KY線で手相占いしよう
空気が読めないという意味でよく「KY」という言葉を使いますが、手相での「KY線」も空気が読めないという意味なのでしょうか。あなたやあなたの周りにもKY線が現れてはいませんか。
「どうりで空気が読めないと思った」と言われないためにもKY線で手相を占ってみましょう。KY線はなかなか見られない珍しい手相ですが、何かと話題になっています。手相を見る時の参考となるようにKY線の見方と特徴を詳しく解説していきます。
KY線ってどれのこと?
KY線とは具体的にどこにあるのでしょう。石川啄木ではありませんが「じっと手を見る」といったことをやってみてもよくわかりません。一般的な生命線や知能線なら占いに詳しくなくてもすぐにわかります。
しかし、KY線はよくわからないという人が多いのではないでしょうか。そこで、まず始めにKY線について解説していきましょう。KY線がどういうものかがわかると相手の性格が見えてくるということもあります。
生命線と知能線が離れていること
KY線とは生命線と知能線の始点が離れているものを指します。手を見るとわかるように普通は生命線と知能線の始点はくっついていることが多いのですが、KY線はそこが離れているのです。
このような手相の場合、自意識が強く空気が読めないと思われがちですが、実はしっかり空気が読めるという特徴を持っています。生命線と知能線の離れ具合によってもその人の自由度は変わってきますが、7ミリ程度の離れ具合がちょうど良いとされています。
それ以上に離れていると、日本人の平均からも離れてしまい、性格的にも変わり者ということになるようです。
KY線という線があるわけではない
KY線という名前ですが、実はKY線という線があるわけではありません。前述したように生命線と知能線の始まるところがKY線と呼ばれているものなのです。
KY線とは生命線と知能線の始まる始点の名前だと覚えておいてください。生命線と知能線の始まるところが離れているので「KY線」を離れ型と呼ぶこともあります。KY線がどちらか片手に現れた場合と両手に現れた場合では微妙にその見方が変わってきます。
KY線を持つ人の割合
KY線は非常に稀な手相で、珍しいとされています。世界でも珍しい手相だといわれています。右手、左手、どちらに現れても珍しいと言えるでしょう。両手に現れている人はなお珍しいということになります。レアな手相ですが、具体的にどの程度の割合なのかをみていきましょう。
女性は約25パーセント
KY線の出現率は女性の方が多いといわれています。比率でいうと、25%となり、4人に1人の割合で出現することになります。
KY線の持ち主は行動力があって人の目を気にしないというところがあるようですが、女性の方がマイペースに生きているということなのでしょうか。性格には個人差がありますが、割合的には男性よりはKY線が多いのは確かです。
男性はさらに少ない
KY線を持つ男性はさらに少なくなります。男性のKY線の出現率の割合は15%となっています。6人から7人に1人という割合です。
なかなかKY線のある人を見つけることは難しいようですが、全くゼロというわけではありません。お友だちの中でKY線のある人を探してみるのも良いのではないでしょうか。手相を見てあげるのもまた一興です。
日本人には少ない
KY線のある人は特に日本人は少ないといわれています。欧米人は日本人よりこの生命線と知能線が離れているKY線が多く見られます。アメリカのオバマ元大統領の手にもKY線が現れています。
このように割合的にはアメリカ人には比較的KY線が現れている人が多いとされています。上にあげた割合はいずれも片手のみのデータです。両手の割合はさらに少なくなります。
KY線の見方と意味11個
一口にKY線と言っても、出現の仕方によっても意味や見方が違います。右手のみの場合や左手の場合、あるいは両手に現れる人もいます。また、生命線と知能線の離れている幅によってもKY線の意味が違うのです。そこで、パターンを11個に分けてそれぞれの見方について解説していきます。
右手のみ
手相の見方では、利き手に現在から未来のことが現れるとされています。日本人は右利きの人が多いので、右手で未来を見ることになります。未来の鍵を握っている右手にKY線が現れている場合は、マイペースでしっかりと自分を持っている人という意味となります。
