ぬか漬けの美味しい食べ方を伝授!取り出した後は洗うor絞るどれが正解?

ぬか漬けの美味しい食べ方を伝授!取り出した後は洗うor絞るどれが正解?

体に良くて美味しいぬか漬けは、人気の漬物です。今回はぬか漬けの美味しい食べ方についてたっぷりとご紹介します。ぬか漬けの栄養やぬか漬けを洗う方法をはじめ、ぬか漬けをアレンジしたおすすめの食べ方などをチェックして美味しくぬか漬けを食べましょう。

記事の目次

  1. 1.ぬか漬けの美味しい食べ方を知っていますか?
  2. 2.ぬか漬けの栄養素と効果
  3. 3.ぬか漬けの食べ方
  4. 4.ぬか漬けの塩分が気になる時は?
  5. 5.ぬか漬けを美味しくアレンジ!おすすめの食べ方
  6. 6.ぬか漬けの美味しい食べ方を試してみよう!

ぬか漬けの美味しい食べ方を知っていますか?

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カラダに良い発酵食品がブームになっている現在、人気を集めている漬物が「ぬか漬け」です。ぬか漬けと聞くと年配の方が食べる料理のイメージがありますが、ぬか漬けは現在若い方の間でもブームになっています。

わざわざぬか漬けを家で漬ける方も大変多いです。今回は意外と知られていないぬか漬けの美味しい食べ方についてご紹介します。ぬか漬けが大好きな方も、普段なかなかぬか漬けを食べないという方も美味しい食べ方でぬか漬けを味わってみてください。

ぬか漬けの栄養素と効果

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最近ブームになっている発酵食品である「ぬか漬け」は、たくさんの栄養が含まれているのが人気のポイントになっています。美味しいだけでなく栄養満点のぬか漬けは、若い女性の間でもブームになっています。

ぬか漬けを食べるとカラダに良い効果がたくさんあるので、健康の為や美容の為にぬか漬けを毎日の食生活に取り入れることをおすすめします。

おなかの調子を整えてくれる乳酸菌、痩せやすいカラダを作ってくれる酵素など、ぬか漬けに含まれているさまざまな栄養をご紹介します。

植物性乳酸菌

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ぬか漬けに含まれている栄養素の「植物性乳酸菌」は、動物性の乳酸菌と比べて10倍の種類がある乳酸菌です。植物性乳酸菌は、ぬか漬けをはじめとする漬物や味噌などのさまざまな食品に含まれています。

植物性乳酸菌の1番の効果は「整腸作用」です。この栄養素は腸の環境をしっかりと整えてくれます。また腸管免疫を活性する働きがあり、カラダの外から侵入してきた最近やアレルゲンが体内に入るのを防いでくれます。

しっかりと生きて腸まで届く植物性乳酸菌は、腸内環境を整えるのにかかせない大切な栄養です。そんな植物性乳酸菌がぬか漬けにはたっぷり含まれています。

酵素

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ぬか漬けに含まれている「酵素」は、ダイエットでも注目されることが多い栄養素です。酵素ドリンクなどの酵素ドリンクも人気があります。酵素は大きく3つに種類が分かれています。

食べ物を消化させる働きがある消化酵素、体内に吸収した栄養を実際に働かせる代謝酵素、食材に含まれている食物酵素があります。ぬか漬けの栄養素である食物酵素は、消化酵素を助けてくれる働きがあります。

それにより、良い消化活動をすることができデトックス効果も期待できます。酵素不足になると病気になりやすいので、多くの酵素をカラダに取り入れましょう。

ビタミンB群

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ぬか漬けに含まれている「ビタミンB群」は、尿中に排出される栄養素なので一度にたくさん摂取しても安全な栄養です。ビタミンB群とは、ビタミンB1、B2、ナイシアン、パンテトン酸をはじめとする8種類の栄養素のことをいいます。

ビタミンB群の働きは、エネルギー代謝の補酵素になります。代謝をスムーズに行う為に、かかせない栄養素になります。ビタミンB群はぬか漬け以外にも、豆乳、バナナ、ココナッツ、豆、ペッパーなどに多く含まれている栄養素です。

ビタミンA

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ぬか漬けに含まれている「ビタミンA」は、レチノール、レチナール、レチノイン酸をまとめた総称になります。ビタミンAの中でも主要な成分であるレチノールには、目や皮膚の粘膜を健康に保つ、抵抗力を強めるといった役目があります。

また、最近ではレチノールは発癌物質を軽減する効果もあると注目されています。ビタミンAは、脂溶性ビタミンで体内に蓄積しやすいので過剰摂取には注意する必要があります。ぬか漬けに含まれている程度のビタミンAであれば、安心していただくことが出来ます。

ビタミンE

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ぬか漬けに含まれている「ビタミンE」は、油脂に溶ける脂溶性ビタミンで体内の脂質の酸化を防いでくれる働きがあります。体内の細胞膜の酸化による老化、血液のLDLコレステロールによる動脈硬化、生活習慣病の老化などに関連する疾患を予防してくれる効果があると期待されています。

