな角材で行うようなイメージになります。
天井の薄い部分に注意
鉄筋コンクリートのビルやマンションであれば問題ないんですが、木造家屋のような場所でディアウォールを特に何の考えもなく設置すると天井が抜けてしまうことがあります。
これは天井の板が日本の木造家屋の場合は梁の場所以外はベニヤ板のような薄い板がかぶせてあるだけのような状態の作りをしているからです。
このような事態を防ぐためには、あらかじめ天井の裏にある梁の位置を十分に確認してから、なるべく梁の位置に合わさるような形でディアウォールを設置することがポイントです。
色は先に塗っておく
ディアウォールをDIYして壁に取り付けるポイントとして気をつけておきたいこととして、もしもディアウォールそのものにカラーリングを施すつもりなのであれば予め塗ってから設置することです。
ディアウォールを壁や天井に設置してから後でカラーリングを施そうとすると、方法にもよりますが設置している付近の壁や天井に塗料が付着する可能性があります。そうしたことを防ぐためにも先に塗装を済ませてしまいましょう。
そして十分に乾燥させて、塗料が壁や天井にひっつかないことを確認してからディアウォールを目的の場所に設置するようにしましょう。
垂直を確認する
ディアウォールを取り付ける時にしっかりと調べておきたいこととして、ディアウォールが床や天井に対して垂直であるかどうか。また壁に対して水平が取れているかどうかを確認することです。
特に、床に対して垂直がとれていなければ、ディアウォールの耐久性が著しく低下する可能性が出てきますので必ず垂直が取れているかどうかを確認するようにしましょう。
おすすめの方法としては分度器のような角度を推し量るものを使って90°になっているかどうかを確認することです。もしくは真四角の紙などを用意して角を当てて確認することが簡単なのでおすすめです。
ディアウォールで壁を作る時の注意点
賃貸マンションなどでディアウォールをDIYして、簡単にオリジナルの壁収納やおしゃれな壁収納を作ろうとして失敗してしまうことについて、いくつかの注意すべきポイントをご紹介します。
どのようなことがディアウォールをDIYするときの失敗談に繋がっていくのか、簡単だからこそついつい気が緩んでしまって失敗してしまう危険なポイントについて解説します。
2x4が長すぎた場合
ディアウォールで使用する規格の木材のことを「2x4(ツーバイフォー)」と言いますが、この長さが先ほど説明した床から天井までの長さに対してマイナス20~45mmではなく、すこし長くなってしまった場合です。
少し長くなってしまった場合は、いざ取り付けようとした時に天井と床に対して突っ張る力が強くなりすぎてしまうために、天井や床の表面を削ってしまう危険性があります。改めて長さを調節し直しましょう。
2x4が短すぎた場合
ディアウォールで使用するツーバイフォーが逆に短すぎてしまった場合は、今度は長さが足りなくなってしまうので十分な強度が得られずに棚などの壁収納を取り付けることは愚か立たせることも出来ません。
この場合は付属しているスペーサーを取り付けることで、床側に設置するツーバイフォーの長さを調節することが可能です。それ以上に長さが足りていない場合はツーバイフォーを買い足す必要が出てきます。
ディアウォールは徐々に床に沈んでいく
ディアウォールを取り付ける床の材質や強度にもよりますが、ディアウォールを取り付けてしばらく経つと、徐々にディアウォールの突っ張る力に床が負けて床そのものが沈み込んでしまうことがあります。
特に木造建築の家屋にありがちな現象ですので、鉄筋コンクリートのマンションなどではない場合は、ディアウォールを設置する場所を定期的に確認する必要があります。場合によっては設置している収納が倒れてきてしまう可能性があるからです。
移動させるときの注意点
何らかの理由で一度取り付けたディアウォールを移動させたい時にも十分な注意が配慮を行わなくては天井や壁に傷がついてしまうことがあります。
移動させる時の注意点として、まず下からしっかりと天井に向かってディアウォールを持ち上げ押し付けた状態で床側を移動させます。十分なスペースが確保できたところで天井側をそっとスライドさせます。
ヘタに擦ってしまわないように注意しながら、移動させたい先までたどり着いたら取り付ける時と同じように天井にしっかりと押さえつけて床側の位置を決めましょう。
ディアウォールを使った壁面収納のDIYアイデア
賃貸物件でもおしゃれなオリジナルの壁収納を簡単に楽しむことができるディアウォールを使った、賃貸物件で使うことのできるリアボールのDIYアイデアの数々をご紹介します。
ディアウォールは賃貸物件でも物件に傷をつけることなく簡単に利用することができるというメリットがあるので、非常にたくさんのおしゃれなDIYの簡単アイデアがたくさんSNS等で散見できます。
