男性のもみあげの切り方・整え方は？セルフカットする方法を詳しく解説！

男性の髪型には、なにより清潔感が大切です。清潔感のある髪型は女子受けも良く上司受けも良いのでいい事づくめです。清潔感を持たせつつカッコいい髪形と言えばツーブロックをはじめとする刈り上げの右に出るものはありません。

でもそんな清涼感のある刈り上げスタイルでももみあげが伸びてきてしまうと台無しです。あっという間に清潔感が下がってしまいます。男性の印象を大きく左右するもみあげの切り方をマスターしていつでも爽やかな髪形をキープしましょう。

もみあげは耳のすぐそばの顔側に映えている毛の総称で、美容業界では小鼻の付け根と耳たぶを結んだ線の上に映えている毛のことを指します。

理容室や美容室でカットしてもらうときはお任せにする方も多く、意識しない方も多いようですが、もみあげの切り方にはいくつか重要ポイントがあります。

もみあげは顔に近い場所に位置するのでカット次第で顔の印象が違ってくることもある重要なポイントです。ここではざっくりともみあげの切り方のポイントについてわかりやすくご説明します。

一般的にはもみあげの長さは耳の中心くらいまでの長さにするのがおすすめです。もみあげが長いと男らしい印象が強くなり、もみあげが短いと清潔感のある爽やかな印象が強くなります。

男らしさと爽やかさを両立させるちょうどいいもみあげの長さが耳の中心くらいまでの長さとなります。

もみあげの長さが長いとワイルドで男らしい印象を与えますが、印象が強くなりすぎることもあるので注意が必要です。長くても耳たぶくらいまでの長さにするのがおすすめです。

もみあげは顔周りに近いせいか印象が強く無精ひげと同じように感じててしまう女性も少なくありません。もみあげが長すぎると印象が悪くなってしまう場合も。耳たぶ以上の長さにする場合は顎髭と一体化させるなど個性的なスタイルにするのがおすすめです。

どんなに爽やかな印象の髪型ももみあげの毛が伸びてしまうとかっこよさも清潔感も半減してしまいます。月一で理容室に通えれば保てますが忙しくて行く機会を逃してしまうと伸びすぎてしまうことも。そんなときにも役に立つもみあげのセルフカット法についてご紹介します。

セルフカットにはバリカン、コーム、はさみ、鏡が必要です。もともと家にあるものも多いですね。コームは真っすぐなものが使いやすいですが自宅にあるもので代用できます。コームを使うことで切りすぎを防いだり肌を傷つけることを防ぐことができるのでぜひ利用しましょう。

バリカンは一度揃えておくと役に立ちます。これからそろえるようであれば刈る長さが調節できるアタッチメントがついたバリカンがおすすめです。それ以外に落ちた髪で部屋が汚れるのが気になる場合はケープなども用意しておくと良いでしょう。

まず、バリカンで長さを整えます。バリカンには刈る毛の長さを調節できるアタッチメントがついていることが多いのであればぜひ利用しましょう。

まずは全体の長さを整えるので、バリカンのアタッチメントは9mmなど長めのものを利用すると良いでしょう。その後、短めのアタッチメントに変え、耳の中心より下の部分をカットし、自然に見えるようにぼかします。

もみあげをカットしたら、コームで流れを整えます。バリカンでカットしても癖のついている毛は長いままなのでコームでもみあげを横から梳かした時にはみ出る毛をはさみでカットします。

コームを肌とはさみの間に挟むことで髪の毛の癖をとるだけでなく切りすぎによる失敗も防ぐことができます。

耳の横にコームを当てはみ出た毛を切るのははじめのうちは難しいかもしれません。耳を切らないように無理しない程度に整えましょう。

もみあげと耳の上の毛の長さに不自然さが残る場合は耳の上の髪の毛の長さを軽く刈りましょう。まずは長めのアタッチメントを使って耳回りの毛を軽く刈ります。

耳回りからもみあげが自然な印象になるように整えます。耳を少し折って耳回りの髪の毛を刈るといいでしょう。刈りすぎないように少しずつがポイントです。

もみあげの形を整えます。もみあげの形についてはいろいろあるので後程改めてご説明します。もみあげの形を整えるには、カミソリで整える方法とはさみで整える方法があります。

