BMI22は病気になりにくく健康的
BMIという言葉を聞いたことがあったり、ご存知の方も多いでしょう。BMIが22という数字は、病気になりにくく健康的な体型を意味しています。BMI22がなぜ健康で病気になりにくいのかと言われると、健康診断の結果で異常が少なかったという調査が出ているからでしょう。
痩せすぎても太りすぎても病気になりやすいと言われます。平均寿命も標準の人に比べると短いとされているので、BMI22が理想の数字と言われています。もちろん絶対にBMI22を目指さなければ健康的でないということではなく、目標値として定めるといいでしょう。
BMI22の見た目は少しぽっちゃり目な体型
BMI22の体型の見た目は少しぽっちゃり目な体型ですが、女性らしく健康的な印象を与えてくれます。少しぽっちゃりと言っても太っているわけではなく、すごく痩せ過ぎているわけでもありません。柔らかなふんわりとした肌に見える印象も好印象です。
すごく痩せている方が女性は憧れますが、男性は女性らしい丸みがある体型でぽちゃっとした方が好印象という方も多いです。痩せすぎず太りすぎているわけではないBMI22は、とても健康的と言える印象でしょう。
BMIの標準値
BMIは基準値がありますが、BMI22は基準値と比較すると標準になります。標準は18.5〜25未満を指すためBMI22は標準に入ります。やはり健康的で病気になりにくい体型と言われているだけあって、BMIも標準値に値しています。
25以上は肥満になり、高血圧や糖尿病など様々な健康リスクが高まってくると言われています。逆に18.5未満は低体重の判定になり、がんや寿命が短くなるリスクが高まります。ですからBMIが標準値にある判定は、病気になりにくい数値になるということです。
BMIとは何なのか
BMIとご紹介してきましたが、そもそもBMIとは何なのかを詳しくご紹介していきます。BMIとは肥満度を表す指標となり、Body Mass Index(ボディマスインデックス)の略称となります。太っているのか、痩せているのか、標準なのかを表してくれる指標です。
身長と体重でBMIは割り出されますが、その数値をボディマス指数と呼びます。このボディマス指数を知ることで自分の肥満度を知ることができるのです。ですからボディマス指数を知っておけば、健康管理にとても役立つと言えるでしょう。
BIMの計算方法
身長と体重でBMIを割り出すとご紹介しましたが、どのような計算方法で割り出すのでしょう。ここではBMIの計算方法についてご紹介していきます。難しいことはなく身長と体重が分かれば、簡単に計算することができます。計算式は「体重÷身長×身長=BMI」となります。
例えば身長160cmに対して体重が50kgの場合、50÷160×160=19.5という数字が出ます。同じ体重でも身長が10cmほど違ってくると50÷150×150=22.2という数字になるので、BMIは変わってきます。
逆に同じBMIの数値だとしても筋肉量や体脂肪率で体型の違いは大きく生じます。正確にBMIを知るためには、筋肉量と体脂肪率が重要となります。同じBMIでも筋肉量や体脂肪率の違いで体格が変わるので、やはり見た目の印象がとても大切になってくるのではないでしょうか。
美容体重・シンデレラ体重との差
BMI22は標準値で、とても健康的で女性らしい体型とご紹介しました。でも女性は痩せたい、細くなりたい、理想の体型になりたいなどの願望は強いです。では、BMI22の標準値よりも低いBMI美容体重とシンデレラ体重についてご紹介していきます。
美容体重のBMIは20になります。見た目の印象はほどよい感じに痩せて見え、尚且つ健康的に見える体型です。身長が150cmで約45kg、155cmで約48kg、160cmで約51kgほどの体重となります。健康的な生活を送っていれば美容体重は目指すことができます。
シンデレラ体重のBMIは17で、モデル体型でだいぶ痩せている印象です。身長150cmで約38kg、155cmで約40kg、160cmで約43kgです。美容体重と比べると7〜8kgの差があります。BMIが18以下は健康状態にも影響が出やすい体重と言われます。
BMI22の見た目についての注意点
BMI22の体型は少しぽっちゃりめに見える体型とご紹介しましたが、なぜぽっちゃり体型と言われるのでしょうか。上記でもご紹介しましたが、同じBMIでも筋肉量や体脂肪率で見た目が違ってきます。ここでは、BMI22の見た目についての注意点をご紹介していきます。
筋肉・体脂肪率でスタイルが決まる
