クリックポストの追跡番号の確認方法を紹介!
フリマアプリの普及が広まり、物を送る機会が増えていますが、物を相手に送るときに便利なのがクリックポストです。今回は、クリックポストとは何かという基本的なところから、追跡番号で郵便物を追跡する方法など、クリックポストについて詳しく紹介します。
クリックポストとは
クリックポストは、とても便利なサービスです。そこで、ここではクリックポストがどのようなサービスなのか、分からない方にも分かりやすく紹介します。また、クリックポストで郵便物を送る方法についても詳しく紹介します。
全国一律運賃で荷物を送れるサービス
クリックポストとは、日本郵便が行っているサービスで、2020年現在では、日本全国一律198円で荷物を送ることができます。クリックポストで送ることが可能な荷物のサイズは、長さが14cmから34cm、幅が9cmから25cm、厚さが3cm以内、重量が1kg以内となっています。
クリックポストが便利な点は、ネットで運賃を決算することができ、クリックポスト用の印字したラベルを荷物に貼って、近所の郵便ポストに入れるだけで荷物を送ることができます。
荷物を出すために、わざわざ郵便局やコンビニに出向いたり、手書きで宛名を書く必要がなく、とても便利なサービスになっています。宛名はクリックポスト専用のラベルを使用しますが、このラベルを作成する方法は、後ほど詳しく紹介します。
フリマアプリやオークションの発送に便利
クリックポストは、フリマアプリやオークションで商品を相手に送る際に、とても便利なサービスになっています。フリマアプリやオークションで取引する商品のほとんどが服やCD、コスメなど小型の物でしょう。
そんな小型の物を送るときにクリックポストを利用することで、安い運賃で荷物を送ることができます。また、ポストに投函するだけなので、何時でも荷物を送ることができ、手間と時間が省けて、フリマの取引相手に素早く商品を発送することができます。
また、商品を受け取る側も、郵便物を受け取る際、自宅のポストに投函されるため、家にいなくても確実に荷物を受け取れるため便利です。
追跡番号によるお届け状況の確認も可能
クリックポストは、郵便物の追跡サービスがあります。追跡サービスがあることで、フリマアプリやオークションの取引相手とのトラブルを避けられる可能性が高くなります。
更に、追跡サービスを利用することで、送った荷物が届いたか確認することができるため、安心して荷物を送ることができます。追跡サービスを利用する際は、荷物の追跡番号が必要になってきます。
クリックポストを利用して商品を送ったときの荷物の確認方法や、クリックポストの追跡番号が反映されるタイミングなどについては、後ほど紹介します。
クリックポストの追跡番号の確認方法
クリックポストで荷物を送り、追跡サービスを利用するためには追跡番号が必要になってきます。続いては、クリックポストの追跡番号を取得する方法や追跡番号の桁数、また荷物の追跡番号を確認する方法を紹介します。
追跡番号の取得の仕方
クリックポストの追跡番号を取得する方法を紹介する前に、クリックポストの利用方法を紹介します。まず、クリックポストを利用するには、「Yahoo! JAPAN ID」か「Amazonアカウント」でログインする必要があります。
この2つのアカウントを持っていない場合は、まずどちらかのアカウントを取得するところから始めましょう。そして、日本郵便の公式ホームページから「クリックポスト」のページに移動します。
次に、「Yahoo! JAPAN ID」か「Amazonアカウント」のどちらかでログインします。ログインができたら、クリックポストを利用する初回のみになりますが、利用者情報など必要事項を入力し、登録を行ないます。
