コストコには同伴人数制限がある
コストコは老若男女問わず人気の大型倉庫店で、行ったことはなくても名前は聞いたことがあるという方は多いはずです。
コストコでは、食品だけではなく、さまざまな種類の商品が販売されていて、ほとんどの商品は内容量がとても多く、単価が安いのが特徴です。そのため、家族連れの方、複数人の友人と訪れる方が多く見られます。
しかし、コストコに入店する際、同伴できる人数が制限されているのはご存知でしょうか。続いて、コストコで同伴できる大人や子どもの人数について解説します。
そもそもコストコってどんなお店?
コストコという店名や大まかな特徴についてご存知の方は多いとは思いますが、コストコは他の店舗とはシステムなどがだいぶ違うので、詳しい情報を入手してからお出かけすることをおすすめします。
では、コストコとはどんな店なのか、またコストコに入店する際に気をつけなくてはいけないことなどについて詳しく説明します。
アメリカ生まれの会員制量販店
コストコの起源は1976年まで遡り、実に40年以上の歴史があります。コストコは、アメリカのカリフォルニア州で飛行機の格納庫が改造された倉庫店からスタートしました。現在のコストコも、開業当初と同様に類まれな敷地面積を誇り、それは店の特徴として活かされています。
店内にはその広さに見合う幅広いジャンルの品揃え、そしてまさにアメリカンサイズと言える、内容量の多さと単価の安さが魅力の商品がずらりと並んでいます。
また、コストコは会員制の店であり、コストコで買い物するためには、年会費を支払って会員にならなくてはいけません。そして、入店する時と買い物をする時には、写真付きの会員カードの提示が必要です。
安くて内容量が多い商品が人気
コストコが人気の理由は、何といっても内容量が多く、単価が安いところにあります。コストコの商品は価格だけを見ると高いように感じてしまうかもしれませんが、単価にするとスーパーとは比べ物にならないくらい安い商品ばかりが揃っています。
そのため、コストコには家族の人数が多い世帯の方だけではなく、友人や親族と分け合うことを前提に買い物する人も多く、いつでも大人も子どもも、お年寄りの方も、男女問わず幅広い客層の方々でとてもにぎわっています。
個人会員はゴールドスターメンバーと呼ばれる
コストコで買い物をするためには会員になる必要がありますが、大きく分けてビジネスメンバーと言われている法人会員と、ゴールドスターメンバーと言われる個人会員の2つの選択肢があります。
ちなみに、コストコで個人会員であるゴールドスターメンバーになるには、年会費4,400円+消費税が必要です。
コストコの個人会員になるには
コストコ会員になるにあたり、基本情報の登録や年会費のカード決済は、あらかじめオンラインで済ませることはできますが、初めて店舗で買い物する際は、まず出口から入場して出口付近に設置されている受付に行き、手続きをする必要があります。
そして、オンラインで手続きをしていない方は必要書類の全てに記入をし、身分証明を提示します。オンライン手続きを済ませている方は、手続き後に送られてきたメールに記載されている会員番号など、必要箇所のみを記入します。
続いてサービスカウンターに移動し、写真を撮ってもらいます。その後、ものの数分で写真付き会員証が完成、年会費を支払っていない方はこの時年会費を支払います。混雑時は受付に並ぶこともあるため、初回の来店時は時間に余裕を持っていきましょう。
同伴の場合の支払いについて
コストコにお買い物に行くときは、家族で、あるいは友人と一緒に、という方が多いと思いますが、ここで大切なのは商品の支払いについてです。
コストコでは、入り口で写真付きの会員カードを提示して店に入場しますが、実は、会計をする時にも会員カードを提示し、正会員本人が会計をしなくてはいけません。
つまり会員に同伴の人がいる場合は、会員の人がまとめて支払いをする必要があります。ちょっと買い忘れ、などと言ってレジの列から離れてしまい、もし会計の順番が来てしまった時、代理で会計をすることはできませんので、注意しましょう。
会員になることのメリットとは
コストコで会員になることの一番のメリットは、何といってもお得に商品を購入できることですが、とてもお得なメリットが他にもあります。
コストコ会員のメリットの一つ目は商品の品質保証です。万が一商品に不備があった場合はもちろんのこと、気に入らなかった時にも全額返金されます。例えば、味が好みのものでなかった、という場合も対象になります。
続いて二つ目は、コストコのシステムやサービスに不満がある場合、有効期限内であれば解約することができ、また年会費を全額返金するというものです。ただし、このような理由で解約した場合は、本人とその家族はその後1年間会員になれません。
これらのメリットを考えると、コストコの年会費は税抜き4,400円と高めですが、十分な価値があるのではないでしょうか。
