ハッカ油の使い方を知っておくと生活に便利!
暑い夏にピッタリな涼しさと爽やかさを持っているハッカ油はとても人気のあるオイルとなっています。ハッカ油を一つ買っておくだけで様々な使い方ができるので、常に一つは家に常備している人も数多くいます。
ハッカ油の使い方としては虫除けスプレーやリネンウォーター、お風呂、アロマオイなど様々な使い方ができるのが特徴です。これだけ万能な使い方ができるのにもかかわらず、本当にお手ごろな価格で手に入れられるのが人気の理由でもあります。
実はハッカ油のスプレーは初心者にでも簡単に作れるので、コスパよくハッカ油を使いたい人にはおすすめです。次に項目からはそもそもハッカ油がどのようなものなのか紹介していくので、気になる人はチェックしてみてください。
ハッカ油ってそもそも何?
ハッカはそもそもミントの一種なのですが、そのハッカを加工したオイルの事をハッカ油と呼びます。ただ単にハッカの葉を絞るだけでは作れないので、しっかりと蒸留と精製することによって質のいいハッカ油が作ることができるのです。
実はハッカ油を自分の家でも精製できるのですが、なんとハッカと無水エタノールを用意できれば事足ります。ミントはある意味ハーブの一種なので、自宅で育てていても勝手に増殖するので必要な分はしっかりと確保できます。
入れ物に採取したミントと無水エタノールを入れておき、2週間ほどで完成するので本当に簡単にハッカ油は作れてしまいます。もちろん既製品のハッカ油を使うのもおすすめなので、好きな方を選んでみてください。
ハッカは日本のミント
ずばりハッカは日本のミントなのですが、ミントはシソ科ハッカ属の植物の総称となっています。簡潔に言えば、ミントはペパーミントやジャパニーズミント、スペアミントの3つがあり、ハッカは前者の二つの事を指します。
ペパーミントはセイヨウハッカ、ジャパニーズミントは二ホンハッカとも呼ばれています。どちらも名前から分かるように、それぞれヨーロッパ圏と日本で生えているハッカなのです。
ミントはどこにでも生えているわけですが、英語ではmint、日本語ではハッカ、中国語で薄荷と表記されています。まさしくどこにでも生えているタイプのハーブと呼ぶことができます。
ハッカとミントの違い
ハッカはミントの一種ですが、具体的には明確な違いが存在します。ペパーミントとジャパニーズミントはハッカで、スペアミントはミントと区別することはすでに説明しました。
簡潔に言えば、ハッカには多めのメントールという成分が含まれていて、スペアミントはカルボンという香りの成分が含有されているという違いがあります。実はカルボンは甘い香りがするのが特徴で、爽やかさのあるハッカとは違った雰囲気を持っています。
メントールは想像できる人が多いかもしれませんが、まさしくきりっとした爽やかな香りと味が特徴となっています。ハッカもスペアミントもミントの一種ですが、実際にはこのような違いがあります。
虫除けとしての使い方がメジャー
ハッカ油は刺激の強いメントールがたくさん含有されていることによって、爽やかで涼し気な香りを持っています。実はダニをはじめとする虫はこのようなハッカの香りを嫌うので、まさしく虫除けとしての使い方がメジャーなのです。
さらにダニだけでなく、ゴキブリや蚊にも有効なので、もしも暑い夏にハッカ油を吹きかけたら虫除けとしての使い方ができるだけでなく、身も心も爽やかで快適な夏の一日を過ごすことだってできます。
本当に簡単な素材でハッカ油を使った虫除けスプレーは作れるので、気になる人は次の項目の虫除けスプレーの作り方を参考にしてみてください。
ハッカ油の使い方①虫除けスプレーとして
ハッカ油には様々な使い方ができるわけですが、まずは虫除けスプレーとしての使い方をご紹介します。もしも市販の虫除けスプレーは少し割高と感じる人はコスパよく作れてしまうハッカ油の虫除けスプレーを作ってみるといいかもしれません。
実はハッカ油や水、エタノールという素材しか使わないので、ある意味体に優しい虫除けスプレーと言っても過言ではありません。もしかしたら何かしらアレルギーを持っている人は既製品よりも使いやすい可能性があります。
家にいると何かと気が散るコバエやゴキブリなどの虫に効果てきめんなので、本当に手作りでも効く虫除けスプレーとなっています。ある一部の動物以外にも使って大丈夫なので、それらの注意点についても紹介していきます。
ハッカスプレーの作り方
