おすすめのマスタードシードを紹介!
マスタードシードと聞くと、特有の苦みと香りがあり、使うのはチョット敬遠してしまうという人もいる様です。ところが、この苦みと香りが料理の質を高めてくれると、重宝にしてる人は多くいる様です。
鼻に抜ける様なツンとした特有の香りとスパイシーな風味感が、様々な料理との相性が良いと評判が高く、世界各国で使い勝手の良いスパイスとして使われています。おすすめのマスタードシードを紹介します。
マスタードシードとは
マスタードシードは、中国・タイ・インドからイタリア・エチオピアなど中央アジアからヨーロッパ・地中海沿岸まで広い地域に分布している、アブラナ科の一年草の種子を乾燥させたもの言います。
その形状は、1から2mmくらいの丸い粒状をしています。色見は、種類により異なりますが「黒(ブラック)」「褐色(ブラウン)」「黄色(イエロー)」が一般的です。
マスタードシード自体は無臭ですが、すりつぶして水分を加えることで、特有の香りが出てきます。種類ごとにマイルド・刺激的や鼻にツンとくるという辛味が特徴と言われるマスタードシードです。
カレーやピクルスにも使われるスパイス
マスタードシードは、酢・ハチミツ・塩などを加えて一週間ほど置くと自家製マスタードとして使うことができます。実際、マスタードシードは、粒でもすりつぶしても料理には、使い勝手の良いスパイスです。
すり鉢を使ってすりつぶしたマスタードシードは、カレーのスパイスとして使われたりします。またマスタードシードは、お酢とハーブと合わせてピクルスとして使ったりすることができるスパイスです。
マスタードパウダーとの違いは?
マスタードシードは、もともと1mm・2mmの粒状のものです。このマスタードシードを、粒のままやすりつぶして使うという様にして、マスタードシードの特徴を活かした使い方をしています。
この様に、マスタードシードの状態でマスタードパウダーの違いを区分しています。粒の状態が、マスタードシード。そのマスタードシードをすりつぶして、粉末にしたものがマスタードパウダーと言います。
マスタードシードの種類
世界の調味料として使われているマスタードシードは、原産地(国)により種類が異なります。そんなマスタードシードの種類は、3種類(ブラック・ブラウン・イエロー)あります。
それぞれマスタードシード原産地ごとの特徴はありますが、特有な香りと辛味があることでは共通しています。種類の使わけの楽しみは、インド料理にはインド産・タイ料理にはタイ産などの使い分けができます。
ブラック・マスタード
マスタードシードの種類で、小粒で外皮が黒いブラック・マスタードがあります。別名「黒からし」とも呼ばれるブラック・マスタードは、刺激的な辛味があることが特徴です。
わさびにも似たツンと鼻に抜ける様な辛味があり、3種類のマスタードシードの中でも、一番辛い特徴のあるブラック・マスタードです。ブラック・マスタードは、粒マスタードの材料にも使われています。
ブラウン・マスタード
マスタードシードの種類で、褐色がかった色見でブラック・マスタードに似た「ブラウン・マスタード」があります。3種類の中では、使い勝手の良いマスタードシードといわれ、幅広い使われ方がされています。
刺激的な風味感は、ブラック・マスタードほどではありませんが、3種類の中では中辛的で、マイルドさが感じられる中に辛味成分があるという幅広い料理に多く使われているブラック・マスタードです。
イエロー・マスタード
マスタードシードの種類で、粒が大きくて薄く黄色みがかかった「イエロー・マスタード」があります。色見からホワイト・マスタードと呼ばれることもありますが、マイルドな風味感が特徴です。
他の2種類のマスタードシードと比べて、マイルドで甘み成分の強いため、他の2種類と合わせて、味にまろやかさを出すときなどに使われたりします。ナッツに様な香りが特徴のイエロー・マスタードです。
マスタードシードの選び方
幅広い使い方ができるスパイスで人気のマスタードシードは、ブラック・ブラウン・イエローの3種類あることを紹介してきました。実際使う段になると、どのような選び方があるのか迷います。
