コストコのサーモンフィレがおすすめ！人気のレシピや切り方・保存方法もチェック

コストコと言えば業務用サイズの商品が目白押しですが、そんなコストコで圧倒的な人気を誇っている商品がサーモンフィレです。今回はコストコのサーモンフィレの特徴や切り方・保存方法、さらにはアレンジレシピもご紹介します。

一言にサーモンと言ってもいろいろな種類があるのですが、コストコのサーモンフィレはアトランティックサーモンです。

アトランティックサーモンは日本では「大西洋鮭」と呼ばれることもあり、特にヨーロッパではポピュラーです。

ちなみにヨーロッパで「サーモン」と言うと、コストコのサーモンフィレのようにアトランティックサーモンを指すことが多いです。

それ故にコストコのサーモンフィレは日本人にはもちろん、日本在住の海外出身の人からも高い人気を誇っています。

コストコのサーモンフィレは生のまま日本まで空輸され、そして一度も冷凍することなくコストコの各店舗に並んでいます。

言葉にすると何てことはないように感じますが、この「一度も冷凍することなく」という部分は非常に珍しいスタイルです。

サーモンは寄生虫がつきやすい魚と言われており、食品安全の観点からほとんどのお店が一度冷凍してから店頭に並べます。

これに対してコストコのサーモンフィレは冷凍をしていません。これはコストコの衛生管理に対する自信の現れでもあります。

コストコのサーモンフィレは海外から空輸されているとは思えないほど新鮮で、食べ方としてお刺身をおすすめする人も多いです。

ちなみにコストコのサーモンフィレに使われているアトランティックサーモンは基本的にはノルウェーで水揚げされたものです。

サーモンの産地は世界各地にたくさんありますが、そのなかで圧倒的に品質が高いと言われているのがノルウェー産です。

コストコのサーモンフィレは買ってすぐにお刺身にしてもいいですし、一度冷凍した後に解凍してお刺身にしても味が落ちません。

サーモン自体は最近は比較的簡単に購入することができ、それこそ一般的なスーパーマーケット等でも鮮魚コーナーに並んでいます。

しかしコストコで売られているサーモンフィレはそんじょそこらのサーモンとはいろいろな面で違いがあります。

特に大きな違いとしてわかりやすいのが内容量で、専門的な知識がない人でもパッと見ただけでその違いがわかるほどです。

ここではコストコのサーモンフィレの詳細についてご紹介します。初めての人はあらかじめチェックしておくと安心して買い物できます。

コストコのサーモンフィレの内容量は切り方によって微妙に変わりますが、基本的には1000g前後が多くなっています。

ちなみに一般的なスーパーマーケットで販売されている鮭の切り身の内容量が100gくらいと言われています。

それを考えるとコストコのサーモンフィレは私たちがよく目にする鮭の10倍近いボリュームがあり、実際売り場でみるとかなり迫力があります。

またコストコのサーモンフィレの値段は税込みで3500円程度で、100gあたりの値段で考えると非常にお買い得となっています。

コストコのサーモンフィレの賞味期限はパッケージにプリントされていて、だいたい加工した日から3日間となっています。

ちなみに購入した後に冷凍をすることでコストコのサーモンフィレをこの賞味期限よりも長持ちさせることも可能です。

コストコのサーモンフィレは冷凍してから2週間以内であれば解凍後にお刺身としてそのまま美味しく食べられます。

ただし冷凍してから2週間以上が過ぎてしまったコストコのサーモンフィレに関しては加熱調理をして食べるのがおすすめです。

基本的には日本全国にあるほぼすべてのコストコでサーモンフィレは買うことができます。ただし大人気商品なので売り切れの可能性もあります。

そのため確実にサーモンフィレをゲットしたい場合にはコストコのなかでも特に大きめで品揃えのいい店舗へ行くのがおすすめです。

日本全国にはいくつかコストコがありますが、そのなかでも最も売り場面積が大きいのが千葉県にある『コストコ幕張倉庫店』です。

