スニーカーは洗濯機で簡単に洗える!洗濯・脱水・乾燥の手順と注意点を解説!

スニーカーは洗濯機で簡単に洗える!洗濯・脱水・乾燥の手順と注意点を解説!

スニーカーは洗濯機で洗濯できることをご存知ですか。毎日履くので汚れることが多いスニーカーなので、きれいに保ち、おしゃれに履きたいところです。そこで、簡単に汚れを落とし、清潔が保てる洗濯機を使いましょう。自宅での洗濯方法や、脱水、乾燥の仕方をご紹介します。

記事の目次

  1. 1.洗濯機でスニーカーの洗濯ができる!
  2. 2.自宅の洗濯機でスニーカーを洗濯するメリット
  3. 3.洗濯機でスニーカーを洗濯する方法
  4. 4.洗濯機でスニーカーを洗濯するときの注意点
  5. 5.スニーカーを洗濯機で洗濯して時短しよう

洗濯機でスニーカーの洗濯ができる!

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カジュアルスタイルのおしゃれに欠かせないスニーカーですが、洗濯機でスニーカーが洗濯できることをご存知ですか。ブラシでごしごしと洗うのが面倒、と汚れたスニーカーを履き続けている方は必見です。ぜひご一読ください。

自宅の洗濯機でスニーカーを洗濯するメリット

自宅の洗濯機でスニーカーが洗えます。欧米のように、家の中も靴で過ごす国では、当たり前のことですが、日本ではまだまだ知らない方も多く、手洗いをしている方も多いのではないでしょうか。

靴を洗うのは、はっきり言って面倒な作業です。ましてや、自分以外の人の靴は、ニオイやばい菌が気になって、苦手な方も多いでしょう。また、家の外で使うものを洗濯機で洗濯するということに、抵抗がある方もいるでしょう。

そんな自宅の洗濯機でのスニーカー洗濯には、具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか。まとめましたのでご覧ください。

手間が省ける

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自宅の洗濯機でスニーカーを洗濯するメリットとして、靴を洗う手間が省けるということがあります。自宅の外に水道がある方は、外で好きな時に洗うことができますが、賃貸の方はそうもいきません。お風呂場でブラシで洗っているという方も多いのではないでしょうか。

外で履くスニーカーは、意外と汚れています。おしゃれな白いスニーカーも結構汚れていて、何度水を変えても、水が濁ります。そんな汚水をお風呂場に流すのもためらいがあり、なかなか靴が洗えない、という方もいらっしゃるのではないですか。

最近は、コインランドリーに靴専用の洗濯機を見かけることも多くなりました。しかし、お金を払う分、コストがかかります。自宅の洗濯機で洗えるなら、出かける手間もコストもかかりません。

手荒れの心配がない

スニーカー洗いに使う洗剤は、衣類の洗濯と同じものを使用している方も多いのではないでしょうか。食器洗い洗剤も同様ですが、よく泡立ち、油汚れをしっかり落としてくれる洗剤は、手に刺激が強いものが多いです。

敏感肌の方やアトピー系の肌の弱い方が刺激の強い洗剤を使うと、あっという間に手荒れを起こしてしまいます。ハンドクリームで保護していても、ひどい方は指先がぱっくりと割れてしまう、アカギレの状態になることもあります。

冬の乾燥時期は、更に肌のトラブルが起こりやすいので、できれば靴洗いは避けたいです。しかし洗濯機でスニーカーを洗濯することができれば、そんな不安からも解放されます。肌の弱い方は特に、スニーカーを洗濯機で洗うことをおすすめします。

子供の上履きも洗濯OK

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定期的に持ち帰る子供の内履きも、洗濯機で洗濯ができます。内履きの種類もありますが、一般的なゴム底のバレエシューズのようなタイプの上履きは、特に洗濯機洗いに適しているので、どんどん洗濯しましょう。

注意点として、靴の裏側についたゴミや汚れは、洗濯機に入れる前にあらかじめ落としておきましょう。学校などで使うと、どんな汚れが付いているか分かりません。自宅の洗濯機では、衣類やタオルも洗いますから、できるだけ汚れは落としておきましょう。