上記でも軽く触れましたが、ハッカスプレーはハッカ油や水、エタノールの3つの素材を用意するだけで事足ります。水は家で簡単に使うことのできる水道水で大丈夫なのですが、もしも完成度を高めたい場合は精製水を使うといいかもしれません。
ハッカ油も精製水もエタノールも薬局で手軽に手に入れることができるので、作りたいと思ったらすぐにでも買いに行くことができます。もしも普段からこれらを持っている人であれば、気になった時にすぐに虫除けスプレーが作れてしまいます。
おおよそハッカ油を40から60滴ほど、エタノールを10ml、水を90mlを入れて混ぜ合わせることでハッカ虫除けスプレーは完成します。もしもどれだけ使ったのか気になる人は虫除けスプレーにメモリをつけると便利です。
コバエやゴキブリに効く
ハッカの虫除けスプレーは本当に簡単に作ることができるのですが、何かと家に沸くコバエやゴキブリに効果があります。実はこういったコバエやゴキブリといった虫はハッカのにおいを嫌うので虫除けとしての効果が得られるわけです。
もちろん自分にスプレーを吹きかけるのはおすすめなのですが、ハッカのにおいが薄まったらと感じたら再度スプレーすることが大切となります。基本的に目や口にスプレーする人はいないかもしれませんが、顔に吹きかけるときは注意しましょう。
もしかしたら天然由来のハッカ虫除け素プレーは使いたいけれど、においが苦手と感じる人もいるかもしれません。そういった時はスプレーにゼラニウムのオイルを足すことによって強いメントール感を和らげてくれます。
ペットがいても使用可能
虫は人間にだけでなく、大切なペットにも付きまとうのが悩みの種と感じているかもしれません。実は犬にならこのハッカの虫除けスプレーを使うことができるのですが、犬用に少し薄めたスプレーを吹きかけると犬に優しいスプレーが作れます。
もちろん人間と同様に目や口を避けてスプレーする必要がありますが、体全体にスプレーすることができるのが嬉しいポイントです。何かと暑い夏の日を犬が快適に過ごすことだってできるようになるのでぜひ使ってあげてください。
しかし、猫や小鳥、フェレットといった動物にはハッカの油は強すぎる上に、ハッカのにおいを苦手としています。基本的にハッカの虫除けスプレーを使うのは犬をペットとして飼っているときだけにしましょう。
ハッカ油の使い方②リネンウォーターとして
次に紹介したいハッカ油のおすすめの使い方はリネンウォーターになります。リネンウォーターとはフランスで人気のオイルとなっていて、植物からエッセンシャルオイルを取り除いた後の香り豊かな水の事を指します。
ハッカ油のリネンウォーターはスプレーの水に数滴のハッカ油を入れるだけで完成してしまいます。もちろん使いきれる分だけ作るのがおすすめなのですが、もしも使いきれなかったら炭酸水を入れて窓拭き用の水にするといいかもしれません。
リネンウォーターは服だけでなく、布団やクッションなど様々なものに吹きかけるのがおすすめとなっています。自然由来の爽やかな香りを楽しむことができるので、ハッカのにおいが好きな人はぜひ作ってみてください。
清涼感が得られる
ハッカ油にはメントールが含まれていると説明しましたが、この成分があることによって清涼感を得ることができます。夏は何かと暑くてじめじめしているのでハッカ油を使ったリネンウォータはまさしくピッタリなのです。
ハッカ油のリネンウォーターを朝に吹きかけておけば、夜でも爽やかなハッカの香りを楽しむことができます。家で作れる簡単なリネンウォーターなのですが、性能面でも香でもバッチリなリネンウォーターに仕上がります。
実はハッカ油にはリラックス効果があるので、快適な睡眠をえるのにもピッタリな成分を含んでいます。香りを楽しむ目的でハッカ油のリネンウォーターを使うのはおすすめですが、布団に吹きかければ快眠することだってできるのです。
消臭・ダニ予防にもなる
ハッカ油は独特の爽やかなメントールの香りが特徴ですが、実は消臭効果やダニ予防といったメリットがあります。もちろん消臭目的で体に吹きかけるのもおすすめで、自然由来ならではの万能な消臭剤になるわけです。
さらにダニはハッカの強い香りが苦手なので、布団に吹きかければ一気にダニ予防をすることができます。素敵なハッカのメントールの香りで消臭効果もダニ予防もできてしまうという優れもののリネンウォーターなのです。
もちろん日々着ることの多い洋服に吹きかければ簡単な消臭ができるので、本当にどこにでも吹きかけることができます。もしも夏に涼しさや爽やかさが欲しい場合はこういった消臭効果のあるハッカ油のリネンウォーターを使ってみてください。