売り場面積と品揃えは基本的には比例するため、確実にサーモンフィレを手に入れたい時にはもってこいの店舗と言えます。

この『コストコ幕張倉庫店』は営業時間が午前10時から午後8時までで、駐車場の収容台数は877台となっています。

ちなみに『コストコ幕張倉庫店』の最寄り駅は海浜幕張駅で、徒歩だと20分くらいで店舗まで行くことができます。

西日本にあるコストコのなかで最も売り場面積が大きいのは福岡県にある『コストコ久山倉庫店』になります。

こちらも日本トップクラスの品揃えを誇っており、サーモンフィレだけを見てもかなりの数が用意されているので売り切れの心配はほぼないです。

この『コストコ久山倉庫店』は営業時間が午前10時から午後8時までで、駐車場の収容台数は737台となっています。

ちなみに『コストコ久山倉庫店』の最寄り駅は香椎駅で、少し距離があるので車がない場合はバスを使うと便利でしょう。

コストコのサーモンフィレは鮮度がよくて美味しく、さらに一般的な鮭と比べると値段も非常にリーズナブルです。

これだけ聞くとコストコのサーモンフィレは非の打ちどころがない完璧な商品のように感じることでしょう。

しかしながらコストコのサーモンフィレにはいくつかの弱点があり、その代表格とも言えるのが切り方や保存の方法です。

コストコのサーモンフィレは特大サイズとなっているため普通の冷蔵庫にはそのままでは入らず、切り方や保存方法を工夫する必要があります。

コストコのサーモンフィレの切り方としてはまず縦半分に切ります。ちなみにコストコのサーモンフィレは普通のまな板には乗りません。

一般的なまな板1枚だとほぼ間違いなくサーモンフィレがはみ出してしまうため、可能なら2枚つなげるなどして切るのがおすすめです。

またコストコのサーモンフィレはボリュームからもわかるように非常に肉厚で、特に切り身の中央部分は厚みがすごいです。

そのため縦半分にコストコのサーモンフィレをカットする際は、切り方も大事ですが切れ味のいい大きな包丁を使うのも大事です。

コストコのサーモンフィレはお店のカットの仕方にもよるのですが、基本的には中央を境に腹身と背身に分けることができます。

コストコのサーモンフィレの腹身と背身の簡単な見分け方としてはより肉厚で分厚い方が背身で、逆に薄い方が腹身と覚えておくといいでしょう。

腹身は背身と比べると脂が乗っていてお刺身として食べるのがおすすめです。ただしお刺身にして保存するのは断面積が増えてしまうのでおすすめしません。

腹身を保存する時には棒状で冷蔵・冷凍するのがおすすめで、イメージとしてはお寿司屋さんのショーケースにあるサーモンの形です。

コストコのサーモンフィレの背身部分の切り方ですが、ここの部位は調理をして食べることが多いので5等分くらいにカットするのがおすすめです。

もちろんお使いの冷蔵庫のサイズ等と相談しながら大きめにカットしたり小さめにカットしたりとひと工夫するのも悪くないです。

もしコストコのサーモンフィレに対して「こんな料理に使いたい」というのがあるのであればそれを想定した切り方をするのもありです。

特にお弁当等にコストコのサーモンフィレを使う場合、大きい切り方だと調理に時間がかかってしまうのでコンパクトにしておくといいでしょう。

コストコのサーモンフィレは非常にサイズが大きいので、まず前述した切り方で本体を冷凍庫に収納できるサイズにまで小さくします。

そして小さくなったサーモンフィレをラップで包みます。この時にできるだけ空気が入らないように包むのがポイントです。

そしてその状態で冷凍庫で保存してもいいのですが、可能ならばジップロックのような容器にさらに入れて保存するのがおすすめです。

ラップのまま冷凍庫で保存をしてしまうと冷凍焼けしてしまう可能性があり、鮮度を保つ意味でも二重に保存するのがおすすめです。

冷凍保存をしたコストコのサーモンフィレを何も考えずに解凍して料理に使う人もいるでしょうが、それは少しもったいないです。