マスタードシードの選び方には、様々なポイントがあります。そしてマスタードシードには、一度開封すると辛味や風味が飛びやすいという性質もあります。そんなことを踏まえ選び方のポイントを紹介します。
種類で選ぶ
マスタードシードの選び方のポイントに「種類で選ぶ」と言う方法があります。マスタードシードの種類は、何度も言ってきましたがブラック・ブラウン・イエローの3種類があります。
辛味が強いブラック・ややマイルドなブラウンそしてマイルドなイエローという様です。料理の種類とそれぞれの好みの味・風味感などを参考に、マスタードシードの種類で選ぶおすすめの選び方です。
産地で選ぶ
マスタードシードの選び方のポイントに「産地で選ぶ」という方法があります。その産地は、アジア・ヨーロッパや東アフリカなど多くの国と地域に広がっています。
そしてマスタードシードは、産地でも種類や特性があり、その国・地域の料理にマッチしたマスタードシードの使い方などがあります。そんな産地で選ぶおすすめの選び方があります。
ブラックマスタードの産地は、イタリア・エチオピア・中央アジア。ブラウンマスタードは、中央アジア・中国・インド。イエローマスタードは、カナダ・インド・タイ・オーストラリアです。
容器のタイプで選ぶ
マスタードシードの選び方のポイントに「容器のタイプで選ぶ」という方法があります。マスタードシードの量にもよりますが、瓶詰やチャック付きの袋が使い勝手も良くて選びやすいです。
辛味や風味が飛びやすい性質のマスタードシードは、開封した後に密封できる容器のタイプがおすすめです。種類別に密封できる瓶などもおしゃれです。この様に容器のタイプで選ぶおすすめの選び方です。
製造年月日が新しいものを選ぶ
マスタードシードの選び方のポイントに「製造年月日が新しいものを選ぶ」という方法があります。鮮度の良し悪しは、食材に大きな影響を与えます。マスタードシードも同じで、製造年月日には神経を使います。
一度開封すると、なるべく早く使い切ることがマスターシードの鮮度を保つ方法です。辛味や風味感が飛んでしまうマスタードシードの性質を考え、製造年月日が新しいものを選ぶというおすすめの選び方です。
おすすめの人気マスタードシード11選
特有な香りと辛味が楽しめるスパイスとして人気のマスタードシードは、多くのメーカーから販売されています。辛い・ややマイルド・マイルドなど辛味や原産国などによって商品内容が異なります。
そこで、おすすめの人気マスタードシードを調べてみました。メーカーそれぞれの扱い方法などもありますが、賞味期限や原産国などを含めておすすめの人気マスタードシード11選紹介します。
①ギャバン マスタードシードホール
ギャバン マスタードシードホール
参考価格: 216円
マスタードシードの中でもピリ辛感のあるギャバン マスタードシードホールは、粉末を温水で練ると酵素が働き香りたち、鼻にツンとくる辛味が生まれます。
カレーの風味付けには欠かせないと人気のギャバン マスタードシードホールは、ピリッとくる辛味が味の深みを感じさせてくれると人気です。
原材料名 | マスタードシード |
---|---|
賞味期限 | ー |
サイズ(g) | 100 |
原産国 | カナダ |
②アリサン イエローマスタード・シード
マスタードシードの中でも、発芽させて食べると美味しいと人気のアリサン イエローマスタード・シードは、もちろん料理のスパイスとしても効果的に使えるというものです。
賞味期限12か月で、100g・500gと1kgの3種類があります。保存方法は、直射日光・高温多湿を避けて冷暗所保存のアリサン イエロー・マスタードです。因みに、原産国はインドと紹介されています。
③S&B マスタードシード
マスタードシードでおすすめの「S&B マスタードシード」があります。マイルドな辛味と豊かな風味の洋からしと説明されているS&B マスタードシードは、カレーやステーキなどの風味づけに最適です。
賞味期限36ヶ月で、ワンタッチ式キャップの容器で使いやすいと人気です。そんなS&B マスタードシードは、内容量20gで185円(税別)で販売されています。