どちらでもやりやすい方でよいですが、髭剃りなどで使い慣れているカミソリで整えるのが良いでしょう。剃刀を使う場合は肌を傷つけないようにシェービングクリームなどを利用しましょう。はさみを使う場合はコームなどを使って切りすぎないよう注意しましょう。

もみあげのセルフケアで一番多い失敗は実は左右のもみあげが対称にならないことです。右と左のもみあげそれぞれはきれいにできているのに左右で違いが出てしまうと違和感があります。

耳たぶの半分くらいの長さなど目安を意識していればそれほど大きな崩れにはなりませんが、もみあげのカットは片方ずつの作業となるのでどうしても左右で違ってしまうこともあります。

左右非対称が目立つのはもみあげの長さと量、形です。慣れないうちは失敗してしまうこともありますが、長さの目安を守ることと時々は鏡で左右のバランスを確認することでだいぶ回避できます。

きれいに手入れをすることで清潔感の保てるもみあげですが、もみあげの形は皆さんどうされていますか？実はもみあげの形で個性を演出することができます。

もみあげのセルフケアが身についてきたら、いつもとはちょっと違ったもみあげの形に挑戦してみませんか。おしゃれなもみあげの形をご紹介します。

もみあげの形を逆三角形に整えるのが一番一般的なもみあげの形になります。逆三角形でも長さによりイメージが異なります。短めの逆三角形のもみあげ、普通の逆三角形のもみあげ、長めの逆三角形のもみあげについてご紹介します。

短めの逆三角形にもみあげの形を整えると清潔感のある爽やかな印象を与えます。もみあげの形を耳の半分くらいに頂点が来る逆三角形に整えます。耳を出す髪形など短めの髪型によく似あいます。

次に耳の付け根あたりに頂点が来る逆三角形のもみあげの形です。こちらの方が短めの逆三角形よりもオーソドックスなもみあげの切り方です。年齢を問わずどんな髪型にもしっくりくるのが魅力のもみあげの形です。

長めの逆三角形のもみあげを作る方もいらっしゃいます。もみあげが長い方はもみあげの先を尖らせると長めの逆三角形になります。

長めの逆三角形のもみあげの形は小顔効果があるとも言われていますが、顔が長く見えてしまうとも言われています。バランスが難しいので理容室やサロンでお願いした方が失敗がないかもしれません。

もみあげを短めの四角形にするものおすすめです。短く四角いもみあげは誠実できちんとした印象を与えます。会社勤めの方などは意識してされている方も多いのではないでしょうか。

耳の真ん中くらいにカットしたもみあげを直線で処理する方法です。若干耳側が下にくる斜めのラインや反対に耳側が上にくる斜めラインでカットもおすすめです。

顔立ちによってはきちんとしたを通り越して厳格なイメージを与えてしまうこともありますが、男らしいもみあげの切り方の一つです。

今風のナチュラルな髪形には相性があまり良くないですが、きちっとした短髪ならばよりキリっとした印象を与えてくれます。

もみあげをワイルドに仕上げたい方は顎髭と一体型がおすすめです。また、もみあげが長い人にも似合う形です。何と言ってもワイルドで個性的。実は小顔効果もあるとも言われています。

顎髭と一体化したスタイルはおしゃれなで個性的な印象を与えますが、注意点もあります。髭のお手入れの仕方によっては清潔感のない印象を与えかねないことです。

女子が何より嫌う不潔なイメージ出ないようにすることが大切です。もちろんビジネスシーンでも清潔感は最重要。つねに髭には清潔感が感じられるようにこまめなお手入れが必要です。

男性の髪型の印象を大きく左右するもみあげ。いつもきちんと整えておくことで印象をグンとアップすることができます。

また、目立つ場所だからこそ、個性を演出できる場所でもあります。もみあげの毛の生え癖は人によって様々ですし、顔の輪郭や髪型によっても印象が変わります。

いろいろなもみあげの切り方のレパートリーを増やしてあなたにぴったりのもみあげスタイルを見つけてください。