それぞれがどのようなアイデアを活かしておしゃれな収納術として公開しているのかについて順番に見て参考にして、あなたのディアウォールテクニックとして活用できるようにしていきましょう。
棚受けを設置する
賃貸でも使えるディアウォールには様々なDIYキットが販売されています。その中に「棚受け」というアイテムがホームセンターなどで販売しているので、それを使うことで簡単におしゃれな収納棚を作ることができます。
ツーバイフォーのディアウォールを2セットと、棚受けセット3セット用意して作成すると、とっても簡単に天井から床までの収納棚を作ることができます。場合によってはネジなどが付属していないので別途購入する必要があります。
テレビを壁掛けにする
地震などの天災が発生した時に様々な家具の転倒が怖いです。しかしテレビなどを含めてディアウォールを使って壁掛けにしてしまえば、転倒する危険性もなく小さなお子様がいても安心です。
ディアウォール同士に枕木を取り付けて、壁付け用のテレビラックを直接ネジ止めするというDIYです。壁掛けモニターは専用のテレビラックなどを必要としないので賃貸物件の部屋のスペースを有効活用できるというメリットがあります。
ハンガーラックをつける
賃貸物件の壁に穴を開ける必要がないというディアウォールの特性を最大限に生かしたおしゃれなDIYテクニックです。味のある木目塗装を際立たせたツーバイフォーをうまく活用して、ハンガーラックとして活用している例です。
壁掛け収納としてのディアウォールの活用方法として、理想的かつおしゃれなアレンジアイデアと言えます。ただ取り付けるだけなら簡単ですが、ひと手間加えるだけでこんなにもおしゃれなDIYが可能になります。
自転車を壁掛けする
賃貸物件でも穴を開ける必要がなく、しかも高さを有効に活用することができるディアウォールならではの収納テクニックのひとつです。
ディアウォールを使えば天井までの高さのあるスペースを有効に、フル活用することができるので、ロードバイクのような外に置いておくのは危険な少し大きな貴重品も十分に収納することができます。
インテリアとしてもお洒落な雰囲気を作ることができますので、賃貸物件でもお部屋の中に自転車を収納できるアイデアとしてとても人気のテクニックとして活用されています。
本棚を設置する
ディアウォールを使ったおしゃれな子供用の横置き壁掛け本棚です。ツーバイフォーが2本に枕木を4本設置して、落下防止用のワイヤーは、カーテンワイヤーを活用しています。
大人用の本棚も高さの調整を行えば、おしゃれなインテリアスペースとして活用することもできるディアウォールを使ったDIYテクニックだと言えます。もちろん賃貸でも使えます。
有孔ボードを作る
壁面に取り付けたディアウォールに有孔ボードを組み込むことで、壁面全体を収納スペースとして活用することが出来るようになるテクニックです。相応の手間と時間を必要とはしますが、おしゃれにも便利にも活用できます。
賃貸物件でも利用可能な壁全体の有孔ボード化テクニックを利用すれば、収納スペースの確保がより簡単になり、変更やアレンジも自在に出来るようになるので、お子様の勉強スペースなどにも活用できます。
ディアウォールを使った間仕切り壁のDIYアイデア
ディアウォールはなにも壁面に収納スペースを設置するだけが使い道ではありません。賃貸でもお構いなしに「柱」をつくることが出来るのがディアウォールというDIYキットの強みですので、柱で作れるものならなんでも設置が可能です。
そんな中でもディアウォールを使うことで設置が可能になる「間仕切り」のテクニックについてご紹介します。ディアウォールの強みは何と言っても設置場所を選ばない、ということです。
ですので、欲しい場所に欲しいパーテーションスペースを簡単につくることが出来るうえに、自分でDIYすることもできるのでかなりおしゃれなアレンジアイデアをみなさん挑戦しています。
パーテーションを作る
賃貸の店舗の柱を即席のディアウォールを使うことで簡単にパーテーションを作っている例です。しっかりとお店の雰囲気に合わせたカラーリングが施されていて、とてもおしゃれな仕上がりになっています。
ディアウォールを使えば賃貸のお店のような場所でも、簡単にこうしたスペースの分配を行うことができるので、店舗のDIYとしてもたくさんの利用例が散見されます。他にもレジドロアのスペースを区切ったり、自宅でも活用することもできます。
同じワンルームでも、勉強スペースとベッドスペースを区切るためにディアウォールをパーテーションとして設置して、ついでに収納用のフックを取り付けてもおしゃれです。
小部屋を作る
先ほどのパーテーション作りをそのまま流用すれば、独立した小部屋も簡単に作れてしまいます。賃貸の中に小さなお部屋を新しく作り出すなんてことも出来てしまうので、ディアウォールのアレンジはまさに空間のアレンジと言えます。