コストコのサーモンフィレに限った話ではないですが冷凍保存した食材は解凍の方法次第で味が大きく変わってきます。

冷凍保存したコストコのサーモンフィレを解凍する際にはドリップ（魚から出る水分）をいかに出さないかがポイントです。

そのためには冷蔵庫で6時間くらいかけて解凍するか、時間がない時には氷水につけて1時間ぐらいかけて解凍するのがおすすめです。

コストコのサーモンフィレは非常に美味しいので買って損はないのですが、いざ買った時に問題となってくるのが食べ方です。

シンプルなお刺身やムニエル等にして食べてももちろん美味しいのですが、量が量ですからレシピやアレンジを工夫しないと飽きが来ます。

とは言え普段からたくさんサーモンを食べる人であればいいですが、そうでない人がゼロからレシピを考えるのは大変です。

そこでここではコストコのサーモンフィレを飽きることなく食べ尽くすのにおすすめのアレンジレシピをご紹介します。

コストコのサーモンフィレを使ったおすすめアレンジレシピの1つ目が「たたきサーモンの卵かけごはん」になります。

脂の乗ったサーモンも生卵もどちらも白いご飯と相性抜群ですが、それが一緒になるわけですから美味しくないわけがありません。

コストコのサーモンフィレの腹身の部分をまな板の上で何回も何回も叩きます。目安は荒いみじん切りくらいのサイズです。

あとはこのサーモンを白いご飯の上に乗せ、さらにその上から卵の黄身を乗せれば完成です。普段料理をしない人でも簡単に作れます。

コストコのサーモンフィレを使ったおすすめアレンジレシピの2つ目が「サーモンクリームスープ」になります。

サーモンの産地として有名なノルウェーではスープにしてサーモンを食べるのが一般的で、現地では「フィスクシュッペ」と呼ばれます。

作り方は非常に簡単で作ったクリームスープのなかにサーモンの切り身をいれるだけです。市販のクリームスープでも大丈夫です。

ちなみに最初に加えて煮込んでしまうとサーモンの身が崩れてしまうため、完成する直前に一緒にするのがおすすめです。

コストコのサーモンフィレを使ったおすすめアレンジレシピの3つ目が「サーモン丼」になります。素材の味をそのまま楽しめるアレンジレシピです。

先ほどの「たたきサーモンの卵かけごはん」と似ていますが、こちらは切り身をスライスしてご飯に乗せるだけなのでより簡単です。

それこそ普段料理をしない人でもこの「サーモン丼」は特別なスキルを必要としないため安心して挑戦できます。

もちろんそのままサーモンだけでもいいですが、上にワサビを乗せたり刻み海苔を振りかけたりとアレンジしてみるのもおすすめです。

コストコのサーモンフィレを使ったおすすめアレンジレシピのつ目が「サーモンのムニエル」になります。

学生時代の調理実習で作った経験をお持ちの方も多いでしょうからそこまでハードルの高い料理ではなく、比較的挑戦しやすいアレンジレシピです。

コストコのサーモンフィレは生で食べても美味しいのですが、加熱をすることでまた違った美味しさを楽しむことができます。

小麦粉をサーモンの切り身にまぶして焼くだけで、塩胡椒だけでもいいですしバターを添えるとさらに美味しくなります。

コストコのサーモンフィレを使ったおすすめアレンジレシピの5つ目が「揚げないサーモンの柿の種フライ」です。

少し手の込んだアレンジレシピですが作り方は非常に簡単で、尚且つ油で揚げないのでカロリーが低いヘルシーな点もグッドです。

まず水と小麦粉と酒とマヨネーズを混ぜてバッター液を作り、そこにサーモンの切り身をひたして砕いた柿の種を衣としてまぶします。

あとはこれをオーブンシートを敷いた天板の上に並べてオリーブオイルをかけ、200度に予熱したオーブンで25分焼きます。

今回ご紹介したサーモンフィレのアレンジレシピはまだまだごく一部で、例えばネットで検索するとほかにもいろいろな食べ方がたくさん出てきます。ぜひいろいろなアレンジレシピに挑戦してみて、コストコのサーモンフィレで心ゆくまで満喫してみてください。