ハッカ油の使い方③お風呂に使う
心地いい爽やかさを楽しむことのできるハッカ油はお風呂に使うのだっておすすめです。もしかしたら夏にバスタブに入るのは億劫と感じるかもしれませんが、ハッカ油を数滴入れるだけで快適な涼やかなお風呂に大変身します。
夏場はクーラーに当たったり、冷たい食べ物を食べたりすることが多いので、暑く感じても体の中は冷え切っている場合がほとんどです。実は夏も冬くらい入浴するのがおすすめなのですが、バスタブに入ることでより一層健康的に過ごすことができます。
ハッカ油を数滴入れるだけで爽やかなお風呂を楽しむことができるので、普通の入浴剤を買うよりもコスパが良いのが嬉しいポイントです。もしも暑い夏場にお風呂に入ろうと考えている人はぜひハッカ油を使ってみてください。
さっぱりした入浴剤が好きな方におすすめ
暑い夏向けの入浴剤は様々なメーカーから販売されているわけですが、数滴入れるだけで済むハッカ油は本当におすすめです。実はメントールの効果によって涼しさを感じられるようになり、さらに発汗さえも抑えてくれます。
ハッカ油をお風呂に入れすぎるとあまりにも寒くなるので注意が必要なので、ほんとに2、3滴だけ垂らしてください。お風呂から出た後でも1,2時間ほどは涼しさと爽やかさが持続するので、市販の入浴剤よりも万能かもしれません。
やはりハッカにはリラックス効果もあるので、バスタブに浸かるだけでその日一日の疲れをぬぐうことができます。日々忙しい人こそハッカ油を使ったお風呂を楽しんでみることをおすすめします。
少量ならシャンプーに使ってもOK
お風呂に直接ハッカ油を入れることによって涼やかなバスタイムを楽しむことができるのは説明しました。実は少量のハッカ油をシャンプーに含ませることによって、まるで市販のメントールシャンプーかのような爽快感を楽しむことができます。
ハッカ油は基本的に体にいい自然由来のオイルなので、頭皮のケアにもつながる効果があります。やはりハッカ油はどのような場面でも使いすぎると冷たくなりすぎるのですが、本当に数滴だけシャンプーに入れるように心がけましょう。
このようにハッカ油を含んだシャンプーは爽快感があり、ケアもできる優れものですが、やはりリラックス効果だってあります。頭から爽やかなメントールの香りがすれば本当に心を落ち着けることができます。
体も心もリフレッシュ
上記でも軽く触れましたが、ハッカに含まれるメントールにはリラックス効果があります。お風呂も入ることによって体を温めてくれるわけですが、ハッカ油を加えることによって体も心もリフレッシュすることができるのです。
詳しく説明するのであれば、血行促進や鎮痛、抗うつといった効果がメントールにはあります。体の本体を冷やすことなく、皮膚表面にある冷たさを感じる受容体を刺激してくれるので、本当に体に良いのがハッカ油なのです。
ハッカ油には様々な使い方ができるわけですが、こちらのハッカ油を入れたお風呂は本当におすすめとなります。夏にお風呂に入りたいを感じた人はぜひ取り入れてみてください。
ハッカ油の使い方④アロマオイルとして
次に紹介したいおすすめのハッカ油の使い方はアロマオイルとなります。ハッカ油はメントールの爽やかで涼し気な香りを楽しむことのできるオイルなので、既製品のアロマオイルにもよく使われているのが特徴です。
アロマオイルは様々な楽しみ方ができるわけですが、とりわけアロマディフューザーなどに入れるのがオーソドックスな使い方となります。普通のアロマオイルと比べると揮発性が高いのですが、しっかりとハッカ油もアロマとして使うことができます。
実は加湿器に入れてもアロマとしての効果を発揮できるのですが、機器によっては故障してしまう場合があります。ハッカ油をアロマオイルとして使う前にしっかりと使えるかどうか把握しておくことが大切です。
健康にいいアロマとして人気
アロマオイルの中には合成香料で作られた人工のものが存在します。しっかりとした製造方法で作られているのですが、もしもこういった人工のものを使いたくない場合は自然由来のハッカ油を使うのがおすすめです。
ここ最近では香害と呼ばれる香りの問題が話題ですが、ハッカ油は自然由来のほのかなメントールなので安心して使うことができます。もしも他のアロマオイルを使って体調が悪くなってしまったとしてもハッカ油なら使うことができるかもしれません。