コストコの入場人数について解説
コストコは店に入場、会計する際には、写真付きの会員カードの提示を求めるなど、徹底したシステムで管理していますが、続いて会員証を持っている人一人につき何人まで一緒に入店できるのか、同伴できる人数について詳しく解説します。
カード1枚につき18歳以上は2名まで同伴可能
コストコで、一枚の会員カードで入場できる人数は、18歳以上は2名までとなっています。それは、友人、知人だけではなく、家族であっても18歳以上で同伴できる人数は2名だけになります。
ただし、個人会員カード一枚につき、18歳以上の同居家族なら1名のみ家族会員として入会できます。つまり、家族会員カードを持っている家族が一緒なら、個人会員1名+2名、家族会員1名+2名、ということは年会費1名分で、18歳以上のメンバーが最大6名で入場できることになります。
18歳未満の子どもの人数は問われない
そして嬉しいのは、同伴する18歳未満の子ども人数は問われず、何人でも連れて入店できることです。コストコの商品は食材や日用雑貨の他にも、衣類やおもちゃ、家電製品などもあるため、子どもも一緒に買い物を楽しむことができます。
また、コストコの店内はとても広いため、店内を回りきるには数時間要することもあり、特に土日は駐車場入るまでや会計に並ぶことにも時間がかかるため、子どもだけでお留守番させるには不安があるため、子どもを全員連れてこれることはとてもありがたいです。
ビジネスメンバーも同じ
コストコに一緒に入場できる人数は、法人タイプのビジネスメンバーも、個人タイプのゴールドスターメンバーと同じであり、正会員一人につき18歳以上なら2名まで、18歳未満の子どもなら何人でも同伴できます。
コストコの人数制限をオーバーしてしまうと?
コストコの商品は、安くて量が多いため、複数人でシェアする人もたくさんいますが、みんなで選んで購入したい、という方は一枚の会員カードで同伴できる人数には制限があるため気をつける必要があります。
万が一、うっかり制限人数よりも多くなってしまった場合にはどうなってしまうのか、またどのような対処方法があるのかについて説明します。
入場できないので店の外で待たせることに
コストコに入店する時、入り口で顔写真付きの会員カードの提示が求められます。もし、この時に制限された人数より多い事が分かった場合、決められた人数以外の方は入店することができず、店の外で待つことになるので気をつけましょう。
人数を超えて入場したい場合の対処法
では、同伴できる制限人数を超えて入場したい場合は、どのように対処したらよいのかについて解説します。事前に対処方法について知っていると、万が一、人数がオーバーしてしまった時でも慌てずに済みますので、ぜひ参考にしてください。
家族会員カードを無料で作る
一つ目の対処方法は、家族会員カードを作ることです。家族会員とは、正会員と同居の家族であれば、無料で入会できる会員のことで、個人会員1名に対し、1名までが対象です。
家族会員として入会する時は、正会員である家族と同居していることが証明できる身分証明などが必要となりますので、忘れずに持参しましょう。
コストコプリペイドカードを買う
続いて二つ目の対処方法は、コストコプリペイドカードを購入することです。正会員が先に店内に入場し、プリペイドカードを購入して人数オーバーした同伴者に渡すと、1日体験カードとして使用できるようになります。
このコストコプリペイドカードで入場できる人数は、正会員のカードと同じで、18歳以上は2名まで同伴することができ、18歳未満であれば何人でも一緒に入店することができます。ただし、コストコプリペイドカードを作る際も身分証明は必要なので忘れないようにしましょう。
オーバーゲストパスポートという手も
そして三つ目は、オーバーゲストパスポートを作ることです。入店する際に、人数が多くなってしまった事を相談すると、出口付近にある受付で発行してくれます。
ただしオーバーゲストパスポートは、正会員とその家族会員が合わせて一度だけ使えるサービスですので、どのタイミングで利用するか、じっくり検討してから利用することをおすすめします。
家族や友達とコストコに行こう!
コストコは、内容量の多さと単価の安さだけではなく、品質の高さがうかがえる品質保証がついているお得感と安心感があるお店です。
また、コストコにはフードコーナーがあり、60円のドリンク飲み放題があったり、240円で特大サイズのソフトクリームが食べられたり、ホットドッグとドリンク飲み放題のセットが150円で楽しむことができたりと、ひと息つきたい時や子どもがぐずった時などにも大助かりです。
家族会員カードやコストコプリペイドカード、オーバーゲストカードなどの様々なサービスをうまく活用すると、大人数でもコストコに行くことができます。楽しみが満載のコストコに、家族や友達、気の合うメンバーみんなで行ってみてはいかがでしょうか。