「揚げ足取り」の心理や特徴は?適切な対処法も詳しく解説!

「揚げ足取り」の心理や特徴は?適切な対処法も詳しく解説!

揚げ足取りをされると非常に気分が悪いものです。ところで、揚げ足取りという言葉の意味や由来、揚げ足取りをする人の心理状況や特徴、対処法についてはご存知でしょうか。どうしても付き合わなければならない人がそんなタイプで悩んでいる人は、対処法だけでも確認してください。

記事の目次

  1. 1.揚げ足取りをする人ってどんな人?心理や特徴を紹介!
  2. 2.そもそも「揚げ足取り」の意味とは
  3. 3.揚げ足取りをする人の心理
  4. 4.揚げ足取りをする人の特徴
  5. 5.揚げ足取りをする人への対処法
  6. 6.状況別の揚げ足取りをする人への対処法
  7. 7.あなたも揚げ足取りをしてるかも?チェックしてみよう!
  8. 8.自分自身も揚げ足取りな人にならないように注意しよう!

揚げ足取りをする人ってどんな人?心理や特徴を紹介!

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小さい頃に「揚げ足取り」をしてはいけないと怒られた記憶はありませんか。小さい頃にそう怒られた方も多いでしょうし、今現在、職場などでも周囲に「揚げ足取り」ばかりする人がいて嫌な気持ちを我慢しているという人も少なくないのではないでしょうか。

「揚げ足取り」という言葉は日常会話でも使うことが多い言葉ですが、その意味については正しくご存知でしょうか。また「揚げ足取り」の「揚げ足」は、揚げ物の「揚げ」と同じ感じを使っていますが、いったい何の意味がある言葉なのでしょうか。

今回は「揚げ足取り」の意味や使い方、揚げ足取りばかりする相手の特徴や対処法などについて解説していきます。職場にいる「揚げ足取り」ばかりする人への対処を学び、ストレスを少しでも軽減できるようにしましょう。

そもそも「揚げ足取り」の意味とは

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最終的には職場にいる「揚げ足取り」ばかりする人への対処法を解説しますが、その対処が効果的か否かを判断できるようにするためにも、まずは「揚げ足取り」という言葉の意味について正しい理解をしておきましょう。

まずは「揚げ足取り」の意味。そして、先ほど「揚げ物」の「揚げ」と同じ漢字を使っていることとの関連性について触れましたが、その答えとなる「揚げ足取り」の言葉の由来についても紹介します。

言葉の由来は、雑学として覚えておくだけでも役に立つ知識となりますので、せっかくの機会ですので是非読んで記憶しておいてください。

言葉尻や失敗を取り上げてやり込める行為

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それでは最初に「揚げ足取り」の意味について解説しましょう。「揚げ足取り」の意味は、「人の発言の些細な部分や言葉尻、小さな失敗を拾って、やり込めること」です。相手の些細な言い間違いや勘違いの一つ一つに対して、皮肉を交じえて責めることです。

例えば職場では、文章の誤字脱字、スケジュールの勘違いなどのちょっとしたミスに対し、その部分だけを突っ込んで責めてくるような行為が「揚げ足取り」と言われる行為になります。

なお、「揚げ足」を「上げ足」や「挙げ足」と表記することもありますが、今回紹介する意味においては「揚げ足取り」という表記をすることがほとんどです。

「揚げ足取り」の言葉の由来

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では次に、気になる「揚げ足取り」の言葉の由来について紹介しましょう。漢字を見た時に感じるのが足を揚げた物。つまりタコやイカの足を揚げた物が関係しているのではないか、ということです。しかし、もちろん答えは違います。

「揚げ足取り」の「揚げ足」は武道の世界で使われている言葉に由来しています。柔道や相撲では、相手に技をかけるときに「足を揚げる」ことがあります。この瞬間に多少のスキが生じるのですが、そのスキを狙って相手を倒すことが語源です。

相手が揚げた足を取り、逆に相手を倒すこと。ここから「相手のミスにつけこむこと」を表すようになったというのがこの言葉の由来になります。

揚げ足取りをする人の心理

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「揚げ足取り」という言葉の意味や由来について解説してきましたが、いかがでしたか。意味については多くの方がご存知だった内容かもしれませんが、由来についてはご存じなかった方も多いのではないでしょうか。

ではそんな由来を持つ「揚げ足取り」について、相手のミスに付け込むという行為を頻繁に行う人の心理的な特徴について考えていきましょう。

職場にこのタイプの人がいると対処に困りますし、周りにいる人々も時に気分を害してしまうという事も発生します。まずは、この様なタイプの方の心理状況を学び、それぞれの特徴に合わせた対処で乗り越えられるように考えてみましょう。