また、その場の雰囲気を良い方向に持って行くという能力にも長けています。誰かが悪い雰囲気にしてしまった時でも、うまく話の方向を変えて良い雰囲気にしてくれます。自由を好む性格もあり、新天地へ臆することなく旅立つチャレンジャーの心も持ち合わせています。
左手のみ
多くの人が利き手ではない左手は先天的なことを表すといわれています。生まれ持った才能など潜在的な能力を表しています。左手にKY線が現れている場合は、生まれ持った能力でその場の空気を読む力を備えている人が多いといいます。
先天的にその場の空気を和ませる力を持ち合わせているのです。その先天的に備わった能力を生かし、リーダー的な存在となることが多い手相です。
両手
両手にKY線が出る手相はとても珍しい手相となります。利き手の右手が後天的な性格を意味し、左手が先天的な性格を意味します。両手にKY線がある人はカリスマ性を持ってリーダー的な存在となって人を引っ張っていく能力があります。
いつでも自分に自信を持ち、リーダーシップを余すところなく発揮する性格なので人生の成功をも手にすることができる大変ラッキーな性格です。KY線が両手に現れた場合は周りの空気がしっかりと読める上に、将来もこの能力が衰えることなく続いていくとされます。
なかなか両手に現れる手相はありませんが、あたなが両手にKY線を持っているとしたらさらにラッキーだということになります。
マスカケ線がある
KY線を構成している知能線がマスカケ線になっている手相もあります。マスカケ線とは知能線と感情線が1本につながった珍しい手相のことを指します。この手相の持ち主は、周りの空気を読むことに優れています。
また、粘り強さがあり努力家でもあるので目標に向かって突き進む強さを持っています。また、この手相の持ち主はプライドが高く、信念を持っているので人の言葉に左右されることがありません。人一倍の存在感で人に慕われる人物です。
変形マスカケ線がある
マスカケ線の中には必ずしも知能線と感情線が1本につながらない変形したマスカケ線もあります。この変形マスカケ線を構成している知能線と生命線の始点が離れているKY線が同時に現れた手相の特徴は、良くも悪くもマスカケ線の意味合いが強烈に出てくるとされています。
例えばもう下がないほどどん底に落ち込んだかと思えば、一気に頂点を極めるという両極端なところがあります。手相の見方としては、人間的にはかなりの変人とみられる向きもあります。
二重の生命線がある
KY線を構成している生命線が二重になっている手相もあります。この手相は、空気を読むことに長けていることには変わりがないのですが、前向きな性格がさらに突出して出てくるという特徴があります。気力や体力も十分にあり、何事も最後までやり遂げる力を備えています。
人を喜ばせる力も持っているので、人付き合いは良好となります。根気と粘り強さはさらに強くなっているので、どんな困難にも耐え抜くことができます。生命線が二重になっていることで生命力も2倍になっているということになります。
知能線の枝線が跳ねている
KY線を構成している知能線の枝が水星丘(小指の下のこんもりしている部分)まで跳ね上がっている手相の特徴は周りの空気を読み取ることが上手で、交渉力に長けた人物であるといいます。何事も状況に応じて的確に判断し、相手を自分のペースに引き込んでしまいます。
人を喜ばせる技を潜在的に身に付け、人当たりが良いのでビジネスに向くタイプです。高業績を残せて、若いうちからリーダーシップを取っていく人物で人からの信頼も厚くなります。
知能線が枝分かれしている
KY線を構成している知能線の末端部分が細かく枝分かれしている場合があります。この手相の特徴はしっかりと周りの空気を読み取ることができ、その場に居合わせた人たちを和やかな雰囲気にすることを得意とします。人付き合いは極めて良好で、面倒見も良く人を引っ張っていく力があります。
頭の回転が良く、どんな状況にも臨機応変に対応できるので人からの信頼も得られます。感情面では気持ちの切り替えが早く、感情をいつまでも引きずらずあっさりとしたところがあります。
離れている距離が3~4ミリ