そして、宛先など送りたい荷物の情報を入力し、Yahoo!ウォレットかAmazonPayで198円の運賃の支払い手続きを行います。必要事項の入力が全て終了したら、表示されているラベルを印刷します。
追跡番号はこのラベルに記載されています。追跡番号の詳しい記載場所は、「追跡番号の記載場所」で紹介します。最後に宛先が入力されているラベルを荷物に貼れば、荷物を出す準備は終了です。
後は、最寄りの郵便ポストに投函するか、郵便局の窓口に持ち込むだけで完了です。最初の利用者情報を入力するところが、面倒に感じるかもしれませんが、一度入力しておけば、2回目以降は利用者情報を入力する必要がありません。
クリックポストを利用する際の注意点
クリックポストを利用するのが初めてで、分からないことも多く利用する際に不安になることもあるでしょう。そこで、クリックポストを利用するときの注意点を紹介します。
クリックポストでは、送れない物や配送方法、運賃の支払い方法など、クリックポストを利用する際に発生しやすい疑問点など細かく紹介します。
クリックポストで送れない物
クリックポストでは、現金や信書、貴金属を含む貴重品は送ることができません。また、当たり前ですが、爆発物や毒性の強いものなどを含む危険物なども送ることができません。
また、ゆうパックなどで良くあるサービスですが、クリックポストでは、「天地無用」や「逆さま厳禁」、また「冷蔵」や「冷凍」の指定もできません。クリックポストはポストに投函して郵便物を送るため、他の郵便物を汚す可能性があるものは避けましょう。
フリマアプリやオークションで商品をやり取りするときは、送る商品がクリックポストで送っても壊れないか、クリックポストの送ってはいけない物に含まれていないか確認してから、荷物を送りましょう。
時間指定や着払いはできない
クリックポストは、送り先のポストに直接投函する配送方法であるため、配送時間や日時指定をすることはできません。クリックポストで荷物を送った場合、基本的には差出日の翌日か翌々日には荷物が届くので、追跡サービスを利用しつつ、荷物の到着を待ちましょう。
また、クリックポストは、宛先のラベルを作成する際にクレジット決算されるため、着払いや代金引換は行えません。更に日本郵便のサービスで、急ぎの郵便物や手紙などを速く配達してくれる「速達」というサービスがあります。
しかし、クリックポストは「速達」を行っていません。クリックポストは、できないことが多く感じられるかもしれませんが、その分、198円という安い運賃で荷物を送ることができ、便利なサービスになっているので、是非、利用してみて下さい。
追跡番号の記載場所
荷物を追跡する際に必要になるクリックポストの追跡番号は、どこに記載されているのでしょうか?クリックポストの追跡番号は、印刷した宛名ラベル内に記載されています。
クリックポストの宛名ラベルを印刷すると、宛名などの情報が記載されている封筒に貼るラベルと、クリックポストを利用する際の注意事項が記載されているラベル、クリックポストで発送できない物が記載されているラベル、利用控えのラベルの4枚があります。
追跡番号は、利用控えラベル内にある「お問合せ番号」で確認することができます。荷物を送る相手にも追跡番号を知らせることで、相手も荷物の追跡ができるため、安心してサービスを利用することができます。
追跡番号の桁数は?
追跡番号の確認方法について紹介しましたが、続いては追跡番号の桁数について紹介します。追跡番号は全部で12桁になっています。「○○○○‐○○○○‐○○○○」という番号体系になっており、この12桁を番号検索することで荷物を追跡することができます。
クリックポストの追跡番号が分からない時はどうする?