ビタミンEはぬか漬けのほか、アーモンドなどのナッツ類、うなぎ、たらこ、西洋かぼちゃ、アボカドなどに多く含まれています。食物から摂取するのはおすすめですが、サプリや薬からの摂取は注意してください。

カルシウム

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ぬか漬けにはたくさんの「カルシウム」も含まれています。カルシウムは丈夫な歯や骨をつくってくれる大事な栄養素になります。

体内のカルシウムは99パーセントが歯と骨の栄養になっており、残りの1パーセントのみが血液などの体液や筋肉の組織となっています。1パーセントのカルシウムが、出血を止める、神経の働き、生命の維持という大切な役割をしています。

カルシウムは牛乳、海藻、小魚、大豆、緑黄色野菜などに多く含まれている栄養素です。牛乳コップ一杯で220ミリグラムのカルシウムを摂取可能です。

食物繊維

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ぬか漬けに含まれている「食物繊維」は、人間の消化酵素では消化出来ない食べ物の中に含まれている成分のことをいいます。食物繊維を多くとることで、便の量を多くしたり、心筋梗塞、糖尿病、肥満といった生活習慣病の予防に働きかけます。

その為、便秘がちな方は食物繊維をたっぷり摂取するのがおすすめです。ぬか漬けのほか、穀物、豆、いも、きのこ、海藻、野菜、果物などに食物繊維が多く含まれています。野菜の中でもレタスやキャベツは特にたくさんの食物繊維を含んでいます。

ぬか漬けの食べ方

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昔からある食べ物の「ぬか漬け」ですが、意外と正しい食べ方を知っている方はそう多くはありません。ぬか漬けは食べる前に洗うべきなのか、水気を絞るべきなのかなど、ぬか漬けの食べ方には疑問がたくさんあります。

ぬか漬けはスーパーで購入するのはもちろん、自宅でも簡単に作ることが出来る栄養満点の美味しい食べ物なので、ぬか漬けの正しい食べ方を確認してより美味しく効果的にぬか漬けをいただきましょう。ぬか漬けの食べ方をご紹介します。

ぬかは洗う?

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ぬか漬けにはたっぷりのぬかが付いているので、ぬか漬けを一度洗う方がほとんどです。ぬかから取り出したぬかは、1度サッと水で洗うのが通常の食べ方です。

ぬか自体がカラダに悪いわけではないですが、ごっそりぬかが付いていると食べづらいのでぬかを落とす為に洗うのがおすすめです。

ぬか漬けを洗う際は、ごしごし力を入れて洗う必要はありません。食材についているぬかを水で洗い流す感覚で洗うようにしましょう。力を入れなくてもサッと洗うだけで簡単にぬかは落ちます。

魚のぬか漬けは洗わないでOK

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ぬか漬けはぬかを落とす為に洗うことをおすすめしますが、すべての食材というわけではありません。ぬか漬けを洗う際には、例外になる食材もあります。ぬか漬けを洗わない方が良い食材は「魚」です。

魚をぬか漬けにするのは珍しいですが、1度ぬか漬けとしていただくとクセになるほど美味しいです。魚のぬか漬けは洗うことによって水っぽくなってしまうので、洗うのは避けた方が良いです。洗うのではなく、魚をまな板の上に置いてぬかを丁寧に取り除いていただくのがおすすめです。

ぬか漬けは絞る?

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ぬか漬けをはじめとする漬物は、絞る派の方と絞らない派の方がいます。結論からいうと、ぬか漬けは絞っても絞らなくてもそこまで栄養にも影響しないので、好みの食べ方でいただくのがおすすめです。

しょっぱめの味付けが好きという方は絞らない食べ方、あっさりとした味が好きという方は1度ぎゅっと絞って塩分を落としてからいただくのがおすすめです。

食材によっては、あまり水気がないものもあるのでそういった食材の場合は無理に絞る必要はありません。また、葉物の場合はぬか漬けを絞りすぎるとシャキシャキとした食感が損なわれるので注意してください。

ぬか漬けの塩分が気になる時は?

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ぬか漬けはたくさんの栄養を含んでいる食べ物ですが、それと同時にぬか漬けにはたくさんの塩分が含まれています。ぬか漬けをつけているぬか床には、塩も混ぜ込んでいるのでしっかりと塩分も食材にしみ込んでいます。

その為、ぬか漬けはいくらカラダに良くて美味しいからといって、あまり食べすぎるのはよくありません。ぬか漬けを食べる際は、塩分のことを考えて少なめの量にしたり塩分を少しでも抑える食べ方でいただくのがおすすめです。

野菜は切らないで漬ける

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ぬか漬けはお好みの漬け方で漬けることができますが、少しでも塩分を抑えたいなら野菜をカットせずにそのままの状態で漬けるのがおすすめです。

きゅうりやなすなど水分の多い野菜をカットしてからぬか床につけると、カットした切り口からどんどん塩分を吸収してしまいます。

そのため、カットしていない状態でそのまま漬けると塩分を抑えることが出来ます。そのままの状態で漬けると、塩分の摂取を防ぐだけでなく時短にもつながるのでおすすめです。

