低カロリー・おやつの選び方
スーパーやコンビニで低カロリーのおやつを買いたいと思ったとき、何に気を付けて選ぶと良いのでしょうか。単に、甘みが少ないから、量が少ないから、という選び方をしていると、想像以上に高カロリーになってしまっているかも知れません。失敗しない低カロリーのおやつの選び方をご紹介します。
購入前のカロリーチェック
一番大事なことは、カロリー表記をチェックすることです。ほとんどのおやつにはカロリーが表記されています。グラム数のわりにカロリーが高ければ、あまりお腹が満たされないのに摂取カロリーが多くなってしまいます。買い物をするときにカロリーチェックをするくせを付けておけば、低カロリーでお腹も満たされるおやつを見つけやすくなります。
砂糖・バターには要注意
多くのお菓子に利用されている材料として挙げられるのが、砂糖とバターです。これらが多用されているお菓子は高カロリーな傾向にあり、低カロリーのおやつを探している場合は向きません。砂糖もバターも、それ自体がとても高カロリーです。主にはクッキー、チョコレート、飴、などに多く含まれています。
パッケージ裏の原材料名は多く使用されている順番に記載されています。砂糖とバターが何番目に記載されているか確認する選び方もおすすめです。
低カロリー・コンビニのおすすめおやつ【セブンイレブン】
砂糖、バターに気を付けてカロリー表記を確認すると、低カロリーのおやつを見つけやすい事が分かりましたが、一つ一つ確認するという選び方は大変だと感じる人もいます。
そこで、全国でもっとも店舗数が多いコンビニのセブンイレブンから、低カロリーのおやつをご紹介します。セブンイレブンなら至るところにあり立ち寄りやすいため、低カロリーのおやつ選びの場としては最適です。
①寒天ゼリー
セブンイレブンにはいろいろな味の寒天ゼリーがあります。この寒天ゼリーは、なんと0kcalです。その上低糖質なところも嬉しい限りです。甘みもしっかりあり、250g入っているので食べ応え抜群で低カロリーのおやつにおすすめです。
地域や時期によって、いつも同じ味を置いているとは限りませんが、今までにリンゴ、ぶどう、マスカット、オレンジ、白桃などの味が発売されています。お好きな味で低カロリーのおやつを楽しんでください。
②LIBERA
チョコレートは、カロリーに気を使っている時は我慢しなければならないと思っている人が多いのではないでしょうか。確かに、高カロリーで太りやすいチョコレートが一般的ですが、中には脂肪や糖の吸収を抑えてくれるものがあります。それがLIBERAです。
カロリーは50gで262kcalですが、難消化デキストリンという食物繊維によって、脂肪や糖の吸収を抑えることに成功しています。砂糖を少なくしているので、糖質も抑えられまています。
しっかりと甘さがあり、本当に他のチョコレートと変わらないおいしさが実現しています。スーパーやドラッグストアでも置いているところがあるので、手に入れやすくおすすめできるおやつです。
③冷凍フルーツシリーズ
冷凍コーナーには冷凍フルーツが並んでいます。種類も充実していて、今までにパイナップル、いちご、メロン、マンゴー、オレンジ、チェリーが発売しました。どれも低カロリーですが、特にいちごは100gで34kcalしかありません。夏場はそのままシャリシャリと食べるのがおすすめですが、自然解凍してもおいしく食べられます。
④プチポリ納豆スナック
健康食材の代表ともいえる納豆が低カロリーのスナック菓子になって登場です。20g入りで、99kcalの醤油味と、85kcalの旨塩味があります。しっかりと納豆の風味があり、食べ応えがあるおやつです。
ダイエット中などに、おやつは禁止しなければいけないと感じている人は、納豆であれば抵抗が少なくなるのではないでしょうか。
プチポリ納豆スナックは、フリーズドライすることによって乾燥させているので、ネバネバが抑えられています。納豆が苦手という人も、プチポリ納豆スナックはネバネバが少ない分食べやすいので挑戦しやすいでしょう。
⑤旨味シゲキックス忍者めし梅かつお味
シゲキックスからも低カロリーのおやつとしてピッタリな商品が発売しています。旨味シゲキックス忍者めし梅かつお味というハードグミです。シゲキックスでお馴染みの、もの凄く酸っぱい味ではありません。商品名に「旨味」と付いているだけあって、風味が大事にされています。
こちらは、20gで63kcalの低カロリーです。内容量に対してカロリーが高いと感じるかも知れませんが、ハードグミなのでとても噛み応えがあり、満腹感が得られやすいのでおすすめです。量ではなく満腹度を基準にした選び方も良いでしょう。