構って欲しい

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揚げ足取りをする人の心理特徴①として、単に「構ってもらいたい」という言わば寂しい心理状況を表現しているだけのケースがあります。

会話を続けたいと思っているものの、共通の話題が尽きてしまった/ないという状況を打破するためにと、相手の言葉の端を取り上げて会話を続けようとする、そのような審理で揚げ足取りをする人もいるのです。

職場の方、友人の方が揚げ足取りをし始めたときは、ひょっとしたらその会話の流れに入れなかったことに寂しさを感じていたことで、何らかの話題で参加したいという心理が働いているのかもしれません。

自分の自信を保ちたい

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揚げ足取りをする人の心理特徴②は、どちらかというと気の弱い人に多い傾向で、自分の自信を保つために、相手の発言の些細な部分を取り上げて責め立てたいという心理が働いているという状況です。

自分の自信が砕かれることで全てを失ってしまうという危機感を持っている方は、相手の発言に周囲が納得している状況を許容することが出来ず、相手の発言の中の些細な部分を否定することで優位な立場を維持したいという心理が働いているのです。

職場でもよくある光景で、意外に上司が部下の発言に対して揚げ足取りをするというケースも多いようです。このようなわかりやすいケースは、相手の立場も重んじてあげる余裕を持ちましょう。自分の発言に自信があれば、そこまで気にせずにおきましょう。

劣等感から不安を感じている

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揚げ足取りをする人の心理特徴③は、相手が劣等感からくる不安感を感じていることからこの行動をとってしまっているというケースです。心理特徴①の「寂しいから構ってほしい」という心理状態と少し似ている心理状態かもしれません。

自分を認めてほしい、自分は正しい評価を受けていない、その様な自己承認欲求が満たされていない状態が考えられます。自己愛が強い方に現れがちな現象です。

自己愛が強く相手を見下している

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揚げ足取りをする人の心理特徴④は、③の自己愛の強い方が、別の心理状態から揚げ足取りを行っているというケースです。自己愛が強いだけでなく、より自分を過大評価している相手に多い傾向です。

自分は優れた人物であるという自信があるため、相手が優位に立つのが我慢ならないという心理から揚げ足取りを行っているということです。もちろんそれにより、相手よりも自分が優位であることを証明しようとしているというのが特徴になります。

その自信に裏付けがないことも多いのが実態ですので、根拠を示して納得させるというよりも、相手の発言を下げることで自分の発言を正当化しようという事です。その様にして自分の自信を維持したいということです。

人を信用することができない

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揚げ足取りをする人の心理特徴⑤は、大きくは自己顕示欲を満たしたい、不安を隠したいという2つの心理が現れることが多いという特徴がありますが、一方で「人を信用することができない」という心理を表している場合もあります。

そもそも相手を信用できない、または、相手を信頼することのできない環境に置かれてしまっている。そんな理由から揚げ足取りをする人もいます。この場合は、個人的な特徴というだけでなく、環境に問題がある場合もあるので見極めが大事です。

特に環境影響が強い場合は、その様になってしまった原因が本人以外にありますので、揚げ足取り以外にもネガティブにうつる行為が増えている可能性があります。根本原因を取り除かないと対処できないケースもありますので注意しましょう。

自分の主導権の元に相手を動かしたい

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揚げ足取りをする人の心理特徴⑥は、自分が主導権を握ったうえで、相手を自由に動かしたいという心理が働いているケースです。とにかく、相手を攻めることで自分に主導権が来るように仕向けたいという強い心理が働いている状況です。

このような方は、その場の相手の意見だけでなく、相手の過去の失敗や別の機会での発言など、様々な事柄を掘り返して揚げ足取りを行ってくるようなタイプです。

揚げ足取りをする人の特徴

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さて、先ほどは揚げ足取りをする人の心理特徴を解説しました。それにも通じる部分がありますが、揚げ足取りをする人が、先ほど紹介した心理を基にして表す特徴を紹介しましょう。

この後には、それらの特徴がある方に対する対処法を説明しますが、まずは揚げ足取りをする人の特徴を掴んでいただき、それに対する対処法を学んでいただいた方が理解が進みますので、まずはしっかり読んでみてください。

職場などでは特に、上司や先輩にこの様な方がいると大変迷惑ですので、まずはこの特徴が表れているかどうかを改めて確認していただき、次の対処法を試してみてください。

自分が正しいと信じきっている

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たくさんの人が集まれば、それぞれの価値観に基づいた様々な意見が出てくるものです。その意見を多様性として認めることが出来るか否か、その部分は個人個人の裁量に拠ってしまうというのが実態です。