家の間取りで違和感のあるスペースがあれば、ディアウォールを使ってパーテーションを区切り、扉をとりつけて独立した部屋を作ってしまいましょう。しっかりと塗装とコーティングを木材に施しておくことがポイントです。
独立した部屋が作成出来れば物置部屋やちょっとした書斎、はては作業スペースとしてなどなど、さまざまな用途に使用することが出来るようになります。
キャットウォークを作る
飼い主さんはそのつもりが無かったようですが、ディアウォールを使って壁に棚を作っておけば、キャットウォークとして活躍してくれます。そのままでも棚として活用出来ますが、純粋なキャットウォークとしてももちろんDIYできます。
ある程度の強度を確保するためにできればツーバイフォーは2本でDIYしたい所です。2本を角材で繋ぎ合わせてそれぞれに連結するような棚を作成してあげれば、キャットウォークとして十分に遊んでくれます。
アレンジ次第で猫の遊び場としていろいろなアイデアを詰め込むことができるのも、ディアウォールを使ったDIYの醍醐味です。爪とぎスペースやあったかスペースなどを取り付けるのもよいでしょう。
ディアウォールを使った飾り壁のDIYアイデア
これまでに紹介してきた収納テクニックの基礎的な側面をもったアイデアや、より単純で簡単に作成していくためのアイデアをご紹介していきますので、もしもこれまでのアイデアをご覧頂いて「むずかしそう」と感じたなら挑戦してみましょう。
以下に紹介している方法であれば、もっと簡単にいろいろな飾り壁をあなた自身の手でDIYすることができるようになります。まずは手軽で簡単なことから始めて徐々にステップアップすることが大切です。
そのためにはディアウォールをつかってどんな事がしたいのか?そしてそれを実現するために最も簡単ですぐにできる方法にはどんな物があるのかを知りましょう。
合板・ベニヤ板で作る
ツーバイフォーやディアウォールのジョイントのカラーをあらかじめ合わせたりカラーリングを施せれば良いですが、難しい用であればそれぞれの資材の研磨だけは行っておきましょう。
端の切断面にはトゲの原因になる部分となっているので、触れた時に木片が刺さってしまうことがあります。作業時に軍手などで手を保護することはもちろん、ニスやヤスリでしっかりと研磨して危険性を取り除くことが大切です。
木材は非常に温かみのある素材でおしゃれな雰囲気を簡単に出すことができますが、その分そうした危険性を軽視しがちですので忘れずに処理を施して怪我をしないようにしましょう。
床板で作る
廃材やフローリング材、床板などでつかわれている細長い板に、少し手を加えるだけでおしゃれな飾り壁を作ってしまえるのもディアウォールでのDIYの強みですし、それを楽しめる人がとてもたくさんいます。
こちらの飾り壁はディアウォールでつかうツーバイフォーを3本用意して、ディアウォールどうしを加工された床材でうまくずらして組み合わせて、それぞれを打ち合わせて飾り壁に仕立て上げています。
釘やビスでフックをつくってあげればそれだけで簡単にいろりおな物を飾れる飾り壁が出来上がります。あえて床板のカラーを分散させることで、バランスの良い飾り壁スペースとして機能しています。
パテーション風飾り壁を作る
もともとは通り抜けることが可能な場所にディアウォールを使ってパーティション風の飾り壁と、ディアウォールをベースに扉を付けて一つの部屋にDIYした例です。飾り壁の木材は扉のサイズに合わせて長さを調節しています。
塗装にはステイン材を使用することで、木目がハッキリと浮かび上がる仕上がりになります。木材のDIYには非常に人気の高い塗装となっていて、ディアウォールだけでなくスノコのDIYなどでも使われています。
ディアウォールを使ったおしゃれな棚のDIYアイデア
ディアウォールを使うことでさまざまな収納テクニックに応用することができたり、パーティションを区切って空間を制御することができると紹介してまいりましたが、続いては棚を使ったアイデアです。
たんなる棚ではなく、よりおしゃれな棚としてのアイデアを今度は紹介してまいります。いくつかのアイデアのなかでも「おしゃれ」な棚としてのアレンジの数々をご覧いただき、あなたのDIYの参考にしてください。
グリーンなどを飾る棚を作る
ベランダや屋内などの「グリーン」を飾り付ける場所としてのディアウォールを使ったDIYテクニックです。観葉植物をディスプレイとして使用する場合や、ベランダなどのスペースを有効に活用するテクニックとしてディアウォールを使っています。
ディアウォールの最大の強みは、「高さ」を活かせる収納が可能な所です。ですので、なかなか高さを活かすことが難しいベランダのような場所でもディアウォールを使えば簡単にディスプレイスペースを確保する事ができます。
アンティーク調の棚を作る