低カロリー・コンビニのおすすめおやつ【ファミリーマート】
大手のコンビニであるファミリーマートにも低カロリーのおやつが販売されています。ファミリーマートは「Fun&Fresh」をスローガンにしてるコンビニですが、スローガンの通り、一般的なスーパーには置いていないような商品があり、入るのが楽しくなるコンビニです。それでは、ファミリーマートでおすすめできる低カロリーのおやつを見てみましょう。
①RIZAP 濃旨キャラメルプリン
RIZAPから低カロリーのおやつとして濃旨キャラメルプリンが発売しています。RIZAPといえば、厳しいトレーニングにカロリーと糖質の徹底管理をすることで有名ですが、イメージ通りのプリンと言えます。82gで201kcalと低カロリーで、糖質は8.9gです。一般的なプリンの糖質が20gを超えることを考えると、かなり抑えられています。
カロリーと糖質が抑えられた理由は、エリスリトールが使われていることにあります。エリスリトールは、甘みはあっても体に吸収されないので糖質は0gです。味はしっかりプリンの味がし、ダイエット食品にありがちな味の中途半端さはありません。
低カロリーのおやつでも、いつもと変わらない感覚でおやつを楽しみたい人にはピッタリのプリンと言えます。
②タニタ食堂の100kcalデザート カスタードプリン
タニタ食堂からも低カロリーのプリンが発売しています。85g100kcalのカスタードプリンです。そんなに低カロリーにしてしまうと、あっさりし過ぎて物足りなくなってしまいそうですが、プリンらしい濃厚さが残されています。濃厚さの秘密はカラメルソースにあり、黒みりんを加えることで実現しました。
③おいしい低糖質プリン 抹茶
低カロリー、低糖質の抹茶プリンもあります。75g57kcalで糖質は3.3gしかありません。抹茶の苦みは抑えてあり、甘みが強いプリンです。カラメルの代わりに使われている黒蜜が抹茶とよく合います。低カロリーで低糖質、だけど甘いものが食べたいという欲張りを叶えてくれるおやつになるでしょう。
④SUNAO バニラ
低カロリーのおやつとしておすすめできるアイスクリームがあります。SUNAOのバニラ味です。なんと、80kcalでアイスをおやつにすることができます。砂糖不使用でありながらしっかりバニラの味がします。パッケージには大きく糖質50%オフの表記もあり、カロリーだけでなく、糖質に拘りたい人にもおすすめです。
⑤RIZAP チーズアイスバー
RIZAPからも低カロリーで低糖質のアイスが発売しています。チーズをアイスになっているのは珍しいですが、チーズと生クリームの使用によりとても濃厚な味わいになっています。気になるカロリーは188kcal、糖質は6.3gあります。砂糖の使用を極力抑えてあるところも嬉しいポイントです。
低カロリー・コンビニのおすすめおやつ【ローソン】
続いてはローソンから紹介します。店舗数が増えていてとても人気のあるコンビニです。その理由として、近年美容と健康を意識した商品の取り扱いに力を入れているコンビニということが挙げられます。お弁当やおにぎりも健康に配慮した商品が多いため、おやつも期待できます。ローソンもスーパーには置いていないような商品が多いのでおやつも注目です。
①スイーツブラン 糖質を考えた〜シリーズ
ローソンには、「糖質を考えた」と名前に付くシリーズがあります。これは、全て糖質を10g以下にした商品です。糖質を少なくするためにブランを使用しているため低糖質になっています。ブランとは、小麦の表皮のことですが、一般的な小麦粉の1/7しか糖質がありません。それを粉にして小麦粉のように使います。
ブランを使うと糖質と一緒にカロリーも少なくすることができるので、低カロリーのおやつを探している人にもおすすめです。ブランの使用を意識したおやつの選び方をするのも良いのではないでしょうか。
このシリーズの一部をご紹介すると、「糖質を考えたふわっとパフケーキ」、「糖質を考えたふんわりワッフル」、「糖質を考えたプチエクレア」などがあります。随時新商品も発売しているので、いろいろなスイーツブランをおやつにし、食べ比べて楽しんでください。
②ブランビスケットパン
ブランを使った商品は、スイーツブラン以外にもたくさんあります。ブランビスケットパンもその一つです。ビスケットとしてみると柔らかくふわふわしていて、パンとして見てみると固めのパンという印象です。名前をビスケットパンとしたのは、この商品にピッタリと言えます。
カロリーは206kca、糖質は18.7gあり、今まで紹介してきたおやつと比べるとどちらも多い印象になりますが、やはり一般的な総菜パンなどと比べると低カロリーです。甘いおやつが苦手な人にはちょうど良いでしょう。