ハッカ油は医薬品ではないので薬としての効果はありませんが、マイナスになるようなことはないので健康にいいアロマとしておすすめなのです。もしもメントールの香りが好きな人であれば、本当に気に入る可能性が高いのです。
マスクに吹きかけて使うのも〇
実はハッカ油は咳やや鼻づまりにも効果的です。つまり風邪やぜんそくなどの症状を和らげてくれるので、もしも咳を止めたり鼻水を止めたりするのに体に優しいものを使いたいのであれば、ハッカ油はまさしくピッタリとなります。
もちろんアロマオイルとして空間にハッカ油を満たすのもおすすめなのですが、とりわけマスクに吹きかけるのがおすすめかもしれません。マスクから爽やかなメントールの香りがすることによって、一気に咳や鼻づまりを和らげることができるのです。
もしもお子さんなどに強い薬などを与えたくない場合はこういった自然由来のハッカ油を使うといいかもしれません。咳や鼻詰まりがつらいときに本当におすすめなのです。
ハッカ油の使い方⑤その他
ここまでハッカ油のオーソドックスな使い方を説明してきました。ハッカ油は本当に何に使っても便利なので、アロマオイルやお風呂、虫除けスプレー、リネンウォーターの他にもさまざまな使い方ができるので人気を誇っています。
ハッカ油には消臭効果があると説明しましたが、この項目ではそんなハッカ油の消臭効果について着目していきます。簡潔に言えば、掃除用具や食べ物、化粧水、口内ケアなどにも使えるので、もしもハッカ油が余っている場合は使ってみるといいかもしれません。
何かと便利で使いやすいハッカ油ですが、やはり使いすぎると十分に効果を発揮することができないのです。消臭効果があり、無味で無添加のハッカ油はしっかりと適切な量を守って使っていきましょう。
重曹と合わせて掃除用具に
まず紹介していきたいハッカ油の使い方は重曹と合わせて掃除用具にするといったものです。ハッカ油自体に掃除に関連する効果はないのですが、あえて挙げるとするならば消臭効果によって嫌なにおいを取り除いてくれます。
モップなどにハッカ油を1滴ほどたらしてからいつもの掃除をすれば、消臭効果と共に香り高いハッカ油のにおいを楽しむことができます。何かと大変な掃除もこういった消臭効果とより香りでどんどん捗るのではないでしょうか?
もちろん床掃除だけでなく、窓拭き掃除にもハッカ油を使うことはできます。消臭効果を狙いたい部分に使ったり、爽やかなにおいをつけたい部分に活用していきましょう。
飲み物や食べ物に
ハッカはハーブの一種なので、実は食べたり飲んだりすることができます。ハーブティーなどは女性から支持があるわけですが、紅茶などにハッカ油を少しだけ含ませることによって目覚めのいい朝を過ごせます。
実は甘味などに合わせるのもおすすめとなっていて、バニラアイスを簡単にチョコミントアイスにすることだって可能です。もちろんアレンジレシピにも使うことができるのですが、とりわけミルクミントゼリーを作ってみるといいかもしれません。
実はミルクの柔らかな香りと爽やかなハッカの香りはとてもよく合うので、夏の暑い日におすすめしたいデザートです。こういったレシピ以外にも使うことができるので、ぜひ自分だけのハッカ油レシピを探してみてください。
マグカップに入れる
ここ最近はアロマの香りを鼻や口から吸いこむ「吸入法」といった使い方が人気となっています。この「吸入法」は鼻詰まりや咳などに効果があるとされていて、まさしくハッカ油を使うことによって効果が倍増するのです。
マグカップに熱湯を入れておき、ハッカ油を数滴入れることによって「吸入法」のための準備は完了します。あとはマグカップから出てくる蒸気を顔に浴びて呼吸することによって、ハッカ油を体に取り込むことができます。
マグカップにハッカ油を入れると飲みたくなるかもしれませんが、濃度が高すぎるので飲むのには適していません。「吸入法」をするときは目が染みる可能性があるので、しっかりと目を閉じながら実践しましょう。
化粧水に
実はハッカ油は化粧水にだって使うことのできる万能タイプのオイルです。ハッカ油には肌の引き締め効果やニキビに効く効果があるので、普段使いの化粧水に数滴含ませるだけで一気に効果的な化粧水に大変身します。
ハッカ油ならではの爽やかでクールな効果も得ることができるので、お風呂上がりの保湿に最適かもしれません。化粧水の中でもさっぱりタイプのものと合わせれば、つけると気持ちの良い化粧水を作ることができるのです。