その様な中で、職場にもいることが多いのが、自分の意見が正しいと信じ込んでいて、絶対にその意見を曲げようとしない方です。ある種の自信に満ちた方という考え方もできますが、本当にその様な方は揚げ足取りなんていうことは行いません。

心理的には先ほど紹介したような、どちらかというとネガティブな審理が働いていることが多く、職場で上司がこのタイプの場合は非常に厄介なことになりがちです。

細かい部分まで気になって仕方がない

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続いての特徴は、何事にも細かい部分まですべてが気になって仕方が無いという方です。「え、そこ?」というような微細な部分に妙に拘りを持つタイプの方です。言い換えると完璧主義の方とも言えますが、別の見方をすると柔軟性に欠けた人とも言えます。

完璧主義の人というのは、自分がやっていることにおいて完璧を求めるだけならまだしも、相手にも完璧を求める場合が多々あります。この様な方も、自分の意見が正しいと考える傾向があり、それは相手もすべきと自信を持って考えている傾向があります。

その為、少しのズレも許せずに過度な要求へと至ってしまっているのです。職場でも時間とクオリティのバランスが取れずに、最初から順に完璧に仕上げないと気が済まないタイプの方がいらっしゃるかもしれませんが、それがこのタイプです。

プライドが高い

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他にも、プライドが高すぎるが故に揚げ足取りを行うという方もいらっしゃいます。揚げ足取りを行う場合、単純にからかっている場合もありますが、主にはミスを指摘して貶めるか自分が主導権を握ろうとすることを目的にするケースが多いようです。

これは、いずれにしても相手の意見を受け入れられないというケースがほとんどで、つまりは自分の考えを変えることができない頑固さや、自分がベストで他を下に見ているというプライドの高さがそうさせている可能性があります。

このタイプの人は、プライドの高さが邪魔をして、仮に自分の考えが間違っていたとしても、他人の意見によってその考えを変えることができないケースがあります。自分の意見を守るために揚げ足取りをするのがこの典型なのです。

相手と自分を比較し嫉妬深い

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プライドの高さとは逆で、どちらかというと劣等感を感じていることで揚げ足取りをする人もいます。このタイプは、自分に自信はないものの、相手が注目されるのを嫌悪する傾向があります。

例えば職場における打合せの場で、気になる相手の発言が他の参加者に納得されそうな状況などで、自分の存在価値を示そうとして揚げ足取りを行うような事があります。単に嫉妬深い人という言い方も出来るかもしれません。

嫉妬深さゆえに、他の人が注目されているのがうらやましい。うらやましさを誤魔化すために揚げ足取りを行って相手を貶める、もしくは自分に注目を集めさせるようにしたい。この様な心理からの行動であることも考えられます。

人生での成功体験が少ない

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ここまでの特徴を整理してみると、揚げ足取りをするような人は、どちらかというと自分に本当の意味での自信をもっている方は少ないように見受けられます。プライドが高い方などは、一見自信に満ちた人を想像するかもしれません。

しかし、本当の意味での自信を持っている方というのは、揚げ足取りを真剣にやる必要すらないのです。そう考えると、揚げ足取りをする人には成功体験が少ないのかもしれません。

成功体験が少ないからこそ、表面的なプライドを守ることに必死になってしまっているということなのかもしれません。職場では、一定程度の年数を経た中堅のすこし出来の悪い先輩にこういう傾向が見られるかもしれません。

根っからの目立ちがり屋

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他にも、根っからの目立ちたがり屋が揚げ足取りを行っているというケースもあります。自分が注目されていたいという考えの表れでもあり、誰かの発言を打ち消したり、またはその発言に対して上から潰しに行くような揚げ足取りを行うことで注目を集めたいのです。

揚げ足取りをする人への対処法

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それではここから、揚げ足取りをする人への対処法について解説します。職場の上司や先輩、同僚をはじめ、身の回りにいる揚げ足取りが好きな人への対処法として参考にしてください。

なお、どの対処法が適切なのかは状況によっても異なりますのでいくつかの方法を試しながら、ご自身なりのケーススタディを繰り返すことをおすすめいたします。

無視はせず話は聞く

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まず、相手にされないことが寂しくて揚げ足取りをする人(構って欲しい人)への対処法として、絶対にやってはいけないのが「無視」です。

