ベランダの床材は何がおすすめ?種類別の特徴や掃除のしやすさを比較して紹介!

ベランダの床材は何がおすすめ?種類別の特徴や掃除のしやすさを比較して紹介!

ベランダの床材についてまとめました。ベランダの床材はいろいろな種類があり、安いものや掃除のしやすさなど特徴があります。この記事ではベランダにおすすめの床材の種類と特徴や掃除とメンテナンス方法だけでなく、交換方法などを紹介します。

記事の目次

  1. 1.ベランダの床材の種類や特徴を紹介!
  2. 2.ベランダにおすすめの床材の種類と特徴
  3. 3.ベランダの床材の掃除&メンテナンス
  4. 4.マンションのベランダを好みの床材に交換は可能?
  5. 5.安いベランダ用の床材は使ってはダメ?
  6. 6.ベランダに床材を敷いておしゃれにしよう!

ベランダの床材の種類や特徴を紹介!

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ベランダの床材をおしゃれなものに交換したい、掃除しやすい床材を知りたい、自分で交換はできるのか?など、ベランダの床材についての悩みや疑問はいろいろあるでしょう。

この記事ではベランダにおすすめの床材の種類と特徴、掃除&メンテナンスの方法、交換の方法、安いベランダ用の床材などについて紹介します。新築でベランダの設置を考えている方やベランダの床材を交換したい方など要チェックです。

ベランダにおすすめの床材の種類と特徴

ベランダにおすすめの床材の種類として、この記事では「天然木床材」と「人工木床材」、「金属製床材」、「タイル系床材」、「樹脂製床材」の5種類をピックアップしました。

ベランダにおすすめのそれぞれの床材の特徴や値段などを見ていきましょう。ここからは、ベランダにおすすめの床材の種類と特徴について紹介します。

天然木床材

1つ目に紹介するベランダにおすすめの床材の種類と特徴は「天然木床材」です。天然木は質感と見た目の良さから「ウッドデッキ」でよく使われる床材です。天然木のウッドデッキは耐久性がなく腐りやすいという意見もありますが、使われている木材により耐久性は違ってきます。

杉や松などの天然木は耐久性が低く、ハードウッドと呼ばれる天然木は15~30年と耐久年数が長いです。最も多く使われているハードウッドは、ブラジル産の「イペ材」です。

ウッドデッキに最も適したハードウッドはビリアン材(ウリン材)です。そのほか「セランガンバツ材」や「クマル材」などのハードウッドが良く使われています。

リビングにつながっているベランダにハードウッド系の床材を使用することで、第2のリビングとしての活用が可能になります。使用する木材の種類により施工費用は違い、一般的な天然木は1平方メートルあたり約25,000円、ハードウッド系は少し高く約30,000円が目安となります。

人工木床材

2つ目に紹介するベランダにおすすめの床材の種類と特徴は「人工木床材」です。人工木は、粉状に細かく砕いた木材を樹脂(プラスチック)で固めて成型した樹脂製の木材です。

人口木は細かく砕いた木材と樹脂を混ぜたタイプ、樹脂のみのタイプ、それ以外の素材を使用したタイプの2種類の原材料があります。また、樹脂にもポリプロピレンやポリエチレン、ABS樹脂などの種類があり、細かく砕いた木材との比率により性質が違ってきます。

細かく砕いた木材の配合率が高い人工木ほど天然木に近い質感になり、配合率が低い人工木ほど耐久性は高くなります。

人口木の表面は滑りにくいように凹凸加工が施され、天然木のデメリットであるささくれが生じる心配もありません。お子さまがいる家庭でも安心して使用できる床材です。樹脂の種類などにより違いはありますが、1平方メートルあたりの施工費用の目安は約12,000円となります。

金属製床材

3つ目に紹介するベランダにおすすめの床材の種類と特徴は「金属製床材」です。金属製は、メーカー製のバルコニーに多く用いられる床材です。

ステンレスやスチールのありますが、耐久性やメンテナンスのしやすさから一般的にアルミが使われています。アルミは後付けリフォームでもよく使われています。

軽量でサビに強く、加工がしやすいため選べるカラーやデザインの幅が広いです。耐久性が高いというメリットもあります。一方、熱伝導率がよいので、夏は熱くなり、冬は冷たくなるというデメリットがあります。

耐久性は高いですが、汚れを放置するとサビの原因となり劣化してしまいます。また、塗装が剥がれやすく放置すると劣化の原因となります。金属製は、安くて耐久性がありますが、定期的に掃除とメンテナンスをする必要がある床材です。1平方メートルあたりの施工費用の目安は約10,000円となります。

