ミサンガの色と付ける場所の意味を知っておこう!
「ミサンガ」と言えば、手や足に結んで願い事を叶えるというアイテムで、その紐が切れたら成就すると言われています。カップルでペアで付けたり、友達や仲間と絆を深めるために付けたり、また、ファッションで付けたりする方もいます。
そのミサンガについて、色や組み合わせ、手足など付ける場所に意味があることは知っていましたか。選ぶ色を間違えていたり、付ける場所が異なったりすると、せっかくの願い事が叶えられないかもしれません。
これから、ミサンガの色と付ける場所の意味や、叶えたい願いがある方のために、おすすめの色と付ける場所について紹介していきます。
そもそもミサンガとは
では、そもそもミサンガは、どのようなアイテムなのでしょうか。いつから願い事を叶えるアイテムとして身につけるようになったのでしょうか。まず、ミサンガの由来と、日本に広まったきっかけについて紹介します。
ミサンガの由来
今から400年ほど前、ポルトガルのポンフィンという教会で作られていた「フィタ」という紐を編んで作ったのが、ミサンガのはじまりです。教会の人たちが願いを込めてフィタを編み、教会を訪れた人の手首や足首に付けて、その幸せを願ったそうです。
それに、ポンフィンという言葉は、ポルトガル語で「美しい結末」を意味し、付けていたフィタが自然に切れた時、その人の願いが叶うと言われていたそうです。そのため「ポンフィン・フィタ」という名前で、ポルトガルからメキシコ、ブラジルにも広まりました。
日本に広まったきっかけ
サッカーのJリーグが開幕した1993年、当時ヴェルディ川崎に所属していたブラジル出身のラモス瑠偉(ルイ)という選手が、チームの勝利を願って、自分の手首に紐を編んだ物を付けていました。彼は自分の手首に付けた物を「ミサンガ」と呼んでいました。
ラモス選手のチームメイトもミサンガを付けるようになって、そこから選手を応援するサポーターにも広がり、Jリーグがブームになるのと一緒に、一般の人たちにも願い事を叶えるためのお守りとして広まっていきました。
ミサンガの色別の意味
ミサンガの紐の色には、それぞれ意味があります。自分が上げたい運気や願い事に合わせて色を選ぶと良いですし、色の組み合わせ方によって、よりパワーもアップします。
「白」は、健康・さわやかさ・落ち着き、「赤」は、情熱・勝負・勇気、「ピンク」は、恋愛・結婚・出会い、「オレンジ」は、心願成就・希望・力強さ、「黄色」は、金運・向上・平和を意味しています。
「緑」は、癒し・優しさ・健康、「青」は、仕事・勉強、「水色」は、美しさ・さわやかさ・芸術、「紫」は、才能・忍耐・現状打破、「茶色」は、家族・家庭、「灰色」は、仕事・出世、「黒」は、魔除け・意志の意味を持っています。
おすすめの色の組み合わせ
ミサンガを選ぶ時は、色の組み合わせを少なくすると、その色が持つ意味が強く出ます。また、色の組み合わせ方次第で、それぞれの色が持つ意味がうまく合わさって、願い事にぴったりの物になります。
ここでは、好きな人にあげる場合、夢を叶えたい場合、テストで良い成績を出したい場合、部活の試合などで勝ちたい場合について、おすすめの色の組み合わせを紹介します。
好きな人にあげる場合
片思い中の人にミサンガをあげる場合は、恋愛につながる「赤」または「ピンク」と、相手に自分の良さを気づいてもらうことができるとされている「水色」を組み合わせるのがおすすめです。
付き合っている人にミサンガをあげる場合は、恋愛運を上げるための「赤」または「ピンク」と、落ち着いた関係を築き、二人の恋が順調に続くとされている「白」の組み合わせがおすすめです。
夢を叶えたい場合
夢を叶えたい方におすすめのミサンガは、夢や目標に対するエネルギーを持ち続けることができるとされている「赤」と、行動力がアップのための「青」の組み合わせがのものがおすすめです。
また、夢を叶えるには努力をすることも大切なので、夢のために勉強したり、知識を得たりする必要があるならば、学問が向上する「黄色」も組み合わせると良いでしょう。
テストで良い成績を出したい場合
テストで良い成績を出したいと願っているのなら、おすすめのミサンガの色は、勉強運をアップさせる「黄色」、勉強しようと立ち向かうようにさせる「青」、そして、落ち着いて効率良く勉強ができるようにする「白」の組み合わせが良いでしょう。