このタイプの方は、自分を見て欲しい、自分の相手をして欲しいから揚げ足取りをしているわけですから、無視することでもっと面倒な事をしてくる可能性があります。

とにかく話を聞いてあげることが出来ればベストですが、話を聞くのがつらければ、「〇〇さんのおかげで本当に助かります」などと相手を褒めて話を切り上げるようにしましょう。

相手に感謝を伝える

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先ほども少し触れた事柄ではありますが、相手に感謝を伝えることは一つの有効な対処法になります。言い返したりすると話が長くなることがありますので、とりあえず感謝しておくと良いでしょう。

これは、相手が自分が上だと思っているようなケースでは特に有効で、相手はよかれと思って指摘しているようなことが多々あるのです。その指摘が承認されれば嬉しく感じるものなので、時には素直に聞いてみるのも効果的です。

感情的にならず受け流す

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無視することもしてはいけませんが、やり返すこともNG事項です。揚げ足取りをする際は、大小関わらず何らかのミス(言い間違えなども含め)に付け込んできます。逆に相手は「あなたが間違っている」という感情で話をしてきているのです。

些細なミスを指摘されることは気持ちの良い事ではありません。しかも、そのミスは大勢に影響が無いようなことが多いので、なおさらイライラしてしまいがちです。

ですが、そんな時こそグッと堪えるべき時なのです。感情的に言い返したり、やり込めてしまうと、その後の方が面倒になる可能性がありますので気をつけましょう。グッと堪えて受け流す。これがベストな対処法かもしれません。

自分の非はきちんと認める

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その受け流し方について、特に相手が職場の上司や先輩だった場合は、素直に自分の非を認めてお詫びしてしまうのが良いかもしれません。場合によっては、お詫びしたことで図に乗って更にまくし立ててくることもあるかもしれません。

その場合も、グッと堪えて受け流すという気持ちを忘れずにいることが大切です。この対処法を取り入れた当初は、最初の一言に対しては受け流せても、畳みかけられると堪えきれなくなるという事態が発生します。

あまりにしつこい様でしたら、その場だけは何とかやり過ごせるようにし、その後は出来る限り距離を置くようにするのが良いかもしれません。直属の上司の場合は、なかなかそれも出来ないかもしれませんが。

関わらないように距離を置く

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環境に拠りけりではありますが、相手と物理的な距離を取れるなら、それがベストです。打合せ等でどうしても同席しなければいけない場合は出てきますが、それ以外の機会においては、話をしないで済む距離にいるように心がけるのです。

ただし、あまりに露骨に話しかけないのも、何かのタイミングで相手に優位に立たれてしまう要因となりますので、必要最低限のことは自分から報告等を行うようにするのがポイントです。相手に弱みを握られないようにするのが大切です。

精神的に上に立って接する

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揚げ足取りをする人は、総じて寂しい心理状況に置かれている人が多いのです。そんな気持ちを理解し、自分自身は自信を持ってそれらの人と接するのが良いでしょう。つまり、相手よりも精神的優位を感じながら接するという事です。

「寂しい人が、寂しさを紛らわすために揚げ足取りをしているんだな」そんな冷めた感情で相手を見ていると、なんだかかわいそうになってきて、話くらい聞き流す程度に聞いてあげようか。そんな気持ちも持てるようになってきます。

こんな余裕を持って相手の揚げ足取りを聞き流してあげると、自分も楽になるので良いでしょう。ただし、あくまでも感情として思って臨むだけで、態度にこの気持ちが表れてしまわないように十分注意してください。

状況別の揚げ足取りをする人への対処法

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さて、先ほどは一般的・汎用的につかえる揚げ足取りをする人への対処法を解説してきましたが、ここからは特定の関係性を持った人が揚げ足取りをよくする人だった場合の対処法について解説します。

ここで紹介する特定の関係性の人というのは、最も身近な人々です。例えば恋人や友人、そして職場の上司が揚げ足取りをする人だった場合の対処法です。これらの人にも自信を持って対処できるよう、しっかり読み進めてください。

職場の上司の場合

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職場の上司への対処法としては、とにかく「素直に感謝を伝えること。そして、うまく交わすこと」です。どんな上司でも上司は上司です。仮にこちらが揚げ足を取られたと思って反発しても、実は自分が勘違いしていたというのが最悪のケースです。

上司は単にミスを指摘しただけなのに、妙に反発されてしまったらそれは上司も怒ります。今後の社会人人生においても障害になってしまう可能性も無きにしも非ずですので、まずはいったん冷静になりましょう。