タイル系床材

4つ目に紹介するベランダにおすすめの床材の種類と特徴は「タイル系床材」です。タイル系は、石材や陶器などを原料として作られた床材です。

耐久性が高く長期間使うことができ、デザイン性も優れておりたくさんの種類があります。雨にも強く防水性も高いですが、中には汚れが落ちにくい材質もあります。

ほかの床材と比較すると、やや重たいです。ベランダの耐久性を考慮して、施工できる場所は限られます。後付けリフォームには使うことができません。1平方メートルあたりの施工費用の目安は約20,000円となります。

樹脂製床材

5つ目に紹介するベランダにおすすめの床材の種類と特徴は「樹脂製床材」です。樹脂製は、塩化ビニル(塩ビ)などの樹脂で作られています。安くて軽量、断熱性が高いというメリットがあります。

また、扱いやすい性質のため、デザイン性に優れておりたくさんの種類から選ぶことができるメリットがあります。手軽に床材を変えることができるメリットがあります。

ただし、安いので耐久性は低く、劣化しやすいです。紫外線にも弱いため、商品によってはひび割れや色あせの心配があります。樹脂の厚みや種類などにより値段の幅はありますが、1平方メートルあたりのシンプルデザインの施工費用の目安は約9,000円となります。

ベランダの床材の掃除&メンテナンス

ベランダの床材の掃除&メンテナンス方法として、この記事では「木材系の床材の場合」と「金属・タイル・樹脂の床材の場合」の2つに分けてピックアップしました。ここからは、ベランダの床材の掃除&メンテナンスについて紹介します。

木材系の床材の場合

1つ目に紹介するベランダの床材の掃除&メンテナンスは「木材系の床材の場合」です。木材系の床材は、ほうきで全体の汚れを定期的に掃き掃除をし、年に2~3回はデッキブラシで水洗いしましょう。日焼けや雨風などにより色あせします。撥水性を維持するためにも、年に1回は塗装しましょう。

ウレタン塗料やアクリル塗料は耐久性と防水性が高いですが、床材内部に湿気を閉じ込める性質があります。腐食の原因となるため、使用しない方がよいでしょう。

天然木床材は、白アリ対策が必要です。日当たりのよいベランダでも日陰になる部分はあり、湿気がたまり腐食する恐れがあります。また、ささくれやひび割れができることもあるので、やすりで削るなどの補修が必要です。

金属・タイル・樹脂の床材の場合

2つ目に紹介するベランダの床材の掃除&メンテナンスは「金属・タイル・樹脂の床材の場合」です。ベランダは屋外のため、砂ぼこりや土ぼこりなども溜まります。

いきなり雑巾やデッキブラシで拭き掃除・こすり掃除を行うと、床材を傷つけてしまう可能性があります。まずは、ほうきで掃き掃除を行いましょう。

全体の汚れをほうきで履いたあと、洗剤などを使い、濡れた雑巾で拭いたり水で湿らせデッキブラシでこすりましょう。

メンテナンス方法については床材の種類により違います。金属系床材は、塗装が剥がれた部分を塗りなおします。タイル系床材は、目地にできたひび割れの補修をします。樹脂系床材は、ひび割れた部分は交換し、色あせ部分は塗装しましょう。

ベランダの排水溝は、枯葉やホコリなどが溜まっていきます。放置すると、水はけが悪くなったり詰まらせる可能性があります。床材への影響もあるため、こまめに掃除しましょう。

マンションのベランダを好みの床材に交換は可能?

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マンションのベランダを好みの床材に交換は可能?について、この記事では「個人のリフォームはNG」と「デッキパネルやマットタイプの床材ならOK」の2つの項目をピックアップしました。

マンションに住んでいる方は、ベランダを好みの床材に交換してよいのか悩んでいる方もいるでしょう。勝手に交換してクレームにならないように、知識を身につけてから行動しましょう。ここからは、マンションのベランダを好みの床材に交換は可能?について紹介します。

個人のリフォームはNG

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1つ目に紹介するマンションのベランダを好みの床材に交換は可能?は「個人のリフォームはNG」です。マンションやアパートなどの集合住宅の場合、賃貸と購入に関わらず、ベランダは「専用が認められた共有部分」にあたります。

ベランダを自分専用の部分として使うことはできますが、共有部分にあたるため勝手にリフォームすることは禁止されています。

ベランダのリフォームが禁止されている理由は、避難経路に指定されていることが挙げられます。火災などの予期せぬ事態が起こったときに、ベランダから非難することもあります。隣の部屋のベランダとの間にある切り板は、緊急時に蹴り破り通れるようになっています。