③ブランのドーナツ
ブランを使ったドーナツもあります。ふんわり感は少なく、しっかりした噛み応えのドーナツという印象です。味付けは、はちみつでほんのりと甘さが加えてあります。265kcalで糖質が13.1gありますが、かなりの満腹感が得られるので、このドーナツ一つで十分と考えると、カロリーもあまり気になりません。
④大豆粉とブランのしっとりロール
ブランと一緒に大豆粉も使用したロールケーキです。低カロリーでロールケーキが食べられるとは魅力的です。239kcal、糖質は16.3gです。ホイップクリームまで入っていてもカロリーをここまで抑えることに成功しています。2019年7月時点、販売は終了しているようですが、販売再開を待ち望むファンが多い人気商品です。
⑤さっくりコーンチップス
あっさりしたおやつを食べたい人におすすめなのがさっくりコーンチップスです。味付けはオリーブオイルと塩のみで、サクサクと軽い口当たりのおやつになります。カロリーは80kcal、糖質は9.1gと低く抑えられています。
さっくりコーンチップスの特徴として、チアシード、キヌア、アマランサス、黒ごまが加えてあります。低カロリーのおやつを選ぶとき、体に良い食材が使われているか注目した選び方をするのも良いでしょう。
低カロリー・スーパーのおすすめおやつ
ここまで主要なコンビニで買える低カロリーのおやつを紹介してきました。すごく甘くても低カロリーのものが多くあり、糖質や健康に気を使ったおやつも沢山発売されていて驚きでした。おやつが欲しいとき、コンビニ以外にスーパーへ行くことも多いと思います。スーパーにもおすすめできる低カロリーのおやつがたくさんあるので見てみましょう。
①SOYJOY
まずは、人気定番商品のSOYJOYをご紹介します。実にたくさんの味が発売していて、フルーツの味ではストロベリー、ブルーベリー、レーズン、アップルが出ています。ナッツもあり、ピーナッツとアーモンド&チョコレートの2種類から選べます。種類が多いので、日によって味を変える選び方をすると、おやつとしての楽しみが増すでしょう。
また、近年ではクリスピータイプが発売しています。大豆パフが練り込んであるため、今までのSOYJOYよりも軽い食感になりました。味はピーチ、バナナ、ミックスベリー、ホワイトマカダミアがあります。
今でこそ、美容や健康に気を配ったおやつはたくさん出ていますが、SOYJOYは先駆けのような立ち位置で、発売当初は大豆で作られていることにとても注目を浴び流行しました。今なお、健康的なおやつとして親しまれています。
②おからだから
栄養化が高いとされるおからを使用したおやつです。おからは、豆腐を作るときに出る搾りかすのことですが、このおからが生地に練り込んであります。
おから特有のぱさぱさした食感が心配ですが、パッケージには「しっとりケーキ」と書いてあり安心できるおやつです。チョコチップ、チーズケーキ、メープルの3種類で、どれもカロリーは約100kcal、糖質も10g~11gと少なめです。
③タニタ食堂監修のおせんべい
タニタ食堂のおせんべいも人気がありおすすめです。噛み応えのある固焼きに仕上げてあり、1袋67kcal以下の低カロリーで6袋入りです。だし醤油味、甘塩味、醤油味があり、それぞれにタニタ食堂のこだわりが見えます。
だし醤油味は、国産のかつおと昆布からだしを取り、黒ゴマが練り込まれています。甘塩味は、アーモンドが加えてあり香ばしく仕上がっています。最後に醤油味ですが、こちらは16穀混ぜ込まれており、豊富な穀物でつぶつぶした食感が味わえます。
それぞれに個性があるので、その日の気分で選び方を変えてください。おせんべいが個包装されているのは、食べ過ぎないようにするための工夫だそうです。食べ過ぎ防止の気遣いまでしてくれるとはとても嬉しいおやつです。
④ロッテノンシュガーチョコレート
ロッテのノンシュガーチョコレートは、「砂糖もゼロ、糖類もゼロ」という、目を疑うような内容がパッケージに書いてあるおやつです。低カロリーのおやつを探している人にとって強い味方になります。
砂糖不使用でも普通のチョコレートと同じような味がするので、カロリーに気を付けていても、どうしてもチョコレートが食べたくなったら、ロッテのノンシュガーチョコレートがおすすです。スーパーへ行ったらぜひ探してみてください。砂糖不使用でも1本で47kcalあるので、くれぐれも食べ過ぎには気を付けましょう。
⑤カロリーメイト