先ほども紹介したように「ご指摘ありがとうございます。」などと、冷静に受け止め、感謝の意を示すというのが最適解です。

恋人の場合

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次に、恋人が揚げ足取りをする人だった場合の対処法です。恋人の場合は、どうしてイヤだと思うのであれば、残念ながら縁がなかったと諦めるというのも一つの手段です。しかし、その人と付き合っていきたいと思うのなら、性格を矯正する必要があります。

その一言に対して自分が感じたこと、嫌な気持ちをきちんと話すようにしてみましょう。仮に、恋人が他者に対して劣等感を抱いているタイプで、自分に自信がないタイプであれば、どんどん褒めて肯定してあげましょう。

人の性格はすぐに変わるものではありません。本当にその人とずっと一緒に居たいと思うのであれば、長い目で見て矯正していく覚悟が必要です。

友達の場合

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最後に、友人のなかに揚げ足取りをする人がいる場合です。その友人と深い関係でないような場合、自分から関りを持たないようにする、というのが最も簡単な対処法になります。

友人であっても、会うたびに嫌な事ばかり起きてしまうのであれば、こちらのストレスが溜まってしまいます。本来、友人と遊ぶ機会はストレスを発散する方向に行くべきことですので、割り切ることも必要です。

もし、薄くでも関係を持ちたいのであれば、大人の余裕で受け流すくらいの気持ちで接するようにしましょう。また、矯正したいと考えるのであれば、手段としては恋人を矯正するのと同じ気持ちで長い目で見て矯正する覚悟を持ちましょう。

あなたも揚げ足取りをしてるかも?チェックしてみよう!

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人には少なからず、他人から認められたいと思う感情があるものです。その為、知らず知らずのうちに他人を批判したり、自分のことが良く見えるような話し方をしてしまったりもするものです。

そのため、自分は他人の揚げ足取りなんかしないと思っていても、実はその癖を持っている可能性があるのです。そこで、最後に自分が揚げ足取りをしてしまわないかのチェック項目を紹介しますので、ここで一度、自分のことを振り返ってみましょう。

他人の粗探しをしてしまう

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最初のチェック項目は「他人の粗探しをしてしまわないか」という点です。やはり他人を意識するのは人間の性でもありますので、大なり小なり、この行動はしてしまうものです。しかし、あまりに頻繁に他人の粗探しをしてしまう人は注意が必要です。

嫌いな人の噂話や批判的意見を話してしまう

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これも人間なら仕方のない事ではありますが、人には必ず人の好き嫌いがあります。単に嫌いだと思っているうちはまだ良いですが、妬みの感情から悪い噂話、批判的な話を周囲に流布するようなことを話がちな方は注意しましょう。

この様な話を流布する場合、話しているときは自分が正しいという認識のもとで流布していることが多いので、なかなか自覚できないことが多い点には注意しましょう。

テレビの出演者の間違いを指摘してしまう

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自分の知らない人の意見に対しても常に否定的な事が無いかもチェックポイントの1つです。例えば、テレビ出演者の発言を指摘したりする場合、無意識のうちに揚げ足取りになっている場合もあります。特に、上から目線で批評している場合は要注意です。

やたら上から目線で話してしまう

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自信がない方に多いのが、やたら上から目線で物事を話すことです。先ほどのテレビ出演者への批判もそうですが、何故か常に上から目線で物事を語るようなタイプでないかを顧みましょう。

レストランやショップ店員などに横柄な態度をとることがないか、丁寧な言葉づかいでちゃんと接することが出来ているか、そんな態度が無いかをしっかり確認するようにしましょう。

自分と違う意見に反撃したくなる

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実は以外に多いのが、知らず知らずに自分と違う意見に反撃しているという事です。特に家庭内でパートナーの意見に対して反論してしまうというケースがあるので注意しましょう。

本来、自分と違う意見というのは物事を考えていくうえでは非常に貴重な意見です。様々なものの見方から物事を判断するという事は、より正しい判断を下せる可能性が増すことになります。否定するのではなく、むしろ大切にする気持ちを持ちましょう。

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自分自身も揚げ足取りな人にならないように注意しよう!

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いかがでしたか。揚げ足取りという言葉の意味や由来、揚げ足取りをする人の心理状況や特徴、対処法について解説してきました。揚げ足取りをされると非常に気分が悪いものですが、冷静な気持ちと受け流すくらいの気持ちで対処することを忘れないようにしましょう。

Randkin
ライター

Randkin

世の中の様々な事に興味を持ち、自分から積極的に情報収集を行っています。読者の皆さんが、知っているようで知らない言葉や知識。今の生活がもっと便利になるアイデアをたくさん紹介していきます。

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