ベランダは避難経路として指定されているため、避難時に障害となるものを置いたり、耐荷重などいろいろな制約があります。ベランダの一部が破損した場合も、共用部分なので勝手に修理することは許されていません。

ベランダをリフォームしたい場合は、まず契約時の書類にしっかりを目を通しましょう。そして、大家さんや管理会社に直接相談することをおすすめします。

デッキパネルやマットタイプの床材ならOK

2つ目に紹介するマンションのベランダを好みの床材に交換は可能?は「デッキパネルやマットタイプの床材ならOK」です。

マンションやアパートなどの集合住宅の場合、賃貸と購入に関わらずベランダの「個人のリフォームはNG」です。ただ、デッキパネルやマットタイプの床材を使った交換であれば可能です。

デッキパネルは30cm程度の正方形で、ジョイント式になっています。ジョイント部分をつなげてお好みのサイズや形状にし、ベランダを手軽に施工することができます。

ウッドデッキのように高さがある種類を選べば、リビングとの高さの差をなくすことができます。ベランダを第2のリビングとして活用したい方にもおすすめです。

突起物や障害物などがある場合は、サイズを調節できる商品もあります。隙間ができてしまった場合は、砂利を敷き詰めたり芝生を取り入れてもおしゃれでしょう。

デッキパネルはタイル・人工芝・人工木などいろいろな種類があり、高さだけでなく耐久性や価格も違います。お好みの種類のデッキパネルを組み合わせることもできるので、自由度が高いです。

また、汚れたり破損したときもその部分だけ1枚交換することができるメリットがあります。デッキパネルは、手軽にリフォーム&交換ができるおすすめのベランダ床材です。

マットタイプも、デッキタイルと同じように30cmの四角形でジョイント式タイプがあります。人芝生やタイル調、水切りユニットなどいろいろな種類があります。

マットタイプはカーペットのようにつなげず大きな1枚をお好みのサイズや形状にカットして使うものもあります。汚れた部分だけ交換することはできませんが、ジョイント式より安い値段で購入することができ、手間もかかりません。

厚みがなく簡単にカットすることができ、軽量というメリットがあります。ただし、軽量であるため注意も必要です。強風によりめくれるだけでなく、飛ばされる可能性があります。マンションやアパートの場合は切り板を壊す可能性もあるので、重しをするなどしっかり固定することが大切です。

安いベランダ用の床材は使ってはダメ?

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安いベランダ用の床材は使ってはダメ?について、この記事では「素材が悪い」と「寿命が短くなる場合も」の2つの項目をピックアップしました。デッキパネルやマットタイプの床材を使えば、マンションやアパートでもリフォームすることが可能です。

ベランダ用の床材は、ホームセンターやインターネット通販などでも安い商品がいろいろあります。より安い値段で交換したい気持ちはあるでしょうが、結果的に高くついてしまうこともあります。

安いベランダ用の床材を購入する前に、もう一度検討してみることをおすすめします。ここからは、安いベランダ用の床材は使ってはダメ?について紹介します。

素材が悪い

1つ目に紹介する安いベランダ用の床材は使ってはダメ?は「素材が悪い」です。安い値段で販売されているベランダ用の床材は2パターンあります。

リニューアルや生産終了、閉店などにより安い値段で販売することがあります。この場合は、欠陥品などではなく商品として問題がなければ、お買い得商品としておすすめです。

もともとの値段が安い床材の場合は、注意が必要です。材料費を抑えることで安い値段で作られている可能性があります。つまり、悪い素材で作られているということです。

寿命が短くなる場合も

2つ目に紹介する安いベランダ用の床材は使ってはダメ?は「寿命が短くなる場合も」です。安いベランダ用の床材の素材が悪ければ、耐久性に心配があり、寿命が短くなる可能性もあります。

安いベランダ用の床材を購入しても、交換する頻度が高くなれば、結果的にコストパフォーマンスが悪く、支払う金額は高くついてしまいます。

ベランダに床材を敷いておしゃれにしよう!

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ベランダの床材は、いろいろな種類があります。耐久性に優れたハードウッド系の天然木床材がおすすめですが、値段が高いデメリットはあります。耐久性やデザイン性、メンテナンスなどいろいろな方面から考え、お好みの床材を敷いておしゃれにしましょう。

enisi
ライター

enisi

月に1回のジェルネイルを楽しみに過ごしており、暇な時には新しいデザインを検索しています。片付けが苦手なので、収納アイデアに興味があります。疑問に感じたことは、手を抜かず納得できるまでしっかり調べることを大切にしています。

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