カロリーメイトは長く売れ続けているバランス栄養食です。人気の秘密は、カロリーメイトにタンパク質、脂質、糖質、ビタミン、ミネラルの5大栄養素が全て入っていることにあります。カロリーを気にした食事を続けていると栄養バランスが偏り立ちですが、おやつをカロリーメイトにすると、偏りを和らげることができます。
⑥アーモンド
アーモンドはほとんどのスーパーに置いてあるので手に入れやすいおやつです。低カロリーなうえ、ビタミンDや、鉄分、マグネシウムなど、たくさんのビタミンとミネラルが摂取できるので、健康や美容面でも注目されています。
ほんのり塩味が病みつきです。塩味が付いていなくても大丈夫だという人は、素焼きのアーモンドを選んでみてください。さらに健康的におやつが楽しめます。
⑦ドライフルーツ
スーパーへ行くとさまざまな種類のドライフルーツが販売されているのを見かけます。定番では、レーズン、マンゴー、パイン、クランベリー、リンゴなどを小さくカットし、ミックスしたものなどが挙げられます。
他にも、桃、バナナ、プルーン、アプリコット、チェリー、レモンなど、スーパーによってはたくさんの種類を置いているところもあるので探しておやつにしてみてください。メロンやイチゴなどを置いているところもあるので、珍しいドライフルーツを見つけるのも楽しそうです。
基本的には低カロリーでヘルシーですが、商品によっては砂糖が多く使用されているものがあるので、砂糖の使用量に気を付けた選び方をしてください。
⑧あたりめ
おつまみの定番であるあたりめをおやつにしても良いでしょう。どこのスーパーでも置いていて手軽に購入できるのでおすすめです。メーカーによってカロリーが少し違いますが、おおよそ30gのあたりめで80~90kcalです。
あたりめは飲み込むまでにとてもよく噛むことになり、満腹中枢が刺激されやすいため、30gの量を一度に食べるとお腹がいっぱいになってしまいます。実際にはもっと少量で満足できるはずです。
お菓子コーナーだけでなく、おつまみのコーナーから探してみるという選び方をすると、他にも低カロリーのおやつを見つけられるかも知れません。
低カロリー・おやつを手作り
コンビニやスーパーで購入する以外に、自分で作ってしまうという低カロリーのおやつの選び方もあります。
自分で作ることのメリットは、甘みを自分で調整できるところにあります。コンビニやスーパーで購入すると、味を重視すると高カロリーになってしまったり、低カロリーを重視すると物足りない味であったりします。自分で作ってしまえば、好みの味で低カロリーのおやつを楽しめます。
自分好みに甘さをおさえたアレンジ
手作りおやつを作るときに、低カロリーにするためのポイントがあるのでご紹介します。まずは砂糖を減らしたい場合です。単純に砂糖の使用量を減らして作っても低カロリーにはなりますが、しっかりした甘みが欲しいときは、はちみつやパルスイートに変えて作ると低カロリーでも甘いおやつになります。
チョコレートでおやつを作るときは、チョコレートよりココアを多く使うレシピにすると、低カロリーで作れるのでおすすめです。
手作りにするときは、コンビニやスーパーのおやつでもご紹介した、おからや胡麻なども使って手作りおやつを楽しんでみてください。
低カロリーに見えて高カロリーなおやつ
見かけや原材料が低カロリーに見えるのに、実は意外と高カロリーのおやつが存在します。あっさりしているし、体にも良さそうだからとたくさん食べると、思わぬカロリー量を摂取してしまっているかも知れません。惑わされて間違った選び方をしないようチェックしておきましょう。
わらび餅
コンビニでもスーパーでも見かけるわらび餅は、その見た目とは裏腹に高カロリーで糖質も多いです。きな粉がかかっていて健康的なイメージですが、カロリーには注意が必要です。メーカーによって違いますが、スーパーによく置いてあるわらび餅のカロリーは1パック180gで200kcalを超え、糖質も50g以上あります。
蒟蒻畑
ヘルシーなおやつの定番ともいえる蒟蒻畑ですが、実はこちらもカロリーが高いのです。蒟蒻で作られていることからヘルシーなイメージが着き、ぶどうや桃、みかんなどの多くの味が発売しています。
この蒟蒻畑は、噛み応えもあり美味しいのですが、1つで25kcalあるため食べ過ぎないように気を付けた方が良さそうです。
低カロリーでも美味しいおやつが多い!
コンビニにもスーパーにもたくさん低カロリーのおやつがることが分かったので、ダイエットや健康のためおやつを我慢している人は、ストレスを溜めてしまわないようにたまには低カロリーのおやつを食べて前向きに励んでください。どこに気を付けたら良いか選び方も分かりましたから、怖がらずにおやつを満喫しましょう。