④有機ブラックマスタードシード
有機ブラックマスタードシード
参考価格: 1,296円
マスタードシードでも、揮発性の刺激的な辛味と風味のあるスパイスと、有機ブラックマスタードは紹介されています。プチプチとしたマスタードシードの食感が肉料理に相性が良いと人気です。
そんな有機ブラックマスタードは、オーガニックなスパイスとしても様々な食材と絡み合うという使い勝手があり、おすすめの人気マスタードシードです。
原材料名 | 有機マスタード |
---|---|
賞味期限 | 18ヶ月(未開封) |
サイズ(g) | 100g |
原産国 | インド |
⑤神戸アールティー イエローマスタードシード
マスタードシードで、少しのマイルド感が特徴の「神戸アールティー イエローマスタードシード」です。ホットドッグやサンドイッチ・ソーセージと相性のいい洋からしと説明されています。
賞味期限730日・内容量250gの神戸アールティー イエローマスタードシードは、税込み350円で販売されています。手軽に使える神戸アールティー イエローマスタードシードは、おすすめの人気商品です。
⑥TOMIZ マスタードシード ブラウン
TOMIZ マスタードシード ブラウン
参考価格: 444円
マスタードシードで、南インド風カレーによく利用されていると説明されているTOMIZ マスタードシードブラウンです。ホールを軽く挽いて使うとより良い風味感が楽しめます。
ブラウン・マスタードシードのややマイルドという特性が十分に感じられて、カレー以外の料理にも相性が良くて、使い勝手が良いと人気のTOMIZ マスタードシードブラウンです。
原材料名 | マスタードシード |
---|---|
賞味期限 | 730日(未開封) |
サイズ(g) | 18.1g |
原産国 | インド |
⑦FAUCHON マスタードシード
マスタードシードで、120年の歴史を持つフランスのスパイスブランド「FAUCHON マスタードシード」です。マイルドな辛味のマスタードシードは、ステーキなどに合うと人気です。
賞味期限(開封前)36ヶ月・内容量36gのFAUCHON マスタードシードは、税別325円で販売されています。カナダ産のマイルドな辛味がおすすめのFAUCHON マスタードシードです。
⑧神戸アールティー ブラウンマスタードシード
マスタードシードで、辛味と刺激が強い「神戸アールティー ブラウンマスタードシード」と言う説明がされているインド原産の人気マスタードシードです。
カレーのスタータースパイスに使われたり、ピクルスなどのスパイスとして使い勝手が良いといわれる神戸アールティー ブラウンマスタードシードは、賞味期限730日・内容量250gで、税込み250円で販売されています。
⑨マスコット マスタードシード イエロー
マスタードシードで、粒のままでマリネやピクルスの風味づけが効果的にできる「マスコット マスタードシード イエロー」は、人気のスパイスです。
頻繁に使うマスタードシードとしておすすめの内容量45gのマスコット マスタードシード イエローは、粒のままで料理の風味づけやあらびきして風味付けするなどおすすめの人気マスタードシードです。
⑩TOMIZ オーガニックマスタードシード イエロー
TOMIZ オーガニックマスタードシード イエロー
参考価格: 444円
マスタードシードで、辛味がマイルドなTOMIZ オーガニックマスタードシード イエローです。ホールを軽く挽いて使うと、辛味・風味がより一層増すと人気のマスタードシードです。
様々な食材と相性が良く使えるオーガニックスパイスとして、人気のTOMIZ オーガニックマスタードシード イエローは、マイルドな辛味がおすすめの人気マスタードシードです。
原材料名 | 有機マスタードシード |
---|---|
賞味期限 | 730日(未開封) |
サイズ(g) | 20g |
原産国 | オーストラリア |
⑪マスコット マスタードシード ブラウン
