蛍光灯がつかない時にチェックしてみよう!
家の蛍光灯が突然つかないなんてことで困ったことは無いでしょうか。不慣れな蛍光灯の交換にトラブルはつきものです。新品に交換してもつかなかったり、交換方法がわからないなんてことも多々あります。故障なのか寿命なのかわからないなんて人も多いでしょう。
蛍光灯や電球がつかない原因は様々です。新品に交換してもつかない場合は、接触不良や他の機器の故障の可能性が考えられます。突然電気が切れてしまって不便しないように、前もって交換方法や故障時の対策を準備しておくことが大切です。
今回は蛍光灯がつかない場合の原因や、その対処方法についてまとめました。蛍光灯がつかないようになってからあたふたしないように、しっかり準備しておきましょう。
蛍光灯がつかない時の原因
蛍光灯は永遠に使えるものではありません。消耗品なのでいつかは寿命が来てしまったり、故障してしまいます。ただし新品に替えたからといって、必ずしも蛍光灯がつくとは限りません。新品に替えても蛍光灯がつかない場合は、他の原因が考えられます。
蛍光灯がつかないのには、どのような原因が考えるでしょうか。例えばグローの接触不良であったり、蛍光灯の接触不良、照明器具の接触不良など、蛍光灯だけではない原因がいくつか考えられます。
寿命がまだ来ていない蛍光灯を、誤って捨ててしまってはもったいないです。きちんと原因を把握して、無駄の無い蛍光灯の交換方法を知ることが大切です。そんな蛍光灯がつかない原因を3つまとめました。
グローの接触不良
蛍光灯がつかない時の原因の1つ目は、グローの接触不良です。グローというのは、直管蛍光灯や丸型蛍光灯などの機器を光らせるために必要なもので、放電させるために必要な機器になります。グローにも寿命があり、寿命になると接触不良を起こしがちになります。
どうしても蛍光灯のほうの寿命に意識が行きがちですが、グローのような小さな部品にも寿命や故障があることを知っておくだけで、蛍光灯がつかない原因を発見するのが早くなります。
あまり目立つことのないグローという小さな部品ですが、蛍光灯をつけるためのとても大切な部品になります。定期的にグローの状態を確認し、寿命が来ているようであれば新品に交換してあげましょう。
片方だけつかない
2つある蛍光灯を両方共新品に交換して、片方だけがつかない場合はグローが原因だとみてほぼ間違いないでしょう。蛍光灯をつけたときに、グロー管は最初に一瞬チカっと光ります。いつも何気なく見ている蛍光灯の小さな光がグローの光になります。
このグローが寿命が近かったり故障していると、光らなかったり反応しなくなります。2つある蛍光灯のうち、片方だけがつかない場合には、グローが光っているかをチェックしましょう。
グローがついていない場合はグローを新品に変えることで解決するでしょう。蛍光灯がつかないからといって蛍光灯の故障や寿命を疑うのではなく、こういったグローなどの小さな部品にも疑いを持つようにしましょう。
蛍光灯の接触不良
蛍光灯がつかない時の原因の2つ目は、蛍光灯の接触不良にあります。蛍光灯が原因という一番ベタな解決方法になりますが、蛍光灯にも様々な種類があり、様々なメーカーのものがあるので、その寿命や交換方法はまちまちで、発見をするのが意外と難しいでしょう。
蛍光灯の寿命は平均して20,000〜24,000時間だと言われています。寿命に差し掛かっている蛍光灯は、チカチカと接触不良を起こしていき、最終的には完全に光らなくなってしまいます。
いくつか蛍光灯があるうちの一つだけ寿命が来てしまった場合、同じ種類の蛍光灯に交換してあげることが大切です。色味が違って不格好になってしまったり、他のメーカーのものと混同することで寿命が早まってしまったりします。
確認方法
蛍光灯が寿命でつかなくなってしまう場合の確認方法としては、まず蛍光灯の両端をよく観察しましょう。寿命が近づいている蛍光灯は、両端がだんだん黒ずんできます。蛍光灯がそろそろ寿命かどうか知りたい場合は、両端の色を確認するといいでしょう。
もしだんだんと明るさが弱まってきたり、接触不良でパチパチと点滅することが増えたり、つきが悪いなと感じた場合は、蛍光灯の故障や寿命を疑い、新品に交換するようにしましょう。
蛍光灯の交換方法はメーカーによって様々です。また交換時の転倒でケガをしてしまうことも少なくありません。心配な人は近くの電気屋に新品交換を頼むなどして、無理をしないようにしましょう。