注意点としては肌の弱い人やアレルギーのある人はかぶれてしまう可能性があるかもしれません。化粧水に入れる前にハッカ油にかぶれないかどうか確かめておく必要があります。
口内ケアに
最後に紹介したいハッカ油の活用法は口内ケアのマウスウォッシュとして使うというものです。やはりハッカ油には消臭効果があるので、口の中を消臭できる上に口の中全体をすっきりさせることができます。
コップ一杯に対してハッカ油一滴が最適なのですが、このハッカ油入りの水をマウスウォッシュとして使いましょう。注意点としてはあくまでマウスウォッシュとして使うものなので、あまり飲まない方がいいという事です。
ここまでハッカ油の斬新な使い方を紹介してきましたが、やはりどれもおすすめとなっています。以下の項目ではそんなハッカ油を使う時の注意点を紹介しているので、合わせて参照してください。
ハッカ油の使い方の注意点
リラックス効果も消臭効果もあるハッカ油はとても使いやすいのですが、いくつか注意点があります。やはりどんなものにでも相性があるように、ハッカ油と相性のいい素材とそうでないものがあるので注意することが大切です。
さらにハッカ油は原液だとあまりにも濃すぎるので、薄めて使わないと気分が悪くなってしまう場合があります。もしもハッカ油を虫除けスプレーやマウスウォッシュなどに使うのであれば、しっかりと薄めて使うことを念頭に置いておきましょう。
そしてハッカ油は犬には使うことのできるオイルなのですが、中には使ってはいけない動物もいます。注意点を守ることによってさらに効果的にハッカ油を使うことができるので、しっかりと把握しておいてください。
ポリスチレンの容器に入れない
まずハッカ油を使う上で一番注意しないといけないのは、ハッカ油はポリスチレンの容器に入れてはいけないという事です。容器には様々な種類の素材のものがあるわけですが、実はポリスチレンにハッカ油をつけると溶けてしまいます。
もしもハッカ油の虫除けスプレーなどを作るのであれば、ガラスや陶器、ポリプロピレン、ポリエチレンなどのものを使いましょう。こういった素材の容器は100均などで手に入れることが可能なので、そこまで値段が張ることはありません。
基本的にポリスチレンは発泡スチロールに使われている素材なので、比較的容器として使うことは少ないかもしれません。しかし、作業中にハッカ油をこぼしてしまうと一気に溶けてしまうので注意しておきましょう。
薄めて使うのが無難
ハッカ油は原液で使うと臭いも刺激も強すぎるので薄めて使うのが無難となっています。もしかしたら原液のまま使った方が効果が高いのではないかと感じる人もいるかもしれませんが、そのようなことはないので注意が必要です。
ハッカ油はたとえ1滴だとしても効果てきめんなので、もしも近くに妊婦さんや赤ちゃんがいると刺激が強すぎるかもしれません。こういった方がいるときはハッカ油だけでなく、他の刺激が高めのものを近づけないように注意してください。
さらにハッカ油の原液を肌につけてしまうと肌荒れの原因になる可能性があります。やはりどのような原液もそのまま使うのは推奨されていないように、ハッカ油を使う場合は十分に注意して使いましょう。
猫との相性は良くない
ハッカ油は犬に使っても大丈夫だと説明しましたが、実は猫との相性はそこまでよくありません。ハッカ油を含むエッセンシャルオイル全般に注意する必要があるのですが、なんと体に分解せずに体内に入ると毒になってしまうのです。
この成分を分解する力は犬や人間にはあるのですが、猫にはないのが特徴となっています。猫は毒を分解することができないため、体の中に毒素をため込んでしまうことになり、肝臓などに異常をきたしてしまうことがあります。
エッセンシャルオイルなどの植物性のものは体にたまり続けるという特徴があります。いくら排泄をしてもこういった毒素は猫の体に留まってしまうので、本当に猫がいる場合は注意するというよりも、使わない方がいいのかもしれません。
ハッカ油を生活に取り入れよう
何かと便利なはハッカ油は掃除や消臭、虫除けといった様々な使い方をすることができます。基本的に薄めて使うことに注意する必要があるのですが、爽やかで涼し気な雰囲気をもたらしてくれるハッカ油はとても人気があります。
ハッカ油は本当におすすめなのですが、絶対に猫に近づけてはいけないという注意点は覚えておいてください。もちろんペットだけでなく、他の飼い猫などに触れあう場合にもハッカ油を使っていないか注意して触れ合うことを心がけましょう。