KY線のある手相はその名前に反してしっかりと周りの空気を読むことができ、その行動は大胆で、人の面倒見が良く、リーダーシップを発揮できるというなかなか良い手相であることがわかります。しかし、KY線の離れ具合によってもその見方は微妙に違ってきます。
生命線と知能線の始点がほんの少し、3,4ミリ離れている場合の特徴は、良い意味での性格が出てくるといいます。自由を愛し、自分を愛するというkY線特有の特徴は変わりませんが、7ミリ以下の離れ具合はちょうど良い性格となるようです。
離れている距離が1センチ以上
生命線と知能線の始点が離れている割合が1cm以上ある場合は日本人としては「ちょっと変わった人」だと思われてしまいそうです。自由度がさらに増して、他人の評価は受けず、全てにマイペースなのです。空気が読めないのではなく、人の目を気にしないと言ったほうが妥当でしょう。
外国のどこかの街の写真が気に入ったと思ったら、明日にはその街に飛んでいくという自由さの持ち主です。欧米人に多いこのタイプは日本人に出現する割合はさらに少なくなります。
KY線がある人の特徴
KY線というものがなんとなく分かったっところで、次はKY線を持つ人の性格的な特徴を見ていきましょう。KY線のある人はどんな性格なのかが理解できたら、その人との付き合い方も変わってくるかもしれません。
身近にKY線を持つ人がいる人にとっては必見です。KY線のある人の特徴を覗いてみましょう。それまで知らなかったことを発見できて楽しみになります。
空気が読めない
「KY」とはまさに空気が読めないという意味ですが、KY線がある人は空気が読めないということはありません。言うならば、あえて空気を読まないと言った方が正しいでしょう。自分というものを大切にしているので、自分が納得できないことには同調できないというところがあります。
何事にもマイペースでいくので思いやりがないと思われがちですが、性格は明るく大胆な程に人を引っ張っていくというリーダーシップを持った人です。
KYの自覚がない
KY線のある人はKYの自覚がない人が多いといいます。人から指摘をされないと空気が読めないのがわからないということがあります。
たとえ人から指摘されても認めないという頑固さがあるので、感情的になり喧嘩になってしまうというところがあります。自覚がないため反省することもなく自分の道を突き進んでいくことにもなります。
自分を大切にできる
KY線がある人はある意味、自分を大切にしている人だという見方もできます。人に合わせるのが嫌いなため、わざとKYであろうとするところがあります。自分の生き方を曲げたくないあまりに人に合わせないようにするのです。考えようによっては、人に頼らなくても生きていける強さを備えています。
冗談が通じない
KY線のある人は冗談が通じない人が多いようです。周りは笑っているのに、一人だけ本気になって怒るということがあります。物事を真面目に考えすぎてしまい、冗談に受け取れないのです。そのためうまく切り返すことができずコミュニュケーションが上手にできない人がいます。
根が真面目
KY線のある人は根が真面目だという見方ができます。生真面目すぎて相手の裏や言葉に隠された本性を読み取ることができません。正直と言えば正直なのですが、相手の裏の気持ちが読めないので、うまく会話が噛み合わずその結果 KYとなってしまう場合が多いのです。
根が真面目だけになんでも一生懸命に取り組むところがあり、それが熱心だと周囲に認められることもあります。
目立つ仕事に向いている
KY線のある人は目立つ仕事に向いているという見方があります。この手相の人はリーダータイプで、周囲に合わせることが苦手だという特徴を考えると、サラリーマンよりも芸術家タイプだと言えます。具体的には芸能人やモデル、といったような一匹狼のような仕事が向いているようです。
また、アスリートとなって活躍するタイプでもあります。このような仕事について人気者となる人も多いといいます。
KY線があるか今すぐチェック!
KY線があるといっても必ずしも悪い見方ばかりではありません。あえてKYを気取ってみたり、根が真面目すぎたりという性格はありますが、それがマイナスな性格ということもありません。それよりもリーダーシップをとれる羨ましい性格だったのです。
さあ、あなたの手にもKY線があるかどうかチェックしてみましょう。両手にあったら割合として類い稀なる手相だということになります。