照明器具の接触不良
蛍光灯がつかない時の原因の3つ目は、照明器具の接触不良にあります。グローはしっかり光っているし、蛍光灯にも黒ずみがない、どちらも寿命が来ている感じでは無いのに故障してつかない場合は、大元の照明器具の接触不良を疑いましょう。
照明器具は保護パッキンや配線、電力の安定器など、複雑な部品の組み合わせでできています。そのどこか一つでも故障していれば、接触不良で蛍光灯がつかないようになってしまいます。
照明器具の交換時期は一般的に8〜10年だと言われています。それ以上もつ場合もよくありますが、8〜10年ごとにそれぞれの部品を点検し、必要であれば新品に交換するようにしましょう。
蛍光灯を新品にしてもつかない場合
蛍光灯がつかないからといって、蛍光灯を新品に交換してもつかない場合があります。せっかく家電量販店に新品の蛍光灯を買いに行ったのに、交換しても蛍光灯がつかない時のショックはかなりのものでしょう。
蛍光灯を新品にしてもつかない場合には、様々な原因が考えられます。大きく分けて蛍光灯自体に原因があるものと、蛍光灯自体ではなく、その周りの部品に原因があるものと2つの原因が考えられます。
ここでは蛍光灯を新品にしてもつかない場合の原因のうち、蛍光灯の型番が違う・蛍光灯の接続不良・蛍光灯が不良品・照明器具の故障の4つの観点から、つかない原因を探っていきます。
蛍光灯の型番が違う
蛍光灯を新品にしてもつかない場合の原因の1つ目は、蛍光灯の型番が違うことです。切れた蛍光灯の型番をしっかりチェックせずに、適当になんとなく同じようなものを買ってきてしまった際にありがちなミスになります。
似たようなものでも、蛍光灯の型番を間違っていては、いくら新品の蛍光灯でもつくことはありません。蛍光灯を交換することになれていなくて、交換方法がわからない人がなんとなく交換する際によくこのようなトラブルを起こしてしまいます。
間違った型番の蛍光灯は、使いみちもありませんし返品ができなければ最悪です。無駄足と無駄遣いになってしまわないように、蛍光灯の型番はしっかりチェックするようにしましょう。
蛍光灯の接続不良
蛍光灯を新品にしてもつかない場合の原因の2つ目は、蛍光灯の接触不良にあります。蛍光灯にも様々な種類があり、様々なメーカーのものがあるので、その寿命や交換方法はまちまちで、発見をするのが意外と難しいでしょう。
蛍光灯の寿命は平均して20,000〜24,000時間だと言われています。寿命に差し掛かっている蛍光灯は、チカチカと接触不良を起こしていき、最終的には完全に光らなくなってしまいます。
いくつか蛍光灯があるうちの一つだけ寿命が来てしまった場合、同じ種類の蛍光灯に交換してあげることが大切です。色味が違って不格好になってしまったり、他のメーカーのものと混同することで寿命が早まってしまったりします。
蛍光灯が不良品
蛍光灯を新品にしてもつかない場合の原因の3つ目は、蛍光灯が不良品であるということです。これはなかなか稀なケースで、原因を特定しにくいでしょう。蛍光灯を新品に交換してもつかない、グローも問題はない、照明器具も壊れていない。
このような場合は、まずまだ使える蛍光灯を、つかないソケットに差し込んでみましょう。それでつかない場合は、蛍光灯自体に原因があることが確定的になります。
新品なのにもかかわらず蛍光灯に原因があるということは、蛍光灯が不良品であるということです。このような場合は、購入した家電量販店やメーカーに問い合わせて、交換をしてもらうようにしましょう。各部品を疑うのに加えて、不良品かどうかも見極めましょう。
照明器具の故障
蛍光灯を新品にしてもつかない場合の原因の4つ目は、照明器具の接触不良にあります。グローはしっかり光っているし、蛍光灯にも黒ずみがない、どちらも寿命が来ている感じでは無いのに故障してつかない場合は、大元の照明器具の接触不良を疑いましょう。
照明器具は保護パッキンや配線、電力の安定器など、複雑な部品の組み合わせでできています。そのどこか一つでも故障していれば、接触不良で蛍光灯がつかないようになってしまいます。
照明器具の交換時期は一般的に8〜10年だと言われています。それ以上もつ場合もよくありますが、8〜10年ごとにそれぞれの部品を点検し、必要であれば新品に交換するようにしましょう。
蛍光灯がどうしてもつかない時の対処方法
