日程調整の候補日を英語で聞きたい!
会議の招集や取引先とのアポイントなど、ビジネス上など英語で日程調整を行わなければいけない場面に出くわしたとき、どんなフレーズを使えば相手にしっかり伝わるのでしょうか。
ここでは英語の会話やメール送信など場面ごとに想定して、スムーズな日程調整に役立つフレーズや書き方をご紹介します。
英語で候補日を聞く表現
英語で候補日を聞くフレーズはいくつかあります。その中でも(候補日)の単語としてよく挙げられるのが「possible dates」や「candidate dates」です。
その他、「convenient dates」や「proposed dates」は英語で、都合の良い日という意味になるので、同じように候補日を聞きたいときに使えます。
また、「available」も手が空いているという意味なので、特定の相手に英語で直接訪ねるときなどに使えて便利です。
ここではこれらの単語を使って、英語の会話に役立つフレーズを例文にして紹介しているので、参考にしてみてください。
候補日はpossible dates
英語のメールなどで一番よく使われているのは「possible dates」です。直訳すると(可能性のある日程)という意味になりますが、一般的には候補日で通用していました。
使い方の英語例文としては、「Could you give me some possible dates for the meeting please?」(いくつかミーティングの候補日を教えてくれませんか?)となります。
candidate datesも間違いではない
「candidate dates」は候補日を単純に英語で直訳した単語で、日本人が表現することの多い単語です。間違いではありませんが、どちらかというと一般的ではないため「possible dates」を使った方がいいでしょう。
そもそも「candidate」とは英語で、候補者・志願者といった、人を表す意味をもっています。なので会話のフレーズやメールなどで「candidate date」を使うと、あまり英語が得意ではないのかな、と思われてしまうかもしれません。
会話で使うフレーズ
メールなどの文章であれば気にならないものの、実際英語で会話するとなると、できるだけシンプルに、スムーズに伝えられるのが理想です。実際ほんの1秒の違いでも、英語の会話では長く感じるものなので意識しておきましょう。
そこで、ここではシンプルで役立つ英語のフレーズをご紹介します。英語で会話する際に役立つので、ぜひ実践してみてください。
When are you available?
英語で「When are you available?」というフレーズは、(いつご都合よろしいでしょうか?)という意味になります。「available」を使うことで、「possible dates」などより英語で短く簡潔に伝えることが可能です。
ポイントは語尾をしっかり上げることで、疑問文だと強調するよう意識するとより伝わりやすく、相手と英語でスムーズなやりとりができるでしょう。
When is good for you?
英語で「When is good for you?」は(あなたにとって都合の良い日はいつですか?)という意味になります。あなたの都合に合わせます、という意味合いを含んでいるので、英語で簡潔に意図を伝えるのに役立つフレーズです。
単語も簡単なものばかりなので、英語で話すハードルがぐっと下がります。英語初心者でも実践しやすいのでおすすめです。
英語で候補日を聞くときに知っておきたい表現
英語で候補日を聞くシチュエーションは、ビジネスシーンだけでもいろいろ考えられます。ビジネス上重要な日程調整は、誤認識があると大変なことになってしまうので、英語でもしっかり相互確認を取りたいところです。
そこで今度は、英語での日程調整から打合せ、そして謝罪に関することなど、場面ごとに役立つ表現方法をまとめました。実際の用途に当てはめて、実践してみてください。
日程調整に必要な表現
英語での日程調整に必要なのは、まず何を目的にどのように候補日を決めてほしいのかを、明確に伝えることです。
例えば打ち合わせを2月下旬頃に開催したい、という目的であれば、英語で「May I ask you for some possible dates for the meeting in the 3rd or 4th week of February?」となります。
日本語に訳すと(2月の第3週か第4週でいくつか都合の良い候補日を教えていただけますでしょうか?)という意味です。英語の「May I~」を使うことで、より丁寧な表現ができます。
打ち合わせ中に役立つ表現
打ち合わせでは複数の人がいるため、英語で正しく伝えることはもちろん、ある程度のコミュニケーション力が必要になってきます。
まずは日程調整に応えてくれた相手に対して、英語で「Thank you for your time today.」(今日はお時間いただいてありがとうございます。)というような感謝の気持ちを伝えましょう。