部活の試合などで勝ちたい場合
部活の大切な試合などで、どうしても勝ちたいならば、体力や筋力がつくようにする「オレンジ」、試合までに練習を効率良くこなせるようにする「白」、そして、試合のときに自分の実力が最大限に発揮できるようにする「赤」を組み合わせたミサンガがおすすめです。
ミサンガを付ける場所別の意味
願い事にぴったりのミサンガを選んだのに、普段の生活に邪魔だと思って見えない場所に付けたり、カッコ良く見せたいという理由だけで付ける場所を選んだりしていませんか。実はミサンガは、手や足だけでなく、利き手、利き足かどうかによって、付ける意味が変わってくるのです。
ここでは、利き手の手首かどうか、利き足の足首かどうか、それぞれの場所が持つ意味について紹介します。
利き手の手首の意味は恋愛運
利き手の手首にミサンガを付けると、恋愛が成就すると言われています。片思い中の方や、気になる人がいる方は、ぜひ利き手の手首につけてみましょう。
また、付き合っている相手と結婚したいと思っている方にもおすすめです。自分一人だけ付けておくのはもちろん、相手と一緒にペアのミサンガを付けるのもおすすめです。二人で良い関係を築いて、結婚したいと思う方は、ぜひ付けてみてください。
利き手と反対の手首の意味は勉強運
勉強運を上げたい場合は、利き手とは反対の手首にミサンガを付けてみてください。志望校の受験や資格取得を目指しているならば、右利きならば左手首に、左利きであれば右手首にミサンガを付けてください。受験生を抱えた親御さんにもおすすめです。
仕事運アップにも、利き手とは反対の手首にミサンガを付けると良いでしょう。仕事運も向上させると言われているので、大きな商談を控えている方や、就活を成功させたい方にもおすすめです。
利き足の足首の意味は友情・勝負運
友情運をアップさせたい時は、利き足の足首にミサンガを付けてみましょう。利き足は、ボールを蹴る方の足や、あぐらをかいたときに自然と上にくる足のことをいいます。利き足の足首にミサンガを付けることで、交友関係を広げたい時や、人間関係の改善にも効果があるでしょう。
また、勝負運をアップさせたい場合にも、利き足の足首に付けてみてください。大事な試合を控えた選手や、その家族などにもおすすめです。
さらに、チームワークを良くしたり、チームの雰囲気を改善させることで、試合やコンペに勝ちたいと願っている方にもおすすめです。大事な勝負に臨む前に、ぜひ利き足の足首にミサンガを付けてみてください。
利き足と反対の足首の意味は金運
金運アップを願っている方には、利き足とは反対の足首にミサンガを付けることをおすすめします。収入アップや宝くじでの一攫千金を狙っている方におすすめの場所です。
もしかすると、大成功しているビジネスマンも、こっそり付けているかもしれません。また、アクセサリーにも付ける場所によって意味があるので、参考にしてみてください。
ミサンガの守りたいルール
願い事に合った色を選んで、効果のある場所にミサンガを付けたのであれば、守ってほしいルールがあります。願い事を叶えるために頑張ったのに、ルールを守れなければ、せっかくの願いが叶わなくなるかもしれません。守ってほしいルールは、2つだけです。
一度付けたら自然に切れるまで待つ
基本的に、一度ミサンガを付けたら、自然に切れるまで待ちましょう。お風呂に入る時や寝ている時も、外さずに付けておいてください。ミサンガは、24時間ずっと一緒にいることで、付けている人の願い事を叶えるためのパワーを溜めているのです。
そして、ミサンガにパワーが溜まった時に、自然に切れて、願いを叶えてくれると言われています。願い事によっては、自然に切れるまでの時間が異なるようですので、焦らずに待ちましょう。
切れたミサンガは早めに処分する
ミサンガが切れてしまったら、早めに処分しましょう。切れたミサンガを保管することは、「願いを叶えなくても良い」という意味になってしまうからなのです。できたら記念に取っておきたいとは思いますが、せっかくの願いを叶えるには、早く処分することが大切です。
色や場所の意味を意識してミサンガで願いを叶えよう!
今回は、ミサンガの色や付ける場所には、それぞれ意味があることについて、そして、願い事別によるおすすめの色の組み合わせについても紹介しました。叶えたい願い事があるのであれば、それぞれの意味を意識して選んだミサンガで、願いを叶えましょう。