まず洗剤の入ったぬるま湯でつけおきします。汚れが浮き上がってきたら、ブラシで靴の底面をこすればあっという間に落とせます。ひと手間ではありますが、やっておけば、洗濯機の汚れを気にしなくて済みます。

洗濯機でスニーカーを洗濯する方法

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ここからは実際に洗濯機でスニーカーを洗濯する方法を、順を追ってご紹介します。ポイントを抑えれば、スニーカーを洗う負担が、ぐっと減って家事が楽になりますので、ぜひ参考にして下さい。

①靴の汚れをブラシで大まかに落とす

まずスニーカーを洗濯機に入れる前に、スニーカーについた、目に見える汚れをブラシで大まかに落としておきましょう。子供の上履きを洗濯する際と同様、外を歩いてきたスニーカーにも、どんな汚れがついているかわかりません。

衣類用の洗剤で構わないので、お湯を張ったバケツにスニーカーを入れて、汚れが浮き上がってきたところをブラシで擦れば、簡単に汚れは落とせます。洗濯機にも余計なばい菌を入れないためにも、ここはひと手間ですが、やっておいた方がいい工程です。

②靴紐をほどいてシューズと分ける

洗濯機に入れる前に、靴のひもは外しておきましょう。靴ひもをそのままにしておくと、重なった部分の汚れが上手く落とせなかったり、紐が絡まってしまうと面倒です。

また、紐と同様、中敷きも取れるようだったら取っておきましょう。よりスニーカーの洗浄効果を高める為にも、この2つは面倒がらずに外しておきましょう。

③別々にネットに入れる

スニーカーを洗濯機で洗う際に、必要なのが専用のネットです。ネットに入れることで、洗濯機の中でスニーカーが片寄ってしまうことや、洗濯槽を傷つけることを防ぎます。

靴専用の洗濯用ネットには、靴を片足分ずつ入れる場所があったり、紐や中敷きを入れる部分もあるので便利です。干す時もネットに入れたまま干すことができるものもあり、ネットはひとつ持っていると靴洗いが楽になるアイテムです。

100均にも洗濯ネットがありますが、クッション性のあるものを選びましょう。一緒にバスタオルや、足ふきマットなどの厚手のものを洗うことで、更にクッション性が増し、安心して洗濯できます。100均の洗濯ネットは、費用を押さえたい方にはおすすめです。

④液体洗剤で洗って脱水まで行う

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スニーカーを洗濯機で洗濯する時に使う洗剤は、衣類用に使用している洗剤を使います。溶け残りなどがあると困るので、固形タイプのものよりは、液体洗剤がいいでしょう。柔軟剤入りでも問題ありません。漂白剤は、靴紐を傷めるのでやめましょう。

洗濯機にスニーカーを入れて、ボタンを押し、洗濯から脱水までを行います。洗濯機で脱水を行うことは、手洗いよりも断然脱水効果が高いです。そのため乾燥も早く、雑菌の繁殖を防げます。手洗いよりもきれいになった実感も感じることができるでしょう。

⑤日干しする

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洗濯機での洗濯が無事に終わったら、最後にスニーカーの日干しをして終了です。干す時は、つま先を上に少し斜めに壁にかけるように干すと渇きが早いです。

場所は、ベランダなどの風通しのよいところを選びましょう。あまりに日当たりが良すぎると、生地が日焼けしたり、色あせてしまったりする恐れがあります。適度な気温で、時間帯によって日陰にもなる場所がベストです。

また、靴専用のハンガーも売っていますので、適当な場所が見つからないという方には、衣類とともに、靴用のハンガーに干して吊り下げて乾かす方法もおすすめです。靴用のハンガーも、ネット同様100均にも売っていますので、活用してください。

洗濯機でスニーカーを洗濯するときの注意点

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ここでは洗濯機でスニーカーを洗濯する時の注意点についてまとめています。洗濯機は手洗いと違って、ボタンひとつで自動的に靴を洗って脱水までしてくれる便利な機械ですが、使い方を間違えると、大変なことになります。