次の候補日を英語で決めたいときは、「Are you available next Thursday?」(来週の木曜日はお時間ありますか?)といった表現が使えます。
謝罪に関する表現
謝罪の言葉は、より誠実でしっかりとした英語の表現が求められます。基本はまず英語で謝罪の言葉を述べることと、今後の対応について提案することが大切です。
例えば候補日を聞かれていたものの返事を忘れてしまった場合、英語で「I apologize for the delayed reply.」(返事が遅くなり申し訳ありません。)とまずは謝罪しましょう。「I'm sorry」よりも丁寧な表現になります。
その後英語で「Would it be possible to meet sometime next Monday or Tuesday?」(よろしければ来週の月曜か火曜にお時間をいただけませんか?)と今後の提案をしましょう。
英語で候補日を聞きたいときのメールの書き方
メールでのやりとりは文章として残るため、適格な英語表現で伝えたいものです。ここでは日程調整から最終的な日程確認まで、役立つ書き方についてご紹介します。
英語でのメールのやり取りの他、オンラインなどの日程調整ツールの書き方としても応用できるので、ぜひ実践してみてください。
書くべき内容は日本語と同じ
英語でのメールの書き方の基本は、日本語での書き方と同じで、まずは件名が重要です。相手に後回しにされないような、他のメールに埋もれない件名にしましょう。
おすすめなのは「meeting request」(会議出席のお願い)です。シンプルで簡潔に用件を伝えられます。
その後の書き方としては、「Good afternoon」(こんにちは)などの簡単な挨拶のべ、最後に「Best regards」(以上、よろしくお願いします)と締めの言葉を添え、差出人の名前を記せば完了です。
メールで日程調整する場合の例文
メールで日程調整をする例文としては、まず「Our planning dept Mr Michael would like to have a meeting with us to review the plan.」(企画部長のマイケルさんが、企画の再検討のため、私たちと会議をしたいそうです。)となります。
その後英語で「Could you please let me know your availability by Monday 25?」(25日月曜までに、皆さんの都合を教えていただけますか?」と本題の日程調整に入りましょう。
あらかじめ候補日をいくつか提示しておくと、英語でのメールのやり取りが少なくなり、よりスムーズに話がまとまります。
スケジュールの打診をする例文
メールで回答の返信がきたら、次は英語でスケジュールの打診を行います。まずは英語で日程が決まった旨を伝え、確認の一文を添えましょう。
「I’ve booked the meeting from 1 pm to 3 pm on Friday 30th on answers as it seems everyone is available at the time.」(回答を見たところ全員が予定が空いているようだったので、30日金曜日の午後1時から午後3時に会議を設定しました。)
「I hope it that works for you. If this is not convenient for you, please let me know.」(問題がなければいいのですが。もしご都合の合わないときはお知らせください。)といった例文になります。
会議の日程確認をする例文
最終的な調整を終えたら、日程確認のメールを送りましょう。まずは「Thank you very much for your replies.」(ご返信いただきありがとうございます。)と感謝の言葉を述べます。
その後「Fortunately, Friday 30th March works for all of us.」(幸い、3月30日金曜日は皆様の都合がつくようです。)と正確に月日を明記しましょう。
最後は「Please gather in the meeting room before 1:00 pm.」(午後1時10分前に会議室に集合してください。)と時間・場所を伝えます。
リスケ時の例文
予定が揃わず、再度日程調整をしなけらばならなくなったリスケ時には、代替案を提案しましょう。例えば「What about Monday,April 2 as an alternative?」(代わりに4月2日月曜日はいかがでしょうか?)となります。
「alternative」は(代替案)という意味があるので、候補日を聞くときに覚えておくと便利な単語です。
英語で候補日を聞けるようにしておこう!
会議を行うときなどのビジネスシーンで、出席者が多国籍である場合は、英語で候補日が聞けると日程調整がスムーズにできて大変便利です。
より円滑なコミュニケーションが取れるよう、会話の際は短くシンプルに、メールでは丁寧で明確に表現することを心がけましょう。日程調整に余計な手間を取られることなく、有意義な時間を過ごしてください。