様々な方法を試したり、それぞれの原因を探ってもわからず、いろんな交換方法を試してもどうしても蛍光灯がつかない場合は、どのように対処すればいいのでしょうか。新品の蛍光灯に替えてもつかない場合は、本当にどうしていいのかわからなくなります。
蛍光灯がどうしてもつかない場合、どのように対処すべきでしょうか。蛍光灯がつかないまま時間が経って夜が来てしまうと、真っ暗になって不便な思いをしてしまいます。そのために慌てて対処しようとすると、思わぬトラブルを起こしてしまいます。
蛍光灯がどうしてもつかない場合、わからなければ電気屋や専門業者に相談することが一番の近道です。自力で直そうとして感電などすれば命にかかわるので、絶対にやめましょう。
自力で直そうとしない
蛍光灯がどうしてもつかない場合に、大切なことはむりやり自力で直そうとしないことです。水回りなどで蛍光灯を交換する際、気をつけなければならないのは漏電の危険性です。ブレーカーを操作して作業する必要があります。
このような作業には専門的な知識が必要であり、独断で作業をするのには危険が伴います。また安定期やスイッチを修理するのには電気工事士の免許が必要なので、勝手にやっていいものではありません。
余計な作業を加えて、さらに故障を助長する可能性もありますし、大きなケガにつながる恐れもあります。無理に自分で解決しようとせず、電気工事士や専門業者を頼るようにしましょう。
テスターで電圧測定もNG
なんとなくの知識で、蛍光灯がつかないために電気が通っているかをテスターで確認しようとする人が居ますが、これは絶対にやめましょう。電気に関して無知なままテスターを使い、電線が皮膚にあたってしまうと感電の危険があります。
またショートしてしまえば、さらに修理が必要になり、時間や費用がかさばる原因になります。やはりわからないことは無理に自分で解決しようとせずに、専門業者をすぐに頼るようにしましょう。
賃貸に住んでいる場合でもし大掛かりな作業が必要になったり、専門業者を呼んで修理してもらう際、念の為に大家さんや管理会社に連絡するのも念頭に置いておく必要があります。とにかく1人でやろうと思わずに、報告・連絡・相談をすることが大切です。
蛍光灯の寿命とは?
蛍光灯がつかない場合の原因で、一番に考えられるのは蛍光灯の寿命になります。蛍光灯の寿命はおよそ20,000〜24,000時間とされています。年数で言うと約2〜4年位は持つでしょう。ですが、最初に蛍光灯を交換したタイミングを覚えている人はそういないでしょう。
蛍光灯の寿命が近づいているのを見極める方法で一番わかりやすいのは、蛍光灯がチカチカと点滅し始めたときです。蛍光灯が接触不良を起こし、点滅し始めるともうすぐ寿命がくるという合図になります。
蛍光灯はON/OFFの切り替え頻度の高さによっても寿命が大きく変わります。頻繁に蛍光灯をつけたり消したりすると早く蛍光灯が寿命を迎えてしまうため、よく使う蛍光灯はいっそつけっぱなしのほうがいいでしょう。
蛍光灯の端が黒ずんでいるか
蛍光灯が寿命でつかなくなってしまう場合の確認方法としては、まず蛍光灯の両端をよく観察しましょう。寿命が近づいている蛍光灯は、両端が黒ずんできます。蛍光灯がそろそろ寿命かどうか知りたい場合は、両端の色を確認するといいでしょう。
もしだんだんと明るさが弱まってきたり、接触不良でパチパチと点滅することが増え、つきが悪いなと感じた場合は、蛍光灯の故障や寿命を疑い、新品に交換するようにしましょう。
蛍光灯の交換方法はメーカーによって様々になります。また交換時の転倒でケガをしてしまうことも少なくありません。心配な人は近くの電気屋に新品交換を頼むなどして、無理をしないようにしましょう。
蛍光灯の交換方法
賃貸に住んでいても持ち家に住んでいても、基本的に蛍光灯は自身で交換する必要があります。蛍光灯の交換の際に正しい交換方法を知らないと、新品に交換したのにつかないということになってしまいます。
交換してもつかないで済めばいいですが、ひどい場合には感電を起こしてしまったり、照明器具を壊してしまって、余計に費用や時間が嵩んでしまうことに繋がるため、正しい交換方法を学んでおくことは大切です。
蛍光灯の交換方法において特に大切なのは、交換の際に主電源をしっかりOFFにしておくことです。これだけでもかなりトラブルを防ぐことができます。ここでは蛍光灯の種類ごとに交換方法をまとめています。
直管型蛍光灯