BMIは性別や年齢、筋肉量、体脂肪率などは反映されないので、同じBMI22でも見た目は変わってきます。筋肉量が多ければ体重は重くなりますが、脂肪も多ければ体重も重くなります。しかし、筋肉と脂肪では体格の違いは一目瞭然でしょう。
筋肉量が多ければ体脂肪率は低くなり、筋肉量が少なければ脂肪が多いタイプと言えます。体重よりも筋肉と体脂肪のバランスが大切です。BMI22でも筋肉量が多い人は引き締まったスタイルに見えるでしょう。ダイエットには体重よりも筋肉量、体脂肪率の減少が関わってきます。
年配ならばBMIは高めでも大丈夫
基本的にBMI指数は成人(大人向け)の判定基準になります。ですから年配の方などは、むしろ肥満より痩せている方が危険と言われてます。痩せすぎのBMIの方は年配になるに連れて、死亡率が高くなります。BMIと死亡率について研究結果についてご紹介していきます。
40〜50代の女性はBMIが約22がもっとも死亡率が低い数値です。60代でBMIは約23、70代でBMIは約24という数値が死亡率が低くなっています。では、年配の方は痩せるより太った方がいいのでしょうか。と言っても単純に太ればいいというわけではありません。
年配の方は脂肪は増えるが、筋肉が増えないという傾向があります。肥満になってしまうとなかなか痩せにくかったり、免疫力の低下も心配になってきます。ですからBMIも大事ですが、生活習慣や体質などの健康管理をしっかり行い改善していくことが大切です。
BMI22の女性におすすめのダイエット方法
BMI22の女性で、見た目がぽっちゃりと見える体格をスリムにさせたいとダイエットに励む人も多いでしょう。ただ間違ったダイエットで体重ばかりを減らしても、リバウンドや体調不良につながってしまうのでNGです。
ここでは、BMI22の女性におすすめのダイエット方法をご紹介していきます。一体どんなダイエット方法があるのでしょう。正しいダイエット方法を知って、ぽっちゃりな見た目からスタイルの良い体型を目指してダイエットに励んでみましょう。
軽い運動
やはりダイエットに運動は欠かせないので、まずは軽い運動からスタートしてみましょう。ヨガや筋トレなど今は携帯などでも動画を見ることができるので、隙間時間を見つけて毎日少しずつでいいので継続して行いましょう。
また自宅でも気軽に運動できるアイテムが多く販売されていますから、忙しい方でも自宅でトレーニングすることが可能です。それでもどんな運動から始めていいのか迷う方は、縄跳びからスタートするのがおすすめです。まずは軽い運動をして理想の体型を目指しましょう。
パーソナルトレーニングもおすすめ
運動するのがダイエットには欠かせないとご紹介しましたが、継続できるか、どうやって運動したらいいのか分からないという方もいるでしょう。そんな時は、スポーツジムのパーソナルトレーニングを活用するのもおすすめです。
特に女性は運動の仕方に不安を感じる方もいるので、プロの力を借りるのも手です。マンツーマンで指導してくれるので運動の仕方はもちろん、食事の管理も指導してくれます。ご自身に合ったトレーニング法を指導してくれるので魅力的です。
パーソナルトレーニングはご自分を甘やかしてしまって、挫折してしまうかもしれないなんて方にもおすすめです。またプロの指導が受けられるので、効果も出やすいというメリットもあります。費用はかかりますが、ダイエットには理想な方法ではないでしょうか。
プチ断食
BMI22の女性におすすめなのがプチ断食です。プチ断食ですから1日だけ行う方法で、何日も断食を続けるわけではありません。プチ断食をすることによって、ダイエット効果はもちろん、便秘が改善されたり、美容効果も期待できると言われています。
プチ断食をすることで老廃物を排出するデトックス効果があるので、そのためにプチ断食を行う方も増えているようです。便秘でお腹がポッコリの見た目の方は、老廃物の排出はダイエット効果にも繋がるので定期的に行ってみるといいかもしれません。
プチ糖質制限
プチ断食は頑張れないかもという方は、プチ糖質制限をして理想の体型に近づけてみましょう。ストレスを感じながらの食事制限は辛いですから、1日3食を食べる中で1食だけ糖質制限を行うという方法です。お米やパン、小麦製品を1食抜いてみましょう。
糖質制限を3食全て抜いてしまうのは大変ですから、まずは1食の糖質制限抜きを継続して行って下さい。結果はすぐには出ませんが、長期的に行うことでダイエット効果が出てくるでしょう。もちろん無理をしないで、体調を見ながら行うことが大切です。
BMI22の女性のダイエットの注意点