クリックポストの追跡サービスを利用するには、追跡番号が必要であることを紹介しましたが、何らかの理由で追跡番号が分からない場合は、荷物を追跡することはできないのでしょうか?追跡番号が分からない場合の対処法について紹介します。
送る側が控えるのを忘れた場合
桁数12桁の追跡番号は、宛名ラベルの利用控えに記載されていると紹介しましたが、荷物を送る側がこの利用控えのラベルを誤って処分してしまい、追跡番号が分からないということがあるでしょう。
クリックポストを利用して荷物を送った側が、追跡番号が分からないときは、クリックポストのマイページで、簡単に桁数12桁の追跡番号を取得することができます。
クリックポストのマイページにログインすると、申込日時とお問合わせ番号などを取得することができます。このマイページでは、配達情報も記載されているため、追跡番号を使って荷物を追跡しなくても、荷物が配達されているかを確認することができます。
受け取る側が分からない場合
クリックポストを利用して荷物を送って貰う側が、桁数12桁の追跡番号が分からない場合、分からない追跡番号は調べられません。つまり、荷物を送った側に教えて貰うしか、追跡番号を取得する方法が無いということです。
フリマアプリやオークションなどで、商品を購入して、クリックポストで荷物を送ったという趣旨の連絡が来て、追跡番号の記載が無く追跡番号が分からない場合は、送った側に追跡番号を教えて貰えるようにお願いをして、桁数12桁の追跡番号を取得しましょう。
クリックポストで追跡する方法
クリックポストの桁数12桁の追跡番号を取得し、確認する方法を理解したところで、続いてはクリックポストで送った荷物の追跡番号を使って追跡する方法を紹介します。追跡番号さえ分かっていれば、追跡サービスはとても簡単に利用することができます。
郵便局のHPの個別番号検索より追跡
クリックポストで送った荷物を追跡する場合、桁数12桁の追跡番号が分かっていれば、郵便局のホームページにある「郵便追跡サービス」から送った荷物を追跡することが可能です。
また、追跡したい荷物が複数ある場合も、パソコンから「郵便追跡サービス」を利用すると、10通まとめて桁数12桁の追跡番号を入力することができるため便利です。
「郵便追跡サービス」を携帯で利用すると、追跡番号は1通ずつしか検索できないため、複数の荷物を追跡する場合は、パソコンで「郵便追跡サービス」を利用することをおすすめします。
追跡番号を入力して追跡スタート
クリックポストで送った荷物を追跡する具体的な手順を紹介します。まず、先ほど紹介した「郵便追跡サービス」にクリックポストの桁数12桁の追跡番号を入力します。
入力を終えたら、「追跡スタート」ボタンを押すだけで、荷物を追跡することができます。この「郵便追跡サービス」はパソコンと携帯、どちらでも桁数12桁の追跡番号を入力して利用することができます。
クリックポストの追跡結果の注意点
クリックポストの具体的な追跡方法を紹介しましたが、クリックポストの荷物は、どのような追跡ステータスで追跡が確認できるのでしょうか?また、クリックポストで送った荷物は、どのタイミングで追跡サービスが利用できるのでしょうか?
中継は記録されない
まず、クリックポストを利用して出した荷物の追跡を、どのような形で確認できるのかを紹介します。クリックポストの追跡ステータスは、「引取」、「到着」、「お届け先にお届け済み」の3つになります。
「引取」は、郵便物を送った側の最寄りの郵便局が郵便物を確認したことを表し、「到着」は郵便物を受け取る側の最寄りの郵便局に郵便物が届いたことを表します。そして、「お届け先にお届け済み」は、郵便物が送り先のポストに届けられたことを意味します。
クリックポストのサービスを提供している日本郵便は、ゆうパックというサービスも提供しています。このゆうパックの追跡ステータスは、「引取」と「到着」の間に「中継」が記録されていますが、クリックポストには「中継」が無いという違いがあります。
追跡番号が反映されるタイミングは?
続いては、クリックポストの桁数12桁の追跡番号が反映され、追跡番号を入力することで、追跡ステータスの情報を取得できるタイミングについて紹介します。
まず、郵便物を送るために、クリックポストの宛名ラベルが貼られている郵便物を郵便ポストに投函します。そして、郵便局員が郵便ポストの郵便物を回収します。
その後、郵便物が郵便局に集められて、クリックポストの宛名ラベルに記載されているバーコードをバーコードリーダーで読み取り、荷物の情報が取得されます。
このバーコードが読み取られて荷物の情報が取得できたときに、追跡ステータスが「引取」となり、追跡サービスが利用できるようになります。つまり、郵便ポストに投函した時点では、追跡サービスを利用することができません。
追跡サービスがいつから利用できるようになるか気になる場合は、郵便物を投函した郵便ポストの郵便物の回収時間を確認し、その回収時間より少し後に追跡サービスを利用すると、追跡番号が反映されている可能性が高いでしょう。
クリックポストの追跡番号の反映は時間がかかる
クリックポストは、追跡番号が反映されるまで少し時間がかかります。しかし、198円で日本全国に荷物を送ることができたり、郵便ポストに荷物を投函できたりと、とても便利なサービスになっています。クリックポストを利用して、安くて楽に荷物を送りましょう。