直管型蛍光灯がつかない場合の交換方法についてまとめます。直管型蛍光灯というのはその名の通り、真っ直ぐな管の形をした蛍光灯になります。学校の教室の蛍光灯をイメージするとわかりやすいでしょう。
直管型蛍光灯のソケット部分には、実に様々なタイプの形が存在します。切り込みタイプ・はめ込みタイプ・防水キャップつきタイプ・カバーつきタイプの4種類が代表的ですが、それぞれに交換方法が異なります。
このうち切り込みタイプとはめ込みタイプが、家庭でよく見られるタイプになります。ですがまれに防水キャップつきタイプやカバーつきタイプが採用されているマンションもありますので、それぞれの交換方法をチェックしておきましょう。
①切り込みタイプ
直管型蛍光灯の4つのタイプのうち、切り込みタイプの交換方法についてまとめます。切り込みタイプは賃貸マンションなどにおいても、一番採用されているタイプになります。一度は交換したことがある人も多いのではないでしょうか。
切り込みタイプの蛍光灯の交換方法はシンプルで、つかない蛍光灯を持ったらくるっと回して、自分の方に引っ張ってくることで取ることができます。付ける際は逆の手順で大丈夫です。
②はめ込みタイプ
直管型蛍光灯の4つのタイプのうち、はめ込みタイプの交換方法についてまとめます。はめ込みタイプも賃貸マンションなどで多く採用されている方法になります。はめ込みタイプの取り外しは、電池の取り外しをイメージするとわかりやすいでしょう。
はめ込みタイプのつかない蛍光灯の取り方は、まず片側のバネで固定されている側につかない蛍光灯を押し込み、もう片側を引っ張ってくると取れます。取り付ける際は逆の手順で大丈夫です。
③防水キャップつきタイプ
直管型蛍光灯の4つのタイプのうち、防水キャップつきタイプの交換方法についてまとめます。防水キャップつきタイプは水回りなどで水が入らないように蛍光灯の両端にキャップがついているのが特徴です。
その防水キャップを外す際に、床に落とすとキャップが割れてしまうので注意しましょう。キャップをゆるめると、あとは切り込みタイプやはめ込みタイプと同じ要領でつかない蛍光灯を外しましょう。付ける際にも、防水キャップを落とさないように注意しましょう。
④カバーつきタイプ
直管型蛍光灯の4つのタイプのうち、カバーつきタイプの交換方法についてまとめます。カバーが付いたタイプの直管型蛍光灯は非常に珍しいですが、覚えておくことで交換する際に非常に役に立ちます。
カバー付きタイプのつかない蛍光灯の取り外し方法は、蛍光灯に付いているカバーを、つかない蛍光灯の両端から真ん中に向かって押し外す、もしくはカバーを外側にずらすことで外すことができます。これも外す際にカバーを落とさないように注意しましょう。
丸型蛍光灯
丸型蛍光灯がつかない場合の交換方法についてまとめます。つかない丸型蛍光灯の交換方法は実にシンプルで、取り外す際は蛍光灯を刺さいているソケット部分から抜き出して、交換するだけです。
なかなかソケットから抜けない場合は、固定している金属パーツをよく見ましょう。支えている方向と逆方向に力を加えれば、簡単に外れるでしょう。付ける際は逆の手順で大丈夫です。
コンパクト型蛍光灯
コンパクト型蛍光灯がつかない場合の交換方法についてまとめます。コンパクト型蛍光灯にはU字型のタイプや、細い蛍光灯が連なっているタイプがあります。こちらもソケットから蛍光灯を引っ張って取り外すのみになり、逆の場合も簡単です。
電球型蛍光灯
電球型蛍光灯がつかない場合の交換方法についてまとめます。電球型蛍光灯は他の蛍光灯とは違って、左にクルクルと回して外す方法になります。付ける際は右にくるくると回しましょう。無理やり引っ張ると壊れてしまうので注意しましょう。
点灯管
点灯管がつかない場合の交換方法についてまとめます。点灯管も電球型蛍光灯と同じで、左にクルクルと回して外す方法になります。付ける際は右にくるくると回しましょう。
蛍光灯を交換する際に、点灯管がついている場合でも、点灯管も交換することをおすすめしています。点灯管は蛍光灯よりも寿命が長いですが、点灯管までつかなくなってしまうと大変なので、こまめに交換するようにしましょう。
蛍光灯がつかない時は業者に頼むのが安心安全!
蛍光灯がつかない場合の対処法や交換方法についてまとめました。十分に知識がある場合は自力で交換できますが、自信がない場合は自力で交換せずに電気工事士や専門業者に頼むのが一番確実でしょう。ケガやトラブルに気をつけて交換するようにしましょう。