ダイエットを行う際に、間違ったダイエット方法を行っている方もいるかもしれません。もちろん食べないダイエットをすれば、体重は落ちていきますが健康維持はできません。正しいダイエットの知識を知って、継続できるようにダイエットに励みましょう。
ここでは理想の体型に近づけるように、BMI22の女性のダイエットの注意点5つをご紹介していきます。リバウンドしないように、健康管理を維持しながら注意点に気をつけてダイエットを成功させましょう。
筋肉量を増やす
BMI22は標準体型と言われ少しぽっちゃりと見えるとご紹介しました。でも筋肉量が多ければ引き締まって見えますし、もちろん体脂肪率も低くなってきます。筋肉の方が重いので体重は変わらなかったり、増えたりしますが、見た目はスリムな体型になります。
やはり体重の数字だけをみるのではなく、見た目の体型が大切です。食事管理も大切ですが、筋肉量を増やすことがダイエットに効果的です。筋肉量が増えると基礎代謝も上がり脂肪燃焼にも繋がります。ダイエットには基礎代謝アップが理想と言われています。
体脂肪を減らす
女性の理想と言われる体脂肪は20〜29%と言われており、29%以上は肥満、20%以下は痩せすぎの体脂肪です。上記でもご紹介したように筋肉量が増えれば、自然と体脂肪も減少していきます。逆に体脂肪は高いけど、見た目は痩せているから大丈夫と安心してはいけません。
これは隠れ肥満といって内臓に脂肪が付いている状態になります。内臓脂肪が多いと生活習慣病になりやすく、がんや脳卒中、心筋梗塞が発症しやすいリスクが高まります。痩せていても体脂肪率が高い人は要注意です。
ですから、理想の体脂肪を維持できるように筋トレや運動は欠かせません。食事制限だけではなく、筋肉量を増やしていくことが体脂肪を減らしていくポイントです。筋肉量を増やし体脂肪を減少させていきましょう。
むくみを失くす
女性はむくみやすい方が多く、生理前などもむくみやすい方は多くいるでしょう。筋肉量も体脂肪率も標準の範囲なのに、むくみやすいという方は様々な原因が考えられるでしょう。塩分過多、ストレス、アルコールの過剰摂取、睡眠不足などが挙げられます。
他にもセルライトが多い方は老廃物や水分が蓄積されやすいので、むくみの原因になってしまいます。セルライトでむくみに悩んでいる方は、マッサージが効果的です。特にお風呂上がりは血行が良くなっているので、マッサージをすると効果的と言えるでしょう。
あまり強くマッサージはしないで、イタ気持ちいいぐらいの力で行いましょう。むくみがなくなりスッキリして疲れも取れます。他にもエステサロンなどでセルライトの施術を行っているところが多くありますので、試してみるのもいいかもしれません。
無理のない規則正しい生活を送る
健康にもダイエットにも、やはり無理のない規則正しい生活を送ることが大切になってきます。なかなか規則正しい生活を送るのは簡単なようで難しいです。忙しい日常に多くの睡眠時間の確保、バランスのとれた食事に運動と現代人には時間が足りないかもしれません。
まずはできるところから生活を見直して、生活習慣を送ってみましょう。食生活はなるべく自炊に切り替える、決まった時間に食事をするなどを心がけましょう。睡眠時間が不足している方は、1日のスケジュールを見直し睡眠時間を確保しましょう。
定期的な運動を続ける
定期的な運動を生活の中に取り入れることで、運動が習慣化して健康的にダイエットに取り組むことができます。運動をすることでダイエット効果はもちろん、ストレス発散効果もあると言われています。運動を習慣化することでたくさんのメリットが生まれます。
運動により血流が良くなり、脳内にフレッシュな酸素を含んだ血液がたくさん増えていきます。脳細胞が活性化されて、記憶力や想像力がアップするので勉強や仕事も効率よくはかどるでしょう。とは言え運動を習慣化することはなかなか難しいです。
まずは運動の目標を低めに設定して、達成できるようになったら徐々に目標を上げていきましょう。やらなくてはいけないとストレスを感じない程度から始めると、運動を習慣化することができます。定期的な運動でダイエットを成功させ、ストレスフリーの生活を送りましょう。
BMI22の女性は筋肉をつけて理想のスタイルを目指すのがおすすめ
BMI22の女性でぽっちゃり体型の方は、筋肉をつけて理想のスタイルを目指すのがおすすめです。筋肉をつけることで体脂肪も減少して、引き締まったスタイルを手にすることができます。バランスの良い食事、定期的な運動がとても重要でした。
ここでご紹介したダイエット方法や注意点を参考に、理想の体型作りに励んでみましょう。継続することで必ず結果が出てきますので、無理なく楽しんでダイエットに取り組みましょう。ダイエットは健康的に行うことが大切です。