マスタードシードで、香ばしい香りとほのかな辛味のある「マスコット マスタードシードブラウン」は、インド料理やソースの香りづけに使い勝手が良いと人気のマスタードシードです。
内容量45gの瓶詰のマスタードシードは、原産国カナダで初めてピクルスなどに使うという人には、ややマイルドな辛味感のあるマスコット マスタードシードブラウンおすすめの人気マスタードシードです。
おすすめの人気マスタードシード一覧比較表
商品 | ||||
---|---|---|---|---|
商品名 | ギャバン マスタードシードホール | 有機ブラックマスタードシード | TOMIZ マスタードシード ブラウン | TOMIZ オーガニックマスタードシード イエロー |
価格 | 216円 | 1,296円 | 444円 | 444円 |
原材料名 | マスタードシード | 有機マスタード | マスタードシード | 有機マスタードシード |
賞味期限 | ー | 18ヶ月(未開封) | 730日(未開封) | 730日(未開封) |
サイズ(g) | 100 | 100g | 18.1g | 20g |
原産国 | カナダ | インド | インド | オーストラリア |
商品リンク |
マスタードシードを使った自家製マスタードレシピ
マスタードシードを使って自家製マスタードシードを作るというイメージは、なかなか思い浮かびません。マスタードシードは、お店で買うものという意識が強くあり、手作りしようなど思いもよりません。
しかしマスタードシードは、手作りすると市販のマスタードシードよりも深みのある風味感を味わえるというのです。新鮮でフレッシュなスパイスを使って作る手作りマスタードシードのレシピを紹介します。
用意する材料
マスタードシードの手作りレシピを紹介するには、用意する材料の調達から始めます。粒マスタードシードとフレンチマスタードの2種類のレシピに関係する材料を紹介します。
粒マスタードは、マスタード(粒)大さじ2とブラウンマスタード(粒)大さじ1と白ワインビネガー・塩・砂糖です。フレンチマスタードは、マスタード(粉末)大さじ1と白ワインビネガー・塩・砂糖です。
作り方
マスタードシードの手作りレシピに必要な材料が用意できると、作り方のレシピに入ります。基本、粒マスタードはマスタードの粒々感を楽しむレシピです。
又フレンチマスタードは、黄色いマスタードでイメージ的には、洋からしの様にゆるやかな状態のマスタードです。作り方は、このフレンチマスタードが簡単です。
粒マスタードの作り方
粒マスタードの作り方のレシピは、まず用意した粒マスタードシード2種類を器に入れて、ひたひたになるまで水を入れて約1時間置きます。
そして水けを吸った粒マスタードシードを、スプーンの背中などで、お好みの大きさにつぶします。スパイスの香りが出てきます。そして、いくらか粘り気も出てきます。
次に、白ワインビネガー・塩・砂糖を入れて良くかき混ぜます。途中、硬さなどを見て白ワインビネガーで硬さを調整したりします。この様にすると新鮮な手作りマスタードが出来ます。
フレンチマスタードの作り方
フレンチマスタードの作り方のレシピは、とても簡単です。用意した材料全部を、一つの器に入れて混ぜるだけでできてしまうのです。具体的には、次の様にしていきます。
用意した粉末のマスタードシードと白ワインビネガー・塩・砂糖を器にいっぺんに入れて、良くかき混ぜるだけのレシピです。硬さを調整するには、白ワインビネガーを足すと柔らかくなります。
このようにすることで、新鮮で香りの良い粒マスタードやフレンチマスタードができます。市販のものに頼らずに、自分好みのマスタードシードが手作りできるという簡単レシピです。
おすすめのマスタードシードを試してみよう!
世界規模で使われている刺激的な辛味と香りが特徴のマスタードシードは、様々な国や地域でつくられ、そして使われています。料理を美味しくするスパイスのひとつです。
そんなマスタードシードの使い方や選び方そして手作りレシピなど紹介しました。そして、意外に近くにあるスパイスという事を知りました。そんな、おすすめのマスタードシードを試してみませんか。