壁の色や棚の色あいを全体的に馴染ませるように揃えていけば、ディアウォールを使っているとは思えないような雰囲気のあるディスプレイ棚が作れます。実用性も非常に高いのがディアウォールの魅力です。
なので実用性に優れた棚や壁を作成するためのツールとしてだけではなく、インテリアとしてのデザイン性も十分に追及できる道具として、ディアウォールはDIYのマストアイテムのような人気を集めています。
ディスプレイ棚を作る
ディアウォールは単に棚を作るというだけのアイテムではないことは何度も申し上げていますが、このようにおしゃれすぎるディスプレイ棚として機能させることもできるアイテムです。
どこにでもどのような形にでもしっかりとした棚を設置することができるのがディアウォールの本質的な強みですが、そのために家そのものに手を加えるレベルのDIYアレンジを作成することが可能なのです。
古材風ペイントのディアウォール棚を作る
古材がもつ独特な雰囲気を演出してくれるマットな風合いが魅力的なこちらのディアウォールをつかった壁棚DIYテクニックには、さながら歴史ある風合いや雰囲気を感じさせてくれます。
時間とともに育んできた空気感のようなマットなイメージがおしゃれです。しかも使い方もかなり考えられているので、このスペースの驚くべき活用テクニックには是非にでも参考にさせてもらいたい所と言えます。
ディアウォールを使ったサイズ調節可能な棚のDIYアイデア
ディアウォールを使ったDIYのアイデアには、「自在軸」や「ステンレス棚受け」のようなフックで高さを調整できるような金具との相性が非常に良いので、玄関の靴棚やある程度の位置や高さを変更できる収納方式に向いています。
高さや位置を変更することができるようにすることでディアウォールをより有効に活用できるようにもなりますし、家具や収納スペースとしても非常に有用な効果を得られるようになります。
アジャスター付の机を作る
ねじ止めするだけで簡単に取り付けることができる「軸受け」を使えば、アジャストが簡単にできる棚や机をDIYできます。子供の学習スペースの机として取り付ければ、子供の成長に合わせて調整可能な学習机をDIYすることもできます。
軸受けをなるべく頑丈なものにしておけばかなり長持ちしますので、場合によっては棚を増やしたりすることで増える物を効率よく収納しやすくすることもできます。L字金具の大きさはなるべく机板全般をカバーできるサイズを取り付けましょう。
ディアウォールを使った壁件机のDIYアイデア
ディアウォールを壁側で使用するケースの中でも、とくに机やテーブルなどの作業スペースとしてアレンジを加えているアイデアを中心にご紹介します。ディアウォールの使い方次第で壁のスペースを活用するアイデアがもりだくさんです。
なかでも、おしゃれでかしこい、ともすれば及びもつかないような素敵なアレンジアイデアが生み出されていますが、そんななかでもプロ顔負けのアイデアや、始めたばかりの素人でも簡単にできそうなDIYを紹介します。
いずれも挑戦してみれば意外と簡単にできるので、ちょっと構造をよく吟味してから、どのような手順で作ればよいのかを考えながらご覧ください。
簡単な机を作る
ディアウォールのツーバイフォーを2セットと、必要な棚の数だけL字金具を用意して、クギやネジで必要な場所に棚を設置するだけの超お手軽作業机のDIYです。ツーバイフォー2カ所に設置して、適切な高さに作業テーブルを取り付けるだけです。
作業テーブルに取り付けるL字金具は、可能な限りテーブルの広さに合わせたものを用意しておきましょう。あまりにも狭すぎると簡単に金具やテーブルが落ちてしまうので注意が必要です。
スポットライト付き学習机を作る
4本のツーバイフォーを使うことで上段の収納スペースの作成と、下段の学習スペースを効果的にDIYしている例です。ハロゲンランプを照明に据えることで、高い光量を確保しておけば視認性も高まります。
ツーバイフォーのディアウォールを4本でしっかりと固定しているために、たくさんの収納物を置いてもぶれることがありません。枕木をうまく使うことで上段の収納場所の強度を確保しています。
塗装なども子供の好きな色で統一してあげると、勉強意欲にも繋がる事でしょう。自分なりの収納スペースとしても良い刺激となります。
ディアウォールを使えば賃貸でも壁が作れる
賃貸マンションや賃貸アパートでも活用することができるディアウォールを使った様々な収納術やインテリアのアイデアをご覧いただきましたがいかがでしたでしょうか。ディアウォールはDIYのなかでもかなり注目を集めているアイテムです。
作業そのものは作りたいものによって大きく変わりますので、簡単にできるものもあれば1日2日ではなかなか作ることが難しいものもあります。しかし作りたいものの全体像がはっきりしていればそれほど難しくはなりません。
パーティションを区切るだけの簡単アレンジを一つ加えるだけでも大きく部屋の印象を変えることができるのでぜひ皆さんで試してみてください。