スニーカーの洗濯が上手くいかないばかりでなく、洗濯機の故障にもつながることもありますので、注意点をチェックしておいてください。

革靴とスエード素材の洗濯は避ける

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洗濯機でスニーカーを洗濯する時の注意点として、革靴とスエード素材の洗濯は避けましょう。スニーカーでもおしゃれなものがたくさん出ている昨今です。レザー調のスニーカーや、スエードタイプのスニーカーなど様々なものが出ています。

革靴とスエード素材の靴は、なぜ洗濯機で洗濯できないのか、洗濯機がだめなら手洗いでの水洗いは可能なのでしょうか。それとも水洗いも避けた方がいいのでしょうか。詳しくご紹介します。

革靴やブーツの場合

フリー写真素材ぱくたそ

革靴など素材であるレザーは、とてもデリケートなので、多少の汚れなら、専用のクリームでお手入れすれば十分です。しかし汚れがひどくなり、どうしても水洗いがしたい場合は、洗濯機は使わず、手洗いで行う必要があります。

手洗いで気を付けたいことは、革靴やブーツを決して水に浸けっぱなしにしないことです。また水洗いが可能な製品なのかも事前にチェックしておくことが必要です。

洗剤は革製品専用の洗剤を使いましょう。水には浸けずに短時間でサッと洗ったら、布で良くふき取り、陰干しをして、乾いたらクリームで仕上げれば完成です。

レザースニーカーの場合

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レザースニーカーは合皮なので、洗濯機での洗濯も可能です。しかし布よりも傷みやすい素材なので、あまりおすすめはできません。万が一洗剤が残ってしまうと、黄ばみやシミの原因にもなるので、できるだけ手洗いにしましょう。

水に浸けての手洗いよりは、汚れた部分を拭き取るような洗い方のほうが、素材を傷めません。その際も、合皮専用のクリーナーを使うのをおすすめです。

スエード素材の靴の場合

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スエード素材は、合皮よりも更にデリケートなので、水洗いはできません。間違っても洗濯機で洗濯しないようにしましょう。最近はスエード素材のスニーカーも多く出ているので、気を付けましょう。

スエード素材の汚れは、濡らしたスポンジに石鹸を泡立てて、汚れた部分を擦って落とします。その際、スエード部分は濡らしておきましょう。汚れた部分だけを洗うと、シミになりやすいので、全体的にまんべんなく濡らすのがポイントです。

石鹸を落とす時も、濡らしたスポンジを使います。こちらもスエード専門の洗剤を使うと安心です。また、防水スプレーを定期的に使用しておくと、汚れ防止にもなっておすすめです。

砂利などは洗濯機に入れない

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スニーカーを洗濯する時に、一番気を付けたいのは、砂利などの細かな異物が洗濯機に入ることです。洗濯機の故障の原因になりますので、注意してください。

スニーカーは外を歩くので、知らないうちに砂利などが底面に挟まっています。特に子供のスニーカーには、驚くほどたくさんの砂利や砂が入っているので、必ず洗う前に取り除きましょう。

乾燥機を使う場合はコインランドリーへ

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コインランドリーには靴専用の乾燥機が置いてあります。急いで靴を乾燥させたい時や、家では乾燥させる適当な場所がない時などに利用すると便利です。

靴は生乾きのままだと、履いた時に気持ちが悪いということもありますが、嫌な臭いやカビなど菌の繁殖の原因にもなります。せっかくきれいにしたのだから、しっかり乾燥させて、気分よく靴を履きましょう。

スニーカーを洗濯機で洗濯して時短しよう

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洗濯機でスニーカーを洗濯するメリットや、その方法、注意点についてご紹介してきました。今まで手洗いしていた方も、洗濯機でスニーカーを洗えば、洗濯から脱水まで行ってくれるので、家事の時短になります。乾燥機を使えば、更に時短です。

空いた時間で、料理をもう一品作れたり、好きなことに費やす時間が作れるので、リフレッシュできます。スニーカーは洗濯機で洗濯しましょう。その洗い上がりも、びっくりするほどきれいなので、ぜひ実感してみてください。

yimac2017
ライター

yimac2017

未就園児含む3人の男子を子育て中のアラフォー主婦です。アロマセラピーやグリーンインテリアが大好きで、最近はDIYにはまっています。賃貸住宅でより快適に過ごせる術を日々探求しています。

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