水気の多い野菜を漬ける

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ぬか漬けの塩分が気になるという方は、水分をたっぷり含んでいる野菜をぬか漬けにするのがおすすめです。水分の多い野菜を使用することによって、塩気が早く抜けるので塩気を抑えることが出来ます。

ぬか漬けにおすすめの水分の多い野菜は、特に人気なのが「きゅうり」です。まるまる一本漬けることが出来るきゅうりは、ぬか漬けに向いています。他にも、白菜、キャベツ、大根といった水分の多い野菜はぬか漬けに向いています。

冷蔵庫で保存する

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ぬか漬けの塩分を抑えたい時は、ぬか漬けを冷蔵庫に保存することをおすすめします。ぬか漬けを冷蔵庫に保存することによって、冷蔵庫の低い温度により菌がゆっくりと働くので塩分控えめのぬか漬けが出来上がります。

冷蔵庫に保存することで塩分を控えめにするだけでなく、冷たい食感を楽しむことが出来るので夏の暑い季節にも美味しくいただくことが出来ます。

ぬか漬けを美味しくアレンジ!おすすめの食べ方

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ぬか漬けはそのまま食べてもとても美味しい食べ物ですが、アレンジして食べるのもおすすめです。ぬか漬けは、意外と知られていませんがいろいろなアレンジを楽しむことが出来る食べ物です。

和洋中などさまざまなジャンルの料理にアレンジすることが出来るので、普通の食べ方にはもう飽きたという方はぬか漬けのアレンジレシピを参考にしてみてください。ぬか漬けの数あるアレンジレシピの中でも特におすすめの美味しいアレンジレシピをご紹介します。

食べ方①きゅうりのぬか漬けでザーサイ風

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ぬか漬けを使用したおつまみにおすすめのアレンジレシピが「きゅうりのぬか漬けでザーサイ風」です。きゅうりのぬか漬けでザーサイ風は、きゅうりのぬか漬け1本、醤油小さじ1、ごま油小さじ1、一味唐辛子が必要材料になります。

ぬか漬けを食べやすい大きさに千切りにし、醤油とごま油をかけるだけで出来上がるとても簡単なアレンジレシピです。お好みで一味唐辛子をかけていただくと、ピリリとした辛さを楽しむことが出来ます。醤油の変わりに牡蠣醤油を使うにもおすすめです。

食べ方②ぬか漬けサラダ

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「ぬか漬けサラダ」は、ぬか漬けと好きな野菜だけで出来る簡単なアレンジサラダです。用意する材料はぬか漬け、好きな野菜、チャーシュー、ごま油、塩、韓国海苔です。

つくり方は、ざく切りにカットした好きな野菜、ぬか漬け、チャーシューを調味料と韓国海苔を混ぜるだけです。

ドレッシングを使わずに美味しいサラダを作ることが出来るのでおすすめです。ぬか漬けの食感が良いアクセントになっています。あまった野菜で作ることが出来る節約レシピです。

食べ方③古漬けパスタ

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「古漬けパスタ」は、ぬか漬けや酸っぱくなった漬物で作ることが出来るパスタです。用意するのは、パスタ、漬物、オリーブオイル、赤トウガラシ、にんにく、かつおぶし、海苔です。

お好みで桜海老や大根を使用するのもおすすめです。漬物はあらかじめみじん切りにしておきます。フライパンにオリーブオイルをひき、赤トウガラシにんにくを軽く炒めます。

そこに古漬けとパスタのゆで汁をいれパスタを追加します。お皿に盛った後に醤油、海苔などをトッピングすれば出来上がりです。

食べ方④古漬けそうめん

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「古漬けそうめん」は、ぬか漬けや古漬けを使用した夏にぴったりのアレンジレシピです。用意するのはぬか漬け、揚げ玉、そうめん、ねぎ、麺つゆ、しそ、しょうがです。そうめんをゆでて、冷水で薄めた麺つゆをかけます。

そしてそこに適量の古漬け、青ネギ、揚げ玉をトッピングすると完成します。暑い夏や食欲のない日でも美味しく食べることが出来るおすすめのレシピです。

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ぬか漬けの美味しい食べ方を試してみよう!

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いかがでしたか。ぬか漬けはこんなに魅力たっぷりの美味しい食べ物です。ぬか漬けは美味しいだけでなく栄養もたっぷり含まれているので、毎日少しずついただくのがおすすめです。

定番の食べ方はもちろんですが、今までしたことがないアレンジを加えて新しいぬか漬けの食べ方を楽しむのもおすすめです。

いろいろな野菜や食材をぬか漬けにすることが出来るので、食べるだけでなくぬか漬けを作る工程も楽しむことが出来ます。今まで食わず嫌いだった方も、是非ぬか漬けを食卓に取り入れてみて下さい。

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ライター

erierieri1

東京の下町生まれのerierieri1です。街巡りやお酒を飲むことが大好きです。みなさんが楽しめるような記事をお届けしたいです。よろしくお願いします。

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